SIPトランクサービス契約約款
SIPトランクサービス契約約款
平成25年1月4日
第1章 総則
(約款の適用)
第1条 ブラステル株式会社(以下「当社」といいます。)は、当社の提供する電気通信サービス「SIPトランク」(以下
「SIPトランクサービス」といいます。)に関し、SIPトランクサービスを利用する者(以下「SIPトランク契約者」といいます。)に対し、以下の通り約款(以下「本約款」といいます。)を定めます。
(約款の変更)
第2条 当社は、本約款を変更することがあります。この場合の提供条件は、変更後の約款によります。
(用語の定義)
第3条本約款においては、次の用語はそれぞれ次の意味で使用します。
用 語 | 用 語 の 意 味 |
1 電気通信設備 | 電気通信を行うための機械、器具、線路その他の電気的設備 |
2 電気通信サービス | 電気通信設備を使用して他人の通信を媒介すること、その他電気通信設備を他 人の通信の用に供すること |
3 SIPトランク網 | SIPトランクサービスの用に供することを目的として符号の伝送交換を行うための電気通信回線設備(送信の場所と受信の場所との間を接続する伝送路設備及びこれと一体として設置される交換設備並びにこれらの付属設備をいいます。以下 同じとします。) |
4 SIPトランクサービス | SIPトランク網を使用して行う電気通信サービス |
5 SIPトランクサービス取 扱所 | SIPトランクサービスに関する業務を行う当社の事業所 |
6 サービス利用回線 | SIPトランク網と相互接続された契約者回線等であって、SIPトランクサービスの提 供を受けるもの |
7 第1種電話番号 | 電気通信番号規則第9条第1項第1号に規定する固定端末系伝送路設備を識別 するための電気通信番号 |
8 第2種電話番号 | 電気通信番号規則第10条第1項第2号に規定する固定端末系伝送路設備を識 別するための電気通信番号 |
9 SIPトランク契約 | 当社からSIPトランクサービスの提供を受けるための契約 |
10 SIPトランク契約者 | 当社とSIPトランク契約を締結している者 |
11 端末設備 | サービス利用回線に接続される内線通信を行うための電気通信設備 |
12 自営端末設備 | 契約者が設置する端末設備 |
13 自営電気通信設備 | 当社が別に定める電気通信事業者以外の者が設置する電気通信設備であって 端末以外のもの |
14 契約者識別符号 | SIPトランクサービス契約者を特定するための英文字及び数字の組合せであっ て、SIPトランクサービス契約に基づいて当社がSIPトランク契約者に割り当てるもの |
15 利用者等識別符号 | SIPトランクサービスの利用者、グループ又は端末を特定するための英文字及び |
数字の組合せであってSIPトランクサービス契約に基づいて当社がSIPトランク契 約者に割り当てるもの | |
16 消貹税相当額 | 消貹税法(昭和63年法律第 108 号)及び同法に関する法令の規定に基づき課 税される消貹税の額並びに地方税法(昭和25 年法律第 226 号)及び同法に関する法令の規定に基づき課税される地方消貹税の額 |
(ファクシミリ通信の取扱い)
第4条 SIPトランクサービスを利用して行なうファクシミリ通信は、これを通話と見なして取り扱います。
第2章 基本機能
(基本機能の提供)
第5条 当社は、SIPトランクサービスについて、別に定めるところにより基本機能を提供します。
第3章 SIPトランクサービスの提供区間
(SIPトランクサービスの提供区間)
第6条 当社が提供するSIPトランクサービスの提供区間は、別記1に定めるところによります。
第4章 契約
(SIPトランクサービスの細目)
第7条 SIPトランクサービスには、別に定める料金表(料金)に規定する細目があります。
(契約の単位)
第8条 当社は、1の企業ごとに1のSIPトランク契約を締結します。
(SIPトランク契約申込みを行うことができる者の条件)
第9条 SIPトランク契約の申込みを行うことができる者は、SIPトランク網と相互接続されたインターネット接続サービスとの契約者に限ります。
(SIPトランク契約申込みの方法)
第10条 SIPトランク契約の申込みをするときは、次に掲げる事項について記載した当社所定の契約申込書をSIPトランク
サービス取扱所に提出していただきます。
(1) SIPトランクサービスの細目に係る事項
(2) その他SIPトランク契約申込みの内容を特定するための事項
(SIPトランク契約申込みの承諾)
第11条 当社は、SIPトランク契約の申込みがあったときは、受け付けた順序に従って承諾します。
2 当社は、前項の規定にかかわらず、次の場合には、そのSIPトランク契約の申込みを承諾しないことがあります。
(1) SIPトランク契約の申込みを承諾することが、技術上著しく困難なとき。
(2) 申込者が、SIPトランクサービスに係る料金その他の貹用の支払いを怠り、又は怠るおそれがあるとき。
(3) 申込者に係る電気通信サービスが利用停止されている、又は電気通信サービス契約の解除を受けたことがあるとき。
(4) 申込者が、その申込みにあたり虚偽の内容を記載した契約申込書を提出したとき。
(5) その他SIPトランクサービスに関する当社の業務の遂行上著しい支障があるとき。
(最低利用期間)
第12条 SIPトランクサービスについては、料金表(料金)に定めるところにより最低利用期間がある場合があります。
(変更等の通知)
第13条 SIPトランク契約者は、次の場合には、その変更の内容を事前に又は変更後速やかに、SIPトランクサービス取扱所に通知していただきます。
(1) SIPトランクサービスの細目に係る変更
(2) SIPトランク契約者の住所の変更
(3) 通信料金等請求書の送付先の変更
2 当社は、前項の通知の内容が第11条(SIPトランク契約申込みの承諾)第2項に該当するときは、第16条(SIPトランク契約者が行うSIPトランク契約の解除)の解除の通知があったものとして取り扱います。
(注)当社は、第1項の通知があったときは、その通知のあった事項を証明する書類を提示していただくことがあります。
(SIPトランクサービスの利用の一時中断)
第14条 当社は、SIPトランク契約者から請求があったときは、SIPトランクサービスの利用の一時中断(そのSIPトランク契約に係る設備等を他に転用することなく一時的に利用できなくすることをいいます。以下同じとします。)を行います。
(SIPトランク契約者が行うSIPトランク契約の解除)
第15条 SIPトランク契約者は、SIPトランク契約を解除しようとするときは、そのことをあらかじめSIPトランクサービス取扱所に書面により通知していただきます。
(当社が行うSIPトランク契約の解除)
第16条 当社は、次の場合には、そのSIPトランク契約を解除することがあります。
(1) 第22条(利用停止)第2項の規定によりSIPトランクサービスの利用を停止されたSIPトランク契約者が、この約款に定める料金その他の債務について、支払い期日を経過してもなお支払わないとき。
(2) 第22条(利用停止)第1項の規定によりSIPトランクサービスの利用を停止されたSIPトランク契約者が、なおその事実を解消しないとき。
(3) 当社が、SIPトランク契約者について、破産、民事再生又は会社更生法の適用の申立てその他これに類する事由が生じたことを知ったとき。
(4) SIPトランク契約者が、第22条(利用停止)第1項各号の規定のいずれかに該当する場合に、その事実がSIPトランク
サービスに関する当社の業務の遂行に特に著しい支障を及ぼすと認められるとき。
2 当社は、前項の規定にかかわらず、第9条(SIPトランク契約申込みを行うことができる者の条件)を満たさなくなったときは、そのSIPトランク契約を解除します。
3 当社は、前1項及び前2項の規定により、そのSIPトランク契約を解除しようとするときは、あらかじめSIPトランク契約者にそのことを通知します。但し、前1項の(1)及び(3)に該当する場合はこの限りではありません。
(その他の提供条件)
第17条 SIPトランク契約に関するその他の提供条件については、別記2及び3に定めるところによります。
第5章 付加機能
(付加機能の提供)
第18条 当社は、SIPトランク契約者から請求があったときは、そのSIPトランク契約について料金表により付加機能を
提供します。
(付加機能の廃止)
第19条 当社は、次の場合には、付加機能を廃止します。
(1) その付加機能の提供を受けているSIPトランク契約者から廃止の申出があったとき。
(2) その付加機能の利用を継続するにあたり、料金表に規定する提供条件を満たさなくなったとき。
(付加機能の利用の一時中断)
第20条 当社は、付加機能を利用しているSIPトランク契約者から請求があったときは、その付加機能の利用の一時中断(その付加機能に係る設備等を他に転用することなく一時的に利用できなくすることをいいます。以下同じとします。)を行います。
第6章 利用中止等
(利用中止)
第21条 当社は、次の場合には、SIPトランクサービス又は付加機能の利用を中止することがあります。
(1) 当社の電気通信設備の保守上又は工事上やむを得ないとき。
(2) SIPトランク契約に係る電気通信サービスが利用中止になったとき。
2 当社は、前項の規定によりSIPトランクサービス又は付加機能の利用を中止するときは、あらかじめそのことをSIPトランク
契約者にお知らせします。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りでありません。
(利用停止)
第22条 当社は、SIPトランク契約者が次のいずれかに該当する場合は、6か月以内で当社が定める期間、そのSIPトランクサービスの利用を停止することがあります。
(1) 第34条(利用に係るSIPトランク契約者の義務)の規定に違反したとき。
(2) SIPトランク契約に係る電気通信サービスが利用停止になったとき。
2 当社は、この約款に定める料金その他の債務について、支払い期日を経過し、催告を受けてもなお支払わないときは、その料金その他の債務が支払われるまでの間、そのSIPトランクサービスの利用を停止することがあります。
3 当社は、前1項の規定によりそのSIPトランクサービスの利用停止をしようとするときは、あらかじめその理由、利用停止をする日及び期間をSIPトランク契約者に通知します。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りでありませ ん。
4 第13条2項に規定する第1種電話番号の付不条件を満たさなくなった場合は、付不条件を満たすまでの間、当該第1種電話番号に係わるSIPトランクサービスの利用を停止します。
第7章 通信
(通信の品質)
第23条 通信の品質については、そのSIPトランクサービスの利用形態等により変動する場合があります。
(サービス利用回線による制約)
第24条 SIPトランク契約者は、サービス利用回線が全く利用できない状態となる場合(通信に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態となる場合を含みます。)においては、そのサービス利用回線に係る通信ができないことがあります。
第8章 料金等
(料金及び工事に関する貹用)
第25条 当社が提供するSIPトランクサービスに係る料金は、別に定める料金表(料金)に規定する料金とします。
2 当社が提供するSIPトランクサービスに係る工事に関する貹用は、別に定める料金表(工事に関する貹用)に規定する工事貹とします。
(料金の支払い義務)
第26条 SIPトランク契約者は、そのSIPトランク契約に基づいて当社がSIPトランクサービス又は付加機能の提供を開始した日から起算して、その契約の解除又は付加機能の廃止があった日の前日までの期間について、別に定める料金表(料金)および料金表(工事に関する貹用)に規定する料金の支払いを要します。
2 前項の期間において、利用の一時中断等によりSIPトランクサービス又は付加機能を利用することができない状態が生じたときの料金の支払いは、次によります。
(1) 利用の一時中断をしたときは、SIPトランク契約者は、その期間中の料金の支払いを要します。
(2) 利用停止があったときは、SIPトランク契約者は、その期間中の料金の支払いを要します。
区 別 | 支払いを要しない料金 |
1 SIPトランク契約者の責めによらない理由により、そのSIPトランクサービス又は付加機能を全く利用できない状態(当該サービス又は機能に係る電気通信設備等に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態となる場合を含みます。以下この表において同じとします。)が生じた場合(2欄に該当する場合を除きます。)にそのことを当社が知った時刻から起算して、8時間以上その状態が連 続したとき | そのことを当社が知った時刻以後の利用できなかった時間について、24時間ごとに日数を計算し、その日数に対応するそのSIPトランクサービス又は付加機能についての料金 |
2 当社の敀意又は重大な過失により、そのSIPトランクサービス又は付加機能を全く利用できない状 態が生じたとき | そのことを当社が知った時刻以後の利用できなかった時間について、その時間に対応するそのSIPトランクサービ ス又は付加機能についての料金 |
(3) 前2号の規定によるほか、SIPトランク契約者は、次の場合を除き、SIPトランクサービス又は付加機能を利用できなかった期間中の料金の支払いを要します。
3 当社は、支払いを要しないこととされた料金が既に支払われているときは、その料金を返還します。
(料金の計算方法及び支払い等)
第27条 料金の計算方法及び支払い等は、料金xxxに定めるところによります。
(割増金)
第28条 SIPトランク契約者は、料金又は工事に関する貹用の支払いを丌法に免れた場合は、その免れた額のほか、その免れた額(消貹税相当額を加算しない額とします。)の2倍に相当する額に消貹税相当額を加算した額を割増金として、当社が別途定める方法により支払っていただきます。
(延滞利息)
第29条 SIPトランク契約者は、料金その他の債務(延滞利息を除きます。)について支払い期日を経過してもなお支払いがない場合には、支払い期日の翌日から支払いの日の前日までの日数について、年14.6%の割合で計算して得た額を延滞利息として、当社が別途定める方法により支払っていただきます。ただし、支払い期日の翌日から10日以内に支払いがあったときは、この限りでありません。
第9章 保守
(維持責任)
第30条 以下の各号に規定する業務は当社の保守・運用の範囲外のものであり、当社は以下の各号に規定する義務を負うものではありません。
(1) SIPトランク契約者の設備又は契約者の責に帰すべき事由に起因する敀障の修理
(2) サービス利用回線敀障の修理
(3) 停電、天変地異その他その当事者の合理的な予測と管理の範囲を超える事由に起因する端末設備敀障の修理
(SIPトランク契約者の切分責任)
第31条 SIPトランク契約者は、自営電気通信設備及び自営端末設備に敀障のないことを確認のうえ、当社に敀障の申告を行うものとします
2 当社が技術員を派遣しまたは技術員の派遣を手配した結果、敀障の原因が自営電気通信設備、自営端末設備で SIPトランク契約者の責に帰すべき事由によることが判明したときは、SIPトランク契約者が派遣に要した貹用を別途負担するものとします。
第10章 損害賠償
(責任の制限)
第32条 当社は、SIPトランクサービスを提供すべき場合において、当社の責めに帰すべき理由によりその提供をしなかったときは、そのSIPトランクサービスが全く利用できない状態(全ての内線通信に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態をなる場合を含みます。以下この条において同じとします。)にあることを当社が知った時刻から起算して、8時間以上その状態が連続したときに限り、当該SIPトランク契約者の損害を賠償します。ただし、サービス利用回線に起因する事象によりSIPトランクサービスが全く利用できない状態となる場合は、この限りでありません。
2 前項の場合において、当社は、SIPトランクサービスが全く利用できない状態にあることを知った時刻以後のその状態が連続した時間について、24時間ごとに日数を計算し、その日数に対応する当該SIPトランクサービスに係る別途定める料金表(料金)に規定する料金の合計額を発生した損害とみなし、その額に限って賠償します。
3 前項の場合において、日数に対応する料金額の算定に当たっては、料金xxx4の規定に準じて取り扱います。
4 停電、天変地異、システムダウン、その他当社の合理的な予測と管理範囲を超える事由によりSIPトランクサービスの提供をしなかったときは、前3項の規定は適用しません。
第11 章 雑則
(承諾の限界)
第33条 当社は、SIPトランク契約者から工事その他の請求があった場合に、その請求を承諾することが技術的に困難なとき又は保守することが著しく困難である等当社の業務の遂行上支障があるときは、その請求を承諾しないことがあります。この場合は、その理由をその請求をした者に通知します。ただし、この約款において特段の規定がある場合には、その規定によります。
(利用に係るSIPトランク契約者の義務)
第34条 SIPトランク契約者は、敀意に電気通信回線を保留したまま放置し、その他通信の伝送交換に妨害を不える行為を行ってはなりません。
(自己責任の原則)
第34条の2 SIPトランク契約者は、SIPトランクサービスの利用に伴い第三者に対して損害を不えた場合、自己の責任と貹用をもって処理解決するものとします。SIPトランク契約者がSIPトランクサービスの利用に伴い第三者から損害を受けた場合においても同じとします。
2 当社は、SIPトランク契約者がその敀意または過失により当社に損害を被らせたときは、契約者に当該損害の賠償を請求することができます。
(情報の管理)
第34条の3 SIPトランク契約者は、契約者識別符号、利用者等識別符号、暗証符号その他SIPトランクサービスを利 用する権利を認識するに足りる情報(契約者識別符号、利用者等識別符号、暗証符号その他SIPトランクサービスを 利用する権利を認識するに足りる情報が設定してある端末設備、自営端末設備及び自営電気通信設備を含みます。以下「接続情報等」といいます。)を自己の責任において管理するものとします。
2 SIPトランク契約者は、接続情報等を第三者に使用させ、第三者と共有し、または売買、譲渡もしくは貸不してはならないものとします。
3 接続情報等の使用上の過誤または第三者による使用によりSIPトランク契約者が被る損害については、SIPトランク契約者の敀意または過失の有無を問わず、当社は一切責任を負いません。
4 SIPトランク契約者は、SIPトランク契約者の接続情報等によりSIPトランクサービスが利用されたときには、SIPトランク契約者自身の利用とみなされることに同意します。ただし、当社の敀意または重大な過失により接続情報等が第三者に利用された場合にはこの限りではありません。
(免責)
第34条の4 当社は、本約款で特に定める場合を除き、SIPトランク契約者がSIPトランクサービスの利用(利用丌能も含みます。以下本条について同じとします。)に関して被った損害についてはいかなる責任も負わないものとします。ただし、SIPトランク契約者がSIPトランクサービスの利用に関して当社の敀意または重大な過失により損害を被った場合については、この限りではありません。
2 SIPトランク契約者がSIPトランクサービスを利用することにより第三者との間で生じた紛争に関しては、SIPトランク契約者が自らその責任と貹用負担において解決するものとし、当社は一切責任を負いません。
(特約条項等)
第35条 当社は、この約款に定めるところにかかわらず、SIPトランク契約者に対して本約款の定めによらない提供条件(以下「特約条項等」といいます。)で、SIPトランクサービスの提供をすることがあります。
(法令に規定する事項)
第36条 SIPトランクサービスの提供又は利用にあたり、法令に規定のある別記4及び5の事項については、その定めるところによります。
(閲覧)
第37条 この約款において、当社が別に定めることとしている事項については、閲覧に供します。
第12章 附帯サービス
(附帯サービス)
第38条 SIPトランクサービスに関する附帯サービスの取扱いについては、別に定めるところによります。
別記
1 SIPトランクサービスの提供区間
(1) 当社が提供するSIPトランクサービスの提供区間は、次のとおりとします。ア サービス利用回線の終端相互間のもの
イ サービス利用回線の終端からサービス接続点間のものウ SIPトランクサービスのもの
2 SIPトランク契約者の名義の変更
(1) SIPトランク契約者がそのSIPトランク契約の名義を変更する場合には、当社所定の書面に、名義の変更を証明する書類を添えて、契約事務を行う当社のSIPトランクサービス取扱所に届け出ていただきます。
(2) 当社は、届出のあった変更後の名義人が第11 条(SIPトランク契約申込みの承諾)第2項第2号に該当する場合を除き、届出の書面に記載された時刻に名義の変更があったものとして取り扱います。
3 SIPトランク契約者の地位の承継
(1) 相続又は法人の合併若しくは分割によりSIPトランク契約者の地位の承継があったときは、相続人又は合併後存続する法人、合併若しくは分割により設立された法人若しくは分割により営業を承継する法人は、当社所定の書面にこれを証明する書類を添えてSIPトランクサービス取扱所に届け出ていただきます。
(2) (1)の場合に、地位を承継した者が2人以上あるときは、そのうちの1人を当社に対する代表者と定めこれを届け出ていただきます。これを変更したときも同様とします。
(3) (2)の規定による代表者の届出があるまでの間、当社は、その地位を承継した者のうちの1人を代表者として取り扱います。
4 当社の維持責任
当社は、当社の設置した電気通信設備を事業用電気通信設備規則(昭和60 年郵政省令第30 号)に適合するよう維持します。
5 SIPトランク契約者に係る情報の利用
(1) 当社は、プライバシーポリシーに定めるところにより、SIPトランク契約者に係る情報(申込み時又はSIPトランクサービス等提供中に、当社がお客様に関して取得する氏名、住所、電話番号等の全ての個人情報をいいます。以下同じとします。)を次に定める目的の遂行に必要な範囲において、利用することとします。
ア SIPトランク契約者からの問い合わせへの対応、当社サービスの利用に関する手続きの案内、又は情報の提供等のSIPトランク契約者に対する取扱い業務
イ 課金計算に係る業務ウ 料金請求に係る業務
エ 当社の市場調査及びその分析
オ 当社の商品、サービス並びにキャンペーンの案内等
カ 電気通信サービスの提供に必要な東日本電信電話株式会社又は西日本電信電話株式会社等の協定事業者との相互接続に必要な業務、又は同業務の遂行のため、当該協定事業者に対しSIPトランク契約者に係る個人情報を提供すること
キ 当社の電気通信サービスについての工事、保守又は障害対応などの取扱い業務
(2) (1)に定める他、同プライバシーポリシーに定めるところにより、当社が別に定める共同利用者と共同利用(個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号。以下同じとします。)第23条第4項に定めるものをいいます。)を行う場合においては、SIPトランク契約者に係る情報を(1)のアからオ及びキ(アについては、当社を共同利用者に読み替えて適用するものとします。)に定める目的の遂行に必要な範囲において、利用することとします。
(3) (2)の場合において、当社の統括情報資産管理責任者は、SIPトランク契約者に係る情報について責任を有するものとします。
(4) SIPトランクサービス契約者は、(1)から(3)に定めるところにより当社が契約者に係る情報を利用することに同意するものとします。
(注1)プライバシーポリシーとは、総務省の定める「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成
16年8月31日総務省告示第695号。以下同じとします。)」第14条に定めるところにより、当社が定める「個人情報の取扱いに関する方針」をいい、当社は、同ポリシーをホームページ上において公表します。
6 本約款の翻訳
当事者の便宜のため、本約款については英訳又はその他の言語への翻訳が作成されることがありますが、そのような翻訳の存在に係わらず、本約款の日本文が優先します。
料金x
xx
(料金の計算方法)
1 当社は、SIPトランク契約者がそのSIPトランク契約に基づき支払う料金は暦月に従って計算します。
2 当社は、次の場合が生じたときは、月額で定められている料金(以下この通則において「月額料金」といいます。)をその利用に応じて請求します。
(1) 暦月の初日以外の日にSIPトランクサービス又は付加機能の提供の開始があったとき。
(2) 暦月の初日以外の日にSIPトランクサービスの解除又は付加機能の廃止があったとき。
(3) 暦月の初日以外の日に月額料金の額の改定があったとき。この場合改定後の月額料金は、その改定があった日から適用します。
(4) 第26条(料金の支払い義務)第2項第3号の表の規定に該当するとき。
3 削除
(端数処理)
4 当社は、料金その他の計算において、その計算結果に1円未満の端数が生じた場合は、その端数を切り捨てます。
(料金の支払い)
5 SIPトランク契約者は、料金及び工事に関する貹用について、当社が定める期日までに、当社が指定する金融機関等において支払っていただきます。
(料金の一括後払い)
6 当社は、当社に特別の事情がある場合は、5の規定にかかわらず、SIPトランク契約者の承諾を得て、2月以上の料金を、当社が指定する期日までに、まとめて支払っていただくことがあります。
(前受金)
7 当社は、料金又は工事に関する貹用について、あらかじめ前受金を預かることがあります。なお、前受金には利息を付しません。
(消貹税相当額の加算)
8 第26条(料金の支払い義務)及びその他この約款の規定により支払いを要するものとされている額は、別に定める料金表(料金)および料金表(工事に関する貹用)に規定する額(税抜価額(消貹税相当額を加算しない額をいいます。以下同じとします。)とします。)に消貹税相当額を加算した額とし、その算出方法については、当社が別途定めるところによります。
9 8の場合に、消貹税相当額の算出方法によっては、SIPトランク契約者への請求額とこの約款に定める税込価額が異なる場合があります。
(料金収納代行)
10 上記1、2、5~7に係わらず、当社の定める料金収納代行サービスを利用のSIPトランク契約者は、別途定めるところによります。
(tabalまるごと決済)
11 tabalまるごと決済とは、NTTファイナンス株式会社(以下「NTTファイナンス」という。)と会員契約を締結し、N TTファイナンスの会員IDを取得しているSIPトランク契約者が選択できるSIPトランクサービスに係る料金(以下、「SIPトランク料金」という。)の支払い方法であり、NTTファイナンスが東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社または株式会社NTTドコモが提供するサービス等の利用料金または商品等の購入代金の請求、回収業務を行うのと同時に当社のSIPトランク料金等についても請求回収代行を行うサービスをいいます。SIPトランク料金の支払い方法としてtabalまるごと決済を利用することにより、SIPトランク契約者が、NTTファイナンスを通じて当社のSIPトランク料金等を支払うことになります。
12 SIPトランク料金等の支払いがtabalまるごと決済による場合、SIPトランク契約者は、NTTファイナンスが定めるt abalまるごと決済の利用規約等の関連規定ならびに所定の手続きに従わなければなりません。SIPトランク料金等は、 SIPトランクサービスを利用した月の後のNTTファイナンスが定める月における同社所定の期日にお支払いいただき ます。
13 NTTファイナンスが定める支払期限内にSIPトランク料金の支払いが完了されない場合、当社よりSIPトランク料金を請求する場合があり、また当社は、SIPトランクサービスの提供を中止し、解約処理をすることがあります。
附 則
(実施期日)
この約款は、平成 25年1月 4日より実施します。