シンバイオ製薬がアジア地域における「ベンダムスチン」の権利を取得アステラス ドイッチラント GmbH とライセンス契約を締結
2007 年4月 24 日シンバイオ製薬株式会社
代表取締役社長 xx xx
シンバイオ製薬がアジア地域における「ベンダムスチン」の権利を取得アステラス ドイッチラント GmbH とライセンス契約を締結
シンバイオ製薬株式会社はアステラス製薬株式会社(本社:東京)のドイツ子会社であるアステラス ドイッチラント GmbH(ドイツ:ミュンヘン)と、現在、国内において非ホジキンリンパ腫を対象として臨床試験を進めている抗がん剤「SyB L-0501(塩酸ベンダムスチン)」に関し、契約対象地域を中国、韓国、台湾、およびシンガポールの4ヵ国に拡大することに合意しライセンス契約を締結致しました。
アジア諸国においては、急速な経済成長に伴う医療ニーズの拡大が予想され、同時に、より質の高い治療方法が求められるようになりつつあります。アジア諸国の取り組みはシンバイオ製薬にとり戦略上、重要な位置づけとしており、4月1日付けで、「アジア/パシフィック事業推進室」を社長直轄の部署として新設し、事業展開を本格化させていきます。
この度、抗がん剤「SyB L-0501(塩酸ベンダムスチン)」のアジア諸国での権利を取得したことにより、開発第2号品の制吐剤「SyB‐0701(AB1001)/グラニセトロンを主成分とする経皮吸収型製剤」とともに、同時に開発を進めることとなり、アジア地域における事業展開をより確固たるものとすることができました。シンバイオ製薬では今後導入する開発品についても、日本を含む、これらアジア諸国の権利を取得していく意向です。
アジア諸国においても、日本と同様、癌・血液疾患・自己免疫疾患といった領域が「空白の治療領域」になりつつあり、有効な薬剤が求められています。シンバイオ製薬の企業使命である「空白の治療領域」への取り組みを追求し、より有効な治療方法をアジアの患者さんのもとに一日も早くお届けできるよう努力してまいりたいと考えております。
以上
[会社概要]
シンバイオ製薬株式会社
シンバイオ製薬株式会社は、前アムジェン社本社副社長でアムジェン株式会社を創業した前社長のxxxxが 2005 年 3 月に設立した医薬品企業です。
経営理念は「共創・共生」(共に創り、共に生きる)で表され、患者さんを中心として医師、科学者、行政、資本提供者を「共創・共生」の経営理念で結び、満たされない医療ニーズに応えてゆくことにより、社会的責任及び経営責任を果たすことを事業目的としております。シンバイオ製薬についての詳細な情報は xxxx://xxx.xxxxxxxxx.xx.xx をご覧下さい。
アステラス ドイッチラント GmbH
アステラス ドイッチラント GmbH は、xxx製薬株式会社とxx薬品工業株式会社が、
2005 年 4 月に合併したアステラス製薬株式会社のドイツ子会社です。アステラス製薬株式
会社はすぐれた研究開発力とマーケティング力により、世界医薬品市場でグローバル製薬企業として発展し続けることを目指しています。
[本件に関するお問い合わせ先]シンバイオ製薬株式会社
執行役員 広報・IR 部長 x xx
Tel: x00 (0) 0 0000 0000
E-mail: xxxxx@xxxxxxxxx.xx.xx URL: xxxx://xxx.xxxxxxxxx.xx.xx
(参考)
「SyB L-0501(塩酸ベンダムスチン)」はシンバイオ製薬が 2005 年 12 月にアステラス ファーマ GmbH より、日本における独占的開発および販売に関するライセンス契約を締結したものです。ドイツにおいて非ホジキンリンパ腫の治療薬として「Ribomustin®」の商標で使用されている抗癌剤です。日本では現在第Ⅰ相臨床試験(再発難治性低悪性度非ホジキンリンパ腫の患者さん対象)が、国内の4施設で実施中です。今後データ解析をした後、8月には第Ⅰ相試験を終了する予定です。