SAMPLE③
SAMPLE③
※ 報告書 46ページ “2-4-3「模擬利用許諾契約書」”参照
利用許諾契約書番号
利用許諾契約書
著作物<著作物名>(以下「本著作物」)の著作権者<著作権者名(著作権者ID)>(以下「甲」)と<利用者名(著作権者ID)>(以下「乙」)とは、「バーチャル著作物マーケット」(以下「マーケット」)において出品されたxが著作権を有する本著作物を乙に利用許諾することについて、次の通り契約を締結する。
第1条(本著作物データの提供)
甲は乙に対して、本著作物に係る電子データを以下のとおり提供する。
(1)提供方法 : (記入例:ダウンロード、メール、郵送等) (2)提供期限 :
第2条(利用許諾)
乙は、以下の各号に定める条件に従って、本著作物を【非独占的/独占的】に利用することができる。
(1)利用許諾の範囲
① 利用目的 :
(記入例: 印刷物の作成、CD-ROM、DVD 等の電子記録媒体の作成、インタ―ネットのウェブサイトへの掲載等)
② 許諾行為 :上記の利用目的のために、本著作物を【複製/公衆送信(インターネット 配信)/譲渡/展示】する行為
③具体的な利用方法 :
③対象地域 : (記入例:日本国内、限定しない等)
④対象者 :【不特定の者/特定の者( 人・部程度)】
(2) 著作権者名等の表示
乙は、本著作物を利用するに際しては、以下の氏名等の表示を【行う/行わない】ものとする。
(表示を行う場合)
・著作権者 :
2 乙は、本著作物に係る電子データの変形、変色等の改変を希望する場合には、事前に甲に通知し、当該改変の承認の可否を求めるものとする。3 乙は、甲から要請があった場合には、乙に対して本著作物の利用状況を報告するものとする。
第3条(対価)
乙は甲に対して、本著作物の利用許諾の対価として、以下の金額を支払うものとする。 (1)金 額 : -円 (別途消費税)
(2)支払方法 : (記入例:銀行振込、郵便為替等) (3)支払期日 : 年 月 日
第4条(保証)
甲は乙に対して、本著作物に係る著作権を保有し、第2条により許諾された本著作物の利用行為が第三者の著作権、著作者人格権、肖像権その他の権利を侵害しないことを保証するとともに、乙が第三者からこれらの権利の侵害を理由として請求等を受けた場合には、xが自己の責任と費用でこれを解決するものとする。
2 甲は乙に対して、本著作物に係る電子データがマーケットに出品された著作物の複製物であること、マーケットの定める利用規約第 10 条に定める基準を満たすことを保証する。
3 本条を除き、甲は乙に対して、本著作物及び本著作物に係る電子データに関してい かなる瑕疵担保責任及び保証責任も負わないものとする。
第 5 条(権利義務の譲渡禁止)
甲及び乙は、本契約から生じた権利義務を相手方の承諾なく第三者に譲渡し、又は担保に供してはならないものとする。
第 6 条(損害賠償責任)
甲及び乙は、本契約の各条項のいずれかに違反し、又は履行を怠ったことにより相手方に損害を与えた場合には、相手方が蒙った損害を賠償する責を負うものとする。
第 7 条(契約の解除)
甲及び乙は、相手方が本契約の各条項の一に違反し、相手方から相当の期間を定めて是正を催告されたにもかかわらず、違反が是正されなかった場合には、通知催告等何らの手続き要することなく、本契約を解除することができる。
第 8 条(有効期間)
本契約の有効期間は、本実証実験終了までとする。
第 9 条(契約終了後の措置)
本契約が期間満了又は解除によって終了した場合には、甲は、速やかに本著作物のデータ及びそのバックアップコピーを消去するものとする。
第 10 条(協議事項)
本契約の解釈について疑義が生じたとき、又は本契約に定めない事項については、甲乙誠意をもって協議し、その解決を図るものとする。
第 11 条(契約成立日時)
本契約の契約成立の証とし、甲乙双方が本契約に同意し契約確認ボタンをクリックし、甲乙のいずれかのクリック日の遅い日時を契約成立の日時とする
平成 年 月 日 時 分
甲 ;住所 : 電話番号 : メールアドレス : 氏名 : 著作権者 ID : 契約確認日時 : 年 月 日 時 分
乙 ;住所 : 電話番号 : メールアドレス : 氏名 : 著作権者 ID : 契約確認日時 : 年 月 日 時 分
本実証実験における仕様
本契約書自体を、法的な有効性のない模擬的なものと位置付け、一部の項目については、選択範囲を限定したり、設定不可とした。
◆第1条(本著作物データの提供)
・ “(1)提供方法” : 一律、“ダウンロード”とした。
・ “(2)提供期限” : 一律、“契約成立後1週間以内”とした。
◆第2条(利用許諾)
・ 著作物の利用について【非独占的/独占的】の選択不可とした。
・ “①利用目的”及び“②許諾行為”
: ①を選択すると、自動的に②が選択表示される仕様とした
①印刷物の作成 → ②複製・譲渡・展示
①CD-ROM、DVD 等の電子記録媒体の作成→ ②複製・譲渡
①インタ-ネットのウェブサイトへの掲載→ ②複製・公衆送信
①その他 → ②複製・譲渡・展示・公衆送信
・ “③対象地域” : 設定不可とした
・ “④対象者” : 設定不可とした
◆第3条(対価)
・ 金額 : 設定不可とした
・ 支払方法 : 設定不可とした
・ 支払期日 : 設定不可とした
◆署名欄
: 契約締結時に、契約当時者の個人情報が開示される仕様としたが、本実証実験における契約行為は、著作物の利用対価の支払いを伴わない模擬的なものであるため、開示項目を「電子メールアドレス」「著作権者ID」「氏名」に限定した。