※1:「Power Purchase Agreement(電力購入契約)」の略で、敷地外の遠隔地に設置された発電設備から電力を購入すること。
2022 年 10 月 22 日
各 位
株式会社北陸銀行北陸電力株式会社
「カーボンニュートラルの推進に向けた連携協定」の締結および 「ほくほくソーラーパーク」の建設について
株式会社北陸銀行(代表取締役頭取 xx x、本店:富山県富山市)と北陸電力株式会社(代表取締役社長 社長執行役員 xx xx、本社:富山県富山市)は、本日、「カーボンニュートラルの推進に向けた連携に関する協定」を締結いたしました。
本協定に基づく取り組みの第1号案件として、北陸電力グループの「xxx発電オフサイトP PA※1」を活用し、北陸銀行所有地において北陸電力グループがxxx発電所「ほくほくソーラーパーク」を建設・運営し、発電する全ての電力を北陸銀行の店舗等に供給いたします。地方銀行の取り組みとしては、国内最大級のメガソーラー施設※2 となります。
北陸銀行と北陸電力は、相互のソリューションを有効に活用し、緊密な連携と協力により、地域におけるカーボンニュートラルの実現および地域社会・環境の持続的な発展に資することを目指してまいります。
※1:「Power Purchase Agreement(電力購入契約)」の略で、敷地外の遠隔地に設置された発電設備から電力を購入すること。
※2:定格出力 1,000kW 以上として定義
記
1.「カーボンニュートラルの推進に向けた連携に関する協定」の締結について
(1)締結日 2022 年 10 月 22 日(火)
(2)連携協定概要
名 称 | カーボンニュートラルの推進に関する株式会社北陸銀行と北陸電力株式会社との連携協定 |
目 的 | 北陸銀行のファイナンスソリューションと北陸電力のエネルギーソリューションを有効に活用し、相互の緊密な連携と協力により、地域におけるカーボンニュートラルの実現及び地域社会・環境の持続的な発展に資することを目的とする。 |
協定事項 | ① カーボンニュートラルの推進に関すること ② 環境リテラシー向上に資する活動に関すること ③ その他、協定の目的に沿うこと |
2.「ほくほくソーラーパーク」について
「ほくほくソーラーパーク」は、北陸電力グループの「xxx発電オフサイトPPA」を活用し、追加性(再生可能エネルギーの新たな設備投資を促す効果)を有した再生可能エネルギーを導入する取り組みとなります。
発電規模は一般家庭約 1,100 世帯の使用電力量に相当し、年間約 1,600 トンの CO2 排出量の削減に繋がり、北陸地区の北陸銀行で使用する消費電力量の約 22%に相当します。
北陸銀行と北陸電力はこれまでも、水力発電を活用した再生可能エネルギー「とやま水の郷
でんき」等で連携しており、引き続き脱炭素化の取り組みを進めてまいります。
所在地 | xxxxxxxxx 000 番 |
パネル容量 | 3,142kW |
年間発電量 | 約 3,300MWh(一般家庭 約 1,100 世帯分) |
運転開始 | 2023 年夏頃 |
開発・運営者 | 北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社(北陸電力 100%出資子会社) |
完成イメージ図
3.該当する SDGs の目標
SDGs は Sustainable Demelopment Goals の略称で、2012 年に国連で採択された 2030 年までに達成すべき 17 の目標と 169 の具体的なターゲットを定めた「持続可能な開発目標」です。ほくほくフィナンシャルグループは、2019 年 4 月に「SDGs 宣言」を表明しました。
以 上
添付資料:カーボンニュートラルの推進に関する連携協定について
添付資料
カーボンニュートラルの推進に関する連携協定について
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本連携協定締結の背景・目的
2015年12月の「パリ協定」採択により脱炭素化への国際的な動きが加速し、国内においても
2020年10月日本政府による「2050年カーボンニュートラル宣言」発表により脱炭素化の動きが本格化し、企業活動におけるカーボンニュートラル実現の流れは「不可逆」なものとなっています。
それは、大企業だけに留まらず、サプライチェーン全体での取り組みが求められ、地域社会・地域企業においても最重要課題になりつつあります。
北陸銀行においては、ほくほくフィナンシャルグループとして本年4月からスタートした中期経営計画「Go forward with Our Region」の重点戦略の一つに「環境分野への取組み」を掲げ、自社のCO2排出量の削減、お取引先へのソリューションの強化、自治体や各種団体等との連携強化により地域の脱炭素化を積極的に進めております。
北陸電力においては、2021年4月にカーボンニュートラル達成に向けたロードマップを策定し、「電源の脱炭素化」、「送電網の次世代化」および「お客さま・地域の脱炭素支援」等、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めております。
社会におけるカーボンニュートラルニーズの高まりを踏まえた、新たな価値サービス等を展開することで、お客さまや地域のカーボンニュートラル実現を支援します。
このような中で、北陸銀行および北陸電力は、「地域社会・地域企業のカーボンニュートラルへの取組み」を加速していくため、両社の強みを相互に連携し協働することで脱炭素化に向けた支援を進めてまいります。
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連携協定の内容
■ 連携内容は以下の通りです。
(1)カーボンニュートラルの推進に関すること
(2)環境リテラシー向上に資する活動に関すること
(3)その他、協定の目的に沿うこと
■ 両社それぞれのノウハウやネットワークを最大限活用することにより、
地域社会・地域企業のカーボンニュートラル実現への
取り組みを支援 します。
・サステナブルファイナンス支援
・CO2排出量見える化支援
・補助金、xx補給活用支援
・SDGs評価サービス など
●ファイナンスソリューション
・xxx発電PPA(オンサイト/オフサイト)
・EV/充放電設備導入支援
・建物のZEB化対応
・エネルギー設備受託サービス
・再エネ電気料金メニュー など
●エネルギーソリューション
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(参考)オフサイトPPAスキームによる再生可能エネルギーの導入について
■ 本協定に基づく取り組みの第1号案件として、北陸電力グループの「xxx発電オフサイトPPA」を活用し、北陸銀行の店舗へ再生可能エネルギー100%の電力を供給いたします。
● xxx発電PPA(オフサイト)の提供イメージ
導入メリット
① 初期投資なしでxxx発電所で発電した再エネ電力を使用可能
② お客さま施設における脱炭素化を推進
③ お客さまの敷地外の空きスペースや遊休地を有効活用可能
「ほくほくソーラーパーク」完成イメージ
北陸銀行所有地にxxx発電所
「ほくほくソーラーパーク」を建設し、発電する電力を北陸地区の北陸銀行の 店舗へ供給いたします。
CO2排出量削減量
約 1,600 t-CO2/年
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カーボンニュートラル実現に向けた取り組み(北陸銀行)
取組み内容 | |
2021年2月 | 「ほくほくFG 環境方針」制定・「TCFD提言」賛同 |
2021年4月 | 「とやま水の郷でんき」契約第一号として導入 |
2021年7月 | 「ほくほくFG CO2排出量削減目標」引き上げ(2030年度削減率46%に(2013年度比)) |
2021年9月 | ほくほくサステナブルファイナンス「サステナビリティ・リンク・ローン型」「グリーンローン型」取扱開始 |
2021年11月 | 「ほくほくFG サステブル・環境関連投融資目標」設定(2021〜2030年度累計1.5兆円・7,000億円) |
2021年12月 | 「カーボンニュートラル都市ガス」北陸3xxとして導入 |
2021年12月 | 社用車として燃料電池自動車「MIRAI」導入 |
2022年1月 | 「CO2排出量の見える化サービス」の提供に向けたxx総合研究所との業務提携締結 |
2022年3月 | 経済産業省「GXリーグ基本構想」賛同 |
2022年4月 | ほくほくサステナブルファイナンス「SDGs定型目標型:ほくほくThree Targets」取扱開始 |
2022年4月 | 東京支店においてRE100に適合する「グリーン電力」導入 |
2022年6月 | 北銀リースにおいて「ESGリース」取扱開始 |
2022年6月 | FIT非化石証書購入 |
2022年7月 | 「ほくほくFG 2050年カーボンニュートラル」目標新規設定 |
2022年8月 | 環境省「地域脱炭素融資促進xx補給事業」指定金融機関採択 |
2022年9月 | MEJAR参加行5行による「MEJARサステナビリティソリューション連携」締結 |
2022年10月 | 北陸電力と「カーボンニュートラルの推進に関する連携協定」締結 |
2023年夏予定 | 「ほくほくソーラーパーク」稼働開始 |
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カーボンニュートラル実現に向けた取り組み(北陸電力)
社会のカーボンニュートラル対応ニーズの高まりを踏まえた新たなサービス等の展開により、お客さまのカーボンニュートラル実現を支援します。
■ xxx発電PPAについて
お客さまがxxx発電設備の設置に係る初期費用を
負担することなく、再エネ100%の電気をご使用いただけるサービスです。
2021年3月の第1号案件以降、2022年10月末までに法人お客さま20件、xx電池モジュール容量で16MWを運用開始しております。
● xxx発電PPA(オンサイト)のサービス提供イメージ
■ ZEB化対応支援
お客さまの施設のZEB化へ向け、北陸電力グループがご提案・シミュレーションから設置工事、フォローまで 実施いたします。
北陸電力は、2020年度よりZEBプランナーに登録されております。
自治体や法人のお客さまを対象にEV、充放電設備に
加え、車両管理用のスマートフォンアプリ、EVを活用したエネルギーマネジメントを提供する月額定額制のサービスを提供しております。
xxBEST
お客さま
サービス利用料金(月額定額制)
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■ EV導入支援
● ZEBコンサルティングの実施体制
● EV導入トータルサービスの概要