Contract
業 務 委 託 契 約 書(案)
頭 書
1 | 業務の名称 | 令和4年度河川改良単独事業 浜松市総合雨水対策計画(堀留川エリア)における下水道基本計画修正業務 |
2 | 業務の場所 | xxxxxxxxxxxx |
3 | 業務委託料 | 金○○○○○○○円 (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額○○○○円) |
4 | 履 行 期 x | xx○年○月○日から令和5年12月28日まで |
5 | 契約保証金 | 浜松市契約規則第27条第1項第3号により免除 |
6 | 支払期限等 | 第13条のとおり(請求の日から起算して30日以内) |
7 | 前 金 払 | 不可 |
8 | 仕 様 書 等 | 特記仕様書 |
委託者と受託者は、各々の対等な立場における合意に基づいて、上記の頭書及び裏面の条項により業務委託契約を締結する。
この契約の証として本書2通を作成し、当事者記名押印のうえ、各自1通を保有する。令和○年○月○日
委託者 所 在 地 浜松市中区元城町103番地の2名 称 浜松市
代表者 浜松市長 xx xx
受託者 住所又は所在地 浜松市○区○○町○○番地氏名又は名称 ○○○○株式会社
代表取締役 ○○ ○○
条 項
(総則)
第1条 委託者及び受託者は、この契約書(頭書を含む。以下同じ。)に基づき、別紙の仕様書等(頭書8に記載する全ての文書をいう。以下同じ。)に従い、日本国の法令を遵守し、この契約(この契約書及び仕様書等を内容とする業務の委託契約をいう。以下同じ。)を履行しなければならない。
2 受託者は、この契約書記載の履行期間(以下「履行期間」という。)内に、この契約書及び仕様書等記載の業務(以下「業務」という。)を完了(この契約の目的物(以下「成果物」という。)の引渡しを含む。)させるものとし、委託者は、その業務委託料を支払うものとする。
3 受託者は、この契約書若しくは仕様書等に特別の定めがあるとき又は委託者の指示若しくは委託者と受託者との合意があるときを除き、業務を完了するために必要な一切の手段をその責任において定めるものとする。
4 この契約書と仕様書等で記載内容に相違があるときは、仕様書等の記載内容が優先するものとする。また、仕様書等の中で記載内容に相違があるときは、頭書8の記載順が後の文書の記載内容が優先するものとする。
5 この契約書に定める指示、請求、通知、報告、申出、承諾、質問、回答、催告及び解除
(以下「指示等」という。)は、書面によって行うものとする。ただし、緊急やむを得ない事情があるときは、委託者及び受託者は、指示等を口頭で行うことができるものとする。
6 委託者及び受託者は、この契約の他の条項の規定に基づき協議を行うときは、当該協議の内容を書面に記録するものとする。
7 受託者が共同企業体を構成しているときにおいては、委託者は、この契約に基づくすべての行為を共同企業体の代表者に対して行うものとし、委託者が当該代表者に対して行ったこの契約に基づくすべての行為は、当該共同企業体のすべての構成員に対して行ったものとみなす。また、受託者は、委託者に対して行うこの契約に基づくすべての行為について当該代表者を通じて行うものとし、共同企業体の構成員は、この契約に基づき委託者に対して負うすべての債務について、連帯して責任を負うものとする。
8 この契約の締結及び履行に関し必要な費用は、受託者の負担とする。
(業務の目的及び内容)
第2条 この契約は、委託者が受託者に対し、頭書1に記載する業務を委託することを目的とする。
2 業務の内容は、仕様書等のとおりとする。
(業務の場所)
第3条 業務は、頭書2に記載する場所で履行するものとする。
(業務委託料)
第4条 業務委託料は、頭書3に記載する金額とする。
(履行期間)
第5条 履行期間は、頭書4に記載する期間とする。
(契約保証金)
第6条 契約保証金は、頭書5に記載する金額とする。
2 委託者は、業務が完了したとき又はこの契約が解除されたときは、受託者の請求により、
30日以内に契約保証金を受託者に返還する。ただし、委託者が次の各号に掲げる金銭を受託者に請求することができるときは、契約保証金をこれらの金銭に充てることができるものとする。
(1) 第33条又は第34条に規定する違約金
(2) 第35条又は第38条に規定する遅延損害金
(3) 第37条の規定による損害賠償金
3 契約保証金には、利息を付さないものとする。
(業務予定xxの提出)
第7条 受託者は、この契約締結後、遅滞なく次の各号に掲げる文書を委託者に提出しなければならない。ただし、委託者が特に認めるときは、当該文書の提出を省略することができる。
(1) 業務予定表
(2) 業務責任者の届出書
(3) その他仕様書等で定める書類
2 委託者は、前項本文の規定により提出された文書を受理したときは、遅滞なくその内容を確認し、必要があると認めるときは、業務予定の変更を受託者に求めることができる。
3 第1項の規定により提出された文書について、提出後に内容の変更があった場合において、委託者が必要があると認めるときは、受託者に対して当該文書の全部又は一部の再提出を求めることができる。
(業務委託の調査等)
第8条 委託者は、必要に応じ、受託者に対し、業務の履行状況について調査し、又は報告を求めることができ、受託者は、これに速やかに応じなければならない。
2 委託者は、前項の調査又は報告の結果、業務の完了のために必要があると認めるときは、受託者に対し、業務に関する指示を行うものとし、受託者は、当該指示に従い業務を行うものとする。
(業務完了報告及び成果物の提出)
第9条 受託者は、業務が完了したときは、委託者に対し、業務完了報告書及び成果物(以下「成果物等」という。)を直ちに提出しなければならない。
(検査及び引渡し)
第10条 委託者は、成果物等を受理したときは、直ちに当該成果物等について、第2条の目的並びに仕様書等に定める内容、履行水準、種類、品質及び数量(以下「契約内容」という。)に適合しているかを検査し、検査の合否を判定するものとする。
2 前項の検査において、不合格と判定されたときは、受託者は、委託者が定める相当の期間内に、委託者が指示する方法で成果物等の補修又は追加を行い、改めて前項の検査を受けなければならないものとし、合格と判定されるまで、以後も同様とする。
3 成果物の引渡しは、第1項の検査に合格したときをもって完了するものとする。
(支払の請求)
第11条 受託者は、前条第1項の検査に合格したときは、業務委託料の支払を委託者に請求することができるものとする。
(前金払の請求)
第12条 受託者は、頭書7に前金払を認める記載があるときは、前条の規定にかかわらず、業務委託料の前金払を委託者に請求することができるものとする。
(支払期限等)
第13条 委託者は、前2条の規定による請求を受けたときは、その日から起算して30日以内に業務委託料を受託者の指定する金融機関の口座に振り込むことにより支払うものとする。なお、振込にかかる手数料は、第1条第8項の規定にかかわらず、委託者が負担するものとする。
(権利義務の譲渡等の禁止)
第14条 受託者は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得たときは、この限りでない。
(一括再委託の禁止)
第15条 受託者は、業務の履行を一括して他に委託し、又は請け負わせてはならない。
2 受託者は、やむを得ず、業務の一部を再委託するときは、委託者と事前に協議した上で、業務委託一部再委託届を提出するものとする。
(仕様書等の変更)
第16条 委託者は、必要があると認めるときは、仕様書等の変更内容を受託者に通知して、
仕様書等を変更することができる。
2 委託者は、前項の場合において必要があると認めるときは、履行期間若しくは業務委託料を変更し、又は受託者に損失(逸失利益を除く。)が生じたときは必要な負担をするものとする。
(不可抗力による業務の中止)
第17条 受託者は、天災等委託者と受託者のいずれの責めに帰すことができない事由
(以下「不可抗力」という。)により業務の全部又は一部を中止する必要があると認めるときは、委託者と協議の上、業務の全部又は一部を中止することができる。
2 委託者は、不可抗力により業務の全部又は一部を中止する必要があると認めるときは、受託者に通知して、業務の全部又は一部を中止させることができる。
3 前2項の規定により業務を中止したときは、委託者は、業務委託料から当該中止した業務の対価に相応する金額を差し引いた金額を受託者に支払うものとする。このときにおいて、委託者は、当該中止により受託者に生じた損失を負担しない。
(その他の事由による業務の中止)
第18条 委託者は、不可抗力以外の事由が生じた場合において必要があると認めるときは、受託者に通知して、業務の全部又は一部を中止させることができる。
2 委託者は、前項の規定により業務を中止させた場合において必要があると認めるときは、履行期間若しくは業務委託料を変更し、又は受託者に損失(逸失利益を除く。)が生じたときは必要な負担をするものとする。
(受託者の請求による履行期間の延長変更)
第19条 受託者は、受託者の責に帰すことができない事由によって履行期間内に業務を完了することができないときは、その理由を明示して、委託者に履行期間の延長変更を請求することができる。
2 委託者は、前項の規定による請求があった場合において、必要があると認めるときは、履行期間を延長変更するものとする。
3 前項の規定による履行期間の延長変更が委託者の責めに帰すべき事由によるときは、委託者は、業務委託料について必要と認める増額変更を行い、又は受託者に損失(逸失利益を除く。)が生じたときは必要な負担をするものとする。
4 第2項の規定による履行期間の延長変更が委託者と受託者のいずれの責めにも帰すことができない事由によるときは、業務委託料の変更は行わないものとし、履行期間の延長変更により必要となる費用は、受託者が負担するものとする。
(履行期間の変更方法)
第20条 この契約の規定により履行期間を変更するときは、委託者と受託者が協議して変更後の履行期間を定めるものとする。ただし、協議開始の日から14日以内に協議が整わ
ないときは、委託者が定め、受託者に通知するものとする。
(業務委託料の変更方法)
第21条 この契約の規定により業務委託料を変更するときは、委託者と受託者が協議して変更後の業務委託料を定めるものとする。ただし、協議開始の日から14日以内に協議が整わないときは、委託者が定め、受託者に通知するものとする。
(臨機の措置)
第22条 受託者は、業務の履行に関して、天災等による被害防止等のため必要があると認めるときは、臨機の措置をとらなければならない。この場合において、緊急やむを得ないときを除き、受託者は、あらかじめ委託者の意見を聴かなければならない。
2 受託者は、前項に規定する臨機の措置をとったときは、速やかに委託者に対して、その内容を通知しなければならない。
3 委託者は、災害防止等のため必要があると認めるときは、受託者に対して臨機の措置をとることを請求することができる。
(事故等の報告と処理等)
第23条 受託者は、業務に関して事故その他業務の履行に支障を及ぼす事態(以下「事故等」という。)が発生したときは、直ちに委託者に報告しなければならない。
2 受託者は、自己の責任において事故等を処理するものとする。ただし、委託者から事故等の処理について指示があったときは、その指示に従い処理するものとする。
3 受託者は、事故等が発生したことにより、業務予定表に従った業務の履行ができないことが判明したときは、速やかにその旨を委託者に報告しなければならない。
(一般的損害)
第24条 成果物の引渡し前に、成果物に生じた損害その他業務の履行に関して生じた損害
(次条及び第26条に規定する損害を除く。)は、受託者が負担する。ただし、その損害(仕様書等に定めるところにより付された保険により、てん補された部分を除く。)のうち、委託者の責めに帰すべき事由により生じたものについては、委託者が負担する。
(第三者に及ぼした損害)
第25条 業務の履行に関して第三者に損害が生じたときは、受託者が当該第三者に対して当該損害を賠償するものとする。ただし、その損害賠償額(仕様書等に定めるところにより付された保険により、てん補された部分を除く。)のうち、委託者の責めに帰すべき事由により生じたものについては、委託者が負担する。
(不可抗力による損害)
第26条 成果物の引渡し前に、不可抗力により成果物その他業務の履行に関して生じた損
害については、受託者が負担する。
(契約不適合責任)
第27条 委託者は、成果物の引渡し後に、成果物について契約内容に適合しない状態にあること(以下「契約不適合」という。)を発見したときは、速やかに受託者に対しそれを通知するものとする。
2 前項の場合において次の各号のいずれかに該当するときを除き、委託者は受託者に対し、委託者が定める相当の期間内に、委託者が指定する方法により、受託者の費用負担で、成 果物の補修又は代替物若しくは不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができる。
(1) 契約不適合が委託者の責めに帰すべき事由によるとき。
(2) 契約不適合が数量以外の事項の場合において、委託者が契約不適合を発見した日から
1年以内に契約不適合を受託者に通知しなかったとき。
3 受託者は、委託者が指定する方法と異なる方法により履行の追完をしてはならない。
4 委託者が受託者に成果物の補修を請求することができる場合において、委託者自らが成果物を補修し、又は第三者に成果物を補修させたときは、委託者は、受託者に対し、成果物の補修に要した費用を請求することができる。
(委託者の業務委託料減額請求権)
第28条 前条第2項の規定により委託者が受託者に履行の追完を請求することができる場合であっても、委託者は、同項の規定による請求をすることなく、履行の追完に代えて、業務委託料の減額を受託者に請求することができる。
2 前項の規定により業務委託料の減額を請求する場合において、その減額割合は、次の各号のいずれかの方法により定めるものとする。
(1) 仕様書等に減額割合についての定めがあるときは、委託者がその定めに基づき決定し、受託者に通知する。
(2) 仕様書等に減額割合についての定めがないときは、委託者と受託者が協議して決定する。
(委託者による解除権の行使及び損害賠償請求)
第29条 前2条の規定は、委託者による解除権の行使及び受託者に対する損害賠償請求を妨げるものではない。
(委託者の催告による解除)
第30条 委託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約の全部又は一部を解除することができる。
(1) 受託者が業務を履行しない場合において、委託者が相当の期間を定めてその履行の催告をしたにもかかわらず、その期間内に履行がないとき。
(2) 第10条第1項の検査が不合格の場合において、委託者が相当な期間を定めて成果物
等の補修又は追加を催告したにもかかわらず、その期間内に契約内容に適合する成果物等の補修又は追加がないとき。
(3) 第27条第2項の規定に基づき受託者に履行の追完を請求することができる場合において、委託者が相当な期間を定めて履行の追完を催告したにもかかわらず、その期間内に履行の追完がないとき。
(4) 前各号に掲げる場合のほか、受託者がこの契約に違反した場合において、委託者が相当な期間を定めて、その違反を是正するよう催告したにもかかわらず、その期間内に違反が是正されないとき。
(委託者の催告によらない解除)
第31条 委託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、受託者に何らの催告をすることなく直ちにこの契約を解除することができる。
(1) 業務の全部の履行が不能であるとき。
(2) 受託者が業務の全部の履行を拒絶する意思を明確に表示したとき。
(3) 業務の一部の履行が不能である場合又は受託者が業務の一部の履行を拒絶する意思を明確に表示した場合において、残存する部分のみではこの契約の目的を達することができないとき。
(4) この契約の性質又は当事者の意思表示により、特定の日時又は一定の期間内に履行をしなければこの契約の目的を達することができない場合において、受託者が業務を履行しないでその時期を経過したとき。
(5) 第1号から前号までに掲げる場合のほか、受託者が業務を履行せず、委託者が前条の催告をしてもこの契約の目的を達するのに足りる履行がされる見込みがないことが明らかであるとき。
(6) 受託者(受託者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下この号において同じ。)が、この契約に関して次のいずれかに該当したとき。
ア 受託者が私的独占の禁止及びxx取引の確保に関する法律(昭和22年法律第
54号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定に違反し、又は受託者が構成 事業者である事業者団体が独占禁止法第8条第1号の規定に違反したことにより、xx取引委員会が受託者に対し、独占禁止法第7条の2第1項(独占禁止法第8 条の3において準用する場合を含む。)の規定に基づく課徴金の納付命令(以下「納 付命令」という。)を行い、当該納付命令が確定したとき(確定した当該納付命令 が独占禁止法第63条第2項の規定により取り消された場合を含む。)。
イ 納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除措置命令(これらの命令が受託者又は受託者が構成事業者である事業者団体(以下「受託者等」という。)に対して行われたときは、受託者等に対する命令で確定したものをいい、受託者等に対して行われていないときは、各名宛人に対する命令すべてが確定した場合における当該命令をいう。次号において「納付命令又は排除措置命令」という。)において、本契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1号
の規定に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。
ウ 納付命令又は排除措置命令により、受託者等に独占禁止法第3条又は第8条第
1号の規定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった取引分野が示された場合において、本契約が、当該期間(これらの命令に係る事件について、xx取引委員会が受託者に対し納付命令を行い、これが確定したときは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間を除く。)に入札(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分野に該当するものであるとき。
エ この契約に関し、受託者(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑法(明治40年法律第45号)第96条の6若しくは情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律(平成23年法律第74号)による改正前の刑法第96条の3(情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律附則第8条の規定によりなお従前の例によることとされる場合における当該規定を含む。)又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号に規定する刑が確定したとき。
(7) 前号に定めるものを除くほか、受託者又はその代理人若しくは使用人が、この契約の締結又は履行に当たり、不正な行為をしたとき。
(8) 受託者又はその代理人若しくは使用人が、正当な理由がなく、委託者の調査又は検査の実施に当たり、その職務の執行を妨害したとき。
(9) 第32条に規定する事由によらないで、受託者がこの契約の解除を申し出たとき。 (10)受託者について、破産手続開始が決定されたとき。
(11) 受託者(受託者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下この号において同じ。)が次のいずれかに該当するとき。
ア 役員等(受託者が個人である場合にはその者を、受託者が法人である場合にはその役員その他常時業務委託を締結する権限を有する者をいう。以下この号において同じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第
77号)第2条第6号に規定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者(以下「暴力団員等」という。)であると認められるとき。
イ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められるとき。
ウ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員等を利用するなどしたと認められるとき。
エ 役員等が、暴力団又は暴力団員等に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認められるとき。
オ 役員等が、暴力団又は暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有していると認められるとき。
カ 再委託契約その他の契約に当たり、その相手方がアからオまでのいずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。
キ 受託者が、アからオまでのいずれかに該当する者を再委託契約その他の契約の相手方としていた場合(カに該当する場合を除く。)に、委託者が受託者に対して当該契約の解除を求め、受託者がこれに従わなかったとき。
(12) 受託者が、支払停止、支払不能状態に陥ったとき、又は受託者の手形若しくは小切手が不渡りとなったときにおいて、この契約の目的を達するのに足りる履行がされる見込みがないことが明らかであるとき。
(13) 受託者が、差押え、仮差押え、仮処分若しくは競売の申立て、又は公租公課の滞納処分を受けたときにおいて、この契約の目的を達するのに足りる履行がされる見込みがないことが明らかであるとき。
2 委託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、受託者に何らの催告をすることなく直ちにこの契約の一部を解除することができる。
(1) 業務の一部の履行が不能であるとき。
(2) 受託者がその業務の一部の履行を拒絶する意思を明確に表示したとき。
(受託者による解除)
第32条 受託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができる。
(1) 第16条の規定により仕様書等を変更したことによって業務委託料の額が3分の2以上減少したとき。
(2) 委託者がこの契約に違反し、その違反によってこの契約の履行が不可能となったとき。
2 受託者は、前項の規定によりこの契約を解除した場合において損害があるときは、その損害の賠償を委託者に請求することができる。
(違約金)
第33条 受託者は、次の各号のいずれかに該当するときは、業務委託料の100分の10に相当する額を違約金として、委託者の指定する期間内に委託者に支払わなければならない。
(1) 第30条又は第31条の規定によりこの契約が解除されたとき。
(2) 受託者が業務の履行を拒否し、又は、受託者の責めに帰すべき事由によって業務が履行不能となったとき。
(3) 受託者について破産手続開始の決定があった場合において、破産法(平成16年法律第75号)の規定により選任された破産管財人がこの契約を解除したとき。
(4) 受託者について更生手続開始の決定があった場合において、会社更生法(平成14年法律第154号)の規定により選任された管財人がこの契約を解除したとき。
(5) 受託者について再生手続開始の決定があった場合において、民事再生法(平成11年法律第225号)の規定により選任された再生債務者等がこの契約を解除したとき。
(独占禁止法違反等があったときの違約金)
第34条 受託者は、第31条第1項第6号に該当したときは、委託者がこの契約を解除するか否かにかかわらず、前条の違約金とは別に、業務委託料の100分の20に相当する額を違約金として、委託者の指定する期間内に委託者に支払わなければならない。
2 前項の規定は、成果物の引渡し後においても適用する。
(受託者に履行遅滞があったときの遅延損害金)
第35条 受託者は、受託者の責めに帰すべき事由により履行期間内に業務が完了しないときは、委託者がこの契約を解除するか否かにかかわらず、前2条の違約金とは別に、遅延損害金を委託者の指定する期間内に委託者に支払わなければならない。
2 前項に規定する遅延損害金の額は、業務委託料の額につき、遅延日数に応じ、この契約の締結日における政府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和24年法律第256号)第8条第1項の規定に基づき財務大臣が決定する率(以下「遅延損害金約定利率」という。)の割合で計算した額とする。
3 前項に規定する遅延日数は、履行期間経過後に成果物の引渡しがあったときは、履行期間の満了日の翌日からその引渡し日までの日数とし、履行期間経過後に成果物の引渡しを受けず委託者がこの契約を解除したときは、履行期間の満了日の翌日からその解除日までの日数とする。
(違約金等の計算基礎とする業務委託料)
(1) 総価契約のとき | 業務委託料の総額 |
(2) 単価契約のとき(複数単価契約 のときを除く。) | 単価に予定数量を乗じて得た額 |
(3) 複数単価契約のとき | 各単価に各予定数量を乗じて得た額の合計額 |
(4) 長期継続契約のとき | 月額の業務委託料に履行期間の月数を乗じて得 た額、又は年額の業務委託料に履行期間の年数を乗じて得た額 |
(5) 業務委託料に変更があった とき | 変更後の業務委託料。 |
第36条 前3条の違約金又は遅延損害金(以下「違約金等」という。)の計算の基礎とする業務委託料は、次表に基づき委託者が定めるものとする。
(委託者の損害賠償請求権)
第37条 委託者は、受託者が次の各号のいずれかに該当するときは、これによって生じた
損害の賠償を請求することができる。
(1) 履行期間内に業務を完了することができないとき。
(2) 契約不適合があるとき。
(3) 第30条又は第31条の規定により、この契約が解除されたとき。
(4) 前3号に掲げる場合のほか、受託者が契約内容に適合した履行をしないとき又は契約内容に適合した履行が不能であるとき。
2 委託者は、違約金等の支払を受けた場合であっても、当該違約金等が前項の損害の全額を補うことができないときは、前項の損害額からその違約金等を差し引いた金額を受託者に請求することができる。
(違約金等の支払いが遅れたときの遅延損害金)
第38条 委託者は、受託者が違約金等又は前条に規定する損害賠償金を委託者が指定する期日までに支払わないときは、遅延損害金を受託者に請求することができる。
2 前項に規定する遅延損害金の額は、支払いが遅れた違約金等又は損害賠償金の額につき、遅延日数に応じ、遅延損害金約定利率の割合で計算した額とする。
(委託者に履行遅滞があったときの遅延損害金)
第39条 受託者は、委託者の責めに帰すべき事由により業務委託料の支払いが遅れたときは、遅延損害金を委託者に請求することができる。
2 前項に規定する遅延損害金の額は、支払いが遅れた業務委託料の額につき、遅延日数に応じ、遅延損害金約定利率の割合で計算した額とする。
(解除の効果)
第40条 この契約が解除されたときは、第1条第2項に規定する委託者及び受託者の義務は消滅する。
2 委託者は、前項の規定にかかわらず、成果物の引渡し前に、この契約の全部又は一部が解除された場合において、受託者が既に業務を完了した部分(以下「既履行部分」という。)の引渡しを受ける必要があると認めるときは、既履行部分を検査の上、当該検査に合格した部分の引渡しを受けるものとする。この場合において、委託者は、当該引渡しを受けた既履行部分に相応する業務委託料(以下「既履行部分業務委託料」という。)を受託者に支払わなければならない。
3 前項に規定する既履行部分業務委託料は、委託者と受託者とが協議して定める。ただし、協議開始の日から14日以内に協議が整わない場合は、委託者が定め、受託者に通知する。
4 受託者は、この契約が解除された場合において、貸与品等があるときは、当該貸与品等を委託者に返還しなければならない。この場合において、当該貸与品等が受託者の故意又は過失により滅失又はき損したときは、受託者は、代品を納め、若しくは原状に復して返還し、又は返還に代えてその損害を賠償しなければならない。
5 委託者は、第30条又は第31条の規定によりこの契約を解除したときは、受託者に対
して何らの損害賠償の責を負わないものとする。
(秘密の保持)
第41条 受託者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。この契約が終了した後も同様とする。
(特許xxの使用)
第42条 受託者は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他日本国の法令に基づき保護される第三者の権利(以下本条において「特許xx」という。)の対象となっている履行方法を使用するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければならない。ただし、委託者がその履行方法を指定した場合において、仕様書等に特許xxの対象である旨の明示がなく、かつ、受託者がその存在を知らなかったときは、委託者は、受託者がその使用に関して要した費用を負担しなければならない。
(著作xxの取扱い)
第43条 成果物の著作権(著作xx(昭和45年法律第48号)第27条及び第28条に規定する権利を含む。以下同じ。)は、第10条第1項の規定による検査に合格した時点で、委託者に移転する。ただし、成果物に第三者の著作物又はこの契約の締結以前から受託者が有していた著作物が含まれる場合におけるそれらの著作権については、この限りでない。この場合において受託者は、委託者に対し、当該著作権がある旨及びその部分を成果物の納入時に書面により示さなければならない。
2 受託者は、委託者及び委託者が指定する者に対し、成果物の著作者人格権を行使しないものとする。
3 受託者は、委託者に対し、成果物が第三者の著作権その他第三者の権利を侵害しないものであることを保証する。
4 成果物に関して、第三者から権利の主張、異議、苦情、対価の請求、損害賠償請求等がなされた場合、受託者は、その責任と負担のもとこれに対処し、解決するものとする。
5 著作権移転の対価は、業務委託料に含まれるものとする。
(暴力団の排除のための協力)
第44条 受託者は、業務の履行にあたって暴力団員等による不当な行為を受けたときは、委託者に報告するとともに、管轄警察署への通報その他の暴力団の排除のために必要な協力を行わなければならない。
2 受託者は、この契約に関する再委託契約その他の契約に際しては、当該契約の相手方に対し、当該契約に係る業務の履行に当たって暴力団員等による不当な行為を受けたときは、受託者を通じて委託者に報告するとともに、管轄警察署への通報その他の暴力団の排除のために必要な協力を行うよう求めなければならない。
(最低賃金法等の遵守)
第45条 受託者は、業務の履行にあたっては、最低賃金法(昭和34年法律第137号)等の労働関係諸法その他関連する法令を遵守しなければならない。
(規則の遵守)
第46条 受託者は、業務の履行に当たっては、この契約に定めるもののほか、浜松市契約規則(昭和39年浜松市規則第31号)を遵守しなければならない。
(地球環境への配慮)
第47条 受託者は、浜松市役所温暖化対策基本方針に基づき、可能な限り地球環境に配慮し、業務を履行するものとする。
(雑則)
第48条 この契約の履行に関して委託者と受託者との間で用いる言語は、日本語とする。
2 この契約書に定める金銭の支払いに用いる通貨は、日本円とする。
3 この契約の履行に関して委託者と受託者との間で用いる計量単位は、仕様書等に特別の定めがある場合を除き、計量法(平成4年法律第51号)に定めるものとする。
4 この契約書及び仕様書等における期間の定めについては、民法(明治29年法律第89号)及び商法(明治32年法律第48号)の定めるところによるものとする。
5 この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。
6 この契約に係る訴訟の提起又は調停の申立てについては、委託者の事務所の所在地を管轄する日本国の裁判所をもって合意による専属的管轄裁判所とする。
(協議)
第49条 この契約の定める事項について疑義が生じたとき又はこの契約に定めのない事項については、委託者と受託者とが協議して定めるものとする。
(新型コロナウイルスの感染拡大の影響による特約条項)
第50条 受託者は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響(業務に必要な物品等を製造する工場等の休止又は製造規模縮小による遅延、流通停滞、受託者の事業所等の一時閉鎖、受託者従業員等の感染、受託者の判断による感染拡大防止のための営業中止又は勤務形態の変更等)により、次のいずれかに該当するときは、速やかに委託者へ申し出なければならない。
(1) 履行期間内に業務を完了することができないとき又はそのおそれがあるとき。
(2) 前号に定めるときのほか、この契約の履行に支障が出るとき又はそのおそれがあるとき。
2 受託者から前項の申出があった場合において、委託者が当該申出を新型コロナウイルス
の感染拡大の影響によるものと認めるときは、次の各号のとおり取り扱うものとする。
(1) 第35条第1項に規定する受託者の責めに帰すべき事由に該当しないものする。
(2) 第30条第1号又は第31条第1項第1号若しくは第4号の規定によりこの契約が解除されたときであっても、受託者は、第33条に規定する違約金の支払いを免れるものとする。
(3) 第30条第1号若しくは31条第1項第1号若しくは第4号の規定によりこの契約が解除されたとき又は第37条第1項第1号に該当するときであっても、委託者は受託者に対し、第37条の規定に基づく損害の賠償を請求しないものとする。
令和 4 年度 河川改良単独事業
浜松市総合雨水対策計画(堀留川エリア)における下水道基本計画修正業務特記仕様書
第1条 適用
本特記仕様書は、「令和 4 年度河川改良単独事業 浜松市総合雨水対策計画
(xxxxxx)における下水道基本計画修正業務」(以下「本業務」という。)に適用する。
また、本特記仕様書に定めのない事項については、「浜松市土木工事関連業務委託共通仕様書」の規定による。
第2条 目的
令和2年度に策定された浜松市総合雨水対策計画において、重点対策エリアとして計画された二級河川xxxxxは、平成29年度に実施した浜松市総合雨水対策計画策定業務(堀留川エリア(旧xxブロック))の成果を基にxxの河川整備計画に合わせた下水道事業による雨水渠やポンプ、貯留施設の整備を計画した。
しかし、令和4年9月23日の台風第15号による市内全域での甚大な浸水被害を受け、短期で効果発現可能な対策内容への見直しの必要が生じたため、本業務において下水道基本計画の修正を行うもの。
第3条 業務対象区域
浜松市南区東xx町外地内
本業務における業務対象区域は、以下の表-1 に示す区域とする。
表-1 xxxxx排水区一覧 (単位:ha)
排水区名 | 排水区 面積 | 雨水対策計画 見直し範囲 | 雨水対策計画 詳細見直し | 雨水対策計画 概略見直し | |
公共下水道西遠処理区 | 堀留第 1 排水区 | 89.70 | 89.70 | - | 89.70 |
堀留第 2 排水区 | 167.31 | 167.31 | 88.0 | 79.31 | |
堀留第 3 排水区 | 134.99 | 134.99 | - | 134.99 | |
伊場第 2 排水区 | 34.64 | 34.64 | 34.64 | - | |
公共下水道中部処理区 | 伊場第 1 排水区 | 150.70 | 150.70 | 150.70 | - |
鴨江排水区 | 251.02 | 31.68 | 13.00 | 18.68 | |
蜆塚排水区 | 164.86 | 19.33 | - | 19.33 | |
合計 | 993.22 | 628.35 | 286.34 | 342.01 |
※上記面積は目安であり、若干の増減については変更対象としない。第4条 配置技術者
受託者は、業務責任者、照査技術者として各 1 名を選任し、以下の基準をすべて満たす者を配置しなければならない。
1 業務責任者は、技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋)又は技術士(上下水道部門:下水道)の資格を有する者を配置すること。
2 照査技術者は、技術士(建設部門:河川、砂防及び海岸・海洋)又は技術士(上下水道部門:下水道)の資格を有する者を配置すること。
3 業務責任者もしくは照査技術者は、10 年以内に業務が完了している、国・地方公共団体等が発注した「総合治水計画、雨水管理計画、浸水対策」の検討、策定業務を担当した実務経験を有すること。
第5条 業務内容
本業務内容は以下のとおりである。
1 計画準備
業務に関する契約図書、指示事項を十分に把握し、技術的方針及び作業工程を検討し、業務計画書を作成するものとする。
過去に実施されている当該地区の治水対策に関する資料、放流先河川資料、水位観測データ、浸水実績等の収集整理を行う。
2 現地調査
過年度業務で調査済みの箇所については現地確認を行い、改変等が実施されていなければ過年度の調査結果の流用は可能とする。
(1)現地調査(詳細見直し)
雨水対策計画の検討にあたり、公道内において可能な範囲の調査を行う。
調査内容は、過年度成果の現況排水系統、排水路断面形態を参考に道路及び排水路高さ、埋設物状況の調査を行う。
高さの基準については、(二)堀留川の河川基準高と整合を図る事を基本とする。
(2)現地調査(概略見直し)
過年度の雨水対策計画をベースとして現況排水系統や排水路断面形態などの再確認を行いつつ、妥当性や適合性があるか現地確認を行う。
3 計画条件の整理
雨水計画策定にあたっては、以下の条件を基本とする。
(1)計画規模
・計画降雨規模は 7 年確率を基本とし、下水道事業による整備を行っていくため、ピーク量に対応した施設規模とする。
・対策目標レベルとしては長期対策完了後に計画規模降雨に対して
排水区域内の浸水を概ね解消できるレベルとする。(部分的な浸水許容については、下水道管理者との協議により方向性を決定する。)
(2)放流先河川への許容放流量
過年度業務にて定められた許容放流量を基本とする。
4 雨水流量計算書作成
xxxxx全体(約 993ha)の区画割平面図及び雨水流量計算表を作成する。
ただし、雨水対策計画の見直し範囲外(約 365ha)については、過年度成果数値を使用して編集するものとする。
5 具体的な対策メニューの立案
雨水渠の整備や貯留施設、排水ポンプの新設等、下水道事業による整備が可能な対策案を現場条件や施工費等を考慮して検討する。
(1)放流先河川への放流施設(ポンプ施設)については、極力統廃合して効率的な施設規模となるように検討を行う。また、放流施設及び放流施設への導水路整備完了までの期間において現状放流渠の対策必要性(逆流防止施設等)についても検討を行う。
(2)放流先河川への許容放流量を超える水量については内水側で貯留施設の整備が必要となるため、雨水貯留施設についても短期対策で整備可能な施設規模と中長期対策で必要となる施設規模に分類して整理するものとする。
(3)詳細見直し範囲の計画対象施設については、下水道事業による整備を視野に入れ、「主要な管渠」と「その他管渠」に分類して整理するものとする。
(4)計画対象施設については、短期、中期、長期といった段階的整備を視野にいれて分類する。(短期対策については、5~10 年程度で実施可能な施設を想定)
(5)計画対象施設整備に要する概算事業費を短期、中期、長期に毎に算定する。
(6)対策メニューに対する効果検証は、県の水災害対策プラン策定業務において実施する予定であるため本業務では行わないものとする。
6 対策メニューの実現性の検討
沿線土地利用状況や埋設物状況を踏まえて計画対象施設が現地で施工可能であるかを重点的に検証する。
特に、短期対策施設等で施工において支障となる埋設物等がある場合には支障物の抽出と移設先等についても調査・検討を行う。
7 報告書作成
上記で実施した項目について、取りまとめるものとする。取りまとめる際には検討の過程および根拠が明確に判るようにする。
第6条 設計協議
本業務を円滑に遂行するため、監督員と打合せ協議を行い、検討内容について双方確認を行う。打合せ協議は、以下の段階で適宜実施する。
業務着手時 1 回
中間時 3 回(関係部署との協議含む)
成果品納品時 1 回
その他に必要と判断された場合は随時打合せ協議を行う。
第7条 納入成果品
成果品は下記に示す通りとする。本報告書 2 部
電子媒体(CD-R) 1 部
第8条 その他
本特記仕様書に定めのない事項または疑義が生じた場合には、速やかに監督員と協議するものとする。
第9条 貸与資料
平成 20 年度 二級河川xxxxx排水対策基本計画策定業務委託平成 27 年度 二級河川xxxxx排水施設計画策定業務
平成 29 年度 浜松市総合雨水対策計画策定業務(xxブロック)
令和 2 年度 単独第 6 号二級河川xxxxx雨水短期対策施設整備検証業務
新型コロナウイルス感染拡大防止に関する特記仕様書 (案)
本業務における新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置等については、以下により徹底を図るものとする。
(1)打合せ等の対応
委託者との打合せは電話、リモート、メール等の間接方式を取り入れ、直接面談方式は真に必要なものに限る。なお、直接面談形式の打合せを行う場合は、三つの密を避け、マスク着用等万全な体制を取り、短時間で実施する。
(2)感染者の報告
受託者、下請けの作業従事者等が、新型コロナウイルス感染症の感染者及び濃厚接触者であることが判明した場合は、速やかに委託者へ報告すること。なお、感染者及び濃厚接触者に対しては、保健所等の指示に従い、適切な対応を取るものとする。
(3)現場等の感染対策
業務の現場等においては、現場状況などを勘案しつつ、アルコール消毒液の設置や不特定の者が触れる箇所の定期的な消毒、マスクの着用、手洗い・うがいなど、感染予防の対策を徹底するとともに、全ての作業従事者等の健康管理に留意すること。
また、多人数が集まる場面や密室・密閉空間における作業などにおいて、一定の距離を保つことや作業場所の換気の励行など、三つの密の回避や影響を緩和するための対策に万全を期すこと。
21
位置図
xxxxx排水区域
■全体排水区面積=993.22ha
蜆塚排水区 164.86ha
鴨江排水区
251.02ha
50.70ha
89.70ha 1
二級河川堀留川
位置図
②堀留xx流エリア・③堀留川低xxエリア
参考資料
浜松雄踏線の開通等に伴い、農地が大幅に減少し、宅地化が進展している。
・➃鴨江排水路エリア 浸水対策計画
x x ア の 現 状 (エリア面積 10.26Km2)
【地理・地形、人口・資産の現状】
中区の中心部より西側に位置し、東から西へ二級河川堀留川が流れ、xxへ合流している。エリア全体に低xxが広がっており、特に堀留川沿川は標高3m未満の低い土地が広がっ
ている。
エリア東側は古くからの市街地や、JR浜松工場等が立地している。一方西側は農地が多い地域である。
主要な交通網として、南北に都市計画道路 鴨江xx線、xxxx線があり、東西は浜松雄踏線が通っている。
【排水施設の整備状況】
堀留xx流エリア
・堀留川低xxエリア
・鴨江排水路エリア
鴨江雨水調整池(内部)
鴨江排水路
南区xx町の道路冠水
平成3年
堀留川
平成27年
堀留川
xxx
東海道新幹線
xxx
浜松雄踏線
東海道新幹線
堀留川とxx合流点には「西部排水機場」があり、xx水位が高い時は、ポンプにより強制的に排水している。
主要な排水路として「鴨江排水路」や「蜆塚排水路」、「堀留運河(xx1号排水路)」を整備している。
(平成27年9月降雨)
高
浜松北
降った雨を一時的に貯める施設として「鴨江雨水調整池」、学校のグランドを活用した校庭貯留施設を整備している。
【浸水被害】
近年大雨による浸水被害が頻発しており、特に平成27年9月の降雨では、床上浸水1戸、床下浸水1戸の被害が発生したほか、広範囲に道路冠水等による交通障害が発生した。
xxx
xxx
浜松市立高
鴨江排水路エリア
浜松市役所
浸 x x 因
堀留川は、流下能力が不足しており、降雨時に水位が上昇しやすい。
xx
西部排水機場
xxx
x鳴湖
xxx
鴨江雨水調整池
xxx
堀留川は低xxを通ることから河床勾配が緩く、水が流れにくい。
潮位の影響を受けやすく、満潮時には堀留
川からxxへの自然排水に影響することがある。
← 旧xx
P
xxx
JR東海道新幹線
浜松xx・高
東海旅客鉄道㈱浜松工場
県居小
堀留川沿川は地盤が低いため、堀留川水位が上昇すると接続している排水路からの自然排水が難しくなる。
過去に農業用排水路として整備した排水路は、排水能力が不足している箇所もある。近年の急激な宅地化に伴う農地の減少により、エリアの保水能力が低下している。
xx駅
堀留川低xxエリア 堀留xx流エリア
JR東海道本線
国道257号
P
エリア界
河川・排水路雨水ポンプ場浸水実績
主要道路
<対策目標> 年超過確❹1/10規模の降雨(時間雨量66㎜)に対し、浸水被害を軽減する
水を流す
<堀留xx流エリア・堀留川低xxエリア・鴨江排水路エリアの対策方針>
水を貯める
川を知る
下水道(雨水きょ)の整備、排水ポンプの設置、西部排水機場の更新、排水路・側溝の改良、排水路の維持管理、堀留川の改修
公園・校庭貯留の促進、開発許可制度の見直し
水害ハザードマップの周知・活用、河川カメラ・水位計の情報提供
公園、校庭貯留の促進
(市・土木部、学校教育部、都市整備部)
公園や小・中学校の施設更新に合わせて、校庭等に雨水を貯留し、川へ流れ込む水の量を減らします。
※対策箇所は検討中
排水ポンプの設置(市・上下水道部,土木部)
堀留川と排水路の合流点に強制排水を行うポンプ(小規模施設)を整備し、堀留川の水位が高い状態でも強制排水します。
※設置箇所は河川管理者(県)と調整していきます。
逆流防止施設(ゲート)と排水ポンプが一体となった施設
水害ハザードマップの周知・活用
(市・危機管理監、土木部、上下水道部)
浸水が想定される区域など
開発許可制度の見直し(市・都市整備部)
郊外地における保全と開発のあり方について検討し、必要に応じて区域・用途等基準の見直しを行います。
校庭貯留のイメージ
(設置例)xxxxx雨水ポンプ場
雨水ポンプ場のイメージ図
の浸水に関する情報を提供し避難行動に繋げます。
防災出前講座の実施
堀留川の改修(県)
xx合流点から上流2.3㎞(蜆塚排水路)までの区間において、水門の新設や引堤・築堤等を行い、河川の流下能力を高めます。
排水路・側溝の改良(市・土木部)
排水路・側溝の部分的な排水不良を改良して、河川までの水の流れを円滑にします。
河川カメラ・水位計の情報提供(市・土木部)
ホームページ上でリアルタイムの情報(河川水位、雨量等)提供を行います。
西部排水機場の更新(市・土木部)
下水道(雨水きょ)の整備
(市・上下水道部)
雨水を排水する雨水ポンプ場及び公共下水道(雨水きょ)を整備します。※対策箇所は検討中
排水路の維持管理
(市・土木部)
排水路の適正な維持管理をして、流下能力を正常に保ちます。
浜松xx
xxx浜松市立高xxx
設備点検の結果を基に、
老朽化したポンプやゲート等の設備を更新します。
西部排水機場
雨水きょの整備状況
鴨江排水路水位観測所
鴨江調整xx位観測所
鴨江雨水調整池xxx
xxx
対策のスケジュール
項 目 担 当 機 関 総合雨水対策計画
前期5年 後期5年
明光橋
P
xxx
東海旅客鉄道㈱浜松工場
堀留運河水位観測所
県居小
排水路(雨水きょ)の整備
排水ポンプの整備
西部排水機場の更新排水路・側溝の改良排水路の維持管理
市
公園、校庭貯留の促進
開発許可制度の運用の見直し河川カメラ・水位計の情報提供
水害ハザードマップの周知・活用
堀留川の改修(xx合流点~xx橋)
上下水道部
土木部土木部土木部土木部
土木部、学校教育部、都市整備部
都市整備部土木部
危機監理監
土木部、上下水道部
浜松土木事務所
詳細検討中
詳細検討中
適宜実施適宜実施
詳細検討中見直し基準検討 新基準運用
情報提供
周知・活用
堀留水位観測所(県)
P
河川・排水路雨水ポンプ場水位観測所 対策実施箇所整備済み箇所詳細検討中