NEWS RELEASE
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報道関係各位
2019 年6月 13 日
アビスパ福岡株式会社
九州産業大学
共同研究契約(アドバイザリー契約)の締結に合意
~九産大 アビスパ福岡のオフィシャル・スポーツ科学・アドバイザーに~
九州産業大学(以下九産大)とアビスパ福岡株式会社(以下アビスパ)は、アビスパ育成年代であるアカデミーからトップチームに至るまでのチーム強化と選手のレベルアップに、九産大のスポーツ科学の専門的な知見を活用することに合意し、「共同研究契約(アドバイザリー契約)」を締結することとしました。
合意内容に基づき九産大は学内に設置した「トップアスリートスポーツ科学支援チー
ム」によりアビスパ選手に対して、有酸素能力などの生理学的測定や筋力などのバイオメカニクス測定、動体視力や状況判断などの心理学的測定などを実施し、スポーツ科学の視点からアドバイスを行うとともに、得られたデータを研究に活用します。また選手や関係者へのセミナーの実施や、遠征・合宿などへの帯同支援などチーム強化に有益と思われる科学的な助言を行う予定です。
アビスパは九産大から得られた選手個人の測定データやスポーツ科学の視点からの助言をチーム強化に活用するとともに、九産大を「オフィシャル・スポーツ科学・アドバイザー」として認定し同チームの公式ホームページ上で表示します。
九産大とアビスパは2013年から毎年、芸術学部学生がアビスパのポスター用選手写真の撮影を行っているほか、人間科学部スポーツ健康科学科の教員による、メンタルトレーニングセミナーへの講師派遣、トップチームの形態及び筋力の簡易測定、アビスパが実施した運動部活動改革プランへの心理学的な観点からの助言など、様々な連携を図っており、このたびの共同研究契約は、これまでの連携関係をさらに深めるものとなります。
今後、九産大は他の競技のスポーツ団体とも同様の連携を推進し、九州のアスリートを支援するスポーツ科学の拠点となるべく研究を充実させます。
また、アビスパ福岡は、今後スポーツ科学等の各種データを活用して、育成年代であるアカデミーからトップチームまで継続的に一貫したチーム強化の体制を構築すべく、地元学校法人をはじめ医療機関等とも連携し取り組んで参ります。
契約書は 6 月 16 日(日)レベルファイブスタジアムにおいて手交いたします。契約の概要については別紙をご覧ください。
【別紙】共同研究契約の概要
プロサッカーチームの強化のためのスポーツ科学的アドバイザリーの実施九州産業大学はアビスパの要請に基づき以下を実施
① 生理学測定
選手の形態測定(身長、体重、体脂肪等)、有酸素能力、無酸素パワー、ミドルパワー、間欠的パワー等を測定しアドバイスを行う。
② バイオメカニクス測定
選手の最大筋力、スピード筋力、体幹筋力等を測定しアドバイスを行う。
③ スポーツビジョン測定
選手の静止視力、動体視力、深視力、コントラスト感度等を測定しアドバイスを行うものとします。
④ セミナー
選手および関係者へのセミナーの開催、スポーツ科学の視点からアドバイスを行なうものとします。
⑤ スポーツ科学情報の提供
スポーツ科学に関する有益な情報等の提供。
⑥ 合宿・練習等への帯同
遠征・合宿・練習等に帯同し、メンタル面等スポーツ科学からのサポートを行なう。
⑦ その他チーム強化に有益と思われるアドバイス。
九州産業大学は測定データやサポート成果などをスポーツ科学研究目的で利用
アビスパ福岡は九州産業大学に「オフィシャル・スポーツ科学・アドバイザー」の呼称権を付与し、クラブ公式ホームページに、「オフィシャル・スポーツ科学・アドバイザー」欄を設けて掲載する。