中国・GS ソーラーとの太陽電池事業における協業契約を解消
2020 年 7 月 30 日パナソニック株式会社
中国・GS ソーラーとのxx電池事業における協業契約を解消
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、このほど、中国xx電池メーカーの GS-Solar(China) Company Ltd.(中国名称:钧石(中国)能源有限公司、本社:福建省泉州市、以下 GS ソーラー)とのxx電池事業における協業契約を解消することを決定しました。
GS ソーラーは、当社と同じく、アモルファスと単結晶シリコンxx電池を組み合わせた、高変換効率かつ高温特性を特長とするヘテロ接合型xx電池の研究開発、生産、販売を行うメーカーです。
当社は昨年 5 月、同社と、xx電池の研究開発機能を分離して新会社を設立し、共同で出資、運営するとともに、ソーラー事業の子会社である Sun Everywhere Sdn. Bhd.(旧:パナソニック エナジー マレーシア株式会社、以下、マレーシア工場)を譲渡することに合意しました。
しかし、GS ソーラーは、契約で定めた期限を超え、さらに新型コロナウイルスによる影響を考慮した期間を過ぎてもなお、協業開始に必要な要件を満たさなかったため、当社は契約解消を決定しました。今後、当社は GS ソーラーに対して法的手段も辞さない姿勢で毅然とした対応をしていきます。
本決定により、今後、当社は新たな協業先との提携を含めた様々な手段を検討し、xxx発電システムと HEMS(※1)、蓄電池等を組み合わせたエネルギーソリューション事業を更に強化することで、22 年度の事業黒字化を目指します。
なお、今後、ソーラー事業の生産拠点は、二色の浜工場、島根工場、マレーシア工場、福島工場となります。(※2)
パナソニックはこれからも、創蓄エネルギーマネジメントシステムの発展拡大によって、快適で豊かなくらしの実現に貢献していきます。
※1:ホームエネルギーマネジメントシステムの略。家庭で消費・創出するエネルギーを見える化し、また家庭内で消費するエネルギーを最適に制御することで、エネルギーを管理するシステムのこと。
※2:二色の浜工場は車載モジュール、島根工場はセルと周辺機器、マレーシア工場はウエハ、セル、モジュール、福島工場は時計、電卓向けxx用xx電池を生産しています。
■マレーシア工場概要
会社名:Sun Everywhere Sdn. Bhd.
旧:パナソニック エナジー マレーシア株式会社 Panasonic Energy Malaysia Sdn. Bhd.
所在地:マレーシア ケダ州 クリム ハイテクパーク工業団地設立時期:2011 年 12 月
生産品目:xx電池モジュール HIT®及び関連部品の生産
(ウエハ、セル、モジュールの一貫生産)
以上