~地域経済の発展に向けた包括提携(F プロジェクト)の加速と深化~
2021 年 5 月 14 日
各 位
株式会社 xx銀行株式会社 xx銀行
株式会社xx銀行と株式会社xx銀行の資本業務提携契約の締結について
~地域経済の発展に向けた包括提携(F プロジェクト)の加速と深化~
株式会社xx銀行(以下、「xx銀行」といいます。)と株式会社xx銀行(以下、「xx銀行」といい、xx銀行とxx銀行を総称して「両行」といいます。)は、2021 年 1 月 14 日に両行間で締結した基本合意書に基づき、資本業務提携契約の締結を目指して協議を続けてまいりました。その結果、本日、xx銀行の株主総会の承認及び関係当局の許認可等が得られること等を前提として、xx銀行とxx銀行との間で資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、同契約に基づく資本業務提携を「本資本業務提携」といいます。)を締結し、xx銀行が実施する普通株式による第三者割当増資(以下、「本第三者割当増資」といいます。)をxx銀行が引受けを行うことといたしましたので、お知らせします。
記
1.本資本業務提携の目的・理由
人口減少や超低金利の長期化など、金融機関を取り巻く経営環境は引き続き厳しいものとなることが予想されます。一方で、xx県は中部縦貫自動車道の全線開通や北陸新幹線の敦賀延伸といった地域の発展につながる交通インフラ整備にかかる大きなイベントを控えております。
両行は、長きにわたり、共にxx県を主たる営業基盤とし、地域のみなさまに支えられながら活動してまいりました。それぞれが「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」、「幸せな人間生活と豊かな社会づくりへの貢献」を理念に掲げるなど、両行は今後においてもxx県の活性化をその使命・役割とする地域金融機関であり続けます。
2020 年 3 月 13 日には、両行が相互の強みを活かし、お客さまの成長、発展のためこれまで以上に質の高いサービスを提供していくこと、また目前に迫る地域活性化の機会を最大限に活かし、地域の持続的発展に寄与していくため、両行の連携、協働を目的として「地域経済の発展に向けた包括提携(F プロジェクト)」を開始いたしました。
両行は、包括提携に基づく連携、協働を進める中で、長期的な超低金利環境の継続や人口減少等の構造的な問題に加え、長引く新型コロナウイルスの感染拡大の継続など、厳しい経営環境の継続を見据え、F プロジェクトの加速と深化、なかでも業務提携によるシナジー創出の早期実現と効果の最大化に向けた取り組みの加速のためには、資本提携の早期実現が必要であるとの認識を共有し、2021 年 1 月 14 日付で資本提携に係る基本合意書を締結し、両行で具体的な協議を続けてまいりました。
そして本日、両行は資本提携に係る具体的な内容に合意したことから、本資本業務提携契約の締結に至りました。
1 / 4
両行は、本資本業務提携により引き続き地域における金融仲介機能を発揮してゆくために適切な自己資本を確保するとともに、F プロジェクトにおける業務提携の更なる加速・深化として、両行におけるシナジー創出の早期実現と効果の最大化が可能になると考えております。また、本資本業務提携後も両行の 2 ブランドを維持することで、それぞれの強みを活かした金融グループとして一層の地域経済の持続的発展への貢献や、これまで以上に質の高いお客さま向けサービスの提供に努めてまいります。
2.本資本業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
両行で合意している業務提携の概要は以下のとおりです。両行は、相互の強みを活かし、お客さまの成長、発展のため、これまで以上に質の高いサービスを提供していくこと、また目前に迫る地域活性化の機会を最大限に活かし、地域の持続的発展のため、F プロジェクトをさらに加速・深化させその効果を最大化させることを目指してまいります。
① お客さまに対して
(a) 商談会・セミナーの共同開催
(b) コンサルティングの機能強化
(c) ビジネスマッチング等の連携
(d) 事業承継・海外進出等の支援
(e) 商品・サービスの共同提案
② 地域に対して
(a) キャッシュレス社会実現に向けた推進
(b) 次世代経営者の育成支援
(c) 次世代金融サービスの提供
(d) 産学官・地域プロジェクトにおける連携
(e) 地域シンクタンクの強化
③ 効果的・効率的な業務運営に向けて
(a) 店舗戦略における連携(共同拠点)
(b) ATM の効率的な運用
(c) 本部機能、本部事務の共同化、共通化
(d) サブシステム等の共同利用
(e) 不動産の有効活用
④ 人の融合、xxに向けて
(a) 次世代を担う人財による協働企画を通した職員同士の心の融合と相互の成長
(b) 地域価値向上に向けた推進企画
(c) 職員向け研修の共同開催
(2)資本提携の内容
本第三者割当増資および引受けの概要は、以下のとおりです。
<本第三者割当増資の概要>
① | 払込日 | 2021 年 10 月 1 日(予定) |
② | 募集株式数 | 普通株式 33,333,334 株 |
③ | 払込金額 | 1 株につき 150 円 |
④ | 払込金額の総額 | 金 5,000,000,100 円 |
⑤ | xx銀行が取得するxx銀行の 議決権の数および議決権所有割合 | 議決権の数 33,333 個 議決権所有割合 51.98% |
2 / 4
なお、本第三者割当増資は、株式会社整理回収機構が保有するxx銀行の A 種優先株式 6,000,000 株の全てをxx銀行が金銭を対価として取得し、当該 A 種優先株式の全ての消却が完了していることを前提としております。
本件本第三者割当増資の効力発生により、xx銀行はxx銀行の連結子会社となる予定です。
3.両行の概要
【当事会社の概要(2021 年 3 月末時点)】
名称 | 株式会社xx銀行 | 株式会社xx銀行 |
所在地 | xxxxxxxx 0 xx 0 x 0 x | xxxxxxxx 0 xx 0 x 0 x |
代表者の役職 氏名 | 代表執行役頭取 x xx | 取締役頭取 xx xx |
事業内容 | 銀行業 | 銀行業 |
資本金 | 179 億 65 百万円 | 73 億円 |
設立年月日 | 1899 年 12 月 19 日 | 1943 年 11 月 5 日 |
発行済株式数 | 24,144,669 株 | 31,800,000 株 |
決算期 | 3 月 31 日 | 3 月 31 日 |
従業員 | 1,349 名 | 414 名 |
店舗数 | 98 店舗(うちxx 78 店舗) | 39 店舗(うちxx 32 店舗) |
【直前事業年度の財政状態および経営成績(2021 年 3 月期単体ベース)】
名称 | 株式会社xx銀行 | 株式会社xx銀行 |
総資産 | 35,042 億円 | 4,852 億円 |
純資産 | 1,273 億円 | 206 億円 |
預金残高 | 27,837 億円 | 4,367 億円 |
貸出金残高 | 18,010 億円 | 3,131 億円 |
経常利益 | 31.2 億円 | 4.6 億円 |
当期純利益 | 20.2 億円 | 2.7 億円 |
4.日程
(1)両行取締役会決議日 2021 年 5 月 14 日
(2)本資本業務提携契約締結日 2021 年 5 月 14 日
(3)xx銀行定時株主総会 2021 年 6 月 24 日(予定)
(4)本第三者割当増資の払込期日 2021 年 10 月 1 日(予定)
※上記日程は、各社において必要な株主総会・取締役会の機関決定および金融当局・xx取引委員会への届出、許認可の取得等を前提としております。
3 / 4
5.今後の見通し
本第三者割当増資の実施により、xx銀行はxx銀行の連結子会社となる予定です。xx銀行の連結業績への影響については、判明次第速やかに公表いたします。
以 上
4 / 4
Fプロジェクト
Future for Fukui& Fukuibank&Fukuhobank
~ 地域経済の発展とお客さまサービスの向上に向けた連携 ~
2021年5月
【目次】
1.資本提携締結までの歩み
2.資本提携の概要
3.シナジー効果の最大化・最速化
4.新グループ体制
5.シナジー効果の概算
1.資本提携締結までの歩み
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
1.資本提携締結までの歩み
◼ 2021年5月14日、資本業務提携契約書の締結
✓ 『Fプロジェクト』のシナジー効果の最大化・最速化
✓ 『2ブランド』体制の維持
2021年1月
Fプロジェクト推進委員会の創設
2021年5月
2021年10月
払込み完了(予定)
2020年3月
2021年1月
資本提携に係る
基本合意の締結
資本提携に係る最終契約の締結
2019年9月
包括提携の検討開始
地域経済の発展に向けた 包括提携(Fプロジェクト)
の締結
4
1.資本提携締結までの歩み
これまでの主な連携施策(お客さま・地域に対して)
◼ 商談会・セミナーの共同開催
◼ 商品・サービスの共同提案
✓ 事業継続・承継・引継相談会(福井・xx・小浜)
✓ 三越伊勢丹バイヤーミーティング
✓ フレッシャーズセミナー
✓ xxxの駅での商談会
(新型コロナ対策として)
✓「GW特別相談窓口」の同時設置
✓ 両行と日本政策投資銀行で「災害対策業務協力
協定」締結
✓「近畿中部広域復興支援ファンド」へ共同出資
✓ 両行と日本政策金融公庫で「新型コロナ対策経営強化連携融資」創設
◼ キャッシュレス推進
(人材支援の取組みとして)
✓ 先導的人材マッチング事業の共同採択
✓「ふくいプロフェッショナル人材総合戦略拠点」へ人材派出
◼ コンサルティング機能の強化
✓「JURACA」共同募集
✓「JURACA」春得キャンペーン
5
1.資本提携締結までの歩み
これまでの主な連携施策(効果的・効率的な業務運営に向けて)
◼ 店舗戦略の連携
◼ ATMの共同利用
✓ Bank in Bank(小松支店)
✓ 店舗敷地の共同利用
(xx銀行三国支店にxx銀行移動ATM車が巡回、xx銀行三番通出張所にxx銀行ATM設置)
小松支店
福井銀行三国支店
福井銀行三番通出張所
✓ ATMサイン変更
(xx銀行xx支店・三国支店・xx支店・三方支店)
6
1.資本提携締結までの歩み
これまでの主な連携施策(効果的・効率的な業務運営に向けて)
◼ サブシステム等の共同利用
◼ 事務の共通化
✓ クラウド基盤の共同利用(xx銀行クラウドサーバーへxx銀行分散系システムを移行)
✓ CRM(顧客情報管理)システムの共通化(xx銀行がxx銀行と同じCRMシステムを導入、xxネット(株)が導入・利用サポートを受託)
✓ 税公金収納代理業務の共同化(xx銀行代理業務をxx銀行が受託)
✓ 後見制度支援預金事務の共通化
✓ 新規PCのキッティング作業(xx銀行PCをxx
ネット(株)が受託)
✓ 本部為替業務の共同化(xx銀行打鍵業務をxx銀行が受託)
事務の共通化イメージ
お客さま
お申込み お申込み
帳票・事務を揃えていく
7
1.資本提携締結までの歩み
これまでの主な連携施策(人の融合・xxに向けて)
◼ 人財交流
◼ 人づくり塾の共同開催
8
◼ 地域価値向上に向けたSDGsの浸透
✓ 事業承継分野における人財派遣(xx銀行からxx銀行へ職員1名派遣)
✓ Fデザインの実施(福井と両行のxxの創造に向けて、両行職員の一体感をデザインしていく取組みとして、若手中堅職員に両行頭取も交えたディスカッションを実施)
✓ 両行が「xx県SDGsパートナー」に加盟
1.資本提携締結までの歩み
これまでの主な連携施策(人の融合・xxに向けて)
◼ Fプロジェクト推進委員会の創設
✓ Fプロジェクトの加速と深化、業務提携におけるシナジー効果の最大化・最速化に向けて両行横断型のFプロジェクト推進委員会を新設
✓ 3つの視点から複数テーマのワーキンググループを組成して活動x
x
x
の
F
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
経営の視点
業務の視点
意識の視点
9
能
機
ル
ネ
ャ
化
文
業
企
解
理
性
業
事
業
営
用
運
場
市
能
機
部
本
チ
ム
テ
ス
シ
定
決
思
意
理
管
営
経
Fプロジェクト推進委員会
2.資本提携の概要
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
2.資本提携の概要
⮚ xx銀行は、xx銀行を割当先とする第三者割当の方法により、普通
株式を発行し、xx銀行はその全部を引き受けます。
発行する株式および引受の概要 | |
種類および株式数 | 普通株式 33,333,334株 |
1株当たりの払込金額 | 150円 |
払込金額の総額 | 50億円 |
払込期日 | 2021年10月1日(予定) |
xx銀行が取得するxx銀行の議決権比率(※) | 51.98% |
(※)議決権比率について
xx銀行の2021年3月31日現在の総株主の議決権の数(30,797個)に、本第三者割当増資により増加する議決権の数(33,333個)を加算したものを分母とし算定
(前提条件)
• xx銀行の公的資金の返済
• xx銀行の定時株主総会における第三者割当増資の承認
• xx取引委員会の独占禁止法にかかるクリアランス取得
• 関係当局(金融庁、預金保険機構など)の認可、承認 11
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
2.資本提携の概要
⮚ 両行のグループ化により、預金残高(3.1兆円)、
貸出金残高(2.1兆円)の金融グループが誕生し
xx+xx
55%
xx県内の貸出金シェア
xx+xx
49%
12
※2021年3月末基準のデータ
ます。
福井県内の預金シェア
xx銀行(連結) | xx銀行(連結) | 単純合算 | |
店 舗 数 ( x x ) 店 | 78 | 32 | 110 |
従 業 員 数 名 | 1,448 | 411 | 1,859 |
預 金 残 高 億円 | 26,720 | 4,365 | 31,085 |
貸 出 金 残 高 億円 | 17,901 | 3,133 | 21,034 |
経 x x 益 億円 | 423 | 87 | 510 |
経 x x 益 億円 | 42 | 4 | 46 |
当 期 x x 益 億円 | 25 | 2 | 27 |
事業性融資先 先 | 10,985 | 4,772 | 15,757 |
消費者xxx先 先 | 62,887 | 12,916 | 75,803 |
3.シナジー効果の最大化・最速化
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
3.シナジー効果の最大化・最速化
Fut未ur来e
F xx
FOR
福井
地域・お客さま
uture
FOR
xx銀行
Fukui
福井を中心とした地域の
Fukuibank
&
持続的発展
持続的発展
F xx銀行
Fプロジェクト
ukuhobank
xx銀行・xx銀行の
持続的発展
14
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
3.シナジー効果の最大化・最速化
①お客さま・地域に対して
~北陸新幹線延伸を見据えたサービスの高度化・多様化によるGRP(地域xx生産)増加への貢献~
◼ 観光地域商社の共同運営
◼ 人材派遣・人材紹介会社の共同運営
◼ まちづくりの協働
◼ 地域内M&A・ビジネスマッチングの協働
◼ グループ会社の共同利用
◼ 協調融資の共同アレンジ
②効果的・効率的な業務運営に向けて
~コスト削減と経営資源再配分による地域を支えるための経営体質強化~
◼ 店舗戦略の連携強化
◼ 共同ATMの拡充
◼ 営業店窓口端末の共通化(タブレット化)
◼ 本部機能の統合
③人の融合・xxに向けて
~地域と両行のxxを創造できる人財の創出~
◼ 地域と両行のxx創造に向けた企画
(Fデザイン)の推進
◼ 人財交流の実施(コンサル・システム等)
◼ 共同研修(分野別・階層別)の実施
15
3.シナジー効果の最大化・最速化
①お客さま・地域に対して
◼ 観光地域商社の共同運営
◼ 人材派遣・人材紹介会社の共同運営
両行OB・OG/専門人材
人材派遣・人材紹介会社
16
観光客
観光
体験
特産品お土産
宿泊
飲食グルメ
地域
イベント
観光地域商社
✓ 北陸新幹線の敦賀駅延伸を見据えて、インバウンド向け観光商品の開発ならびに販売等を行う地域商社の共同運営等を通じて、交流人口をふやし地域活性化に貢献します。
✓ 福井県内企業の人材ニーズに対し、外部の人材紹介会社との連携による専門人材の紹介や、両行OB・OGの派遣あるいは紹介を共同運営し、両行の取引先企業の成長・発展に貢献します。
3.シナジー効果の最大化・最速化
①お客さま・地域に対して
◼ まちづくりの協働
◼ 地域内M&A・ビジネスマッチングの協働
✓ 自治体との連携やxx駅を中心とした北陸新幹
線停車駅の駅前再開発事業へ参画します。
✓ 地域内のM&Aを主導し、事業承継支援を強化することにより事業と雇用を存続させて働く場 所・働く人をふやします。
参画
✓ 複数の金融機関と協調して地域やお客さまの資金調達ニーズに対応します。
✓ xx銀行のお客さまに対してxx銀行のグループ会社を紹介して多様なニーズに対応します。
◼ グループ会社の共同利用
◼ 協調融資の共同アレンジ
✓ 新たな販売先や仕入先等、お客さまの課題を解決できるビジネスパートナーを相互に紹介します。
M&A
ビジネスマッチング
17
3.シナジー効果の最大化・最速化
②効果的・効率的な業務運営に向けて
◼ 店舗戦略の連携強化
◼ 共同ATMの拡充
✓ 来店者数の減少や来店目的の多様化 ✓ キャッシュレス時代の到来
✓ 営業エリア内における店舗の重複解消による店舗ネットワークの最適化を図るため店舗再編(Bank in Bank・Branch in Branch)をすすめます。
✓ 人員再配置(営業・コンサル担当者拡充)による課題解決力の強化します。
✓ 店舗内外での同一拠点において台数見直しとともに共同ATMの設置をすすめます。
✓ 利便性の維持とコストの削減を図ります。
120
100
80
60
40
20
0
110
拠点数(両行合算)
4年間で約2割の店舗集約
400
300
200
100
0
370
ATM台数(両行合算)
4年間で約1割の台数削減
共同ATMを拡充
18
2021/3/31 2025/3/31 2030/3/31
2021/3/31 2025/3/31 2030/3/31
◼ 営業店窓口端末の共通化(タブレット化)
✓ 事務の効率化とコストの削減を図るため、両行勘定系システム(BeSTA/STELLA CUBE)を運営する NTTデータが提案するサービス(営業店に設置している従来の専用端末から共通タブレットへ移行)等の導入を両行で検討します。
✓ 事務の効率化により捻出した時間をお客さまからの相談業務に充てていきます。
【現状】 【今後】
窓口専用端末
共通タブレット化
手続き簡素化
(専用端末削減)
(ペーパーレス)
(印鑑レス)
端末コスト
相談時間
19
◼ 本部機能の統合
✓ 営業部門・融資部門・一部企画部門以外の本部機能・人員を同一拠点に集約して、事務フロー・システ
ム・ネットワーク等の共通化を図りながら効率的な業務運営を行います。
✓ 人員適正化を図り、創出人員を重点分野へ再配置します。
xx銀行 xx銀行
株主総会
株主総会
指名委員会報酬委員会監査委員会
取締役会
監査役会
取締役会
経営会議
経営連絡会議
経営会議
企 営 融 総 x x画 業 資 務 理 務
・人事
市 監 企 営 融場 査 画 業 資
・人
事 20
③人の融合・xxに向けて
◼ Fデザインの推進
✓ 地域と両行のxxの創造に向けて、両行職員の一体感をデザインしていく取組みとしてはじめた「Fデザイン」を推進します。
✓ 複数テーマの活動を通して心の融合と相互の成長を図り、地域と両行のxxを創造(両行の理念を実現)できる人財を創出します。
Fプロジェクト推進委員会
xxのFプロジェクトWG
呼称:Fデザイン(人づくり塾)
福井のxx ビジョン
ダイバーシティ
組織風土
(女性活躍)
人財開発
民間企業や官公庁の職員も交えて福井のxxをテーマにした活動を行います。
両行のxx観・xx像・戦略を織り込んだ長期ビジョンを検討します。
両行の組織風土改善に向けて実現可能性の高い取組みを積み上げていきます。
女性活躍に向けた職場理解浸透を図る社内広報活動や交流会を行います。
福井のxxを創造できる人財の育成を目標に若手職員を対象にした
研修を行います。 21
3.シナジー効果の最大化・最速化に向けた取組み
③人の融合・xxに向けて
◼ 共同研修・人財交流の実施
✓ 1年目から支店長クラスまでの階層別や分野別(コンプライアンス・海外支援・経営改善支援等)の共同研修を実施します。また、コンサルやシステム等の専門分野におけるトレーニー派遣を実施します。
✓ 両行職員の意識や文化の融合・専門的なスキルの習得を強化します。
22
4.新グループ体制
Fプロジェクト
×
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
4.新グループ体制
⮚ xx銀行とxx銀行は、1つのグループとして、グループ会社の機能を活用し、総合金融サービスを提供することにより、地域(両行グループのお客さま)の発展に貢献してまいります。
xxネット
xxC&C
IT
コンサル
銀行
地域商社
人材派遣
人材紹介
xxカード
決済
xxカード
福井銀行 xx銀行
リース
信用保証
福井信用保証サービス
福銀リース
24
5.シナジー効果の概算
Fプロジェクト
×
Future for Fukui & Fukuibank & Fukuhobank
5.シナジー効果の概算
⮚ 2020年4月~2025年3月における両行グループ合算での期待するシナジー効果は下記の通りです。
お客さま価値向上(トップライン)
10年累計180億円超
✓ 人員再配置により新規事業の展開 億円や地域・お客さまに新たな価値を
提供
投資抑制
✓ 店舗・ATM戦略の連携やシステム
共同利用により新規投資を抑制
体質強化(コスト削減)
✓ 店舗・ATM戦略の連携や本部機能の統合によりコストを削減
5年累計
70億円
2020年4月~
2021年3月
2020年4月~
2025年3月
2020年4月~
2030年3月
26
各種施策ならびに効果の概算の見積りにつきましては、「Fプロジェクト推進委員会」において協議し、方向性について合意した内容に基づいております。
本資本業務提携契約以降、関係当局による認可・承認等ならびに両行における必
要な機関決定を前提とする内容を含んでおります。
Future for Fukui&
Fukuibank&Fukuhobank