Contract
◯◯◯◯(以下「甲」という)と◯◯◯◯(以下「乙」という)は、甲の経営する○○診療所の事業譲渡(以下「本事業譲渡」という)について、次のとおり契約(以下「本契約」という)を締結する。
第1条(事業の譲渡)
甲は本契約の規定に従い、乙に対し◯年◯月◯日(以下「本譲渡日」という)に甲が営む○○診療所(以下「本診療所」という)を譲渡し、乙はこれを譲り受ける。ただし、必要があると認める場合、甲乙協議のうえ、合意により本譲渡日を変更することができる。
第2条(譲渡対価)
1. 本事業譲渡の対価は、◯◯,◯◯◯,◯◯◯円(税抜)とする。
2. 乙は本譲渡日において、甲に対し前項の本事業譲渡対価の全額を、[別途甲が指定する方法により支払う。/甲が別途指定する口座に振り込んで支払う。振込手数料は乙の負担とする。]
本事業譲渡により譲渡すべき財産(以下「本譲渡財産」という)は、別紙◯記載のとおりとする。
第4条(譲渡財産の引き渡し時期)
1. 本譲渡財産の引渡時期は、本譲渡日とする。ただし、法令上の制限、手続上の事由等により必要があるときは、甲乙協議のうえ、合意によりこれを変更することができる。
2. 本譲渡財産のうち、譲渡の対抗要件の具備等のために登記、登録、通知その他の手続を要する物件については、本譲渡日後、遅滞なく甲乙協力してこれを行うものとする。当該手続に要する費用は、甲の負担とする。
第5条(善管注意義務)
甲は、本契約締結後、譲渡財産の引渡完了にxxxまで、善良なる管理者の注意をもって譲渡財産の管理を行ない、譲渡財産に重大な影響を及ぼす行為を行う場合は、予め乙と協議し合意のうえこれを行う。
第6条(守秘義務)
甲および乙は、本契約にあたり知り得た相手方の情報を厳重に保持し、これらの業務上の秘密の全部ないし一部を第三者に開示しない。
第7条(従業員の取り扱い)
[乙は、甲が従業員との間で締結した労働契約を一切引き継がないものとする。/乙は、本診療所に勤務する甲の従業員全員を従前と同一の条件にて本譲渡日で引き継ぐものとする。ただし、本事業譲渡に同意しない従業員についてはこの限りではない。]
第8条(競業避止義務)
甲は、本事業譲渡から◯年間、本診療所から半径◯km以内において、医院の経営に関与しないものとする。
第9条(治療中および治療済み患者の取り扱い)
甲が本診療所において、治療中および治療済みの患者に対して約束した、瑕疵修補及び損害賠償その他の債務については、甲の責任と負担で処理し、xはこれらの債務及び責任を一切承継しない。
第10条(公租公課等の負担)
本譲渡財産に課せられる公租公課その他費用については、本譲渡日の前日までに生じた分については甲が、本譲渡日以後に生じた分については乙がそれぞれ負担する。
第11条(管轄裁判所)
甲および乙は、本契約に関して裁判上の紛争が生じた場合には、訴額に応じて、◯◯地方裁判所または◯◯簡易裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。
第12条(相互協議の原則)
本契約に定めのない事項並びに本契約の各項に疑義を生じた場合は、その都度甲乙誠意をもって協議し、解決するものとする。
以上、本契約の成立を証するため、本書2通を作成し、甲乙記名捺印の上、甲乙各1通を保有する。
◯年◯月◯日
甲:
乙: