Contract
2022 年 3 月 28 日
各位
会社名 株式会社四国銀行
代表者名 取締役頭取 xxxxコード番号 8387 東証第一部
会社名 株式会社xx証券グループ本社代表者名 執行役社長 xxxx
コード番号 8601 東証・名証第一部
四国銀行と大和証券の新たな協業態勢構築に向けた包括的業務提携に関する最終契約締結のお知らせ
株式会社四国銀行（取締役頭取 xxxx、以下「四国銀行」）と株式会社xx証券グループ本社（執行役社長 xxxx、以下「xx証券グループ本社」）の 100％子会社であるxx証券株式会社（代表取締役社長 xxxx、以下「xx証券」）は、2021 年 9 月 27 日に締結した四国銀行と大和証券との間の包括的業務提携（以下「本提携」）に関する基本合意書に基づき、両社間で本提携に関する協議・検討を進めて参りましたが、本日、本提携に関する最終契約を締結することについて、両社それぞれの取締役会にて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1. 本提携の内容
本提携の内容は以下のとおりです。
(1) お客さまの証券口座の統合
• 四国銀行の公共債、投資信託の窓販業務に係る口座をxx証券が承継します。承継の方法は吸収分割の方法によることを予定しています。詳細は決定次第、開示いたします。
• xx証券は、上記口座に加えて、四国銀行と大和証券の間で既に締結している金融商品仲介契約に係る口座及びxx証券高知支店の口座（上場法人・金融法人等の一部の口座を除く）を統合して管理します。
(2) xx証券から四国銀行への金融商品仲介業務等の委託
• xx証券は、上記「(1) お客さまの証券口座の統合」に記載の統合後の口座に
ついて、株式、債券、投資信託、為替取引等の金融商品仲介業務及びファンドラップ等の投資一任契約締結の媒介に関する業務等を四国銀行に委託します。
• xx証券が株式会社xxネクスト銀行（以下「xxネクスト銀行」）から委託を受けている銀行代理業に関し、四国銀行はxx証券からの再委託を受け、xxネクスト銀行を所属銀行とする銀行代理業者として「預金の受入れ」および
「内国為替取引」を内容とする契約の締結の媒介を行います。
• 四国銀行は、同行内に金融商品仲介等を行うための新たな組織として「ファイナンシャルアドバイザーグループ」を設置するとともに、xx証券からの委託業務を効果的に遂行するための態勢を整備し、お客さまへの資産形成・資産管理に関するご提案、金融商品等の勧誘・販売、アフターフォロー、内部管理等を行います。
(3) 社員の出向等
• xx証券は四国銀行に社員を出向等させ、当該社員は、四国銀行の行員とともに上記「（2） xx証券から四国銀行への金融商品仲介業務等の委託」に記載の委託業務に関連する業務に従事します。
【本提携のスキーム】
2. 組織体制について
四国銀行は、新設する「ファイナンシャルアドバイザーグループ」に、四国銀行のお客さまの預り資産に係る営業部門と大和証券高知支店のリテール機能を統合いたします。
「ファイナンシャルアドバイザーグループ」は、高知県内の四国銀行本店、野市支店、xx支店、xx支店内に 4 営業拠点を設置するとともに、その他の主要な支店にも人員を配置します。また、従来と同様に公共債・投資信託・ファンドラップを取り扱う四国銀行の営業店とも連携し、資産形成層から高齢者層まで幅広いお客さまに金融に関するアドバイスを行ってまいります。
さらに、四国銀行と大和証券は、金融商品仲介業務のみならず、相続・事業承継等のソリューション提案や非金融資産に係る提案等についても連携を行い、お客さまに一層高度なコンサルティングをご提供できる態勢の実現を目指してまいります。
なお、新態勢の開始後に、xx証券は高知支店を閉店するとともに、高知県内に拠点を新設し、本提携に伴う口座統合の対象とならない上場法人・金融法人等の一部のお客さま向けの業務を当該拠点が継続して行います。
3. 本提携のスケジュール（予定）
(1) お客さまへのご連絡
本提携に関するご案内文書の発送 2022 年 4 月以降（xx）
(2) 吸収分割契約の締結 2022 年 6 月頃
(3) 本提携による新態勢の開始 2023 年 4 月頃
(4) 本提携による口座統合の時期
xx証券高知支店及び四国銀行金融商品仲介口座 2023 年 4 月頃
四国銀行の証券口座 2023 年 5 月頃
4. 両社の概要
(1) 四国銀行の概要（2021 年 3 月 31 日時点）
名称 | 株式会社四国銀行 | |
所在地 | xxxxxxxxxxxx 0 x 0 x | |
代表者の役職・氏名 | 取締役頭取 xx xx | |
事業内容 | 銀行業 | |
資本金 | 250 億円 | |
設立年月日 | 1878 年 10 月 17 日 | |
大株主及び持株比率 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.70% |
明治xxxx保険相互会社 | 4.35% | |
株式会社日本カストディ銀行(信託口４) | 2.81% | |
日亜化学工業株式会社 | 2.37% | ||
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) | 2.34% | ||
四国銀行従業員持株会 | 2.17% | ||
日本生命保険相互会社 | 1.85% | ||
損害保険ジャパン株式会社 | 1.54% | ||
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.42% | ||
四銀総合リース株式会社 | 1.13% | ||
最近３年間の連結経営成績及び連結財政状態 | |||
決算期 | 2019 年 3 月期 | 2020 年 3 月期 | 2021 年 3 月期 |
連結純資産 | 148,041 百万円 | 138,003 百万円 | 158,537 百万円 |
連結総資産 | 3,078,883 百万円 | 2,997,845 百万円 | 3,330,943 百万円 |
1 株当たり連結純資産 | 3,483.19 円 | 3,243.76 円 | 3,810.73 円 |
連結経常収益 | 45,227 百万円 | 42,970 百万円 | 41,502 百万円 |
連結経常利益 | 9,586 百万円 | 3,097 百万円 | 9,482 百万円 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 6,221 百万円 | 3,096 百万円 | 6,641 百万円 |
1 株当たり連結当期純利益 | 145.80 円 | 72.92 円 | 156.80 円 |
1 株当たり配当金 | 35.00 円 | 30.00 円 | 30.00 円 |
(2) xx証券の概要（2021 年 3 月 31 日時点）
名称 | xx証券株式会社 | ||
所在地 | xxxxxxxxxxxxx 0 x 0 x | ||
代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx xx | ||
事業内容 | 有価証券等の売買、有価証券等の売買の媒介、取次又は代理、有価 証券の引受等の金融商品取引業及びそれに付帯する事業 | ||
資本金 | 1,000 億円 | ||
開業年月日 | 1999 年 4 月 26 日 | ||
大株主及び持株比率 | 株式会社xx証券グループ本社 | 100.0% | |
最近３年間の経営成績及び財政状態 | |||
決算期 | 2019 年 3 月期 | 2020 年 3 月期 | 2021 年 3 月期 |
純資産 | 772,281 百万円 | 744,927 百万円 | 794,415 百万円 |
総資産 | 9,832,825 百万円 | 11,980,325 百万円 | 13,097,445 百万円 |
1 株当たり純資産 | 953,198.18 円 | 919,436.73 円 | 980,517.50 円 |
営業収益 | 332,374 百万円 | 298,652 百万円 | 315,179 百万円 |
経常利益 | 53,710 百万円 | 29,788 百万円 | 66,283 百万円 |
当期純利益 | 38,297 百万円 | 11,646 百万円 | 41,393 百万円 |
1 株当たり当期純利益 | 47,269.49 円 | 14,374.46 円 | 51,091.03 円 |
1 株当たり配当金 | 79,531 円 | 47,269 円 | 14,374 円 |
5. 今後の見通し
現時点で、本提携が四国銀行及びxx証券グループ本社の連結業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、重要な影響を与えることが判明した場合には速やかに開示します。
以 上