当社は、金融機関向けの債権管理システムなどを主力製品としており、金融機関での採用実績は地方銀行 64 行中 7 割超など高いシェアを誇っております。現在当社では好調な金融機関向けシステムに加え、大手百貨店での EC ギフトサイトの構築や地方百貨店の基幹システム構築など、アプリケーションソフトの開発で大型の受注案件が大幅に増加していますが、慢性的な SE 不足状態が続いており業績拡大のネックとなっていました。
2008年5月2日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ア イ テ ィ フ ォ ー代表者名 代表取締役社長 xxx xx
(証券コード 4743 東証第一部 )問合せ先 取締役管理本部長 xx xx
(TEL.03-5275 -7841 )
株式会社アイセルの株式取得に関する基本合意について
~中堅のシステム開発企業をグループ会社化し開発体制を大幅に強化~
当社は、2008 年5月2日開催の取締役会において、中堅システム開発企業の株式会社アイセルの発行済み株式総数(潜在株式を含む)の 20%の株式取得に関する基本合意について決議しました。xxxxは過去数年に渡り当社と密接なパートナー関係にあり、当社のシステム開発の一翼を担ってきました。本件の目的と効果は以下のとおりです。
記
1.目的と効果
当社は、金融機関向けの債権管理システムなどを主力製品としており、金融機関での採用実績は地方銀行 64 行中 7 割超など高いシェアを誇っております。現在当社では好調な金融機関向けシステムに加え、大手百貨店での EC ギフトサイトの構築や地方百貨店の基幹システム構築など、アプリケーションソフトの開発で大型の受注案件が大幅に増加していますが、慢性的な SE 不足状態が続いており業績拡大のネックとなっていました。
今回の資本・業務提携は、アイセルの高い技術力を持つ SE を確保することにより開発技術力を飛躍的に向上させ、今後の事業の大幅な拡大に寄与します。
一方、アイセルは携帯電話や車載システムなど移動体通信の組込系ソフトウェア開発を得意とし、いわゆるユビキタスネットワークの分野で先進的な実績を誇ります。当社のグループに入ることで、従来の EC のシステム開発に加え、新たに金融、流通など当社の業務アプリケーション開発を受託することにより、事業の拡大と収益基盤の安定を見込みます。
以上のように両社の持つ特長を生かし、ソフトウェア開発業務における共同事業を展開することで両社とも大きなシナジー効果が期待できることから、今回の基本合意に至ったものです。
2.株式を取得する会社の概要
(1)商号 株式会社アイセル
(2)代表者 xx xx
(3)所在地 大阪市北区堂島2-1-16
(4)設立年月日 1989 年1月 25 日
(5)主な事業の内容 コンピュータソフトウェアの開発
(6)決算期 12 月
(7)従業員数 188 名
(8)事業所 大阪市(本社)、xxx中央区、東広島市、xx市
(9)資本の額 245 百万円
(10)発行済株式総数 5,580 株
(11)大株主の構成及び所有割合 xxxx(29.4%)、株式会社シースリーアイ(19.7%)、自己株式(13.5%)
(12)売上高 1,860 百万円
(13)URL xxxx://xxx.xxxxx.xx.xx/
(14)会社概要
アイセルは、組込みシステムや通信インフラなどの開発を中心とするユビキタスネットワーク構築支援と、e-ビジネス支援、ビジネスアプリケーション開発、IT コンサルティングなどのビジネスソリューション提供を主要な事業として IT サービスを総合的に展開しています。特に組込みソフトウェア分野における、携帯電話・車載システム等の開発においては、最先端技術を駆使し、高品質・高生産性を実現しており、来るべき「ユビキタスネットワーク社会」のリーディングカンパニーを目指しているプロフェッショナル集団です。また、昨年 10 月には、インド IT 業界の雄、WIPRO 社と相互事業支援契約を結び、日本でのオフショアビジネス推進をスタートしております。
3.今後の見通し
本件株式取得による 2009 年3月期の業績に与える影響は軽微であります。
以 上