第 1 条この細則は、公益財団法人日本バスケットボール協会（以下、「JBA」という）基本規程の第 5 章登録および移籍、第 2 節登録、第 110 条外国籍選手の登録、第 4 項に基づき、若年層の外国籍選手の登録の運用に関して必要な事項を定める。

公益財団法人日本バスケットボール協会

若年層外国籍選手の国際移籍手続きに関する運用細則

（目的）

（対象選手）

第 2 条この細則の対象となる選手は国際バスケットボール連盟（以下、「FIBA」とい

う）および JBA 間の合意に基づき、高等学校に所属し、全国規模の競技会（全国高等学校総合体👉大会、ウインターカップ）に出場する外国籍選手とする。

（申請手続き）

第 3 条若年層外国籍選手の申請手続きは、次の通りとする。

1. 申請対象選手が所属する加盟チームは、当該選手が出場する可能性がある全国規模の競技会の登録期限までに申請手続きを終えること。

2. 申請団体は、次の条項にて定める書類をメールにて JBA および加盟チームが所属する都道府県バスケットボール協会に電子メールにて送付すること。

3. JBA は申請書類を確認し、不備がない場合は FIBA に申請を行う。

4. FIBA は申請書類に基づき、当該選手の国際移籍に関する決定を行う。

（申請書類）

第 4 条申請対象選手が所属する加盟チームは、次の申請書類を JBA に提出するものとする。

1. 若年層選手国際移籍調査票

2. パスポート顔写真ページの写し

3. 出生証明書

4. 母国における個人ID カード（該当する場合）

5. 母国での選手登録書（該当する場合）

6. 在留資格証明書

7. 入学または在学証明書

8. 両親による移籍同意書

9. 代表活動参加同意書

10. 上記以外に JBA および FIBA が提出必要と判断した書類

（登録）

第 5 条 FIBA が申請書類に基づき、申請対象選手の国際移籍がバスケットボールを主とすると決定した場合、加盟チームは申請料として 400,000 円を JBA に納付しなければならない。

2. 申請料は、いかなる理由においても、既に納付した登録料は返還しない。

3. 加盟チームは JBA 基本規程の第 5 章登録および移籍に基づき、申請対象選手を

JBA および加盟団体に別途登録しなければならない。

（国際移籍の可否決定）

第 6 条 FIBA 内規Book3 の第 2 章選手の国際移籍に基づき、若年層選手の国際移籍に関する決定は FIBA 事務総長の権限である。

2. JBA は加盟チームおよび所属する都道府県バスケットボール協会にFIBA の決定を電子メールにて通知するものとする。

（エージェントおよび第三者の関与）

第 7 条 FIBA および JBA の規程に基づき、18 歳未満の選手の国際移籍にエージェントおよび第三者が関与することを禁止する。

（懲罰）

第 8 条加盟チームまたは選手が本細則に違反した場合、FIBA および JBA の懲罰およびこれに付随する諸規程の定めに従い、懲罰を科されるものとする。

2020 年 9 月 10 日制定

2022 年 2 月 9 日改定

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