抗体誘導ペプチドは、疾患関連タンパク質に対する抗体を体内で産生させる機能性ペプチドのことであります。従来のワクチンとは異なり、獲得免疫系のうち、細胞性免疫(細 胞障害性 T 細胞)を活性化せずに、抗体産生に関連する液性免疫(B 細胞)のみを選択的に活性化させることが特徴であります。細胞性免疫(自己免疫反応)による副作 用を回避することにより、ファンペップでは、生活習慣病等の慢性疾患治療薬として実用化することを目指しております。