ファンド形態 ルクセンブルグ籍オープン・エンド型契約型公募外国投資信託 信託期間 無期限 繰上償還 トラストおよびファンドは、管理会社と保管受託銀行の合意によ りいつでも解散することができます。また、トラストおよびファンドは、ルクセンブルグの法律が定める一定の場合には解散されます。オーストラリア・ドル・ポートフォリオ は、2021年１月29日付で償還しました。ニュージーランド・ドル・ポートフォリオは、2021年２月26日付で償還しました。 運用方針 ファンドは質の高い金融市...
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
ルクセンブルグ籍オープン・エンド型契約型公募外国投資信託
運用報告書（償還報告書）（全体版)
第30期
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ（2021年１月１日～2021年１月29日（償還日）） ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ（2021年１月１日～2021年２月26日（償還日））
受益者の皆様へ
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、xxxx・xxx・xxxxx・ファンド（以下「トラスト」といい、「オーストラリア・ドル・ポートフォリオ」および「ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ」の各サブ・ファンドを個別にまたは総称して「ファンド」といいます。）の、オーストラリア・ドル・ポートフォリオは2021年１月29日に、ニュージーランド・ドル・ポートフォリオは2021年２月26日に、繰上償還（強制買戻し）いたしました。ここに、運用状況をご報告申し上げます。
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン・エンド型契約型公募外国投資信託 |
信託期間 | 無期限 |
繰上償還 | トラストおよびファンドは、管理会社と保管受託銀行の合意によりいつでも解散することができます。また、トラストおよびファンドは、ルクセンブルグの法律が定める一定の場合には解散されます。 オーストラリア・ドル・ポートフォリオは、2021年１月29日付で償還しました。 ニュージーランド・ドル・ポートフォリオは、2021年２月26日付で償還しました。 |
運用方針 | ファンドは質の高い金融市場証券に投資することにより、元本を維持し流動性を保ちながら、xxxxに沿った安定的な収益率を目指すことを目的とします。管理会社は、１口当たりコンスタントNAVを維持するよ うに最善を尽くします。 |
これまでファンドをご愛顧いただき、xxありがとうございました。ファンドの仕組みは次のとおりです。
（次頁に続きます。）
管理会社： ＳＭＢＣ日興インベストメント・ファンド・マネジメント・カンパニー・エス・エイ代行協会員： ＳＭＢＣ日興証券株式会社
ファンドの運用方法 | 規則（EC）No.1060/2009第５a条に従った外部の格付に機械的に過度に依拠することはありませんが、目論見書に記載される制限および規制に加え、管理会社はファンドの投資範囲を、投資時点でS&Pグローバル・レーティング（以下「S&P」といいます。）のA-1格以上もしくはムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク（以下「ムーディーズ社」といいます。）のP-1格以上の証券もしくは証書、格付がないものについては、内部信用度評価手続により、これらと同等と判断する証券もしくは証書にさらに限定することを決定しました。同様にファンドによる債券および債務証券への投資は、投資時点においてムーディーズ社のAa3格以上もしくはS&PのAA-格以上のもの、また、格付がないものについては、内部信用度評価手続により、これらと同等と判断するものでなければなりません。目論見書に記載された内部信用度評価手続は、欧州新規制の要請に従い、ファンドの投資に常に適用されるとともに、該当する資産への投資は、内部信用度評価手続で是認評価を受けることが条件となります。 |
主要投資対象 | ファンドの投資対象は、現金（預金を含みます。）および各表示通貨建て公債商品で、第三国の中央当局または中央銀行、EU、EU加盟国の地方自治体、政府、中央当局または中央銀行、MMF規則第17条(7)に定められ る欧州事業体または超国家的事業体が発行または保証するものです。 |
主な投資制限 | ファンドはいかなる種類の株式または出資にも投資しません。 |
分配方針 | 管理会社は、各ファンド証券の１口当たりコンスタントNAVをオーストラリア・ドル・ポートフォリオについては１豪セントに、ニュージーランド・ドル・ポートフォリオについては１NZセントに維持するために必要な額の分配を日々宣言することを意図しています。 各ファンドの毎月の最終営業日に、当該最終営業日の直前の日までに宣言された発生済・未払いのすべての分配金（ルクセンブルグおよび／または受益者の属する国の分配金に関する源泉税およびその他の税金控除後）は当該最終営業日の直前の日に適用される各ファンドの１口当たり純資産価格で自動的に再投資され、追加のファンド証券として発行されます。 ファンド証券の買戻しの場合に買戻代金とともに発生済・未払いの分配金が支払われる以外に、現金による分配金支払いは行われません。 |
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
ファンドは、リスクを最小限に抑えつつリターンの最大化を目指し、存続期間中保守的に運用されました。ファンドは、コマーシャルペーパー、短期債券、短期国債および変動利付債など多岐にわたる証券に投資してきました。設定来、ファンドの規模は変動し、2020年後半には27億オーストラリア・ドルを超え最大規模に達しました。世界経済が力強く成長している間、オーストラリアの翌日物貸付金利は2008年に7.25％に達しました。その後、世界金融危機を受けて2009年６月までに３％に低下しましたがオーストラリア経済の力強い回復により、金利は2011年には4.75％まで上昇しました。インフレ率が低い状態が続いたため、金利は2018年までに、1.5％まで段階的に引き下げられました。2018年の第３四半期末にファンドは、短期公的債務固定基準価額（公債CNAV）型に移行しました。これは、ファンドの投資可能範囲を、概ね、欧州政府および政府機関の発行体に限定し、許可された投資対象としては、概ね、コマーシャルペーパー、政府短期債および短期債券などに限定しました。 2020年の初めに、オーストラリア準備銀行 (｢RBA」）は、経済活動については引き続き明るい見通しを維持しました。しかしながら、新型コロナウィルス禍は拡大し、RBAは2020年に利下げを行い2020年11月初旬には0.10％とし、少なくとも３年間、利上げを行う可能性はないと思われると述べました。ファンドの新規投資に利用できる金利水準がコマーシャルペーパーや現預金一般についてマイナス水準になったことから、ファンドの清算を決定し、xxxxは2021年１月末に正式に終了しました。
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
ファンドは、リスクを最小限に抑えつつリターンの最大化を目指し、存続期間中保守的に運用されました。フ ァンドは、コマーシャルペーパー、短期債券、国債および変動利付債など多岐にわたる証券に投資してきました。設定来、ファンドの規模は変動し、2020年後半には再度８億ニュージーランド・ドルを超えました。世界経済が 力強く成長している間、ニュージーランドの翌日物貸付金利は2007年末に8.25％に達しました。その後、世界x x危機を受けて2009年６月までに2.5％に低下しました。ニュージーランドでその後、経済が回復している間、 金利は2015年末に3.5％に達しました。インフレ率が低い状態が続いたため、金利は2018年までに、1.75％まで 段階的に引き下げられました。2018年の第３四半期末にファンドは、短期公的債務固定基準価額（公債CNAV）型 に移行しました。これは、ファンドの投資可能範囲を、概ね、欧州政府および政府機関の発行体に限定し、許可 された投資対象としては、概ね、コマーシャルペーパー、政府短期債および短期債券などに限定しました。2020 年初めに、経済成長は引き続き堅調で、非貿易財インフレ率は、ニュージーランド準備銀行（「RBNZ」）の目標の 上限をわずかに上回りました。３月半ばに新型コロナウィルス禍が拡大する中、RBNZは、緊急利下げを発表し、
１％から0.25％に引き下げました。さらに、xxは今後少なくとも12か月間、0.25％で維持するとしたフォワードガイダンスを発表しました。しかしながら、年が進むにつれRBNZは、国内銀行に対し、2021年初めに金利がマイナスになる可能性があるため準備するよう求めました。ファンドの新規投資に利用できる金利水準がコマーシャルペーパーについては非常に低い水準に、現預金一般についてはマイナス水準になったことから、ファンドの清算を決定し、ファンドは2021年２月末に正式に終了しました。
Ⅱ. 運用の経過および運用状況の推移等
(1) 当期の運用経過
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
■当期の受益証券１口当たり純資産価格等の推移
第29期末の受益証券１口当たり純資産価格： |
0.01豪ドル |
第30期末の受益証券１口当たり純資産価格： |
0.01豪ドル （１口当たり分配金額合計：０豪ドル） |
騰落率： |
0.00％ |
１口当たり純資産価格の主な変動要因
管理会社は、ファンド証券の１口当たり純資産価格を 0.01豪ドルに維持するために必要な額の分配を日々宣言することを意図しました。
（注１）騰落率は、各営業日に宣言された税引き前の分配金を当該営業日に再投資したものとみなして計算しています。
（注２）１口当たり分配金額は、税引き前の分配金額を記載しています。
（注３）分配金再投資受益証券１口当たり純資産価格は、各営業日に宣言された税引き前の分配金を当該営業日にファンドへ再投資したとみなして算出したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。
（注４）分配金再投資受益証券１口当たり純資産価格は、第29期末（2020年12月末日）の受益証券１口当たり純資産価格を起点として計算しています。
（注５）ファンドの購入価額により課税条件は異なりますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
（注６）ファンドにベンチマークおよび参考指数は設定されていません。
■分配金について
該当事項はありません。
■投資環境について
パフォーマンス
厳選した質の高い発行体の証券に投資することにより、流動性を保つため要求払い現金を維持しつつ国債および国際機関のリスクを抑えながら、収益を創出するため、高い信用度の短期証券に投資しました。当期中、xxxxは据え置かれました。ベンチマークである、１ヶ月物豪ドル・オーバーナイト・インデックス・スワップ・レートの2021年１月のリターンは、0.00％でした。
市場の概況
オーストラリアの経済活動は順調に回復を続け、最新のモビリティー・データは、小売業および娯楽がパンデミック前の水準をわずかに下回っていることを示唆しました。経済回復の強さは、直近のサービスおよび製造業における購買担当景気指数からも見て取れ、両方とも拡大を示す水準である50を大きく上回りました。企業景況感および消費者心理も回復を続けました。
■ポートフォリオについて
該当事項はありません。
■投資の対象とする有価証券の主な銘柄
該当事項はありません。
■今後の運用方針
オーストラリア・ドル・ポートフォリオは、2021年１月29日付で償還しました。
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
■当期の受益証券１口当たり純資産価格等の推移
第29期末の受益証券１口当たり純資産価格： |
0.01NZドル |
第30期末の受益証券１口当たり純資産価格： |
0.01NZドル （１口当たり分配金額合計：0.000000273NZドル） |
騰落率： |
0.00273％ |
１口当たり純資産価格の主な変動要因
管理会社は、ファンド証券の１口当たり純資産価格を 0.01NZドルに維持するために必要な額の分配を日々宣言することを意図しました。
（注１）騰落率は、各営業日に宣言された税引き前の分配金を当該営業日に再投資したものとみなして計算しています。
（注２）１口当たり分配金額は、税引き前の分配金額を記載しています。
（注３）分配金再投資受益証券１口当たり純資産価格は、各営業日に宣言された税引き前の分配金を当該営業日にファンドへ再投資したとみなして算出したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。
（注４）分配金再投資受益証券１口当たり純資産価格は、第29期末（2020年12月末日）の受益証券１口当たり純資産価格を起点として計算しています。
（注５）ファンドの購入価額により課税条件は異なりますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
（注６）ファンドにベンチマークおよび参考指数は設定されていません。
■分配金について
当期（2021年１月１日～2021年２月26日）の再投資日に再投資された１口当たり分配金（税引き前）は下表のとおりです。なお、下表の「分配金を含む１口当たり純資産価格の変動額」は、当該再投資日における１口当たり分配金額と比較する目的で、便宜上算出しているものです。
（金額：NZドル）
再投資日 | １口当たり純資産価格 | １口当たり分配金額 （対１口当たり純資産価格比率） | 分配金を含む１口当たり純資産価格の変動額 |
2021/１/29 | 0.01 | 0.000000273 (0.00273％) | 0.000000273 |
（注１） | ｢対１口当たり純資産価格比率」とは、以下の計算式により算出される値であり、ファンドの収益率とは異なる点にご留意ください。 対１口当たり純資産価格比率（％）＝100×ａ／ｂ ａ＝当該再投資日に再投資された１口当たり分配金額 ｂ＝当該再投資日における１口当たり純資産価格＋当該再投資日に再投資された１口当たり分配金額 |
（注２） | ｢分配金を含む１口当たり純資産価格の変動額」とは、以下の計算式により算出されます。分配金を含む１口当たり純資産価格の変動額＝ｂ－ｃ ｂ＝当該再投資日における１口当たり純資産価格＋当該再投資日に再投資された１口当たり分配金額 ｃ＝当該再投資日の直前の再投資日における受益証券１口当たり純資産価格 |
（注３） | 2021年１月29日の直前の再投資日（2020年12月30日）におけるニュージーランド・ドル・ポートフォリオの受益証券１口当たり純資産価格は、0.01NZドルでした。 |
■投資環境について
パフォーマンス
厳選した質の高い発行体の証券に投資することにより、流動性を保つため要求払い現金を維持しつつ国債および国際機関のリスクを抑えながら、収益を創出するため、高い信用度の短期証券に投資しました。当期中、xxxxは据え置かれました。ベンチマークである、１ヶ月物ニュージーランド・ドル・オーバーナイト・インデックス・スワップ・レートの当期のリターンは、0.04％でした。
市場の概況
ニュージーランドの経済活動は、新型コロナウィルスのない国内環境および、極めて緩和的な金融・財政策による確かな支援を受けて、順調に回復し続けました。ニュージーランドの経済調査局が2021年初めに公表した調査によると、企業景況感は2020年第４四半期中、一段と回復し続け、2018年中頃の水準に達しました。同様に企業の事業活動見通しも2019年の水準を上回って推移しており、足元と今後の「国内需要の潜在的な回復」と一致しています。
■ポートフォリオについて
該当事項はありません。
■投資の対象とする有価証券の主な銘柄
該当事項はありません。
■今後の運用方針
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオは、2021年２月26日付で償還しました。
(2) 費用の明細
項目 | 項目の概要 | |
管理報酬 | 管理会社は、各ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算される管理報酬を受領します (後払い）。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）（注）が年率１％未満の場合、当該グロス・インカム（その他費用控除後）（注）の１％とします｡日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％とします。 (注)「グロス・イールド（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、トラストの各ファンドの総利回り（グロス・イールド）から、ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却率を控除した料率をいいます。以下同じです。 ｢グロス・インカム（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、(ⅰ）トラストの各ファンドの総利益（有価証券の売買損益、銀行利息、債券利息を含みます。）から、(ⅱ）ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却額を控除した金額をいいます。以下同じです。 | トラストの継続開示にかかる手続、資料作成・情報提供、運用状況の監督、リスク管理、その他運営管理全般にかかる業務 |
投資運用報酬 | 投資運用会社は、各ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算される投資運用報酬を受領します（後払い）。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、投資運用報酬は、（ⅰ）グロス・インカム（その他費用控除後）の14％および (ⅱ）グロス・イールド（その他費用控除後）に100を乗じ以下に記載された料率を乗じた金額の低い方の額とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上の場合、投資運用報酬は、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額をもとに、以下のように計算されます。 | トラストに対する投資運用業務 |
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ | ||
純資産総額 年率（上限) | ||
２億豪ドル以下の部分 0.15％ ２億豪ドル超 ５億豪ドル以下の部分 0.125％ ５億豪ドル超 20億豪ドル以下の部分 0.10％ 20億豪ドル超の部分 0.09％ | ||
（次頁に続きます。）
項目 | 項目の概要 | |||||
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ | ||||||
純資産総額 | 年率（上限) | |||||
２億NZドル以下の部分 0.15％ ２億NZドル超 ５億NZドル以下の部分 0.125％ ５億NZドル超 20億NZドル以下の部分 0.10％ 20億NZドル超の部分 0.09％ 投資運用会社が負担したすべての合理的な実費は、関連するファンドが負担します。 | ||||||
xxよ名務 | 理払び義代 | 事事登書x | x務録換報 | ・お ・事酬 | 管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社は、各ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算される管理事務代行報酬を受領します（後払い）。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、当該グロス・インカム (その他費用控除後）の３％とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.06％とします。管理事務代行会社が負担したすべての合理的な実費は、xxxxが負担します。 | 各ファンドの購入・換金（買戻し）等の受付、信託財産の評価、純資産価格の計算、会計書類作成およびこれらに付随する業務 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、各ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算される保管報酬を受領します（後払い）。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、当該グロス・インカム (その他費用控除後）の２％とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％とします。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.04％とします。また、保管受託銀行が負担したすべての合理的な実費、ならびにトラストの資産の保管が委託される銀行および他の金融機関の保管料は、トラストが負担します。 | 各ファンドの信託財産の保管、入出金の処理、信託財産の決済およびこれらに付随する業務ならびに各ファンドに対する受託業務 | ||||
（次頁に続きます。）
項目 | 項目の概要 | |
代行協会員報酬 | 代行協会員および販売会社は、各ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算される代行協会員報酬および販売報酬を受領します（後払い）。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、代行協会員報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の20％であり、そのうちグロス・インカム（その他費用控除後）の18％が販売会社に支払われます。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上の場合、代行協会員報酬は、各ファンドの該当する四半期の純資産総額の年率 0.63％を上限とします。 本書の日付現在： 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、代行協会員報酬は、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.19％であり、そのうち年率0.18％が販売会社に支払われます。 日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、代行協会員報酬は、各ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.48％であり、そのうち年率0.40％が販売会社に支払われます。 代行協会員および/または販売会社が負担したすべての合理的な実費は、関連するファンドが負担します。 | 目論見書、運用報告書等の販売会社等への送付、受益証券１口当たり純資産価格の公表およびこれらに付随する業務 |
販売会社報酬 | 販売会社における受益者の取引口座内での各ファンドの管理および事務手続き、運用報告書等各種書類の送付、購入後の情報提供等 | |
その他の費用・手数料（当期) | オーストラリア・ドル・ポートフォリオ 0.003％ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ 0.01％ | 年次税、公告費、弁護士報酬、専門家報酬、登録費用、償還費用 |
（注）各報酬については、目論見書に定められている料率および金額を記載しています。「その他の費用・手数料（当期）」には、運用状況等により変動するものや実費となる費用が含まれます。便宜上、当期のその他の費用・手数料等の金額をファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
(1) 純資産の推移
(ⅰ)オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
直近10会計年度の各会計年度末および第30期中の各月末の純資産の推移は次のとおりです。
純資産総額 | １口当たり純資産価格 | |||
千豪ドル | 百万円 | 豪セント | 円 | |
第20会計年度末 （2011年12月末日） | 2,041,111 | 160,921 | 1 | 1 |
第21会計年度末 （2012年12月末日） | 1,998,744 | 157,581 | 1 | 1 |
第22会計年度末 （2013年12月末日） | 2,101,510 | 165,683 | 1 | 1 |
第23会計年度末 （2014年12月末日） | 2,123,097 | 167,385 | 1 | 1 |
第24会計年度末 （2015年12月末日） | 1,780,749 | 140,394 | 1 | 1 |
第25会計年度末 （2016年12月末日） | 1,754,231 | 138,304 | 1 | 1 |
第26会計年度末 （2017年12月末日） | 1,727,303 | 136,181 | 1 | 1 |
第27会計年度末 （2018年12月末日） | 2,028,815 | 159,952 | 1 | 1 |
第28会計年度末 （2019年12月末日） | 2,383,398 | 187,907 | 1 | 1 |
第29会計年度末 （2020年12月末日） | 2,289,154 | 180,477 | 1 | 1 |
第30会計年度末 （2021年１月29日（償還日)） | 1,798,390 | 141,785 | 1 | 1 |
2021年１月末日 | 1,798,390 | 141,785 | 1 | 1 |
(注１) 豪ドルの円貨換算は2020年12月30日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信売買相場の仲値（１豪ドル
＝78.84円）によります。以下、同じです。
(注２) 上記純資産総額は約定日ベースの数値であり、財務書類中の数値は受渡日ベースのものであるため、両数値が相違する場合があります。
(ⅱ)ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
直近10会計年度の各会計年度末および第30期中の各月末の純資産の推移は次のとおりです。
純資産総額 | １口当たり純資産価格 | |||
千NZドル | 百万円 | NZセント | 円 | |
第20会計年度末 （2011年12月末日） | 883,309 | 65,471 | 1 | 1 |
第21会計年度末 （2012年12月末日） | 882,242 | 65,392 | 1 | 1 |
第22会計年度末 （2013年12月末日） | 676,315 | 50,128 | 1 | 1 |
第23会計年度末 （2014年12月末日） | 546,888 | 40,535 | 1 | 1 |
第24会計年度末 （2015年12月末日） | 515,919 | 38,240 | 1 | 1 |
第25会計年度末 （2016年12月末日） | 509,537 | 37,767 | 1 | 1 |
第26会計年度末 （2017年12月末日） | 532,799 | 39,491 | 1 | 1 |
第27会計年度末 （2018年12月末日） | 664,498 | 49,253 | 1 | 1 |
第28会計年度末 （2019年12月末日） | 754,580 | 55,929 | 1 | 1 |
第29会計年度末 （2020年12月末日） | 792,937 | 58,772 | 1 | 1 |
第30会計年度末 （2021年２月26日（償還日)） | 548,545 | 40,658 | 1 | 1 |
2021年１月末日 | 694,926 | 51,508 | 1 | 1 |
２月末日 | 548,545 | 40,658 | 1 | 1 |
(注１) NZドルの円貨換算は2020年12月30日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信売買相場の仲値（１NZドル
＝74.12円）によります。以下、同じです。
(注２) 上記純資産総額は約定日ベースの数値であり、財務書類中の数値は受渡日ベースのものであるため、両数値が相違する場合があります。
(2) 分配の推移
(ⅰ)オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
ファンド証券の１口当たり純資産価格を１豪セントに維持するために必要な額の分配を日々宣言しています。毎月の最終営業日に、当該最終営業日の直前の日までに宣言され、発生済・未払いのすべての分配金は税引後再投資されています。
直近10会計年度における分配の推移は次のとおりです。
分配金 | ||
第20会計年度 (自2011年１月１日 至2011年12月31日) | １口当たり | 0.000408556豪ドル(0.032210555円) |
第21会計年度 (自2012年１月１日 至2012年12月31日) | １口当たり | 0.000320303豪ドル(0.025252689円) |
第22会計年度 (自2013年１月１日 至2013年12月31日) | １口当たり | 0.000210483豪ドル(0.016594480円) |
第23会計年度 (自2014年１月１日 至2014年12月31日) | １口当たり | 0.000191462豪ドル(0.015094864円) |
第24会計年度 (自2015年１月１日 至2015年12月31日) | １口当たり | 0.000160393豪ドル(0.012645384円) |
第25会計年度 (自2016年１月１日 至2016年12月31日) | １口当たり | 0.000131732豪ドル(0.010385751円) |
第26会計年度 (自2017年１月１日 至2017年12月31日) | １口当たり | 0.000106568豪ドル(0.008401821円) |
第27会計年度 (自2018年１月１日 至2018年12月31日) | １口当たり | 0.000123091豪ドル(0.009704521円) |
第28会計年度 (自2019年１月１日 至2019年12月31日) | １口当たり | 0.000093895豪ドル(0.007402682円) |
第29会計年度 (自2020年１月１日 至2020年12月31日) | １口当たり | 0.000025368豪ドル(0.002000007円) |
第30会計年度 （自2021年１月１日 至2021年１月29日） | 該当事項はありません。 | |
(注) 分配金の円貨換算については、外貨金額の端数桁数が表示上よりも大きいため、表示上の外貨に所定の為替レートを乗じても完全に一致しない場合があります。
(ⅱ)ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
ファンド証券の１口当たり純資産価格を１NZセントに維持するために必要な額の分配を日々宣言しています。毎月の最終営業日に、当該最終営業日の直前の日までに宣言され、発生済・未払いのすべての分配金は税引後再投資されています。
直近10会計年度における分配の推移は次のとおりです。
分配金 | ||
第20会計年度 (自2011年１月１日 至2011年12月31日) | １口当たり | 0.000215741NZドル(0.015990723円) |
第21会計年度 (自2012年１月１日 至2012年12月31日) | １口当たり | 0.000196768NZドル(0.014584444円) |
第22会計年度 (自2013年１月１日 至2013年12月31日) | １口当たり | 0.000192846NZドル(0.014293746円) |
第23会計年度 (自2014年１月１日 至2014年12月31日) | １口当たり | 0.000250260NZドル(0.018549271円) |
第24会計年度 (自2015年１月１日 至2015年12月31日) | １口当たり | 0.000258086NZドル(0.019129334円) |
第25会計年度 (自2016年１月１日 至2016年12月31日) | １口当たり | 0.000170253NZドル(0.012619152円) |
第26会計年度 (自2017年１月１日 至2017年12月31日) | １口当たり | 0.000130029NZドル(0.009637749円) |
第27会計年度 (自2018年１月１日 至2018年12月31日) | １口当たり | 0.000134008NZドル(0.009932673円) |
第28会計年度 (自2019年１月１日 至2019年12月31日) | １口当たり | 0.000094577NZドル(0.007010047円) |
第29会計年度 (自2020年１月１日 至2020年12月31日) | １口当たり | 0.000036321NZドル(0.002692113円) |
第30会計年度 （自2021年１月１日 至2021年２月26日） | １口当たり | 0.000000273NZドル(0.000020235円) |
(注) 分配金の円貨換算については、外貨金額の端数桁数が表示上よりも大きいため、表示上の外貨に所定の為替レートを乗じても完全に一致しない場合があります。
(ⅰ)オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
直近10会計年度における販売および買戻しの実績は次のとおりです。
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
第20会計年度 (自2011年１月１日 至2011年12月31日) | 267,348,417,325 (267,341,753,503) | 234,768,060,457 (234,768,060,457) | 203,581,623,827 (203,574,960,005) |
第21会計年度 (自2012年１月１日 至2012年12月31日) | 283,342,791,484 (283,342,576,183) | 286,955,374,699 (286,955,374,699) | 199,969,040,612 (199,962,161,489) |
第22会計年度 (自2013年１月１日 至2013年12月31日) | 309,442,841,033 (309,442,801,259) | 296,966,513,358 (296,959,594,461) | 212,445,368,287 (212,445,368,287) |
第23会計年度 (自2014年１月１日 至2014年12月31日) | 246,146,233,374 (246,146,233,374) | 251,307,968,825 (251,307,968,825) | 207,283,632,836 (207,283,632,836) |
第24会計年度 (自2015年１月１日 至2015年12月31日) | 171,072,684,948 (171,072,684,948) | 202,901,183,455 (202,901,183,455) | 175,455,134,329 (175,455,134,329) |
第25会計年度 (自2016年１月１日 至2016年12月31日) | 153,942,803,281 (153,942,803,281) | 153,163,320,788 (153,163,320,788) | 176,234,616,822 (176,234,616,822) |
第26会計年度 (自2017年１月１日 至2017年12月31日) | 122,107,124,025 (122,107,124,025) | 125,925,324,741 (125,925,324,741) | 172,416,416,106 (172,416,416,106) |
第27会計年度 (自2018年１月１日 至2018年12月31日) | 138,646,386,320 (138,646,386,320) | 107,225,730,930 (107,225,730,930) | 203,837,071,496 (203,837,071,496) |
第28会計年度 (自2019年１月１日 至2019年12月31日) | 167,372,990,430 (167,372,990,430) | 131,231,601,729 (131,231,601,729) | 239,978,460,197 (239,978,460,197) |
第29会計年度 (自2020年１月１日 至2020年12月31日) | 152,786,885,992 (152,786,885,992) | 172,335,068,288 (172,335,068,288) | 220,430,277,901 (220,430,277,901) |
第30会計年度 (自2021年１月１日 至2021年１月29日) | 0 (0) | 40,591,231,848 (40,591,231,848) | 179,839,046,053 (179,839,046,053) |
(注１) ( )の数は本邦内における販売・買戻および発行済口数です。
(注２) 上記口数は約定日ベースの数値であり、財務書類中の数値は受渡日ベースのものであるため、両数値が相違する場合があります。
(ⅱ)ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
直近10会計年度における販売および買戻しの実績は次のとおりです。
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
第20会計年度 (自2011年１月１日 至2011年12月31日) | 32,952,360,664 (32,952,360,664) | 46,856,878,835 (46,856,878,835) | 88,432,580,430 (88,432,580,430) |
第21会計年度 (自2012年１月１日 至2012年12月31日) | 59,959,709,789 (59,959,709,789) | 60,440,778,680 (60,440,778,680) | 87,951,511,539 (87,951,511,539) |
第22会計年度 (自2013年１月１日 至2013年12月31日) | 36,285,132,398 (36,285,132,398) | 56,731,892,978 (56,731,892,978) | 67,504,750,959 (67,504,750,959) |
第23会計年度 (自2014年１月１日 至2014年12月31日) | 28,685,074,057 (28,685,074,057) | 41,066,002,792 (41,066,002,792) | 55,123,822,224 (55,123,822,224) |
第24会計年度 (自2015年１月１日 至2015年12月31日) | 39,501,187,103 (39,501,187,103) | 44,730,899,690 (44,730,899,690) | 49,894,109,637 (49,894,109,637) |
第25会計年度 (自2016年１月１日 至2016年12月31日) | 20,809,321,719 (20,809,321,719) | 19,814,704,877 (19,814,704,877) | 50,888,726,479 (50,888,726,479) |
第26会計年度 (自2017年１月１日 至2017年12月31日) | 26,188,876,530 (26,188,876,530) | 23,931,323,376 (23,931,323,376) | 53,146,279,633 (53,146,279,633) |
第27会計年度 (自2018年１月１日 至2018年12月31日) | 42,347,898,952 (42,347,898,952) | 29,141,720,794 (29,141,720,794) | 66,352,457,791 (66,352,457,791) |
第28会計年度 (自2019年１月１日 至2019年12月31日) | 48,419,802,860 (48,419,802,860) | 39,215,943,408 (39,215,943,408) | 75,556,317,243 (75,556,317,243) |
第29会計年度 (自2020年１月１日 至2020年12月31日) | 39,095,914,910 (39,095,914,910) | 36,465,981,723 (36,465,981,723) | 78,186,250,430 (78,186,250,430) |
第30会計年度 (自2021年１月１日 至2021年２月26日) | 52,614,411 (52,614,411) | 23,384,359,695 (23,384,359,695) | 54,854,505,146 (54,854,505,146) |
(注１) ( )の数は本邦内における販売・買戻および発行済口数です。
(注２) 上記口数は約定日ベースの数値であり、財務書類中の数値は受渡日ベースのものであるため、両数値が相違する場合があります。
ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド－オーストラリア・ドル・ポートフォリオ（償還）純資産計算書
2021年１月29日（償還日）現在
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
注
オーストラリア・
ドル 千円
資産
銀行預金 | 1,798,638,255 | 141,804,640 | ||
資産合計 | 1,798,638,255 | 141,804,640 | ||
負債 未払償還費用 | 8 | 101,985 | 8,040 | |
未払印刷費および未払公告費 | 98,395 | 7,757 | ||
未払弁護士報酬 | 24,096 | 1,900 | ||
未払代行協会員報酬および未払販売会社報酬 | 5 | 12,631 | 996 | |
未払専門家報酬 | 6,191 | 488 | ||
未払登録報酬 | 4,496 | 354 | ||
負債合計 | 247,794 | 19,536 | ||
純資産額 | 1,798,390,461 | 141,785,104 | ||
発行済受益証券口数 １口当たり純資産価格 | 179,839,046,053口 0.0100 | 0.79円 |
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－オーストラリア・ドル・ポートフォリオ（償還）統計情報
オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
期末現在発行済受益証券口数
2019年12月31日 239,978,460,197
2020年12月31日 220,430,277,901
発行口数 －
買戻し口数 (40,591,231,848)
2021年１月29日（償還日） 179,839,046,053
期末現在純資産額 | オーストラリア・ドル |
2019年12月31日 | 2,399,784,602 |
2020年12月31日 | 2,204,302,779 |
2021年１月29日（償還日） | 1,798,390,461 |
期末現在１口当たり純資産価格 | オーストラリア・ドル |
2019年12月31日 | 0.0100 |
2020年12月31日 | 0.0100 |
2021年１月29日（償還日） | 0.0100 |
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－オーストラリア・ドル・ポートフォリオ（償還）財務書類に対する注記
2021年１月29日（償還日）現在
注1. 事業活動
契約型アンブレラ型投資信託として組織されたニッコウ・マネー・マーケット・ファンド
（以下「トラスト」という。）は、存続期間無期限の、有価証券およびその他の資産を共有す る共有持分型投資信託である。トラストは、管理会社と保管受託銀行の間の相互の合意により、またはルクセンブルグ法に定められた事情により、いつでも解散することができる。
トラストは、2010年法パートⅡに基づいて組織されており、2013年法に基づくオルタナティブ投資ファンドおよびMMF規制に基づく公債CNAV MMFとしての資格を有している。
2020年12月４日に、管理会社はオーストラリア・ドル・ポートフォリオを2021年１月29日
（償還日）付の純資産価額で償還することを決議した。償還金は、2021年２月２日に支払われた。
2021年１月29日（償還日）現在、トラストは、２つのファンドを運用していた。
・xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－USxx・xxxxxxx
・xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
注2. 重要な会計方針 2.1）財務書類の表示
本財務書類は、ルクセンブルグの契約型投資信託に関する法律および規制ならびにルクセンブルグにおいて一般にxx妥当と認められる会計原則に従って表示される。
注１において詳述されているとおり、2020年12月４日に、管理会社はオーストラリア・ド ル・ポートフォリオを2021年１月29日（償還日）付の純資産価額で償還することを決議した。したがって、本財務書類は、清算会計基準に基づいて作成されている。
2.2）投資有価証券
当ファンドのポートフォリオの債券、債務証券および金融市場証券は、償却原価に基づき評価された。この評価方法は、投資有価証券を取得原価で評価し、以後有価証券の市場価格に与える金利変動の影響にかかわりなく、割引またはプレミアムを満期まで均等額で償却することを前提としていた。
2.3）外貨換算
当ファンドの通貨以外の通貨で表示されている資産および負債は、期末日現在の実勢為替レートで換算された。当ファンドの通貨以外の通貨建の取引は、取引日現在の実勢為替レートで当ファンドの通貨に換算された。
2.4）設立費
設立費は、全額償却された。
2.5）受取利息
受取利息は日々発生した。
注3. 管理報酬
管理会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、管理報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の１％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、管理報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、管理報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％であった。
「グロス・イールド（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、当ファンドの総利回り（グロス・イールド）から、当ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却率を控除した料率をいう。また、「グロス・インカム（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、（ａ）当ファンドの総利益（有価証券の売買損益を含む。）から、（ｂ）当ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却額を控除した金額をいう。
対象期間中に、サブ・ファンドの資産から管理会社へ支払われた報酬はなかった。
注4. 投資運用報酬
投資運用会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、投資運用報酬は、（ⅰ）グロス・インカム（その他費用控除後）の 14％および（ⅱ）グロス・イールド（その他費用控除後）に100を乗じ以下に記載された料率を乗じた金額の低い方の額であった。日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上の場合、投資運用報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額に基づいて、以下のように計算された。
純資産総額 年率（上限）
－２億オーストラリア・ドル以下の部分 0.15 %
－２億オーストラリア・ドル超 ５億オーストラリア・ドル以下の部分 0.125%
－５億オーストラリア・ドル超 20億オーストラリア・ドル以下の部分 0.10 %
－20億オーストラリア・ドル超の部分 0.09 %
対象期間中に、サブ・ファンドの資産から投資運用会社へ支払われた報酬はなかった。注5. 代行協会員報酬および販売会社報酬
代行協会員および販売会社は、当ファンドの資産から、各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、代行協会員報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の20％であり、その報酬のうち 18％が販売会社に支払われた。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの該当する四半期の純資産総額の年率0.63％を上限としていた
（その報酬から、代行協会員は各販売会社に報酬を支払った。）。
・2021年１月29日（償還日）現在、
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上1.50％未満の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.19％であり、その報酬のうち年率0.18％が販売会社に支払われた。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.48％であり、その報酬のうち年率0.40％が販売会社に支払われた。
代行協会員および／または販売会社が負担したすべての合理的な実費は、当ファンドが負担した。
注6. 保管報酬
保管受託銀行は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、保管報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の
２％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上 1.5％未満の場合、保管報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、保管報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.04％であった。
保管受託銀行が負担した電話、電報、郵便費用等を含むすべての合理的な実費、ならびに当 ファンド資産の保管が委託される銀行および他の金融機関の保管料は、当ファンドが負担した。
対象期間中に、サブ・ファンドの資産から保管受託銀行へ支払われた報酬はなかった。注7. 管理事務代行報酬
管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の３％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率
１％以上1.5％未満の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.06％であった。
管理事務代行会社が負担した、電話、電報、郵便費用等を含むすべての合理的な実費は、トラストが負担した。
対象期間中に、サブ・ファンドの資産から管理事務代行会社へ支払われた報酬はなかった。注8. 償還費用
償還費用は、概算で104,819オーストラリア・ドル相当と見積もられ、2020年11月18日よりサブ・ファンドの純資産価額に計上された。
また、サブ・ファンドの存続期間中に月次分配金の四捨五入時の差額が累積された未払金を償還に関する費用の一部に充当することが予定されている。
注9. 取引費用
当ファンドは、いかなる取引費用（2010年法で定義されている。）も支払わなかった。管理 会社との合意に基づき、トラストおよび当ファンドに係る取引費用は保管受託銀行が負担する。
注10. 税制
当ファンドは税金に関し、ルクセンブルグの法律に準拠している。ルクセンブルグにおける現行法規のもとでは、トラストの純資産額に対し年率0.01％のサブスクリプション税（「年次税」）が課せられており、四半期毎に計算され支払われた。
2010年法のもとでは、トラストもその受益者もルクセンブルグにおいて所得税またはキャピタル・ゲイン税も課せられず、源泉税または相続税も課せられない。トラストは、トラストのポートフォリオにおける投資有価証券から生じた収益から、当該国における源泉税控除後の収益を回収している。
注11. 証券金融取引および再使用規制（ＳＦＴＲ）に関する情報 2021年１月29日（償還日）に終了した期間において、当ファンドは、トータル・リターン・
スワップ契約、証券貸付取引、逆買戻し条件付契約（逆現先契約）および買戻し条件付契約
（現先契約）を締結しなかった。
注12. 分配方針
管理会社は、当ファンドの１口当たり純資産価格を0.0100オーストラリア・ドルに維持するよう努めていた。
買戻し受益証券について発生した未払分配金は、買戻し受益証券の支払い成立と同時に支払われた。
さらに、2020年12月31日まで、当ファンドの毎月の最終営業日に、当該最終営業日の前日までに分配宣言済の未払分配金はすべて、当該最終営業日の前日に適用された当ファンドの１口当たり純資産価格で再投資され、これにつきファンド証券が発行された。
注13. 関連当事者取引
管理会社、保管受託銀行および管理事務代行会社、ならびに販売会社および代行協会員は、当ファンドの関連当事者とみなされる。
注14. 2021年１月29日（償還日）に終了した期間の投資有価証券についての変動計算書
管理会社宛てに要請すれば、2021年１月29日（償還日）に終了した期間中に発生した投資有価証券の変動についての明細書を無料で入手することができる。
注15．後発事象
償還金は、2021年２月２日に支払われた。
現在の財務書類に開示が必要であると管理会社が判断する現在の報告書発行日までに発生したその他の重要な事象はなかった。
xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ（償還）純資産計算書
2021年２月26日（償還日）現在
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
注
ニュージーランド・
ドル 千円
資産
銀行預金 | 548,709,444 | 40,670,344 | ||
未収預金利息 | 2.5 | 1,080 | 80 | |
資産合計 | 548,710,524 | 40,670,424 | ||
負債 | ||||
未払償還費用 | 8 | 75,237 | 5,577 | |
未払印刷費および未払公告費 | 28,066 | 2,080 | ||
未払代行協会員報酬および未払販売会社報酬 | 5 | 25,971 | 1,925 | |
未払投資運用報酬 | 4 | 18,126 | 1,343 | |
未払弁護士報酬 | 6,597 | 489 | ||
未払管理事務代行報酬 | 7 | 3,895 | 289 | |
未払保管報酬 | 6 | 2,649 | 196 | |
未払専門家報酬 | 2,104 | 156 | ||
未払登録報酬 | 1,528 | 113 | ||
未払管理報酬 | 3 | 1,300 | 96 | |
負債合計 | 165,473 | 12,265 | ||
純資産額 | 548,545,051 | 40,658,159 | ||
発行済受益証券口数 | 54,854,505,146口 | |||
１口当たり純資産価格 | 0.0100 | 0.74円 |
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ（償還）統計情報
期末現在発行済受益証券口数 | ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ |
2019年12月31日 | 75,556,317,243 |
2020年12月31日 | 78,186,250,430 |
発行口数 | 52,614,411 |
買戻し口数 | (23,384,359,695) |
2021年２月26日（償還日） | 54,854,505,146 |
期末現在純資産額 | ニュージーランド・ドル |
2019年12月31日 | 755,563,172 |
2020年12月31日 | 781,787,267 |
2021年２月26日（償還日） | 548,545,051 |
期末現在１口当たり純資産価格 | ニュージーランド・ドル |
2019年12月31日 | 0.0100 |
2020年12月31日 | 0.0100 |
2021年２月26日（償還日） | 0.0100 |
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
－ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ（償還）財務書類に対する注記 2021年２月26日（償還日）現在
注1. 事業活動
契約型アンブレラ型投資信託として組織されたニッコウ・マネー・マーケット・ファンド
（以下「トラスト」という。）は、存続期間無期限の、有価証券およびその他の資産を共有す る共有持分型投資信託である。トラストは、管理会社と保管受託銀行の間の相互の合意により、またはルクセンブルグ法に定められた事情により、いつでも解散することができる。
トラストは、2010年法パートⅡに基づいて組織されており、2013年法に基づくオルタナティブ投資ファンドおよびMMF規制に基づく公債CNAV MMFとしての資格を有している。
2021年１月６日に、管理会社はニュージーランド・ドル・ポートフォリオを2021年２月26日
（償還日）付の純資産価額で償還することを決議した。償還金は、2021年３月２日に支払われた。
2021年２月26日（償還日）現在、トラストは、１つのファンドを運用していた。
・xxxx・xxx・xxxxx・ファンド－USドル・ポートフォリオ
注2. 重要な会計方針 2.1）財務書類の表示
本財務書類は、ルクセンブルグの契約型投資信託に関する法律および規制ならびにルクセンブルグにおいて一般にxx妥当と認められる会計原則に従って表示される。
注１において詳述されているとおり、2021年１月６日に、管理会社はニュージーランド・ドル・ポートフォリオを2021年２月26日（償還日）付の純資産価額で償還することを決議した。したがって、本財務書類は、清算会計基準に基づいて作成されている。
2.2）投資有価証券
当ファンドのポートフォリオの債券、債務証券および金融市場証券は、償却原価に基づき評価された。この評価方法は、投資有価証券を取得原価で評価し、以後有価証券の市場価格に与える金利変動の影響にかかわりなく、割引またはプレミアムを満期まで均等額で償却することを前提としていた。
2.3）外貨換算
当ファンドの通貨以外の通貨で表示されている資産および負債は、期末日現在の実勢為替レートで換算された。当ファンドの通貨以外の通貨建の取引は、取引日現在の実勢為替レートで当ファンドの通貨に換算された。
2.4）設立費
設立費は、全額償却された。
2.5）受取利息
受取利息は日々発生した。
注3. 管理報酬
管理会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、管理報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の１％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上1.5％未満の場合、管理報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.5％以上の場合、管理報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％であった。
「グロス・イールド（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、当ファンドの総利回り（グロス・イールド）から、当ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却率を控除した料率をいう。また、「グロス・インカム（その他費用控除後）」とは、管理会社が日々算出する、（ａ）当ファンドの総利益（有価証券の売買損益を含む。）から、（ｂ）当ファンドの関係法人の報酬以外の費用の日々の償却額を控除した金額をいう。
注4. 投資運用報酬
投資運用会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、投資運用報酬は、（ⅰ）グロス・インカム（その他費用控除後）の 14％および（ⅱ）グロス・イールド（その他費用控除後）に100を乗じ以下に記載された料率を乗じた金額の低い方の額であった。日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上の場合、投資運用報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額に基づいて、以下のように計算された。
純資産総額 年率（上限）
－２億ニュージーランド・ドル以下の部分 0.15 %
－２億ニュージーランド・ドル超 ５億ニュージーランド・ドル以下の部分 0.125%
－５億ニュージーランド・ドル超 20億ニュージーランド・ドル以下の部分 0.10 %
－20億ニュージーランド・ドル超の部分 0.09 %
注5. 代行協会員報酬および販売会社報酬
代行協会員および販売会社は、当ファンドの資産から、各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、代行協会員報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の20％であり、その報酬のうち 18％が販売会社に支払われた。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの該当する四半期の純資産総額の年率0.63％を上限としていた
（その報酬から、代行協会員は各販売会社に報酬を支払った。）。
・2021年２月26日（償還日）現在、
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.00％以上1.50％未満の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.19％であり、その報酬のうち年率0.18％が販売会社に支払われた。
・日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、代行協会員報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.48％であり、その報酬のうち年率0.40％が販売会社に支払われた。
代行協会員および／または販売会社が負担したすべての合理的な実費は、当ファンドが負担した。
注6. 保管報酬
保管受託銀行は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、保管報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の
２％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％以上 1.5％未満の場合、保管報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.02％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、保管報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.04％であった。
保管受託銀行が負担した電話、電報、郵便費用等を含むすべての合理的な実費、ならびに当 ファンド資産の保管が委託される銀行および他の金融機関の保管料は、当ファンドが負担した。
注7. 管理事務代行報酬
管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社は、当ファンドの資産から各四半期末毎に、以下のように計算された報酬を受領する権利を有していた（後払い）。（ⅰ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率１％未満の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当該グロス・インカム（その他費用控除後）の３％であった。（ⅱ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率
１％以上1.5％未満の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.03％であった。（ⅲ）日々算出されるグロス・イールド（その他費用控除後）が年率1.50％以上の場合、管理事務・支払事務および登録・名義書換事務代行会社に対する報酬は、当ファンドの日々発生し算出される純資産総額の年率0.06％であった。
管理事務代行会社が負担した、電話、電報、郵便費用等を含むすべての合理的な実費は、トラストが負担した。
注8. 償還費用
償還費用は、概算で75,237ニュージーランド・ドル相当と見積もられ、2021年１月14日よりサブ・ファンドの純資産価額に計上された。
また、ニュージーランド・ドル・ポートフォリオの存続期間中に月次分配金の四捨五入時の差額が累積された未払金を償還に関する費用の一部に充当することが予定されている。
注9. 取引費用
当ファンドは、2021年２月26日（償還日）に終了した期間中、いかなる取引費用（2010年法で定義されている。）も支払わなかった。管理会社との合意に基づき、トラストおよび各ファンドに係る取引費用は保管受託銀行が負担する。
注10. 税制
当ファンドは税金に関し、ルクセンブルグの法律に準拠している。ルクセンブルグにおける現行法規のもとでは、トラストの純資産額に対し年率0.01％のサブスクリプション税（「年次税」）が課せられており、四半期毎に計算され支払われた。
2010年法のもとでは、トラストもその受益者もルクセンブルグにおいて所得税またはキャピタル・ゲイン税も課せられず、源泉税または相続税も課せられない。トラストは、トラストのポートフォリオにおける投資有価証券から生じた収益から、当該国における源泉税控除後の収益を回収している。
注11. 証券金融取引および再使用規制（ＳＦＴＲ）に関する情報 2021年２月26日（償還日）に終了した期間において、当ファンドは、トータル・リターン・
スワップ契約、証券貸付取引、逆買戻し条件付契約（逆現先契約）および買戻し条件付契約
（現先契約）を締結しなかった。
注12. 分配方針
管理会社は、当ファンドの１口当たり純資産価格を0.0100ニュージーランド・ドルに維持するよう努めていた。
買戻し受益証券について発生した未払分配金は、買戻し受益証券の支払い成立と同時に支払われた。
さらに、2021年１月30日まで、当ファンドの毎月の最終営業日に、当該最終営業日の前日までに分配宣言済の未払分配金はすべて、当該最終営業日の前日に適用された当ファンドの１口当たり純資産価格で再投資され、これにつきファンド証券が発行された。
注13. 関連当事者取引
管理会社、保管受託銀行および管理事務代行会社、ならびに販売会社および代行協会員は、当ファンドの関連当事者とみなされる。
注14. 2021年２月26日（償還日）に終了した期間の投資有価証券についての変動計算書
管理会社宛てに要請すれば、2021年２月26日（償還日）に終了した期間中に発生した投資有価証券の変動についての明細書を無料で入手することができる。
注15．後発事象
償還金は、2021年３月２日に支払われた。
現在の財務書類に開示が必要であると管理会社が判断する現在の報告書発行日までに発生したその他の重要な事象はなかった。
(ⅰ)オーストラリア・ドル・ポートフォリオ
信託期間 | 投資信託契約（約款）締結日（注１) | 1998年８月３日 |
2021年１月29日 |
投資信託契約終了時（2021年１月29日）の状況 | ||
資産総額 | 1,798,638,255豪ドル | 141,804,640,024円 |
負債総額 | 247,794豪ドル | 19,536,079円 |
純資産総額 | 1,798,390,461豪ドル | 141,785,103,945円 |
受益権口数 | 179,839,046,053口 | |
１口当たり償還金 | 0.01豪ドル | 1円 |
区分 | 投資信託当初払込時（注１） （1998年８月３日） | 投資信託契約終了時 （2021年１月29日） | 差引増減 | |||
受益権口数 | 6,954,538,175口 | 179,839,046,053口 | 172,884,507,878口 | |||
元本額 | 69,570,208豪ドル | 5,484,915千円 | 1,798,390,461豪ドル | 141,785,104千円 | 1,728,820,253豪ドル | 136,300,189千円 |
(注１) マネー・マーケット・ファンド（オーストラリア・ドル）からの移行時。
(注２) 直近10会計年度における受益証券口数の推移については本書17頁、純資産総額の推移については下表をご参照ください。
各計算期間の状況 | |||||||||
計算期末 | 期首純資産総額 | 期末純資産総額 | １口当たり純資産価格 | １口当たり分配金 | 分配率 | ||||
千豪ドル | 百万円 | 千豪ドル | 百万円 | 豪ドル | 円 | 豪ドル | 円 | ％ | |
2011年12月31日 | 1,692,184 | 133,412 | 2,041,111 | 160,921 | 0.01 | 1 | 0.000408556 | 0.032210555 | 4.09 |
2012年12月31日 | 2,041,111 | 160,921 | 1,998,744 | 157,581 | 0.01 | 1 | 0.000320303 | 0.025252689 | 3.20 |
2013年12月31日 | 1,998,744 | 157,581 | 2,101,510 | 165,683 | 0.01 | 1 | 0.000210483 | 0.016594480 | 2.10 |
2014年12月31日 | 2,101,510 | 165,683 | 2,123,097 | 167,385 | 0.01 | 1 | 0.000191462 | 0.015094864 | 1.91 |
2015年12月31日 | 2,123,097 | 167,385 | 1,780,749 | 140,394 | 0.01 | 1 | 0.000160393 | 0.012645384 | 1.60 |
2016年12月31日 | 1,780,749 | 140,394 | 1,754,231 | 138,304 | 0.01 | 1 | 0.000131732 | 0.010385751 | 1.32 |
2017年12月31日 | 1,754,231 | 138,304 | 1,727,303 | 136,181 | 0.01 | 1 | 0.000106568 | 0.008401821 | 1.07 |
2018年12月31日 | 1,727,303 | 136,181 | 2,028,815 | 159,952 | 0.01 | 1 | 0.000123091 | 0.009704494 | 1.23 |
2019年12月31日 | 2,028,815 | 159,952 | 2,383,398 | 187,907 | 0.01 | 1 | 0.000093895 | 0.007402682 | 0.94 |
2020年12月31日 | 2,383,398 | 187,907 | 2,289,154 | 180,477 | 0.01 | 1 | 0.000025368 | 0.002000013 | 0.25 |
2021年１月29日 （償還日） | 2,289,154 | 180,477 | 1,798,390 | 141,785 | 0.01 | 1 | 0.000000000 | 0.000000000 | 0.00 |
信託期間中一単位当たり総収益金（注１）及び信託期間中一単位当たり年平均収益率（％）(注２) | 0.001771851 豪ドル (0.139692733円) | 1.75 | |||||||
(注１) ｢信託期間中１単位当たり総収益金」とは「毎計算期末の状況」に表示された１単位当たり分配金の合計額に、｢投資信託契約終了時の状況」に表示された１単位当たり償還金の額を加算した額から当初募集価格を控除した金額をいいます。ここで信託期間とは2011年１月１日から2021年１月29日の期間を表します。以下同じです。
(注２) 信託期間中１単位当たり年平均収益率（％）＝｛(１単位当たり総収益金)／(信託期間×１単位当たり元本額)｝×100
ここでの信託期間は10.10年
(ⅱ)ニュージーランド・ドル・ポートフォリオ
信託期間 | 投資信託契約（約款）締結日 | 2003年８月23日 |
2021年２月26日 |
投資信託契約終了時（2021年２月26日）の状況 | ||
資産総額 | 548,710,524 NZドル | 40,670,424,039円 |
負債総額 | 165,473 NZドル | 12,264,859円 |
純資産総額 | 548,545,051 NZドル | 40,658,159,180円 |
受益権口数 | 54,854,505,146口 | |
１口当たり償還金 | 0.01NZドル | 1円 |
区分 | 投資信託当初払込時 （2003年８月28日） | 投資信託契約終了時 （2021年２月26日） | 差引増減 | |||
受益権口数 | 4,500,000,000口 | 54,854,505,146口 | 50,354,505,146口 | |||
元本額 | 45,000,000NZドル | 3,335,400千円 | 548,545,051 NZドル | 40,658,159千円 | 503,545,051NZドル | 37,322,759千円 |
(注) 直近10会計年度における受益証券口数の推移については本書18頁、純資産総額の推移については下表をご参照ください。
各計算期間の状況 | |||||||||
計算期末 | 期首純資産総額 | 期末純資産総額 | １口当たり純資産価格 | １口当たり分配金 | 分配率 | ||||
千NZドル | 百万円 | 千NZドル | 百万円 | NZドル | 円 | NZドル | 円 | ％ | |
2011年12月31日 | 1,023,173 | 75,838 | 883,309 | 65,471 | 0.01 | 1 | 0.000215741 | 0.015990723 | 2.16 |
2012年12月31日 | 883,309 | 65,471 | 882,242 | 65,392 | 0.01 | 1 | 0.000196768 | 0.014584444 | 1.97 |
2013年12月31日 | 882,242 | 65,392 | 676,315 | 50,128 | 0.01 | 1 | 0.000192846 | 0.014293746 | 1.93 |
2014年12月31日 | 676,315 | 50,128 | 546,888 | 40,535 | 0.01 | 1 | 0.000250260 | 0.018549271 | 2.50 |
2015年12月31日 | 546,888 | 40,535 | 515,919 | 38,240 | 0.01 | 1 | 0.000258086 | 0.019129334 | 2.58 |
2016年12月31日 | 515,919 | 38,240 | 509,537 | 37,767 | 0.01 | 1 | 0.000170253 | 0.012619152 | 1.70 |
2017年12月31日 | 509,537 | 37,767 | 532,799 | 39,491 | 0.01 | 1 | 0.000130029 | 0.009637749 | 1.30 |
2018年12月31日 | 532,799 | 39,491 | 664,498 | 49,253 | 0.01 | 1 | 0.000134008 | 0.009932673 | 1.34 |
2019年12月31日 | 664,498 | 49,253 | 754,580 | 55,929 | 0.01 | 1 | 0.000094577 | 0.007010047 | 0.95 |
2020年12月31日 | 754,580 | 55,929 | 792,937 | 58,772 | 0.01 | 1 | 0.000036321 | 0.002692113 | 0.36 |
2021年２月26日 （償還日） | 792,937 | 58,772 | 548,545 | 40,658 | 0.01 | 1 | 0.000000273 | 0.000020235 | 0.00 |
信託期間中一単位当たり総収益金（注１）及び信託期間中一単位当たり年平均収益率（％）(注２) | 0.001679162 NZドル (0.124459487円) | 1.65 | |||||||
(注１) ｢信託期間中１単位当たり総収益金」とは「毎計算期末の状況」に表示された１単位当たり分配金の合計額に、｢投資信託契約終了時の状況」に表示された１単位当たり償還金の額を加算した額から当初募集価格を控除した金額をいいます。ここで信託期間とは2011年１月１日から2021年２月26日の期間を表します。以下同じです。
(注２) 信託期間中１単位当たり年平均収益率（％）＝｛(１単位当たり総収益金)／(信託期間×１単位当たり元本額)｝×100
ここでの信託期間は10.20年
オーストラリア・ドル・ポートフォリオの１口当たり償還価格は、0.0100豪ドルで、2021年２月２日に支払われました。
ニュージーランド・ドル・ポートフォリオの１口当たり償還価格は、0.0100NZドルで、2021年
３月２日に支払われました。