UTR-S201 シリーズ
UTR-S201 シリーズ
ファームウェアバージョンアップツール使用方法
発行日 2022 年 2 月 28 日
Ver 1.00
マニュアル番号:TDR-MNL-UTR-S201-VERUPTOOL-100
ソフトウエア使用許諾契約書
本契約は、お客様(個人・法人を問いません)とタカヤ株式会社との間の契約です。
お客様は、本ソフトウエアをコンピュータにインストールする、または複製する、またはコンピュータにインストールされた本ソフトウエアを使用することで本契約に同意されたものとみなされます。
本契約に同意頂けない場合は、本製品(コンピュータプログラム、CD-ROM などの製品媒体、付帯ド
キュメント、その他一切のもの)を当社あてにご返却下さい。また本ソフトウエアをネットワーク経由でダウンロードして入手した場合は、入手したファイルをコンピュータから削除してください。
第 1 条 使用権の許諾
1)お客様は本契約への同意を前提にライセンス数に制限無く本ソフトウエアを使用することができます。
2)お客様は本契約書の添付を条件に本ソフトウエアを第三者に対し無償で配布することができます。
第2条 著作権
1)本ソフトウエアに関する著作権、特許権、商標権、ノウハウおよびその他すべての知的財産権は、当社に帰属することとします。
2)お客様は、本ソフトウエアに付された著作権表示等の注釈を削除または改変してはならないものとします。
3)本契約は、本契約に明示された場合を除き、本ソフトウエアに関する何らかの権利をお客様に許諾あるいは譲渡するものではありません。
第3条 禁止事項
1)コンピュータプログラムのリバースエンジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブルを行うこと。また、これらの方法やその他の方法でソースコードの解読を試みること。
2)本ソフトウエアの一部またはすべてを変更すること。また、xx的著作物を作成すること。
3)本ソフトウエアの販売、営利目的での配布を行うこと。
第4条 無保証
1)当社は、本ソフトウエアがお客様の特定目的のために適当であること、有用であること、本ソフトウエアに瑕疵がないこと、その他本ソフトウエアに関していかなる保証もいたしません。
2)当社は、本ソフトウエアが第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことを一切保証しません。お客様は、お客様ご自身の判断と責任により本ソフトウエアをご使用になるものとします。
3)本ソフトウエアや関連するすべての資料は、事前の通知なしに改良、変更することがあります。
第5条 免責
当社は、いかなる場合においても、本ソフトウエアの使用または使用不能から生ずるいかなる損害(事業利益の損害、事業の中断、事業情報の損失、またはその他金銭的損害)に関して、一切責任を負いません。
第6条 サポート
お客様が本ソフトウエアに関するサポートをご希望になる場合は、当社 RF 事業部までお問合せください。
連絡先
〒108-0074
xxxxxxx 0-00-00 xxxxxx
xxx株式会社 事業開発本部 RF 事業部 第一営業部
第7条 契約の解除
お客様が本使用許諾契約に違反した場合、当社は本使用許諾契約を解除することができます。その場合、お客様は本ソフトウエアの使用を中止し、プログラムをコンピュータからアンインストールし、本製品を当社へ返却するものとします。また、本ソフトウエアをネットワーク経由でダウンロードして入手した場合は、入手したファイルをコンピュータから削除してください。
(2022年2月 版)
目次
第1章 バージョンアップについて
本章では、バージョンアップについて説明します。
UHF 帯リーダライタ(UTR シリーズ)は、機能追加などを目的としてファームウェアのバージョンアップを行うことがあります。
当社WEB サイトからファームウェアのバージョンアップツールをダウンロードして頂くこと
で、既設のリーダライタをお客様ご自身でバージョンアップすることが可能です。
本書は、バージョンアップツールのダウンロード方法、ツールの使用方法を記載したものです。バージョンアップの手順、バージョンアップ時の注意点など、バージョンアップ作業を始める前に本書の内容を十分ご確認ください。
本ツールを使用したバージョンアップ作業は、以下の UTR シリーズ機種をご使用の場合にご利用いただけます。
【対象機種】
・UTR-SUN02-4CH
・UTR-SHR201
リーダライタのファームウェアバージョンは、当社のユーティリティツール
(UTRRWManager)を使用することで確認することができます。
また、上位機器から「ROM バージョンの読み取り」コマンドを実行することで確認することができます。
※バージョンアップツールは機種毎に異なりますので、必ずその機種専用のツールをお使いください。
※未対応のツールを使用してバージョンアップすることはできませんのでご注意ください。
本ツールを使用してファームウェアのバージョンアップをおこなった場合、リーダライタ内部の FLASH 設定は変更されません。(初期化もされません。)
バージョンアップ終了後もバージョンアップ前の設定で起動します。
本書に記載のバージョンアップツールを使用し、何らかの原因で処理に失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる場合がありますのでご注意ください。
アップデートの最中に通信が途絶えますとアップデートに失敗します。安定して通信が行えることを確認してから作業を行ってください。また、アップデートの最中には絶対にリーダライタの電源を切らないでください。
アップデートは PC およびネットワークの負荷が最小の状態で行ってください。負荷の大きい状態で作業を行うと、アップデートに失敗する場合があります。
他のソフトを起動している場合は、全て終了してからアップデートを行ってください。
バージョンアップ作業はお客様の責任で実施いただきます。
万が一リーダライタが正常起動できなくなった場合、当社は一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
修復させるためには当社にセンドバック頂く必要があり、有償修理対応となります。
第2章 セットアップ
本章では、バージョンアップを行う前のセットアップ手順について説明します。
バージョンアップツールは以下の WEB サイトからダウンロードしてください。
xxxxx://xxx.xxxxxx.xx.xx/xxxxxxx/xxxx/xxx/xxx_xxxxxxxx/
リーダライタごとに専用のバージョンアップツールを準備していますので、必ず専用のツールをご使用ください。
未対応のツールを使用してバージョンアップすることはできませんのでご注意ください。
セットアップを始める前に、お使いになる PC の動作環境をご確認ください。以下の環境を満足する必要があります。
Windows® 7 32/64bit 版 Windows® 8 32/64bit 版 Windows® 8.1 32/64bit 版 Windows®10 32/64bit 版
Intel® Core™2 Duo 1.6GHz 相当以上
2.2.4 推奨ハードディスクドライブ空き容量 10GB 以上
2.2.5 対応リーダライタ UTR-SUN02-4CH UTR-SHR201
専用のバージョンアップツールを、お使いの PC にコピーしてください。ファイルが圧縮されている場合は解凍してください。
第3章 バージョンアップ手順
本章では、バージョンアップの手順について説明します。
リーダライタをバージョンアップする場合、初めてバージョンアップする個体は以下の手順に従って作業してください。
注)ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切って再起動してください。 また、連続して複数台の処理を行なう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
● COM ポートのオープン
ソフトを起動すると次の画面が表示されます。
②
①
③
④
⑤
① COM ポートの選択
パソコン内で認識されているCOM ポートとその情報が表示されます。クリックしてCOM ポートを変更することがxxxx。
② ポートの確認
Windows のデバイスマネージャを起動し、COM ポートを確認することがxxxx。
③ 再書き込み設定
通常の手順で書き込みに失敗した時のみ使用するボタンです。
初めてバージョンアップ作業を行う場合は、このボタンは操作しないでください。
④ OPEN
選択したCOM ポートをOPEN し、次の操作に進みます。
⑤ キャンセル
作業を中断します。
リーダライタと通信が出来た場合、以下の画面が開きます。
リーダライタのロムバージョン、接続している COM 番号、通信速度、および機種名が表示されます。
ファームウェアのアップデートを開始する場合は、メニューから[ファーム]-[アップデート]を押
すか、左上の実行ボタンを押します。
COM ポートの選択が間違っていた場合は、ログに以下のメッセージが表示されます。ソフトを終了し、COM ポートを確認してソフトを再起動してください。
対応機種を間違えた場合、以下のメッセージが表示されます。
ソフトを終了し、機種に対応したソフトをダウンロードしてください。
● アップデートの実行
注意)アップデートを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
メニューから[ファーム]-[アップデート]を押すか、左上の実行ボタンを押すと、アップデート(ファームの書き換え)が開始されます。
アップデート中は、リーダライタの電源を切らないでください。
アップデートが正常に終了すると、以下の画面が表示されます。
メニューから[ファイル]-[終了]を押してソフトを終了してください。
【書き込みに失敗した場合】
書き込み処理で失敗した場合、ソフトを終了し、再度ソフトを立ち上げます。
[再書き込み設定]を選択し、ファームウェアの再書き込みをおこなってください。再書き込みの詳細は、「3.2 再書き込み手順」をご参照ください。
注)ソフトを起動する前に、必ずリーダライタの電源を切り、再起動をかけてください。 また、連続して複数台の処理を行なう場合は、毎回ソフトを再起動してください。他のソフトを起動している場合は、全て終了してください。
ソフトを起動すると次の画面が開きます。
[再書き込み設定]ボタンを押します。
[再書き込み設定]ボタンを押すと、次の画面が開きます。
前回ファームウェアアップデート時に書き込みに失敗した場合や、アップデート後に
xxxxxxが正常起動しなくなった場合には、[再書き込みを行う]に✔を入れて、[設定]を押します。
COM ポートの選択画面に戻ります。
[再書き込み設定]を行うと、画面のタイトルに「シリアルポートのオープン[再書き込みモード]」と表示されます。
この状態でリーダライタを接続しているポートを選択し、[OPEN]ボタンを押します。
ファームウェアの書き込み画面が開きます。
[再書き込み設定]を行うと、書き込み画面に「再書き込みモードで、アップデートを実行します、と表示されます。
メニューから[ファーム]-[アップデート]を押すか、左上の実行ボタンを押すと、アップデート(フ
ァームの書き換え)が開始されます。
注意)バージョンアップを開始してから処理が終了するまでは、リーダライタの電源を切らないでください。
また、処理中は通信ケーブルも取り外さないでください。
処理が途中で失敗した場合、そのリーダライタは正常起動できなくなる可能性があります。
変更履歴
Ver No | 日付 | 内容 |
1.00 | 2022/02/28 | 新規作成 |
タカヤ株式会 [URL] | 社 事業開発本部 RF 事業部 |
[Mail] |
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