取締役管理本部長 山中 裕之 T E L 0 3 - 5 7 8 4 - 2 1 1 1 ㈹
平成 17 年6月 27 日
各 位
会 社 名 フ ィ ー ル ズ 株 式 会 社代表者名 代表取締役社長 xx xx
( コ ー ド 番 号 2 7 6 7 )問い合わせ先
取締役管理本部長 xx xx T E L 0 3 - 5 7 8 4 - 2 1 1 1 ㈹
ジェイxxマーケティング株式会社の株式取得に関する基本合意および当社子会社間での合併に関する覚書締結のお知らせ
~スポーツ・エンタテインメント事業を拡大強化~
当社は、平成17年6月27日開催の取締役会において、ジェイxxマーケティング株式会社(以下JSM)の株式取得の基本合意書、および当社の子会社プロフェッショナル・マネージメント株式会社(以下PM)、トータル・ワークアウト株式会社(以下TWO)とJSMとの合併に関する覚書を締結することを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
Ⅰ.基本合意および子会社合併の概要
当社は、JSMの発行済株式総数の65%(15,600株)を平成17年7月中旬までを目処に取得することに関して、基本合意書を締結いたしました。
この株式取得により、当社はJSMを子会社化いたします。その後、スポーツ関連の子会社との合併を行い、両社のノウハウおよびネットワークをベースに、当社グループにおけますスポーツ・エンタテインメント事業をさらに拡大強化し、同分野におけるグローバルな地位確立を目指してまいります。
Ⅱ.基本合意および子会社間の合併の目的
当社は、《すべての人に最高の余暇を》の企業理念の下、グループ各社の強みを生かして幅広い分野にエンタテインメント・コンテンツ事業を展開いたしております。
このたび当社は、こうした事業展開の一環としてスポーツ・マーケティング企業である、JS Mを当社グループに迎え入れ、グループ各社における既存事業と組み合わせることによって、スポーツを軸にしたビジネスチャンスの拡大、並びに成長機会の獲得を目指し、スポーツ・エンタテイメント事業の拡大強化を図ってまいります。
なお、今後JSMと当社グループのスポーツ関連事業に属するPMおよびTWOとの合併を行い、拡大するスポーツ・エンタテイメント分野でグローバル規模での圧倒的な地位確立に向け、グループシナジーの最大化に努めてまいります。
Ⅲ.スポーツ・エンタテインメント事業参入の背景
これまで当社は、取得した版権に商品企画を付加してパチンコ・パチスロ、ゲーム、キャラクターグッズなど幅広い分野に供給するコンテンツプロバイダ事業を展開いたしてまいりました。また近年はその領域にとどまることなく、一次コンテンツの創出から、その育成・拡大、さらには大きな利益を確保しつつ次なるステージへと循環させる、すなわちコンテンツの一生涯にシームレスに関わることでコンテンツ価値の最大化を図るコンテンツ・インテグレータ戦略に取り組んでまいりました。
その結果、ディースリー・パブリッシャー株式会社の子会社化によりゲームセクターにコンテンツ創出機能及びコンテンツプロバイディング・チャネルを確保いたしました。また株式会社xxxx事務所の株式取得により出版セクターに同様の機能を確立いたしました。今回の株式取得並びに経営統合による新会社設立は、当社がかねてより取り組んできたスポーツ・エンタテインメント分野をさらに拡大強化することを目的に実施いたすものです。
スポーツビジネスの市場は約4兆4,670億円(平成15年、社会経済生産性本部「レジャー白書 2004」)に達しています。スポーツビジネス市場を大まかに分類いたしますと、①各種スポーツ用具を扱うイクイップメント市場、②施設利用料を基盤とするファシリティ市場、③様々な指導やアドバイスを付加価値とするフィットネス・マネージメント市場、④観戦料など興行収入を基盤とするイベント市場などが伝統的に大きなシェアを占めてまいりました。
しかし、近年世界中の人々にリアルタイムに配信できる放送・通信・インターネット技術の進化を背景として、言語や民族の壁を乗り越えた共通文化としてのスポーツが人々に感動と情熱を与える有力なコンテンツとして確立されてまいりました。こうしたスポーツが持つエンタテイメント・コンテンツとしてのコミュニケーション効果は企業スポンサーの増勢、メディア放映権価値の上昇、また各種キャラクターグッズ、ゲームソフト、出版等の派生コンテンツ市場の拡大に反映されています。
これらに共通して、アスリート個人、チーム全体、そして団体組織との関わりがスポーツのコンテンツ価値をさらに高める重要なファクターとして注目されてまいりました。その結果、アスリート、チーム、団体組織それぞれに対するマネージメントビジネス、コンサルティングビジネス、マーケティングビジネスなどxxなビジネスチャンスが浮上いたしてまいりました。
ニッチ市場の発掘/創出と複合展開
スポーツ・エンタテインメント事業の枠組み(図)
資源 | 展開手法 |
Management マネージメント | |
Athlete (選手個人) | |
Team (チーム) | Consulting コンサルティング |
Organization (機構団体) | |
Marketing マーケティング |
市場 | 市場概要 |
Equipment イクイップメント市場 | 用具・用品などの市場 |
Facilities ファシリティ市場 | 施設利用料を基盤とする市場 |
Fitness management フィットネス・マネージメント市場 | 指導、アドバイスなどの市場 |
Events イベント市場 | 興行収入を基盤とする市場 |
Contents コンテンツ市場 | 放映権料などメディアを舞台 として展開する市場 |
スポンサーシップ、ライセン シングなどに多元展開する市 場 |
当社のスポーツ・エンタテインメント事業への取り組みは、図のような枠組みで徹底したニッチ戦略を進めてまいります。いかなるビッグビジネスも最初からそうであったわけではありません。xxな人々が望んでおり期待しているにもかかわらず、誰もやらない、できない、取り組もうとしない領域にこそ大きなビジネスチャンスが潜んでいると考えております。
当社グループにおきましては、スポーツ・エンタテインメント市場において、ニッチ領域であり、当社グループの強みが生き、かつ大きな利益が期待できる市場の数々を探り当て、それらのすべてに積極的なアプローチを展開いたしてまいります。
そこではJSMがxxにわたって築き上げてきたスポーツ・エンタテインメント全般に関わる世界規模でのネットワーク、スポーツコンテンツに対する目利きなどの経営資源が大きな役割を果たすものと期待されます。また、TWOを通じての著名アスリートや芸能人のネットワーク、 PMが展開する巨人軍のxxxx選手などへのアスリートサポートの実績、これらが相互にシナジーを発揮しながら、スポーツ・エンタテインメント事業が当社グループにおけるコンテンツ・ インテグレータ事業及びコンテンツプロバイディング事業の力強い推進力として機能するもの と確信いたしております。
Ⅳ.株式取得に関する基本合意の概要
1. ジェイxxマーケティング株式会社の概要 WEBページ:xxxx://xxx.xxxxxxxx.xx.xx/
(1) | 商号 | ジェイxxマーケティング株式会社 |
(2) | 代表者 | 代表取締役&CEO xx xx |
(3) | 所在地 | xxx港区赤坂2-2-19 |
(4) | 設立年月日 | 昭和55年7月10日 |
(5) | 主な事業 | スポーツイベントの企画、立案、実施、放映権販売他 |
著作権、商標xxライセンスの取得及び実施権の附与 | ||
(6) | 決算期 | 12月31日 |
(7) | 資本の額 | 20百万円(発行済株式総数24,000株) |
(8) | 売上高 | 3,266百万円(平成16年12月期) |
(9) | 当社との関係 | 取引関係はございません(平成17年6月27日現在) |
2. 株式の取得方法
xxxxより、15,600株(発行済株式総数の65%)を取得
3. 取得株式数および取得前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数 0株
(2) 取得株式数 15,600株(議決権数 15,600株、所有割合 65%)
(3) 異動後の所有株式数 15,600株(議決権数 15,600株、所有割合 65%)
4. 日程
平成17年6月27日 取締役会決議、基本合意書締結
平成17年7月中旬(予定) 最終契約書の締結、株券の交付および払込
5. 今後の見通し
具体的な計画は現在策定中であります。
なお、平成17年5月13日に公表いたしました平成18年3月期の連結業績予想には、今回の株式取得による子会社化の業績数値は含まれておりません。
Ⅴ.子会社間での合併に関する覚書の概要
1.合併の要旨
(1)合併の日程 :平成17年8月中旬 合併契約書調印(予定)
平成17年8月下旬 各社の臨時株主総会において合併承認(予定)平成17年10月1日 合併(予定)
上記合意に基づく具体的内容は、今後3社の合併準備委員会(仮名)において合併方式、合併比率等に関して検討を進め、詳細が決まり次第お知らせいたします。
2.合併当事会社の概要
商 | 号 | ジェイxxマーケティング株式会社 (平成 16 年 12 月 31 日現在) | プロフェッショナル・マネージメント株式会社 (平成 17 年 3 月 31 日現在) | トータル・ワークアウト株式会社 (平成 17 年 3 月 31 日現在) | ||||||||||
主 | た | る | 事 | 業 | x | x | スポーツイベントの企画・立案・実施、放映権販売他 著作権、商標xxライセンスの取得および実施権の附与 | 広告宣伝に関する代理業務等ならびに版権(商品化権)コンテンツの獲得 芸能およびスポーツマネージ メント | スポーツジムの経営 | |||||
設 | 立 | 年 | 月 | 日 | 昭和 55 年 7 月 10 日 | xxx年 7 月 25 日 | 平成 13 年 6 月 8 日 | |||||||
本 | 店 | 所 | 在 | 地 | xxxxxxx 0-0-00 | xxxxxxxxx 0-00-0 | xxxxxxxxx 0-00-0 | |||||||
代 | 表 | 者 | xxxx | xxxx xxx | xxxx ケビンxx | |||||||||
資 | 本 | 金 | 20 百万円 | 200 百万円 | 10 百万円 | |||||||||
発 | 行 | 済 | 株 | 式 | 総 | 数 | 24,000 株 | 4,000 株 | 200 株 | |||||
株 | 主 | 資 | 本 | 703 百万円 | △399 百万円 | 67 百万円 | ||||||||
総 | 資 | 産 | 952 百万円 | 643 百万円 | 1,373 百万円 | |||||||||
決 | 算 | 期 | 12 月 | 3 月 | 3 月 | |||||||||
大 株 主 及 び 持 株 比 率 | 1. xxxx | 100% | 1. フィールズ株式会社 | 100% | 1. プロフェッショナル・マネー ジメント株式会社 2. ケビンxx | 55% 45% | ||||||||
株 | 主 | 数 | 1名 | 1名 | 2名 | |||||||||
当 | 事 | 会 | 社 | の | 関 | 係 | 資本関係 | トータール・ワークアウト株式会社は、プロフェッショナル・マネージメント株式会社の 55%出資会社です。 | ||||||
人的関係 | プロフェッショナル・マネージメント株式会社の代表取締役xxxxx、トータル・ワークアウト株式会社の代表取締役を兼務しております。 プロフェッショナル・マネージメント株式会社の監査役xxxxは、トータル・ワークアウト株式会社の 監査役を兼務しております。 | |||||||||||||
取引関係 | プロフェッショナル・マネージメント株式会社は、トータル・ワークアウト株式会社に販売促進業務を提供しております。 |
【ご参考】
●ジェイxxマーケティング株式会社の主な実績
【イベントマーケティング】
レアル・マドリード Asian Tour 2003 / MLB オールスターシリーズ / NEC デビスカップ / KDDI ワールドカップ・ラグビー / 第 1 回世界陸上協議選手権 / ワールドカップ・スキー / キヤノンヨーロピアン・マスターズ・ゴルフ /チャンピンズリーグ 2004 / バルセロナFC アジアツアー / 中国野球リーグ(CBL)
/ CBL オールスターゲーム / MLB 開幕戦 / 全日本チアダンス選手権 / グレータートウキョウフェスティバル…等
【放映権】
・ サッカー: ワールドカップヨーロッパ・南米予選大会 / UEFA チャンピオンズリーグ / イングランド・リーグ / イタリア・リーグ / ヨーロッパカップウィナーズカップ / UEFA カップ・UEFA スーパーカップ / AFC パッケージ / チャンピオンズワールドシリーズ / ドイツ代表親善試合…等
・ 野球: メジャーリーグベースボール / 日本シリーズ(海外販売)
・ 水泳: FINA 水泳世界選手権 / FINA ワールドカップ・スイミング / FINA ワールドカップ・シンクロナイズド・スイミング
・ ラグビー: KDD ワールドカップ・ラグビー / 5 カ国対抗ラグビー/イングランド、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなどの国際試合 / ニュージーランド・ラグビー・リーグ…等
・ テニス: デビスカップ / フェドカップ
・ ゴルフ: xxxx・xxxxx・xxxxxxxxx / XXX xxxxxxxx
【コンサルティング】
・ 大阪近鉄バッファローズ: ロサンゼルス・ドジャースとの業務提携を現実のものとし、ラソーダ氏による指導、選手獲得への協力、コーチ同士の交流など、様々な角度からの支援をバファローズが受けることを可能にしました。
・ 日本チアダンス協会: 平成 13 年に設立された日本チアダンス協会を支援しています。
【ライセンス】
・ スチュアート・xxxウィッツ: スチュアート・xxxウィッツの描く動物たちのファンタジックな世界はアメリカで生まれ,一度見れば忘れることのできないあの可愛らしいキャラクターは海を越えて、現在私たちと契約を交わし、海外以上の人気を集めています。日本航空のスキーツアー・キャンペーンでの「ホワイトブラザーズ」、さくら銀行の「パラサと恐竜たち」、また、フジテレビの人気番組「なるほど!ザ・ワールド」での「ワールドザウルス」を始め、三菱自動車、東芝、xx電器、富士フイルム、サントリー、NTT、キッコーマンといった幅広いクライアントのニーズを満たし、テレビ、印刷媒体にと幅広く効果的に活用されてきました。
以 上