変動額の算定 のサンプル条項

変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。(鋼材類と同様) 3-2-2に記載したとおり、下記の方法により算出した資材や機材等の運搬に係る燃料油の合計値(V3)よりも、該当する資材や機材等の運搬に係る実際の燃料油の購入数量の方が少ない場合は、V3は実際の購入数量とする。 ・各種資材とは、当該工事において実勢価格が変動している主な資材である。 ・資材運搬に係る燃料費の購入数量・購入時期・購入先・購入価格が証明されたものを対象とする。その際には、下記の計算式より対象数量を算出する。 Q※1=L÷S×(P×K)※2÷N1×N ※1:整数止めとし小数点以下切り捨て ※2:( )の計算結果を有効数字第3位を四捨五入し、有効数字2桁 Q:燃料油数量(ℓ) L:運搬距離(km) ※片道 【プラント及び工場等から現場までの距離】 S:規制速度(km/h) 【各々で算出】 P:運搬機械の機関出力(kw) 【建設機械等損料算定表 参照】 K:時間当りの燃料消費率(ℓ/kw-h) 【土木工事標準積算基準書参照】 N1:運搬車1台当り資材数量(単位) 【積載量÷資材単位体積当たり重量】 N:搬入数量(単位) 【対象数量】 ※運搬距離については、適正と認められる範囲内の距離とする。 【計算例】
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。 (ケース1:増額に係る場合) 変動額 =(M(変鋼)-M(当鋼)) M(当鋼)(価格変動前の鋼材類の金額) = 設計時点の実勢価格(消費税込) × 対象数量× 落札率 = { p1×D1 + p2×D2+……+ pm×Dm }×k×105/100
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。(鋼材類と同様) (ケース1:増額に係る場合) 変動額 =(M(変油)-M(当油)) M(当油)(価格変動前の燃料油の金額) = 設計時点の実勢価格(消費税込) × 対象数量× 落札率 = { p1×D1 + p2×D2+……+ pm×Dm }×k×105/100
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。 鋼 鋼 変動額 = ( M変更 - M当初 ) M 鋼 当初 (価格変動前の鋼材類の金額) =設計(入札)時点の実勢価格 (消費税込) × 対象数量 × 落札率 ={ p1×D1 + p2×D2+……+ pm×Dm }×k×105/100 M 鋼 変更 (価格変動後の鋼材類の金額) =変動後の実勢価格 (消費税込) × 対象数量 × 落札率 ={ p'1×D1 + p'2×D2+……+ p'm×Dm }×k×105/100 鋼 鋼 ※ただし、上記の式に基づき算出したM変更よりも、実際の購入金額の方が安い場合は、M変更,は実際の購入金額とする。
変動額の算定. 1-6及び1-7の算定式に基づき、変動額を算出する。(鋼材類と同様)
変動額の算定. 〇 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。(鋼材類と同様) 〇 工期末の2ヶ月前までに請求を行う。 〇 なお、上記の請求を行った場合は、請求日に関わらず、工事開始日以降に調達した品目についてスライドの対象となる。 <解説> ・単品スライド条項の請求は、工期内で必要な協議期間及び契約変更手続きに要する期間が確保できるよう、工期末の2ヶ月前までを原則とする。 ・協議開始から協議終了までの期間として14日間を確保することが一般的であるが、工期末の直近で請求があった場合など十分な協議期間が確保できないことも考えられることから、協議期間については、受発注者協議の上、適切に措置する必要がある。 〇 単品スライド額の算定にあたって、「請負代金額・対象数量」は、「最終的な全体工事費・契約数量」をもって行うことが原則であることから、協議開始日までに、単品スライド分を除く精算変更(全体スライド及びインフレスライドを含む)をすること。(原則) 〇 その後、受発注者協議の上で単品スライド額を確定し、契約により最終請負代金額を確定させる。 ・しかしながら、最終的な数量の確定までに期間を要する場合などこれによりがたい場合も想定されるが、その場合は、受注者や技術企画室とも十分調整の上実施すること。
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき,変動額を算出する。 変動額= ( M変更- M当初 ) M当初(価格変動前の材料の金額) =設計時点の実勢価格(消費税込) × 対象数量× 落札率 ={ p1×D1 + p2×D2+……+ pm×Dm }×k×105/100 M変更(価格変動後の材料の金額) =変動後の実勢価格(消費税込) × 対象数量× 落札率 ={ p'1×D1 + p'2×D2+……+ p'm×Dm }×k×105/100 ※ ただし,上記の式に基づき算出したM変更よりも,実際の購入金額の方が安い場合は,M変更,は実際の購入金額とする。 p :設計時点における各対象材料の単価 p':搬入時点における各対象材料の実勢単価 D :各対象材料について算定した対象数量 k :落札率 P :対象工事費 (落札率95%の工事の場合) 設計単価(円) 70,000 設計図書の数量(t) 90 ◯年4月 ◯年5月 ◯年6月 各月の実勢価格(円) 74,000 78,000 83,000 搬入または購入時の価格(円) 71,000 75,000 78,000 搬入または購入時の数量(t) 20 30 50 ○搬入数量(100t)>設計図書の数量(90t)のため対象数量は設計図書の数量 (90t)とする。 ○価格変動前の金額:M当初 = 設計時点の実勢価格×対象数量×落札率×(1+消費税率) =70,000×90×0.95×1.05=6,284,250 ○価格変動後の金額:M変更(実勢価格) = 搬入月の実勢価格(加重平均)×対象数量×落札率×(1+消費税率) 74,000×20+78,000×30+83,000×50 = ×90×0.95×1.05=7,155,067 20+30+50 ○実購入額:M変更(実購入額) =搬入月の実購入額(加重平均)×対象数量×(1+消費税率) 71,000×20+75,000×30+78,000×50 = ×90×1.05=7,153,650 20+30+50 ※この場合は、価格変動後の金額M変更は、実購入額を採用 ○変動額M変更-M当初 =7,153,650-6,284,250=869,400
変動額の算定. 1-5の算定式に基づき、変動額を算出する。(鋼材類と同様) 油 油 変動額 = ( M変更 - M当初 ) 油 M当初(価格変動前の燃料油の金額) =設計(入札)時点の実勢価格 (消費税込) × 対象数量 × 落札率 ={ p1×D1 + p2×D2+……+ pm×Dm }×k×105/100 M 油 変更 (価格変動後の燃料油の金額) =変動後の実勢価格 (消費税込) × 対象数量 × 落札率 ={ p'1×D1 + p'2×D2+……+ p'm×Dm }×k×105/100 油 油 ※ただし、上記の式に基づき算出したM変更よりも、実際の購入金額の方が安い場合は、M変更,は実際の購入金額とする。
変動額の算定. 1 - 5 の算定式に基づき、 変動額を算出する。 鋼 鋼 変動額 = ( M 変 更 - M 当 初 ) 鋼 M 当 初 ( 価格変動前の鋼材類の金額) = 設計時点の実勢価格 ( 消費税込) × 対象数量 × 落札率 鋼 = { p 1×D 1 + p 2×D 2+ … … + p m×D m }×k ×105/ 100 M 変 更 ( 価格変動後の鋼材類の金額) = 変動後の実勢価格 ( 消費税込) × 対象数量 × 落札率 = { p'1×D 1 + p'2×D 2+ … … + p'm×D m }×k ×105/ 100 鋼 鋼 ※ ただし、 上記の式に基づき算出したM 変 更 よりも、 実際の購入金額の方が安い場合は、 M 変 更 ,は実際の購入金額とする。 p : 設計時点における各対象材料の単価 p ': 搬入時点における各対象材料の実勢単価 D : 各対象材料について算定した対象数量 k : 落札率 P : 対象工事費