「SAPPORO ナイトクロカン in ホワイトイルミネーション事業」運営業務公募型企画競争 提案説明書
スポーツ庁「スポーツによるグローバルコンテンツ創出事業」
「SAPPORO ナイトクロカン in ホワイトイルミネーション事業」運営業務公募型企画競争 提案説明書
1 業務名称
「SAPPORO ナイトクロカン in ホワイトイルミネーション事業」運営業務
2 実施主体
一般財団法人札幌市スポーツ協会(さっぽろグローバルスポーツコミッション)(以下
「委託者」とする。)
3 業務の背景並びに、目的
本事業は、4月 19 日付けでスポーツ庁より公募がなされた「スポーツによるグローバルコンテンツ創出事業」において、スキーというハードルの高い競技を、市民や観光客がより身近に体験してもらうため、既存のxx公園でのクロスカントリースキー体験を活用、磨き上げを図る事業とした採択されたものである。
冬季間、クロスカントリースキーのコースを整備しているxx公園において、イルミネーション等によるライトアップ演出のうえ、夜間営業を実施し、クロスカントリースキー体験他、アイススケート、アルペンスキー体験といったあらゆるウインタースポーツ体験が行えるエリアとしてプロデュースし、札幌都心部における新たな観光コンテンツとしての魅力向上と誘客促進を図る。また、参加ハードルの高いウインタースポーツを都心部からアクセスがよいxx公園で体験することで、市民や観光客がよりウインタースポーツを身近に体験してもらえることを期待し、本事業をフックとしたスポーツ人口・交流人口の拡大を図ることを目的とする。
4 実施期間(想定)
令和4年 1 月 28 日(金)~2 月 13 日(日) 17 日間(仮)
※点灯時間は、16:30 頃※日の入り時刻に合わせて~20:00 頃
※設営・撤去の期間は除く
※「札幌国際スキーマラソン(2022 年 2 月 6 日実施予定)」開催に伴い、前後日程にて
「歩くスキー貸出(クロスカントリースキー体験」」の中止の可能性がある。しかし、
「イルミネーション演出」・「アイススケート体験」等については実施予定。
5 委託期間
契約締結日より 2022 年(令和4年)2 月 28 日まで
ただし、新型コロナウイルス感染症に係る状況により、本事業を中止とする場合があるので留意すること。
(1)本事業の実施に当たっては、契約締結後速やかに実施準備を行いつつ、開始時期については委託者の指示によること。また、準備段階における物品、役務等の発注については、事前に委託者の許可を得たうえで実施すること。
(2)本事業の実施時期に、新型コロナウイルス感染症に係る北海道の警戒ステージ 3 以上で、北海道が外出や往来の自粛要請を行った場合、契約締結後であっても委託者の判断
により、当事業の中止することがある。
(3)前項による本事業の中止の際には、受託者と協議による合意解除とし、別途合意解除契約書を取り交わす。
(4)準備の段階で発生した費用については、当該支払に係る挙証書類の提出があり、委託者が認めた費用については、委託者が当該費用を受託者に支払う。ただし、当該事業実施に係る労務費相当額については、委託費総額(税抜)の 15%と定め、契約期間における契約締結から解除までの日数を按分して、委託者が受託者に支払う。
※労務費相当額(企画費・管理費等)15%の中止時の労務費算出規定は、提出する見積もりの労務費項目を 15%に定めるものではない。
6 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3 密(密閉、密集、密接)の回避、飛沫感染・接触感染防止、殺菌・消毒の徹底、体調管理・確認の徹底、広報・周知の徹底等、基本的な感染症対策を講じること。
7 業務内容
(1)会場設営・実施計画(会場装飾・配置等)の作成
・イルミネーションを中心とした会場装飾案を作成すること。
・公園内の一部の木々に対してもイルミネーションの設置が可能であり、木へのイルミネーションも含めて装飾案を作成すること。なお、一部装飾できない樹木が含まれているため、最終的には委託者と協議のうえ決定すること。
・会場装飾のうち、SNS の波及効果が期待できるようなフォトスポット造作物等の製作は必須とする。
・歩くスキーコースは委託者が設置する。これらを踏まえ、来場者の動線等を考慮し、安全に十分配慮した会場配置図を作成すること。
※現時点で委託者が検討している図面案については、別添資料1のとおり。
※上記事項については、委託者と協議のうえ、委託者の承認を以て確定案とする。
(2)物品の調達について
・(1)の会場計画に基づき、必要な物品を調達すること。
・イルミネーション、フォトスポットに係る物品の調達は購入を原則とし、購入した物品の所有権は委託者に帰属する。なお、リース等により調達する場合、必ず事前に委託者の承諾を得ること。
・委託者が所有する物品についても、使用することができる。なお、使用に当たっては、委託者に対象物使用の申告の上、別途委託者が指定する保管場所(ORE 札幌ビルもしくは、円山競技場倉庫等)からの物品の回収を行うことともに、日時が記載されているものについては、必要に応じて修正を行うこと。
※使用可能物品については、別添資料2のとおり
・スケート体験で使用するスケート靴・プロテクター・ヘルメットについて調達すること(スケート靴:20 足以上/プロテクター・ヘルメット:10 セット以上※また、基本は子供利用を想定している。)
・クロスカントリースキー体験・アルペンスキー体験に係る用具・備品(クロスカントリースキー用スキー板・スキー靴・ポール※いずれも、アルペンスキー体験でも併用)については、委託者にて用意するが、受託者の提案により実施する体験コンテンツに係る用具・備品等については、受託者において調達すること。なお、購入については必須ではない。
・クロスカントリースキーコースの斜面に設置する防御クッションを設置すること。
・会場内に総合受付を設置すること。(テントで可。会場運営に従事するスタッフの待機所と兼ねても可)
・アイスリンクエリアに受付テント(スケート靴貸出所)、履き替え用テントを設置すること(それぞれ 2K×3K 程度を想定する。)
・会場内に以下に掲げるサイン看板等を設置すること。
〇会場入口に設置するタイトル看板
(通行者が遠方からでも認識できるような看板とすること。)
〇会場内に設置する会場図看板
〇会場内の動線を示す案内看板
〇注意喚起看板等その他、会場運営に必要な看板
・その他、本事業の実施に必要な物品等は必要に応じて受託者が調達すること。
(3)会場装飾の設営及び、撤去業務
・(1)の会場設営・実施計画に基づき、必要な設営を行うこと。
・設営・撤去作業当たっては、安全に十分配慮し行うこと。
・イルミネーション点灯時には、近隣住民へ十分な配慮を行うこと。
・会場内に電源はないため、受託者において発電機等を調達し設置すること。また、仮設電源の設置場所については、別紙資料1のとおりとする。
・スケート体験に必要な物品(樹脂製パネル・フェンス)については委託者が調達するが、スケートリンクエリアの造作(リンク設置の際の足場設置・水平確認等)・設置については、委託者の指示のもと受託者が実施すること。なお、スケートリンクは氷ではなく、樹脂製パネルを活用したリンクを想定している。
【樹脂製パネル使用 スケートリンクについて】
樹脂製パネルにより、電気や水を使わずにスケート体験を行うことがxxxx。樹脂製パネル 1 枚あたり、100 ㎝程度×100 ㎝程度(18 ㎏程度)もしくは、100 ㎝程度×200 ㎝程度 (38 ㎏程度)を複数枚つなぎ合わせることで床面積 40~45 ㎡程度のスケートリンク敷設を行う。また、リンク外側にはガードフェンスを設置する。なお、設置に際して、芝の養生等配慮を行うものとする。
・会場設営に係るスケジュールは業務委託契約後、委託者と受託者が協議の上決定する。(※1 月 24 日(月)については、体育館休館日のため、終日施工作業を行うことができる。)
・事業開始日の3日前までにイルミネーションの試験点灯を行うものとし、指摘箇所があった場合は、即座に修正の上、再度試験点灯を実施すること。
・事業終了後、1 週間以内を目途に撤去を完了し、公園の原状回復を行うこと。撤去に係るスケジュールについては業務委託契約後、委託者と受託者が協議の上決定する。
・本事業で使用した物品等について、別途委託者が指定する保管場所へ運搬・収納を行うこと。
(4)事業実施期間中、会場運営について
・事業実施期間中、受託者の責任において、会場の管理運営、安全管理を行うこと。
・クロスカントリースキー体験及び、アルペンスキー体験に係る用具貸出のスタッフに関しては、委託者にて用意する。会場の管理運営に当たり、最低限、会場内に以
下の人員を常時配置すること。
〇会場運営責任者 1 名
〇歩くスキーコース監視 2 名以上(スキー脱着補助を含む)
〇スケートリンク貸出・監視 2 名以上(スケート靴脱着補助を含む)
〇混雑時の来場者誘導等 1 名以上
〇駐車場誘導警備員 1 名以上
※xx体育センターの駐車場は、体育館利用者に限り利用者することが出来るため、本事業来場者については、近隣の有料駐車場等を案内する。
・公園内施設、樹木等を損傷した場合は、速やかに報告し、受託者の責任において必要な修繕・補償をすること。
・降雪状況にかかわらず、設置物が転倒、飛散しないよう十分配慮し、来場者が安全に体験できるよう整備すること。
・夜間営業時間帯外において、来園者が設置物に触れることを想定し、悪戯防止策を含め安全性を確保すること。
・イルミネーション実施期間中は、適宜点検を行い、電球や機材が破損した場合は直ちに修復すること。
・大量の積雪等によりスキー利用者が安全に滑走することが困難な場合やイルミネーション等の演出が損なわれた場合は、受託者の責任において除排雪等、必要な対応を行うこと。
・会場内で流す BGM 音源を確保し、BGM を流すことも可能とする。なお、音源の大きさには様々な規制があることから委託者と協議の上、実施すること。
(5)広報・宣伝業務・特設ホームページの修正等
・本事業を周知するためのパンフレット・ポスターを作成(デザイン企画含む)し、令
和 3 年 12 月末までに配布できるようにすること。配布先は委託者が別途指定する。受託者が委託者の指定した各配布先に直接納品すること。
(パンフレット仕様)A4 裏表、フルカラー、10,000 部以上
(ポスター仕様)A1 表面フルカラー50 分以上/A2 表面フルカラー50 部以上
〇公共交通機関での移動を促す内容を必ず盛り込むこと。
・昨年度製作した特設ホームページについて、今年度版に内容を更新し、保守管理を行うとともに広報に活用すること。
(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxxxx.xxx/xxxxxxxxxxxxxxxxx/)※ワードプレスにて製作。
・市民だけでなく来札する観光客にも周知できるような広報展開を行うこと。
・既存のさっぽろグローバルスポーツコミッション公式ホームページ及び Facebook への投稿用に活用できる素材(バナーやイベント告知用画像等)を作成すること。なお、公式ホームページ及び Facebook の管理・更新はさっぽろグローバルスポーツコミッションが行う。
・昨年度製作した本事業の紹介動画について、広報のため活用することができる。
(15 秒、30 秒、60 秒/日本語、英語、簡体語、繁体語の動画使用可能)
(6)アンケート調査の実施
・次年度以降の事業実施における参考とするため、参加者数、属性、満足度等を把握するためのアンケート調査を実施すること。(原則、来場者全員からの聴取を目指す。)また、その集計・分析を行うこと。
※昨年度徴収したアンケート内容については、別添資料3のとおり。
(7)事業報告書の提出及び、事業精算
・事業内容やアンケート調査を踏まえた分析内容等について、報告書にまとめて事業終了後提出すること。なお、本事業について、スポーツ庁より採択を受けていることから、令和 4 年 2 月 25 日までに事業報告書の提出及び事業精算を行うこと。
8 企画提案を求める内容
(1) 実施方針について
200 万人都市・札幌の都心部の中にある“自然”、xx公園でクロスカントリースキー体験を夜間に体験(スキー×ナイトタイムの融合)が出来ることは、当事業における札幌市の優位性である。また、昨年度事業において、来場者の大半は市民であったが、今年度事業においては、来札観光客へターゲットを広げ、本事業による誘客を図りたいと考えているところである。
これらを踏まえた上で、本事業実施に当たっての企画提案の趣旨及び狙いとするところを明らかにすること。
(2)会場装飾について
〈イルミネーション演出について〉
ア イルミネーションを中心とした会場装飾のコンセプト、テーマ等を明らかにすること
イ 設置するイルミネーションのイメージ(電球の色、点滅パターン、その他演出等)をパースやイラスト、写真等を用いて視覚的に示すこと。
ウ 使用する総電球数や照明器台数を明示すること。
エ イルミネーションで調達する物品について、「購入」、「リース等」、「当協会備品」、に区分し明示すること。
オ 次年度以降の事業継続を見据え、イルミネーションのデザインは再使用・アレンジ可能であり、設営・撤去作業が容易な内容で提案すること。
〈フォトスポットについて〉
ア 設置するオブジェのイメージをパースやイラスト、写真等を用いて視覚的に示すこと。
イ フォトスポットは来場者が撮影し、SNS 等での拡散を期待し設置するものである。この趣旨を踏まえ、拡散が期待できる内容で提案を行うこと。
ウ フォトスポットで調達する物品について、「購入」、「リース等」を明示すること。
(3)会場図について
来場者動線、安全確保を十分検討し、イルミネーション、フォトスポット等を会場内に配置した会場図を示すこと。
また、スキー貸出、スケート貸出については混雑(昨年実績で最大待ち時間 60 分程度)が想定されるため、混雑時の待機動線及びオペレーションについて提案すること。
(4)運営体制について
イルミネーション等設備の維持、安全管理に当たり、大量の積雪による除排雪作業や適宜の点検実施等、問題が発生した際の具体的な対応策について示すこと。また、会場内に常時配置する人員の体制について明示すること。
(5)広報について
本事業は市民並びに来札観光客をメインターゲットとしている。本事業を周知する上で、
①市民向け
②来札観光客向け
の2区分に分け、それぞれに対し、
①いつ(どのタイミングで)
②どのような
広報・宣伝を行うか具体的に提案すること。
また、提案した広報・宣伝手法の有効性を測るため、手法ごとに事業指標及び成果指
標を設定し、それぞれの設定目標を示すこと。
(6)アンケートについて
来場者に対するアンケートについて、具体的なアンケート内容並びにアンケートの取得方法(どのように来場者へのアンケートを実施するか)について示すこと。
(7)来年度以降の事業展開について
今回調達した物品を活用し、来年度以降、どの程度の規模のイベントが可能か具体的に示すこと。また、設営等に要する経費についても併せて概算を示すこと。
(8)業務のロードマップ
業務のプロセス及びスケジュールについて、打合せの回数や内容等も含めて具体的に示すこと。
(9)見積り
業務の実施に必要な経費の総額及び内訳を明らかにした見積もりを示すこと。
(10)独自提案
スキー、スケート以外の体験コンテンツの設置等、提案者において独自の提案があれば提案すること。
9 提案限度額
13,600,000 円(消費税及び地方消費税を含む)
※本業務について上記金額内での提案を募集するものであり、契約予定価格ではない。
10 スケジュール
日程 | 内容 |
2021 年 10 月 29 日(金) | 本公募の公告 |
2021 年 11 月 5 日(金) | 事前質問の受付期間終了 |
2021 年 11 月 12 日(金) | プロポーザル参加申込書・誓約書の提出期限 |
2021 年 11 月 16 日(火)※14:00 必着 | 企画書等の提出期限 |
2021 年 11 月 19 日(金) | 選考委員会(ヒアリング) |
2021 年 11 月 22 日(月) | 結果通知(予定) |
2021 年 11 月 24 日(水) | 契約交渉優先順位に基づき最終交渉 |
受託者決定以降、速やかに行います。 | 契約締結(予定) |
11 事前質問の受付
(1) 質問範囲
実施要項に関する質問の受付を行う。
(2) 質問方法
様式1【事前質問用紙】に必要事項を記載し、電子メールにて提出すること。
(3) 回答方法
質問事項に関する回答については、電子メールにて随時お知らせし、企画提案を募集する上で広く周知すべきと判断されるものについては、質問の内容をさっぽろグローバルスポーツコミッションのホームページで公表します。来訪・電話等による応対は行いませんので予めご了承ください。
(4) 提出期限
2021 年 11 月 5 日(金) 14 時まで(必着)
12 プロポーザル参加申込書・誓約書の提出
(1) 提出方法
様式2【プロポーザル参加申込書】、様式3【誓約書】に必要事項を記載し、押印のうえ持参または郵送で提出すること。参加資格要件を満たさない参加事業者については、不合格とする場合があるため注意すること。
(2) 提出期限
2021 年 11 月 12 日(金) 14 時まで(必着)
13 企画書等の提出
(1) 企画書(様式は自由、A4、両面使用)
事業概要を踏まえ、「8 企画提案を求める内容」(1)~(10)について提案すること。
(2) 提出方法
上記企画書を以下の形で「20 連絡先及び提出先」へ持参または郵送(書留郵便等配達状況を確認できるものに限る)並びに、メールアドレス宛にデータの提出を行うこと。
ア 表紙に提案書の団体名称を記載したもの (紙媒体 3部)イ 提案者の団体名称が記載されていないもの (紙媒体 10 部)
(3) 提出期限
2021 年 11 月 16 日(火) 14 時まで(必着)
(4) その他の留意事項
ア 申込書類の作成・提出に係る費用は申込者の負担とする。イ 申込書類に虚偽があった場合は失格とする。
ウ 提出のあった申込書類は返却しない。
エ 同一の申込者からの複数の企画提案書の提出は認めない。
オ 審査のxxを期すため、企画提案書には、会社名、住所、ロゴマークなど、企画競争参加者を特定できる表示を付さないこと。
14 選定方法
「SAPPORO ナイトクロカン in ホワイトイルミネーション」企画提案審査委員会(以下
「委員会」とする。)が、別添「評価項目及び評価基準表」に基づき総合的に審査し、最も優れた企画提案者を優先交渉者として選定する。
(1)日時
2021 年 11 月 19 日(金) 14:00 以降想定
※開催日時の詳細及び、開催手法(直接ヒアリングや、オンライン上でのヒアリング等)については別途連絡を行う。
(2) 委員会によるヒアリングの実施
企画提案者に対してヒアリングを行い、契約候補者を選定する。ヒアリングの実施にあたっては、次のとおり行うものとする。
ア 提案者側の出席者は最大 3 名までとする。
x xxxxxは、1企画提案あたり、20~30 分(企画提案書に基づくプレゼンテーション 10~15 分、質疑応答 10~15 分)を想定し、xx個別に行うものとする。
(3) その他
ア 提案者の数によっては、一次審査(書類選考)を行う場合がある。イ 評価の結果は、提案者全員に文書により通知する。
ウ 提案者が1者となった場合、委員会が定める最低評価基準点(総合得点の6割)を超えた場合のみ契約候補者として選定する。
エ 委員会による採点が同点の場合、委員全員の協議により契約候補者を選定する。
15 参加資格要件
参加者は、次の要件を全て満たすこと。ただし、下記(5)の要件を満たしていない場合であっても、その他の要件を満たしている場合は、下表に定める必要書面を参加申込書と同時に提出を行うことで、参加の申し込みを行うことができる。
(1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であり、かつその者を代理人、支配人、その他の使用人として使用する者でないこと。
(2) 会社更生法による更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法による再生手続開始の申立てがなされている者(手続開始の決定後の者は除く)等経営状態が著しく不健全な者でないこと。
(3) 札幌市競争入札参加停止等措置要領に基づく参加停止措置を受けている期間中でないこと。
(4) 事業協同組合等の組合がこの入札に参加する場合は、当該組合等の構成員が、構成員単独での入札参加を希望していないこと。
(5) 札幌市の競争入札参加資格者名簿(物品・役務)に登録されていること。
(6) 市区xxx、消費税・地方消費税を滞納している者でないこと。
(7) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定する暴力団その他の反社会的団体である者又はそれらの構成員が行う活動への関与が認められる者でな
いこと。
※複数者が協力して参加する場合、構成員すべてが(1)~(7)を満たす必要がある。また、契約の相手方は代表者とし、他の構成員は協力者となる。
<札幌市の競争入札資格者名簿に登録されていないものが提出する書面>
提出書面 | 備考 |
ア 申出書 | (様式 4) |
イ 登記事項証明書 | ※登記は現在事項証明または全部事項証明(写し可) ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行されたもの |
ウ 財務諸表(直前 2 期分) | 貸借対照表、損益計算書 |
エ 納税証明書 (市区xxx) | ※本店(契約権限を委任する場合は受任先)の所在地の市区町村が発行するもの(写し可) ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行 されたもの |
オ 納税証明書 (消費税・地方消費税) | ※未納がない旨の証明書(その 3 の 3)(写し可) ※参加申込書の提出日から 3 か月前の日以降に発行されたもの |
16 参加資格の喪失
企画提案者が参加資格を有することを確認したときから審査が確定するまで(契約候補者にあっては契約を締結するまで)の間に、次のいずれかに該当したときは、提出された企画提案に関する評価は行わず、又は、契約候補者としての選定を取り消すこととなる
(1) 参加資格を満たしていないことが判明し、又は満たさないこととなったとき
(2) 提案書類に重大な不備や虚偽の記載をしたことが判明したとき
(3) 不正な利益を図る目的で委員会の会員等と接触し、又は、利害関係を有することとなったとき
17 失格事項
以下のいずれかに該当したものは失格とする。
(1) 提出書類の提出期間、提出場所、提出方法、記載方法等が、本提案説明書及び各様式にて定めた内容に適合しなかった者
(2) 審査のxx性を害する行為をおこなった者
(3) その他、本提案説明書等に定める手続き、方法等を順守しない者
18 企画提案の著作xxに関する事項
(1) 企画提案の著作権は各提案者に帰属する。
(2) 委員会が本企画競争の実施に必要と認めるときは、企画案を委員会が利用(必要な改変を含む)することを許諾するものとする。この場合は、あらかじめ提案者に通知するものとする。
(3) 企画提案者は、委員会に対し、提案者が企画提案を創作したこと及び第三者の著作権、著作人格及びその他特許権、商標権を含むいかなる知的財産権を侵害するものではないことを保証するものとする。
(4) 企画提案の利用について、第三者から権利侵害の訴えその他の紛争が生じた時は、企画提案者は、自己の費用及び責任においてこれを解決するものとし、かつ、委託者に何らかの損害を与えたときは、その損害を賠償するものとする。
19 その他
(1) 本プロポーザル参加に係る費用及び契約締結までに要する一切の費用は、全て参加事業者の負担とする。
(2) 原則として有効に提出された書類の差し替え、追加及び削除は一切認めないものとする。
(3) 本プロポーザルで提案いただく内容は、「SAPPORO ナイトクロカン in ホワイトイルミネーション」のプロモーション等業務委託者を選考するための審査材料であり、選考結果の通知後に事業者との事業実施条件等の詳細を最終協議し、双方合意のうえ契約を締結する。
(4)業務上知り得た一切の事項については、他に漏らさないこと。委託者が提供した資料及び情報を第三者に提供し、目的外に使用しないこと。特に、個人情報に関して、収集を行う際は、当該事務の目的を達成するための必要な範囲内で適法かつ適正な方法により行い、業務により知り得た個人情報については、漏えい、滅失又は毀損の防止、その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じること。
20 連絡先及び提出先
〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1番地7ORE 札幌ビル 9 階
さっぽろグローバルスポーツコミッション 担当:xx・xx(あたか)
(一般財団法人 札幌市スポーツ協会 事業課内)
TEL:011‐200‐0905 / FAX:000-000-0000
以上
「評価項目及び評価基準表」
評価基準点は「5 点:非常に優秀 4 点:優秀 3 点:普通 2 点:やや劣る 1 点:劣る」とし、「評価基準点×係数」により評価点を求めるものとする。
同点を得た参加事業者が 2 者以上あった場合は、①「企画力」の評価点数が高い提案者、
①も同点の場合は②「計画性」の高い提案者を優先採用とする。
提案者が 1 者となった場合は、委員会が定める最低基準点(総合得点の6割)を超えた場合に限り優先交渉団体とする。
評価分類1 | 評価分類2 | 評価基準 | 係数 | 配点 |
提案全般 (10 点) | 事業の理解度 | ・本業務の目的を正確に理解した提案となっているか。 ・事業実施の狙いが明確であり、それを達成でき る具体的な提案内容となっているか。 | 2 | 10 |
企画力 (75 点) | 会場装飾・デザイン | ・イルミネーションを中心とした会場装飾のコンセプトが明確であり、市民、観光客に対し訴求できる内容となっているか。 ・予算規模と比較し、会場装飾の規模感、グレード感は妥当であるか。 ・特に、フォトスポットについて、SNS 等での拡 散が期待できるコンテンツとなっているか | 6 | 30 |
会場配置 | ・来場者の安全に配慮した会場配置、動線となっているか。 ・混雑時の待機動線、オペレーションは効果的か つ妥当なものとなっているか。 | 2 | 10 | |
広報 | ・市民、観光客の集客が期待できる手法となっているか。 ・広報時期(タイミング)、広報量は予算規模と比較し妥当か。 ・広報展開にあたり設定した成果指標は妥当かつ 十分なものとなっているか。 | 3 | 15 | |
アンケート | ・アンケートの内容が事業成果を適切に考察できるものとなっているか。 ・来場者に対するアンケート方法が適切かつ妥当 か。 | 1 | 5 |
事業の 持続可能性 | ・次年度以降の事業継続を見据え、調達した物品が有効に再利用できるものとなっているか。 ・今回の物品を活用した次年度以降のイベントについて、事業経費が妥当であり、一定の集客を 期待できるものとなっているか。 | 3 | 15 | |
計画性 (15 点) | 実施体制 | ・本業務を安全かつ円滑に遂行するための人員が確保されているか。 ・不点灯箇所の修復や降雪時の除雪等、緊急事案 に迅速に対応できる体制となっているか。 | 2 | 10 |
スケジュール | ・計画的かつ現実的な実施スケジュールとなって いるか | 1 | 5 | |
その他 (5 点) | 独自提案 | ・独自の提案が本体提案と一体感があり、事業の実施水準を高めることが期待できる内容となっ ているか。(独自提案がない場合は 0 点) | 1 | 5 |
合計 | 105 |
《参考資料》別紙1 会場図面(案)
《参考資料》別紙2 今年度使用可能備品
NO | 購入商材 | カラー | 灯体数 |
1 | LED プレイライト(24V)/50 セット | ラベンダー | 4800 |
2 | ひまわり(イルミ)/直径 1mx8 枚 | イエロー | 5760 |
3 | LED プレイライト(24V)/50 セット | イエロー | 4800 |
4 | LED プレイライト(24V)/50 セット | オレンジ | 4800 |
NO | 購入商材 | カラー | Gobo 枚数 |
5 | Beam10R 用Gobo 製作/ガラス 2 カラー(スズラン) | - | 6 枚 |
6 | Beam10R 用Gobo 製作/ガラス 2 カラー(ライラック) | - | 6 枚 |
7 | Gobo ライト用 Gobo 製作/ガラス 1 カラー(梅) | - | 4 枚 |
8 | Gobo ライト用 Gobo 製作/ガラス 1 カラー(さくら) | - | 4 枚 |
9 | Gobo ライト用 Gobo 製作/ガラス 1 カラー(イチョウ) | - | 4 枚 |
10 | Gobo ライト用 Gobo 製作/ガラス 1 カラー(もみじ) | - | 4 枚 |
※Gobo 用の照明機材本体はレンタル想定。
【既存備品活用 製作イメージ】
Gobo ガラス制作(梅) ひまわり(イルミ)※特注
LED プレイライト(オレンジ)、Gobo ガラス(もみじ) LED プレイライト(ラベンダー)
※案内看板等、サイン関係
《参考資料》別紙3 昨年度アンケート内容