壮瞥町防犯灯 LED 化事業特記仕様書
壮瞥町防犯灯 LED 化事業特記仕様書
1. 業務委託名
壮瞥町防犯灯 LED 化事業
2. 事業期間
契約日から平成29年2 月28日( 予定)
3. 事業目的・趣旨
壮瞥町防犯 LED 化事業業務提案募集要領と同じ
4. 導入調査及び計画策定・台帳整備業務
当該業務では町内に設置されている全ての防犯灯を対象とした現地調査を行うものとする。現地調査で整理した内容を踏まえて以下の項目を調査するものとする。
【調査項目】
①現地調査
ア. 照明器具の種類別消費電力
イ. 設置場所( 住所、電柱・ポール柱などの区別や電柱番号)
ウ. 照明器具設置の高さ等を含めその完全性( 損傷等の状態)、特に鋼管柱などの状態を調査する。
エ. 調査の結果、錆びや傾きなどで緊急的に対処が必要な防犯灯施設は、応急措置を施し、速やかに町と協議するものとする。
オ. その他
※ 調査事前に町と協議のうえ、最終決定するものとする。
②データベースの作成
現地調査によって整理した防犯灯( 移設・新設の場合は施工後の位置) に
ついて維持管理が容易に出来るよう
Windows
7 で全庁的に利用出来る汎用性
のある台帳システムとし、電子化する。管理台帳については、リース終了後も容易に検索・閲覧・追加等が可能なシステムとする。
詳細は、別紙「防犯管理システム機能要件」を参照。
【導入計画・効果の検討】
①現状分析による条件設定
現地調査に基づき計画条件及び計画上の基本事項の整理、検討を行うものとする。
既存防犯灯の設置されている場所や周辺施設の状況、防犯上の観点を踏まえて必要とされる明るさを設定するものとする。
②照明器具の採用
前項により設定された条件に基づく照明器具を採用すること。
環境技術普及促進協会の補助対象となる照明については、協会の補助対象に合致する照明器具を採用すること。
③導入計画の策定 ア. 導入計画の決定
イ. 仕様書の作成( 工事仕様書、使用機器仕様書)
④導入効果の検討
導入によるエネルギー量等の削減効果を提示するものとする。
⑤その他
L E D 防犯灯の導入台数は実施内容の台数を基本とするが、調査結果を踏まえた導入に伴う概算費用を算出し、L E D 化による縮減コストとリース方式による導入費用の差額を精査して決定する。
⑥維持管理手法の検討及び仕様書の作成
当該事業で導入するL E D 防犯灯を効率的に維持管理するための手法を検討し、保守点検及び維持管理仕様書を作成するものとする。
⑦成果品
ア. 調査事業において得られた防犯灯の位置を記載した地図においては、紙媒体と電子媒体を提出すること。
イ. 調査対象全ての防犯灯について、調査結果報告書を作成し納品する。報告書には、現地調査で取得した既設防犯灯の写真を添付するものとする。
ウ. 導入計画書
エ. その他町が必要とする資料を提出すること。
5. 工事仕様
上記により作成した導入計画に基づき、工事計画書を速やかに作成し、町と事前に協議する。また、環境技術普及促進協会に補助交付申請業務から完了実績報告等手続き一式を行うこととする。北海道電力・N T T への申請、関係官公庁への道路占用許可申請、交通規制等の安全対策についてなど全ての申請手続きについて、町の代行事業者として書類の作成、関係機関との協議・申請を行い工事を行うこと。
設置した防犯灯が壮瞥町防犯L E D 化事業の賃貸物件であることがわかるような管理プレート等( 耐用年数10年以上) を電柱ポールに添付すること。
処分する必要がある器具等については、事業者が責任を持って処理すること。工事に係る瑕疵については、町は関与しない。
その他、必要がある事項は別途、町と協議して決める。
6. 借上仕様
点検・補修などについて、防犯L E D 照明に切り替え後から賃貸期間終了までの照明器具の保守は、事業者の責任において行うこと。
天災等のリスク分担についても提案すること。
借上げた照明器具に係るクレームが発生した場合は、その対応を事業者が行うこととする。
賃貸開始日以降の支払いは月払いとし、1 ヶ月の期間終了後、リース会社からの請求により30日以内に支払うこととする。
別 紙
防犯灯管理システム機能要件
1 機能要件
防犯灯管理システムは、下表の内容を網羅したシステムとする。
今後、道路照明等を
LED
化した際に登録が可能になるよう街路灯全般につい
てのみ拡張機能性を持ったシステムとする。( 各種公共施設の将来的な登録は想定していないため、街路灯のみに特化したシステムでよい)
大 分 類 | 小 分 類 | 機 能 詳 細 |
地図機能 | 検索 | ① 管理番号、設置場所住所等の属性情報を利用した検索が可能 ②自治会名ごとの検索が可能 |
印刷 | ① 縮尺、範囲を指定して表示されている画面の印刷が可能 ②印刷プレビューが可能 ③用紙サイズの指定が可能 | |
拡大・縮小 | 縮尺指定、領域指定による画面の縮小・拡大が可能 | |
移動 | マウス指示による画面の移動が可能 | |
属性表示 | マウス指示により防犯灯情報の確認が可能 | |
入力・消去 | 町が自ら防犯灯の新設情報や撤去情報を容易に入力・消去が可能 | |
台帳機能 | 入力 | 管理番号、設置場所住所、電柱名等属性情報として登録されている内容の入力・更新が町で容易に行うことが可能 |
台帳閲覧 | 登録されている台帳の表示、検索、集権が可能 | |
データ出力 | CSV 形式でのデータ出力が可能 |
2 システム搭載データ
防犯灯管理システムには、以下のデータを搭載するものとする。
【地図データ】
( 1) 防犯灯位置
( 2) 電子住宅地図
( 3) その他発注者と受注者が協議し必要と合意したデータ
【その他データ】
( 1) 防犯灯属性データ
( 2) 現況写真データ