英語原文のプレスリリースは、https://www.bms.com/media/press-releases.html をご覧ください。
各位
ブリストル マイヤーズ スクイブ、欧州委員会より化学療法後のミスマッチ修復機構欠損または高頻度マイクロサテライト不安定性の進行大腸がんの治療薬として、
オプジーボとヤーボイの併用療法の承認を取得
本資料は、xx薬品工業と戦略的提携契約を締結しているブリストル マイヤーズ スクイブが 2021 年 6 月 29 日(米国現地時間)に発表した英語原文のプレスリリースをxx抄訳として提供するものです。xx抄訳の内容につきましては、英語原文が優先されます。
英語原文のプレスリリースは、xxxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxx/xxxxx-xxxxxxxx.xxxx をご覧ください。
オプジーボについて
オプジーボは、programmed cell death-1(PD-1)と PD-1 リガンドの経路を阻害することで身体の免疫系を利用して抗腫瘍免疫応答を再活性化する PD-1 免疫チェックポイント阻害薬です。がんを攻撃するために身体の免疫系を利用するオプジーボは、日本で 2014 年 7 月に悪性黒色腫で承認を取得以降、複数のがん腫において重要な治療選択肢となっています。現在、日本、韓国、台湾、中国、米国および EU を含む 65 カ国以上で承認されています。
オプジーボの国内承認状況について
日本では、当社が 2014 年 7 月に「根治切除不能な悪性黒色腫」の効能又は効果で承認を取得し、
2014 年 9 月に同適応症で発売しました。
その後、2015 年 12 月に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、2016 年 8 月に「根治切 除不能又は転移性の腎細胞がん」、2016 年 12 月に「再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫」、 2017 年 3 月に「再発又は遠隔転移を有する頭頸部がん」、2017 年 9 月に「がん化学療法後に増悪 した治癒切除不能な進行・再発の胃がん」、2018 年 8 月に「がん化学療法後に増悪した切除不能 な進行・再発の悪性胸膜中皮腫」、および 2020 年 2 月に「がん化学療法後に増悪した治癒切除不 能な進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する結腸・直腸がん」と
「がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道がん」の効能又は効果の追加承認を取得しました(9 つのがん腫で承認)。
また、肝細胞がん、尿路上皮がん、卵巣がん、膀胱がん、前立腺がん、膵がん、胆道がん等を対象とした臨床試験を実施中です。
以上
<本件に関する問い合わせ>xx薬品工業株式会社 広報部
TEL:00-0000-0000 FAX:00-0000-0000
本資料は、ブリストル マイヤーズ スクイブが 2021 年 6 月 29 日に発表しましたプレスリリースのxx抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。
ブリストル マイヤーズ スクイブ、欧州委員会より化学療法後のミスマッチ修復機構欠損または高頻度マイクロサテライト不安定性の進行大腸がんの治療薬として、
オプジーボとヤーボイの併用療法の承認を取得
⚫ この承認は、3 分の 2 近くの患者がオプジーボとヤーボイの併用療法に奏効し、持続的な奏効を示した第Ⅱ相 CheckMate -142 試験の結果に基づいています。
⚫ オプジーボとヤーボイの併用療法は、欧州連合において、大腸がんで承認された最初の免疫療法薬の 2 剤併用療法になります。
⚫ オプジーボとヤーボイをベースとした併用療法は、欧州連合において 5 つの異なる種類の進行がん(悪性胸膜中皮腫、非小細胞肺がん、悪性黒色腫、腎細胞がんおよび大腸がん)の適応で承認されたことになります。
(ニュージャージー州プリンストン、2021 年 6 月 29 日)-ブリストル マイヤーズ スクイブ
(NYSE:BMY/本社:米国ニューヨーク/CEO:xxxxx・xxxxx)は、欧州委員会(EC)が、フルオロピリミジンを含む併用化学療法後のミスマッチ修復機構欠損(dMMR)または高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)の進行大腸がん(mCRC)の成人患者の治療薬として、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)とヤーボイ(一般名:イピリムマブ)の併用療法を承認したことを発表しました。EC の決定は、オプジーボとヤーボイの併用療法が、フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療を受けた MSI-H または dMMR の mCRC 患者で臨床的に意義のある奏効率(ORR)の改善を示した第Ⅱ相CheckMate -142 試験のデータに基づいています。オプジーボとヤーボイの併用療法の安全性プロファイルは、他のがん腫における併用療法でこれまでに報告されている試験のものと一貫していました。
ブリストル マイヤーズ スクイブの消化器がん領域、開発責任者である Xxx X. Xxxxxx(M.D.)は、次のように述べています。「進行大腸がんは、予後不良な悪性度の高いがんで、標準的な化学療法を上回るさらなる治療選択肢が患者さんには必要とされています。この承認により、EU においてミスマッチ修復欠損症または高頻度マイクロサテライト不安定性の進行大腸がん患者さんは、最初の免疫療法薬の 2 剤併用療法を受けることができるようになります。この合理的な併用療法を推進するために、ステークホルダーの皆様と協力してまいります。」
オプジーボとヤーボイの併用療法は、EU で最初に承認された消化器がんに対する免疫療法薬の 2 剤併用療法による治療選択肢になります。この併用療法は、非小細胞肺がんおよび腎細胞がんにつ いても EU で承認されています。 この販売承認により、すべての EU 加盟国、ノルウェー、アイスラ ンドおよびリヒテンシュタインで、オプジーボとヤーボイの併用療法が認められることになります。
オプジーボとヤーボイの併用療法は、2018 年 7 月、フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療後に病勢進行した MSI-H または dMMR の mCRC の成人および小児(12歳以上)患者の治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)により承認されました。オプジーボとヤーボイの併用療法は、日本においても、2020 年 9 月、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の MSI-H を有する結腸・直腸がんの治療薬として、厚生労働省(MHLW)により承認されました。
CheckMate -142 試験の有効性および安全性の結果
最短 46.9 カ月の追跡調査での CheckMate -142 試験の結果は次のとおりです。
• ORR:本試験では、オプジーボとヤーボイの併用療法群の奏効率は 64.7%(95%信頼区間:55.4
-73.2)であり、完全奏効率は 12.6%でした。
• DOR:オプジーボとヤーボイの併用療法群では奏効期間の中央値は未達でした(1.4、58.0 カ月以上)。
• 安全性:オプジーボとヤーボイの併用療法群で 10% 以上に認められた副作用は、倦怠感
( 58% ) 、下痢( 41% ) 、筋骨格痛( 39% )、発疹( 38% ) 、そう痒症( 35% )、悪心
(30%)、咳嗽(29%)、発熱(29%)、腹痛(22%)、関節痛(22%)、食欲減退(22%)、上気道感染症(21%)、嘔吐(21%)、頭痛(19%)、呼吸困難(19%)、甲状腺機能低下症
(18%)、便秘(18%)、浮腫(末梢浮腫を含む)(16%)、浮動性めまい(14%)、甲状腺機能亢進症 (12%)、皮膚乾燥(11%)、高血圧(10%)でした。 副作用の大半は、軽度から中等症(グレード 1 または 2)でした。
CheckMate -142 試験について
CheckMate -142 試験には、フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療中または治療後に病勢進行したミスマッチ修復機構欠損(dMMR)または高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)の進行大腸がん(mCRC)患者を対象に、オプジーボとヤーボイの併用療法を評価した多施設共同非無作為化非盲検コホートが含まれました。
同併用療法コホートの患者には、オプジーボ 3 mg/kg とヤーボイ 1 mg/kg を 3 週間間隔で計 4 回投
与し、その後オプジーボ 3 mg/kg を単剤療法として 2 週間間隔で投与しました。投与は、病勢進行、死亡または忍容できない毒性が認められるまで継続されました。有効性の評価項目には、固形がんの治療効果判定のためのガイドライン(RECIST 1.1)の基準に基づく盲検下独立中央評価委員会の評価による奏効率(ORR)および奏効期間(DOR)が含まれました。
dMMR またはMSI-H の大腸がんについて
大腸がん(CRC)は、身体の消化器系の一部である結腸または直腸に発生するがんです。CRC は世界で 3 番目に多いがん腫であり、2020 年には、約 1,931,000 人が新たに診断され、男女を合わせ
たがんによる死亡原因の第 2 位になると推定されています。
ミスマッチ修復機構欠損(dMMR)は、DNA 複製時のミスマッチエラーを修復するプロテインが欠損または機能していない場合に生じ、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)の腫瘍が発生する原因となります。進行CRC 患者の約 5%において、dMMR または MSI-H の腫瘍が認められます。これらのバイオマーカーを有する進行 CRC 患者は、従来の化学療法でベネフィットを得られない場合が多く、一般的に予後不良です。
xxxxx xxxxx スクイブ:がん患者さんのためのより良いxxを目指して
ブリストル マイヤーズ スクイブは、「サイエンスを通じて、患者さんの人生に違いをもたらす」 というビジョンを掲げています。がん研究で私たちが目指すのは、より良い健やかな日々をもたら す医薬品を患者さんにお届けすること、そして、がんの治癒を可能にすることです。私たちはこれ までも、さまざまながん腫において生存期間を改善してきました。その実績を足掛かりに、ブリス トル マイヤーズ スクイブの研究者は、患者さん一人ひとりに合わせた個別化医療の新たな地平を拓 くとともに、革新的なデジタルプラットフォームによって得たデータをインサイトに変え、研究の 着眼点を明らかにしています。卓越した科学的知見、最先端の技術および創薬プラットフォームに より、私たちは、あらゆる角度からがん治療にアプローチします。がんは、患者さんの人生のさま ざまな場面に深刻な影響を及ぼします。ブリストル マイヤーズ スクイブは、診断からサバイバー シップまで、がん治療のすべての側面に違いをもたらすべく尽力しています。がん治療のリーダー である私たちは、がんと闘うすべての人々の力となり、より良いxxを築くべく取り組んでいます。
オプジーボについて
オプジーボは、身体の免疫系を利用して抗腫瘍免疫応答を再活性化する PD-1 免疫チェックポイント阻害薬です。がんを攻撃するために身体の免疫系を利用するオプジーボは、複数のがん腫において重要な治療選択肢となっています。
業界をリードするオプジーボのグローバル開発プログラムは、ブリストル マイヤーズ スクイブのがん免疫療法における科学的知見に基づいており、さまざまながん腫を対象に、第Ⅲ相試験を含む全段階においてxxな臨床試験が実施されています。今日に至るまで、オプジーボの臨床試験プログラムには、35,000 人以上の患者さんが参加しています。オプジーボの臨床試験は、治療における
バイオマーカー✰役割、特に、一連✰ PD-L1 ✰発現状況においてオプジーボが患者さんにど✰ようなベネフィットをもたらすかについて理解を深めることに役立っています。
オプジーボは、2014 年7 月に承認を取得した世界初✰ PD-1 免疫チェックポイント阻害薬となり、現在、米国、欧州、日本および中国を含む 65 カ国以上で承認されています。2015 年 10 月、ブリストル マイヤーズ スクイブは、オプジーボとヤーボイ✰併用療法において転移性悪性黒色腫✰適応でがん免疫療法薬✰併用療法として初めて承認を取得し、現在、米国と欧州を含む 50 カ国以上で承認されています。
ヤーボイについて
ヤーボイは細胞傷害性 T リンパ球抗原-4(CLTA-4)に結合する遺伝子組み換えヒトモノクローナル抗体です。CTLA-4 は、T 細胞✰活性化を抑制する調節因子です。ヤーボイは CTLA-4 と結合し、 CTLA-4 とそ✰リガンドである CD80/CD86 と✰相互作用を阻害します。CTLA-4 が阻害されると、腫瘍浸潤エフェクターT 細胞✰活性化と増殖など、T 細胞✰活性化と増殖が促されることが明らかになっています。また、CTLA-4 ✰シグナル伝達が阻害されると、制御性 T 細胞✰機能が低下し、抗腫瘍免疫応答を含む T 細胞✰反応性が全体的に向上する可能性があります。2011 年 3 月 25 日、米国食品医薬品局(FDA)は、切除不能または転移性悪性黒色腫患者✰治療薬として、ヤーボイ 3mg/kg単剤療法を承認しました。現在、ヤーボイは切除不能または転移性悪性黒色腫患者✰治療薬として 50 カ国以上で承認されています。ヤーボイに関しては、複数✰がん腫で、幅広い開発プログラムが進められています。
オプジーボとヤーボイ✰適応症および安全性情報について
米国で✰オプジーボとヤーボイ✰適応症および安全性情報については、原文リリースをご参照ください。
ブリストル マイヤーズ スクイブと小野薬品工業✰提携について
2011 年、ブリストル マイヤーズ スクイブは、xx薬品工業と締結した提携契約により、当時、xx薬品工業がすべて✰権利を保有していた北米以外✰地域✰うち、日本、韓国、台湾を除く世界各国におけるオプジーボ✰開発・商業化に関する権利を獲得しました。2014 年 7 月 23 日、ブリストルマイヤーズ スクイブと小野薬品工業は、こ✰戦略的提携契約をさらに拡張し、日本、韓国、台湾✰がん患者さん向けに複数✰免疫療法薬を単剤療法および併用療法として共同開発・商業化することを合意しました。
ブリストル マイヤーズ スクイブについて
ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるため✰革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。ブリストル マイヤーズ スクイブに関する詳細については、XXX.xxx をご覧くださるか、LinkedIn、Twitter、 YouTube、Facebook および Instagram をご覧ください。
セルジーン社およびジュノ・セラピューティクス社は、ブリストル マイヤーズ スクイブ✰ 100%子会社です。米国以外✰いくつか✰国では、現地法✰規定により、セルジーン社およびジュノ・セラピューティクス社は「Celgene, a Bristol Myers Squibb company」および「Juno Therapeutics, a Bristol Myers Squibb company」と称されています。
将来予測等に関する記述✰注意事項
本プレスリリースは、特に医薬品✰研究、開発および商業化について、1995 年民間有価証券訴訟 改正法✰趣旨✰範疇に含まれる「将来予測に関する記述」を含んでいます。歴史的事実ではないす べて✰記述は、将来予測であるか、将来予測であると見なされるも✰です。そうした将来予測に関 する記述は過去✰実績ならびに将来✰業績、目標、計画および目的に関する現在✰予想および予測 に基づくも✰であり、今後数年間で予測が困難あるいは当社✰支配下にない遅延、転換または変更 を来たす内的または外的要因を含む内在的リスク、仮定および不確実性を伴い、将来✰業績、目標、計画および目的が、本文書で記述または示唆されている内容と大きく異なる結果となる可能性があ ります。これら✰リスク、仮定、不確実性およびそ✰他✰要因には、特に、CHMP ✰見解がEC に対 する強制力を有しないという点、オプジーボとヤーボイ✰併用療法が本プレスリリースに記載され
た追加✰適応症✰承認を現在想定している時期に受けられないまたは全く受けられない可能性、また承認された場合でも、そ✰ような併用療法が本プレスリリースに記載された追加✰適応症で商業的に成功するかどうかは不明であるという点が含まれています。将来予測に関するいかなる記述も保証されるも✰ではありません。本プレスリリース✰将来予測に関する記述は、ブリストル マイヤーズ スクイブ✰事業と市場に影響を与える多く✰リスクおよび不確定要素、特にブリストル マイヤーズ スクイブ✰ 2020 年 12 月 31 日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、そ✰後✰四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)など、当社が証券取引委員会に提出した報告書にリスク要因として記されている不確定要素と共に評価されるべきです。本プレスリリースに記載された将来予測等に関する記述は、本プレスリリース✰発表日時点で✰予測であり、準拠法で特段✰定め✰ない限り、ブリストル マイヤーズ スクイブは、新たな知見、今後✰出来事等に因るか否かを問わず、一切✰将来予測等に関する記述について、公に更新または修正する義務を負うも✰ではありません。