Contract
2023年10月24日
当社がん関連医療用医薬品のxx製薬への
販売移管・製造販売承認の承継に関する基本合意書締結について
株式会社ヤクルト本社(社長 xx x、以下「当社」)は、がん関連医療用医薬品について、xx製薬株式会社(社長 xxxx、以下「xx製薬」)への販売移管・製造販売承認の承継に関する基本合意書を締結いたしましたので、お知らせします。
記
1.医療用医薬品を販売移管・製造販売承認を承継することとした経緯
当社は、2005年の抗悪性腫瘍剤「エルプラットⓇ」の上市を最後に新たな抗がん剤の上市はなく、従来からの少数品目に依存したビジネスモデルでは将来の持続的成長は見込めないと判断し、当社の強みを踏まえた経営資源の最適化および効率的な活用について検討を重ね、当社が取り扱うがん関連の医療用医薬品の事業の最適化を検討してまいりました。
今般、当社の医療用医薬品の一部を、かねてより取引関係にあったxx製薬へ販売移管・製造販売承認を承継することで、引き続き医療現場への安定供給責任を果たせるものと判断し、基本合意書の締結に至りました。
本合意に基づき、当社と高田製薬は、両社協力して2024年4月以降に予定する販売移管と製造販売承認の承継を円滑に進めてまいります。
2.基本合意書締結日
2023年10月24日
3.承継・販売移管を予定している医療用医薬品
当社製造販売製品 | エルプラット、オペプリム、レボホリナート「ヤクルト」 |
当社販売受託製品 (xx製薬からの販売受託品) | ゲムシタビン「ヤクルト」、イマチニブ「ヤクルト」、ゲフィ チニブ「ヤクルト」、ペメトレキセド「ヤクルト」、ボルテゾミブ「ヤクルト」 |
4.販売体制の支援について
xx製薬への販売移管・製造販売承認の承継をするにあたり、患者さんや医療関係者にご迷惑をかけることのないよう、製品の安定供給や情報提供活動を継続的かつ円滑に進めるため、当社からxx製薬に対し活動支援を行います。
5.今後の当社の医薬品事業について
今後の医薬品事業については、開発中の品目を除き、新たな抗がん剤の開発には着手せず、当社の研究基盤である乳酸菌研究をベースに、マイクロバイオーム領域で、医薬部外品や一般用医薬品、サプリメント等の開発に取り組んでまいります。
6.各社の概要
(1)株式会社ヤクルト本社(2023年3月期)
①所在地 xxxxxxx0-00-00
②代表者の役職・氏名 代表取締役社長 xx x
③主な事業内容 食品事業、国際事業、化粧品事業、医薬品事業
④資本金 31,117百万円
⑤設立年月 1955年4月
⑥売上高 483,071百万円(連結)
⑦従業員数 2,765人
(2)xx製薬株式会社(2022年9月期)
①所在地 xxxxxxxxxxxx0-00-0
②代表者の役職・氏名 代表取締役社長 xxxx
③主な事業内容 医薬品の製造・販売、清涼飲料水・健康食品の製造
④資本金 1,088百万円
⑤設立年月 1928年11月
⑥売上高 26,600百万円
⑦従業員数 800人
以 上