JST プレプリントサーバ「Jxiv」投稿規約
JST プレプリントサーバ「Jxiv」投稿規約
2022 年 3 月 24 日
2023 年 1 月 13 日改定
本投稿規約(以下「本規約」)は、投稿者が JST プレプリントサーバ「Jxiv」でのサービスを利用するための条件を定めるもので、JST と投稿者との間のサービス利用契約の内容を規定するものです。なお、投稿・公開について別途定めるガイドラインその他の規定は、本規約の一部として、投稿者を拘束するものとなります。投稿者は、本規約にしたがって、サービスを利用する必要があります。
本規約に規定する要件を満たしていない場合、投稿者は、Jxiv における投稿・公開サービスを利用することができません。
なお、Jxiv の閲覧については、Jxiv 閲覧規約が適用されます。本規約は、JST の裁量により、変更されることがあります。
1. Jxiv の目的
Jxiv は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、「JST」といいます。)が運営するプレプリントサーバで、研究者より投稿された、日本語あるいは英語による研究論文のプレプリントおよび関連データを公開するものです。Xxxx は、研究成果の迅速な公開と共有を可能とすることにより、研究プロセスの早期段階からオープンな議論を促し研究開発を加速すること、および成果公開のインセンティブ(先取権の証左となることの期待等)に寄与することを目的としています。なお、ここでいう「プレプリント」は、ジャーナルに投稿する前、あるいは、ジャーナルに投稿ののち査読結果を受けて改訂する前の、論文の原稿を指します。
投稿者は、本規約にしたがって、Jxiv にプレプリント及び関連データを投稿し(以下、投稿されたデータを「プレプリントデータ」といいます。)、同サーバ上でプレプリントデータの公開を可能とするサービス(以下「本投稿サービス」)を利用することができます。
2. 投稿者の要件
本投稿サービスへ投稿するためには、投稿者は、以下の要件を備えている必要があります。かかる要件を満たしてない場合、本投稿サービスを利用することができず、プレプリントデータは公開されません。
① 本投稿サービスのアカウントを有していること。
本投稿サービスのアカウントを取得するには、researchmap のアカウントまたは ORCID の アカウント を有している必要があります。
② 過去に、JST により本投稿サービスの利用を停止され、その他本投稿サービスのアカウントの停止を受けたことがないこと(ただし、JST が本投稿サービスの利用を特に認めた場合を除きます)。
③ 投稿者は、本規約における個人情報の取扱の定め、及び、Jxiv プライバシーポリシーに同意していること。
➃ プレプリントデータに関し、本規約にしたがって本投稿サービスに投稿する権限を有していること。これには、以下の内容が含まれます。
a. 投稿者はプレプリントデータの著者であること
b. プレプリントデータが共著である場合、全ての共著者から本投稿サービスへの投稿について同意を得ていること(前③記載のプライバシーポリシー等への同意を含む)
3. プレプリントデータの要件
プレプリントデータは、以下のすべての項目を満たしている必要があります。かかる要件を満たしてない場合、本投稿サービスへ投稿することができず、対象となるプレプリントデータは公開されません。
1) 研究内容に関する要件
i) プレプリントデータにかかる研究が以下の要件を満たし、かつ、当該内容がプレプリントデータ内において明示されていること
① 研究は倫理的要件に従って遂行されており、また、必要に応じて研究倫理委員会から承認を得ていること。
② 研究参加者または研究対象者から必要なインフォームドコンセントを取得していること。
③ その他当該研究分野において標準とされる適切な慣行にしたがって行われていること。
ii) 研究の根拠となるデータ、プログラム、およびその他のコンテンツが参照可能であること。
iii) 科学的な手法・論理を用いた、科学的な論文であること。
iv) 研究の新規性が認められること。
v) 全ての著者について、利益相反に関する開示がされていること。
2) 公開に関する要件
① プレプリントデータが既にジャーナルに受理あるいは公開・出版されていたり、他のプレプリントサーバに投稿あるいは公開されたりしていないこと。
② プレプリントデータが、既にジャーナルに投稿されたものである場合は、当該ジャーナルから本投稿サービスへの投稿についての承認がされているものであること。
3) プレプリントデータの内容に関する要件
i) プレプリントデータに捏造、改ざん、盗用といった研究不正がないこと。
ii) プレプリントデータが以下に該当するものでないこと。
① JST 又は第三者の著作権、著作者人格権、名誉権、プライバシー権、肖像権、パブリシティ権、営業秘密その他の権利、利益を侵害し、又はそのおそれがあるもの
② 公序良俗に反し、又はそのおそれがあるもの
③ 詐欺、脅迫、信用毀損、名誉毀損、公職選挙法違反その他法令に違反し、又はそのおそれがあるもの
➃ 過剰な性描写、残酷な表現、犯罪を誘発する表現、差別表現を含むもの
⑤ 特定の政党への支持獲得その他政治活動を主たる目的とするもの
⑥ 特定の宗教への勧誘を目的とするもの
⑦ 広告又は宣伝目的のもの
Ⓑ 公表することにより外国為替及び外国貿易法その他の法令等に違反し、又はそのおそれのあるもの
⑨ その他、プレプリントデータの公開により、JST、または、本投稿サービスの信頼性を著しく損なう可能性があるもの
iii) プレプリントデータにその他の倫理的な問題がないこと。
4) ファイル形式に関する要件
プレプリントはタイトルページ(タイトル、著者名、所属、責任著者の連絡先、キーワード)、抄録(要旨)、本文、謝辞、引用情報、図、表など、必要に応じた項目をすべて含めた 1 つの PDF 形式にて作成されていること。プレプリントには関連データを添付することができるが、関連データを含めプレプリントデータとして投稿可能なファイル形式、ファイルサイズ上限等については投稿時点で効力を有するガイドラインにしたがっていること。
4. スクリーニング(選別)について
JST は、投稿者及びプレプリントデータが本規約記載の要件を満たしているかを確認するため、JST の裁量において必要な限度の選別を行う権利を有するものとします。ただし、JST が選別の義務を負うものではありません。選別の結果、本規約記載の要件を満たさないと判断した場合、公開をいたしません。JST は、かかる選別に関し、 researchmap、ORCID の検索を含むインターネット検索等を使用し著者の本人確認をする、あるいはTurnitin 社の論文等類似性検証ツールであるiThenticate を使用しプレプリントの内容がオリジナルなものであるか確認する、その他第三者の提供するサービス等を使うことがあり、投稿者はプレプリントデータあるいはプレプリントデータに関する書誌情報に関し、かかる第三者提供のサービスの利用がされることに同意するものとします。
なお、投稿者は、(1)JST がかかるスクリーニングを終了するまでは、プレプリントデータが公開されないこと、(2)JST はスクリーニングを迅速に行うために経済面も含め合理的な努力を行うものの、公開日に関する保証はできないことを予め了承するものとし、この点に関し、JST が何ら責任を負担しないことに同意します。
5. プレプリントデータの公開
投稿者は、投稿者およびプレプリントデータが本規約記載の要件を満たす場合、プレプリントデータは、以下の条件にしたがって公開されることに同意するものとします。
1) 無加工
プレプリントデータは、JST による加工・編集がなされることなく、投稿者がアッ
プロードしたファイルがそのまま公開されること。
2) クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
投稿者は、本投稿サービスの利用に際し、クリエイティブ・コモンズ中の適切なライセンスを選択し、これにしたがって二次利用を許諾しなければなりません。ま た、クリエイティブ・コモンズの規程により、いったん付与されたクリエイティ ブ・コモンズ・ライセンスの変更・取り消しはできません。
3) 公開条件(なお、投稿者は、これに関連し、プレプリントデータの投稿により、 JST に対し、かかる公開のために必要な、プレプリントデータの利用に関するライセンスを付与するものとします)
① プレプリントデータまたはプレプリントデータに関する書誌情報は、インターネットを通じて不特定多数の者が自由に閲覧でき、また、ダウンロードすることができること。
② プレプリントデータまたはプレプリントデータに関する書誌情報は、個人情報である著者名、所属機関名を含め、JST が契約する第三者(国外所在のものを含む、以下「外部連携先」)に対して提供され、態様を問わず利用されること(外部連携先については下記 7.に示します)。
③ プレプリントデータにはジャパンリンクセンターにより DOI が付与されること。ジャパンリンクセンターに関連する内容は別記のとおり定めています。
➃ プレプリントデータは、ジャーナルに受理され公開・出版されたのちも、査読前原稿として半永久的に公開されつづけること。
⑤ プレプリントデータがジャーナルから出版された場合、ジャーナル公開版へのリンクを設定すること(その際、プレプリントデータの公開時に登録された書誌情報を変更・消去することはできません)。
6. プレプリントの著作権について
プレプリントデータの著作権及び他の権利は、その著者(著者との合意により著作権を取得した者を含む。以下同じ)に帰属します。本投稿サービスの利用により、投稿者は全ての著者を代表して、JST に対し、プレプリントデータを本規約にしたがって利用することに関する非独占的なライセンスを付与するものとします。著者は、プレプリントのジャーナルへの投稿および出版など、自らの判断においてプレプリントを自由に利用することができますが、JST に付与したライセンスを制限する行為を行うことはできません。なお、プレプリントの公開の際に書誌情報として著者が著作権者であるむね表示しますが、これを変更あるいは消去することはできません。
JST はプレプリントデータの著作権保護につき何ら義務を負うものではありません。また、第三者によるプレプリントデータの著作権にかかわる許諾についての要求や問い合わせに対応する義務も負いません。
7. 外部連携先
JST は、その自由な裁量により、研究成果の共有、利活用を促進する目的で、国内外の科学技術刊行物に関する識別子等の登録機関との連携、所在検索サービス、情報解析サ
ービス(論文等類似性検証サービスを含みます)との連携、その他調査・分析・研究等のための連携を行い、プレプリントデータまたはプレプリントデータに関する書誌情報をこれらの外部連携先(ジャパンリンクセンターを含む)に提供することがあります。つまり、本投稿サービスを利用する場合、プレプリントデータは、国又は地域を問わ ず、JST の外部連携先による、クローリング、複製、インデクシング、データベースへの蓄積、分析及び分析結果の表示、頒布、その他外部連携先が自己のサービス(営利・非営利、有償・無償を問いません。)に必要な利用(複製、送信、ウェブサイトでの表
示、外部連携先からデータを入手した第三者の利用を含みます。)に供されることになります。投稿者は著者を代表し、JST に対し、外部連携先による、かかるプレプリントデータの利用に必要なライセンスを無償にて付与するものとします。これらの利用には、外部の第三者による論文等類似性検証サービスにおける利用が含まれます。(なお、JSTは、外部連携先に対し、外部連携先が本投稿サービスにて公開されるプレプリントデータにリンクすること、及びプレプリントデータから抜粋しスニペット(テキストが表示されます。また、外部連携先が実施するサービスによって、表示する量が異なります。)を表示すること、それを外部連携先のカスタマー及びユーザに提供することを認めることができるものとします。 投稿者は、これらの利用について異議を唱えないものとし、共著者をして異議を唱えさせないものとします。)
8. 本規約条件の優越および保証
1) 本規約条件の優越
投稿者は、各プレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報に特定のライセンス情報及びその他何らかの利用制限が付されている場合であっても、本規約への同意により、プレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報の利用に関しては本規約の条件が優越し、本投稿サービスにおけるプレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報の利用は、本規約に従うことを理解し了承するものとします。投稿者は、本投稿サービスの利用に際し、投稿するプレプリントの著者から、本規約にしたがって、当該プレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報が利用されることについて予め同意を取得するものとしま す。
2) 保証
投稿者は、JST に対し、本規約に基づき、JST がプレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報を利用すること、並びに外部連携先にこれを利用させることが、その著者・著作権者を含めた第三者の著作権、著作者人格権、著作隣接権、営業秘密その他の一切の権利、利益を侵害するものでないこと、本規約に従い、プレプリントデータおよびプレプリントデータに関する書誌情報の利用を JST に許諾する有効な権原を保有していることを表明し、保証するものとします。本保証の違反により、JST 及び外部連携先が、プレプリントデータの著者を含めた第三者から何らかの異議又は請求を受けた場合、投稿者は、自らの費用と責任においてこれを解決するものとします。
9. 連絡
JST が何らかの理由でプレプリントデータについて調査その他の確認を必要とする場合に備え、投稿者は、自らの連絡先を JST に対して通知するものとします。連絡は、主にアカウントをもつ投稿者に行いますが、投稿者と責任著者(Corresponding author)が異なる場合、責任著者、その他の共著者に連絡することがあります。投稿者が JST に通知した連絡先に不備があることにより、JST からの連絡等が不可能な場合、JST は、投稿者に対し連絡がつかないことを前提として必要な判断を行うことができます。
10. プレプリントデータの取り下げ、改訂、撤回、公開停止
1) 取り下げ
投稿者は本投稿サービスにてプレプリントが公開される前であれば、投稿したプレプリントを取り下げることができます。
2) 改訂
本投稿サービスにてプレプリントが公開されたのちも、そのプレプリントがジャーナルに受理される前であれば、投稿者は新たにプレプリントの改訂版を投稿するあるいは書誌情報を変更することができます。投稿された改訂版および書誌情報の変更に関しても、2 から 4 項を含め、本規約が適用されます。改訂版の投稿の場合、新しい版は改訂前の版と相互にリンクされ、改訂前の版は削除されることなく閲覧可能なまま残ります。さらに、書誌情報として修正(改版)あるいは書誌情報の変更の日時および理由が表示されます。
ジャーナルによる査読結果あるいはコメントにもとづいて、プレプリントデータの改訂を行うことはできません。
投稿者は一旦公開されたプレプリントデータを削除あるいは非公開とすることはできません。
3) 撤回
JST は投稿者・プレプリントデータが本規約記載の要件を具備していないと判断した場合、プレプリントデータを撤回とすることがあります。撤回の可否の判断は、 JST のみが行います。この場合、撤回されたプレプリントデータは公開され続けます。
4) 公開停止
JST は、投稿者・プレプリントデータが本規約記載の要件を具備しておらず本投稿サービスにおける公開が不適切であると判断した場合、プレプリントデータを撤回としたうえで公開停止とすることがあります。公開停止の可否の判断は、JST のみが行います。
なお、3)または 4)によりプレプリントデータが撤回または撤回および公開停止となった場合、本投稿サービスにおいては、該当するプレプリントデータが撤回または撤回および公開停止となったこと、および、その理由と日付を明示したうえで、すべての書誌情報は公開され続けます。
プレプリントデータの取り下げ、改訂、撤回、公開停止の手続きの詳細についてガイドラインに記載してありますので、ガイドラインにしたがってください。
11. 反社会的勢力の排除
1) 反社会的勢力等の該当
投稿者は、全ての著者が暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団、その他集団的にまたは常習的に違法行為を行うことを助長するおそれがある団体もしくはかかる団体の構成員またはこれらに準ずると判断される者(以下「反社会的勢力等」といいます。)に該当せず、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
2) 反社会的勢力等との関与
投稿者は、全ての著者が反社会的勢力等と次のいずれの関係にも該当せず、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
① 反社会的勢力等が自己の事業または経営を支配していると認められること
② 反社会的勢力等が自己の事業または経営に実質的に関与していると認められること
③ 自己もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもって反社会的勢力等を利用したと認められること
➃ 反社会的勢力等に資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められること
⑤ その他、自己の役員または経営に実質的に関与している者が、反社会的勢力等と社会的に非難されるべき関係にあると認められること
12. 本投稿サービス利用上の制限
本投稿サービスに関しては、以下の制限があり、投稿者は、かかる制限があることに予め同意するものとします。
① JST の調査の義務
本投稿サービスは、本規約 1.に記載の Jxiv の目的に鑑み、プレプリントデータを投稿者が投稿した状態で公開するものであり、JST は、プレプリントデータの論理性、科学性、正確性、妥当性等につき、調査・修正その他の義務を負うものではない。
② 本投稿サービスの提供
本投稿サービスは現状有姿にて提供されるものであり、JST は、本投稿サービスが誤謬・中断なくまたは永続的に提供されることを保証せず、また、本投稿サービスの停止・中断・終了について何ら責任を負担しない。
13. 禁止事項
投稿者は、本投稿サービスを利用するにあたり、次の各号に掲げる行為を行ってはならないものとします。
① 本規約(関連するガイドラインを含む)または Jxiv 閲覧規約に反して本投稿サービスを利用し、また、Jxiv 上のコンテンツを閲覧すること
② 本規約 1.に記載の Jxiv の目的に合致しない態様で本投稿サービスを利用すること
③ 本投稿サービスに対し、不正にアクセスし、またはこれを試みること
➃ 本投稿サービスに対し、ウィルス、その他有害なプログラムを送信し、またはこれを試みること
⑤ 法令等若しくは公序良俗に違反する行為、またはその虞のある行為を行うこと
⑥ 本投稿サービスの運用または JST の事業に支障を及ぼす行為を行うこと
⑦ その他、前各号に準ずるような、JST が不適切と合理的に判断する行為
14. 本投稿サービスの利用停止
JST は、投稿者が本規約または Jxiv 閲覧規約に違反した場合は、当該投稿者による本投稿サービスの利用停止、本投稿サービスのアカウントの停止・抹消等、JST が必要と認める措置をとることができるものとします。
15. 本投稿サービスにおける当事者の責任
本投稿サービスに関し、JST の責任が以下のとおり制限される一方、投稿者および著者はプレプリントデータに関する責任を負担する可能性があり、投稿者は、かかる制限及び責任の負担について同意するものとします。
1) JST の責任制限
① プレプリントデータの内容およびプレプリントデータに起因するあらゆる損害に対してすべての責任は、投稿者にあり、JST はプレプリントデータの内容およびプレプリントデータに起因するあらゆる損害に対して一切の責任を負いません。
② 本投稿サービスは、現状有姿の状況にて提供されるものであり、JST は、その継続性、有用性等について一切の保証をせず、中断・停止、データの滅失・毀損についても一切の責任を負いません。
③ 投稿者は、自己の責任と判断に基づいて本投稿サービスを利用するものとし、 JST(その外部連携先を含む)が本規約にしたがって行った行為については、投稿者が本投稿サービスを利用したことによるプレプリントデータの公開、 JST の判断による非公開、JST の判断による投稿者の本投稿サービスの利用停止、アカウント停止・抹消を含め、JST に故意または重過失がある場合を除 き、投稿者に対し、一切の責任を負いません。
2) 投稿者の責任
投稿者は、プレプリントデータの内容に関し全ての責任を負い、プレプリントデータに関し、JST が何らかの請求を受けた場合、JST を防御し、補償し、免責するものとします。また、投稿者が本規約または Jxiv 閲覧規約に違反して JST に損害を発生させた場合も同様とします。
16. 本規約の改正
JST は、合理的に必要と判断したときは、本規約の全部又は一部を改正することができるものとします。本規約の改正を行う場合、効力発生時期を定めて本投稿サービス上その他 JST が適当と認める方法で、その内容を周知するものとします。
改正後の本規約の条件は、効力発生時に本投稿サービス上にあるプレプリントデータから適用されるものとします。
17. 準拠法および管轄
本規約は、日本法に準拠し、本投稿サービスに関する投稿者と JST との間の一切の紛争は、東京地方裁判所を第xxの専属管轄を有する裁判所とすることに合意するものとします。
18. 言語
本規約の日本語版と他の言語版に齟齬がある場合は、日本語版が優先します。
(附則)本規約は、令和 4 年 3 月 24 日から施行する。
別記
ジャパンリンクセンターに関する条件
<ジャパンリンクセンター>
ジャパンリンクセンター(以下「JaLC」といいます)は、JST、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所、国立国会図書館及び国立研究開発法人物質・材料研究機構が共同で運営している、日本国内の学術コンテンツを対象としたデジタルオブジェクト識別子(DOI)登録機関です。
<準会員>
JaLC の会員区分として、直接 JaLC へDOI を登録可能な「正会員」および、正会員を通じて JaLC にDOI を登録する「準会員」があります。
<DOI が付与されたプレプリントデータに関する書誌情報の JaLC に対する利用許諾>投稿者は、JST に対し、DOI が付与されたプレプリントデータに関する書誌情報を利用する権利を次のとおり無償で許諾したものとします。
利用許諾の対象地域はいずれの場合においても世界中とします。
また、これらの利用につき、投稿者は、JST 及びその指定する第三者に対し著作者人格権を行使せず、著作者をして著作者人格権を行使させないものとします。
本別記に定める利用許諾は、撤回することができません。本規約本文中の利用許諾が失効した場合でも、本別記に定める利用許諾は有効に存続するものとします。
(1) 書誌情報
JST は、DOI が付与されたプレプリントデータに関する書誌情報、抄録および引用情報を JaLC に提供し、JaLC はこれを利用(複製、翻訳、改変、編集、自動公衆送信、頒布等。オリジナルの利用か、派生物の利用かを問いません。また営利・非営利の目的の別を問わず、電子的方法による利用か否かを問わず、データ形式等も問いません。以下、本別記において同じ。)するとともに、被許諾者の如何を問わず、当該書誌情報、抄録および引用情報の利用を許諾することができるものとします。
JaLC による利用許諾は、被許諾者が同様に再利用許諾する権利を含み、再利用許諾を受けた者も同様に再々利用許諾することができ、以降も同様とします。
なお、利用許諾の対象地域が世界中であることから、書誌情報中の著者の氏名等の情報は国外に提供されることがあります。
(2)
書誌情報に含まれる個人情報
書誌情報に含まれる著者情報の個人情報は、JaLC に提供され、JaLC から更に JaLC 正会員、国外を含めた JaLC 連携機関のサービスのユーザを含めた第三者へ提供されます。 JaLC におけるこれらの個人情報の利用については、 JaLC のプライバシーポリシーをご確認ください。