http://www.transgenic.co.jp/jp/pressrelease/pdf/20050418.pdf
2008 年 7 月 8 日
各 位
熊本県熊本市南熊本三丁目14番3号株式会社トランスジェニック代 表 取 締 役 社 長 x x x x
(コード番号 2342 東証マザーズ)
(連絡先)IR・広報担当 xx xx
電話番号 000-000-0000
尿サンプルによる癌診断に関するライセンス契約の締結
当社は、2008年7月8日、診断薬メーカー1社( 以下、同社)との間で、ライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。
当社は、尿サンプルによる癌診断方法を確立するための研究に取り組んでまいりました。その成果の一つとして、2005年1月24日、この診断方法に利用される高感度免疫学的測定系に関する特許を出願し、日本においては、2006年6月16日に設定登録されています。(米国においては審査中)。
当社の研究成果に基づき、2005 年4月 18 日、当社と同社は、製造承認申請に向けて臨床開発を進めることを目的とした「尿中ジアセチルスペルミン測定試薬開発契約」を締結し、同社は、体外診断用医薬としての製品化、製造販売承認申請に向けた臨床開発を進めてまいりました。
この度、同社の良好な開発状況を受け、上市後における、特許および原料の使用権の対価について経済条件を定めたライセンス契約を締結いたしました。本契約に基づき、当社は、引き続き、同社に臨床開発・製造に必要な抗体を有償提供するとともに、同社より開発状況に応じたマイルストンフィーならびに販売金額に応じたロイヤリティーなどの対価を受領することになります。
なお、現時点においては、本件が当期(2009 年 3 月期)の業績に及ぼす影響は軽微であります。今後、業績に影響を与えることが判明した場合には速やかにお知らせいたします。
ご参考:
2005 年 4 月 18 日発表 プレスリリースを添付しております。
「尿サンプルによる癌診断に利用される高感度免疫学的測定系が体外診断薬開発ステージへ移行」
xxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xx.xx/xx/xxxxxxxxxxxx/xxx/00000000.xxx
以上
ご参考:2005 年 4 月 18 日発表 プレスリリース
「尿サンプルによる癌診断に利用される高感度免疫学的測定系が体外診断薬開発ステージへ移行」
当社は、尿サンプルによる癌診断に利用される体外試薬開発の検討を進めるため、複数の診断薬メーカー等に対して抗ジアセチルスペルミン抗体(※1)を有償で提供しております。この度、予備検討で良好な結果が得られ、診断薬メーカー1社と製造承認申請に向けて臨床開発を進めていくことについて合意しましたので、お知らせいたします。
現在、各種癌診断には様々な血中マーカーが汎用されておりますが、早期癌に対する感度が高く、かつ簡便で非侵襲的(※2)な診断方法が求められております。このような背景のもと、当社は、尿サンプルによる癌診断方法を確立するための研究に取り組んでまいりました。この成果として、平成 17 年
1月 24 日、尿サンプルによる癌診断に利用される高感度免疫学的測定系に関する特許を出願しております。現在、複数の診断薬メーカー等に、本特許の構成要件である抗ジアセチルスペルミン抗体を有償で提供し、各社で体外診断薬としての測定系確立について検討が進んでおります。
こうしたなか、同年1月より体外診断薬開発の予備検討を開始していた診断薬メーカーの測定系において、良好な結果が得られたことを受け、当社は、当該診断薬メーカーと製造承認申請に向けて臨床開発を進めていくことについて合意し、平成 17 年4月 18 日、「尿中ジアセチルスペルミン測定試薬開発契約」を締結いたしました。同契約に基づき、当社は、臨床開発および市販後の製造に必要な当該抗体を有償で供給し、当該診断薬メーカーが製造・販売した場合には、ロイヤリティー収入等を得られることになっております。当社は、今後も複数の診断薬メーカー等との間で同様の枠組みを構築してまいります。
なお、現時点においては、当該契約が当社の業績に及ぼす影響は未定であります。
(※1) ポリアミンと総称される成分の尿中排泄量は、以前より癌と関係のあることが示唆されてきました。その中でも、ポリアミンの一種であるジアセチルスペルミンは、他のポリアミンと比べその尿中排泄量と癌との関連性が特に高いことが最近の研究より明らかになっております。
(※2) 採血などと異なり、尿など人間の自然な生理現象等を利用する非侵襲的な診断方法では、診断結果に影響を与える可能性のある外部からの不要な刺激や負担を身体に全く与えることなく診断することが可能です。
以上