Contract
電子計算機処理等の契約に関する情報取扱特記事項 (情報を取り扱う際の基本的事項) | 2 前項ただし書の場合において、甲が当該資料等の廃棄を指示した 場合、廃棄方法は焼却、シュレッダー等による裁断、復元困難な消去等当該情報が第三者の利用に供されることのない方法によらなけ |
第1条 この特記事項(以下「特記事項」という。)は、委託契約約款 (以下「約款」という。)の特記条項として、電子計算機処理等(開発、運用、保守及びデータ処理等をいう。)の委託契約に関する横浜市 (以下「甲」という。)が保有する情報(非開示情報(横浜市の保有する情報の公開に関する条例(平成12年2月横浜市条例第1号)第7条第2項に規定する非開示情報をいう。以下同じ。)及び非開示情報以外の情報をいう。以下同じ。)の取扱いについて、必要な事項を定 めるものである。 | ればならない。 |
3 第1項の場合において、乙が正当な理由なく指定された期限内に情報を返還せず、又は廃棄しないときは、甲は、乙に代わって当該情報を回収し、又は廃棄することができる。この場合において、乙は、甲の回収又は廃棄について異議を申し出ることができず、甲の 回収又は廃棄に要した費用を負担しなければならない。 | |
(報告及び検査) | |
第9条 甲は、委託契約期間中必要と認めた場合は、乙に対して、情報の管理の状況及び委託業務の履行状況について報告を求めるこ とができる。 | |
2 情報を電子計算機処理等により取り扱う者(以下「乙」という。)は、情報の保護の重要性を認識し、この契約による業務を遂行するための情報の取扱いにあたっては、甲の業務に支障が生じることのない よう、情報を適正に取り扱わなければならない。 | |
2 甲は、委託契約期間中必要と認めた場合は、乙に対して、電子計算機を設置する場所及び情報を保管する施設その他の情報を取り 扱う場所で検査することができる。 | |
(適正な管理) | |
第2条 乙は、この契約による業務に係る情報の漏えい、滅失、き損及び改ざんの防止その他の情報の適正な管理のために必要な措置を 講じなければならない。 | 3 前2項の場合において、報告又は検査に直接必要な費用は、乙の負担とする。ただし、甲の故意又は過失により、過分の費用を要した 分については、甲がこれを負担しなければならない。 |
2 乙は情報の取扱いに関する規定類を整備するとともに、情報の適正な管理を実施する者として管理責任者を選定し、甲に通知しなけ ればならない。 | (事故発生時等における報告) |
第10条 乙は、甲の提供した情報並びに乙及び再受託者がこの契約による業務のために収集した情報について、火災その他の災害、盗難、漏えい、改ざん、破壊、コンピュータウイルスによる被害、不正な利用、不正アクセス等の事故が生じたとき、又は生ずるおそれがあることを知ったときは、速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとす る。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。 | |
3 乙は、第1項の目的を達成するため、電子計算機を設置する場所、情報を保管する施設その他の情報を取り扱う場所において、入退室の規制、防災防犯対策その他の安全対策を講じなければなら ない。 | |
4 乙は、委託業務に着手する前に前2項に定める安全対策及びx x責任体制について甲に報告しなければならない。 | (引渡し) |
第11条 乙は、約款第27条第2項の規定による検査(以下「検査」という。)に合格したときは、直ちに、契約の履行の目的物を納品書を添えて甲の指定する場所に納入するものとし、納入が完了した時をも って契約の履行の目的物の引渡しを完了したものとする。 | |
5 乙は、第2項及び第3項に定める乙の安全対策及び管理責任体制に関し、甲が理由を示して異議を申し出た場合には、これらの措置を変更しなければならない。なお、措置の変更に伴い経費が必要と なった場合は、その費用負担について甲乙協議して決定する。 | |
(契約の解除及び損害の賠償) | |
(従事者の監督) | 第12条 甲は、次のいずれかに該当するときは、この契約の解除及び 損害賠償の請求をすることができる。 |
第3条 乙は、この契約による業務に従事している者(以下「従事者」という。)に対し、この契約による業務に関して知り得た非開示情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用しないよう、必要かつ適切な監督を行わなければならない。この契約が終了し、又は解 除された後においても同様とする。 | |
(1) この契約による業務を遂行するために乙又は再受託者が取り扱 う非開示情報について、xxは再受託者の責に帰すべき理由による漏えい、滅失、き損及び改ざんがあったとき。 | |
(2) 前号に掲げる場合のほか、特記事項に違反し、この契約による 業務の目的を達成することができないと認められるとき。 | |
(収集の制限) | |
第4条 乙は、この契約による業務を遂行するために情報を収集する ときは、当該業務を遂行するために必要な範囲内で、適正かつxxな手段により収集しなければならない。 | 2 甲は、乙が特記事項前条の規定による検査に不合格となったとき は、この契約を解除することができる。 |
(著作xxの取扱い) | |
(目的外利用の禁止等) | 第13条 この契約により作成される成果物の著作xxの取扱いにつ いては、約款第5条の規定にかかわらず、次の各号に定めるところによる。 |
第5条 乙は、書面による甲の指示又は承諾があるときを除き、この契約による業務に係る情報を、当該業務を遂行する目的以外の目的 で利用してはならない。 | |
(1) 乙は、著作xx(昭和45年法律第48号)第21条(複製権)、第26条の3(貸与権)、第27条(翻訳権、翻案xx)及び第28条(第二次著作物の利用に関する原著作者の権利)に規定する権利を、 目的物の引渡し時に甲に無償で譲渡するものとする。 | |
(複写、複製の禁止) | |
第6条 乙は、あらかじめ甲の指示又は承諾があった場合を除き、この契約による業務を遂行するに当たって、甲から提供された非開示情報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。ただし、契約による業務を効率的に処理するため乙の管理下において使用 する場合は、この限りでない。 | |
(2) xは、著作xx第20条(同一性保持権)第2項第3号又は第4号に該当しない場合においても、その使用のために、この契約により作成される目的物を改変し、任意の著作者名で任意に公表でき るものとする。 | |
2 前項ただし書の場合は、乙は、複写又は複製した資料の名称、数量、その他甲が指定する項目について、速やかに甲に報告しなけ ればならない。 | |
(3) 乙は、甲の書面による事前の同意を得なければ、著作xx第18条(公表権)及び第19条(氏名表示権)を行使することができない ものとする。 | |
(再委託の禁止等) | |
第7条 乙は、この契約による業務を遂行するために得た非開示情報を自ら取り扱うものとし、第三者に取り扱わせてはならない。ただし、 あらかじめ、甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。 | (4) 乙がこの契約の締結前から権利を有している著作物の著作権は、乙に留保されるものとする。この場合において、乙は、甲に対し、当該著作物について、甲が契約の履行の目的物を使用するために必要な範囲で、著作xxに基づく利用を無償で許諾する ものとする。 |
2 乙は、前項ただし書の規定により非開示情報を取り扱う業務を再委託する場合は、当該再委託を受けた者(以下「再受託者」という。)の当該業務に関する行為について、甲に対しすべての責任を負うとともに、第1条第2項に定める基本的な情報の取扱いを再受託者に対して課し、あわせて第2条の規定を再受託者に遵守させるために 必要な措置を講じなければならない。 | |
2 前項の規定にかかわらず、著作物の利用について設計図書で別 段の定めをした場合には、その図書の定めに従うものとする。 | |
3 乙は、この契約によるすべての成果物が、第三者の著作権、特許権その他の権利を侵害していないことを保証するものとする。ただし、甲の責に帰すべき事由を起因として権利侵害となる場合は、この限りではない。 | |
3 乙は、前項の再委託を行う場合は、乙及び再受託者が特記事項を遵守するために必要な事項及び甲が指示する事項を再受託者と約 定しなければならない。 | |
4 乙は、再受託者に対し、当該再委託による業務を遂行するために得た非開示情報を更なる委託等により第三者に取り扱わせることを 禁止し、その旨を再受託者と約定しなければならない。 | |
(資料等の返還) | |
第8条 乙は、この契約による業務を遂行するために甲から貸与され、又は乙が収集し、複製し、若しくは作成した非開示情報が記録された資料等を、この契約が終了し、又は解除された後直ちに甲に返還し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指示したときは、当該 方法によるものとする。 |