イースタジア社は、国際貿易事業・投資銀行業務・環境事業を行っており、太陽光事業につきましては、平成 24 年8月に中国建材国際工程集団有限公司(以下「中国建材社」と称します。)と業務提携を締結し、48 メガワットの太陽光発電設備の設置及び運営に関する事業を共同で行っており、再生可能エネルギー全量買取制度(太陽光で発電した電力を 20 年間にわたって電力会社が固定価格で買取る制度)において、今年の3月が期限である固定価格 42 円/KWH に関する申請
平成 25 年1月 16 日
各 位
会 社 名 ク レ ア ホ ー ル デ ィ ン グ ス ㈱ 代 表 者 名 代表取締役社長 x x x x (コード番号 1757 大証第 2 部)
問 合 せ 先 取 締 役 x x x x
(Tel. 00-0000-0000)
基本合意契約締結に関するお知らせ
当社子会社であるクレア株式会社は、株式会社イースタジアグループ(以下「イースタジア社」と称します。)と基本合意契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.契約締結の経緯及び概要
当社グループにおけるxxx事業では、 (ⅰ)平成 23 年8月 19 日付並びに平成 24 年3月8日付「当社子会社クレア株式会社のOEM契約締結に関するお知らせ」で公表しました、韓国鉄鋼株式会社及びSTX Solar Co.,Ltd.とのxxx発電モジュールに関するOEM 契約の締結に加え、(ⅱ)パワーコンディショナーの仕入れ経路の確保、 (ⅲ)xxx発電普及拡大センター(J-PEC)の登録などを行ってまいりました。これらの結果、国内でxxx発電モジュールの販売を行うための基礎的な事業環境を概ね整備することができました。
現在、当社ではこれらの取り組みを基礎に、xxx発電モジュールを、(ⅰ)主に自宅での発電利用を目的とした一般家庭向け、(ⅱ)小規模の遊休地や工場、倉庫の屋上等にxxx発電モジュールを設置し、外部の電力会社等に電力を販売することを目的とした事業者向け、(ⅲ)プロジェクトレベルで、大規模な土地を活用し、(ⅱ)と同様電力会社に、発電能力2メガ以上を想定した売電を行う大型発電事業者向け、にそれぞれ販売する体制構築に注力しております。
(ⅰ)の一般家庭向け販売に関しましては、現在、当社は代理店を通じた販売網の構築を企図し、研修・サポート体制を整備し、販売活動を行っております。また、(ⅱ)及び(ⅲ)の発電事業者向け販売につきましては、単にxxx発電モジュールを販売するのみならず、当社グループの不動産関連知識や経験を活用し、日本全国の遊休地の他、マンション、工場、倉庫等のxxxモジュール設置候補地の選定、日照時間調査等のデューデリジェンスから電力会社への売電に至るまでのトータルな提案を行う『提案型の営業』を行っております。現状においては、特に(ⅱ)の小型発電施設向けの営業が先行している状況であります。
今後は(ⅲ)の大型発電施設向けの営業についても、尽力をしてまいります。現状は、大規模な遊休地を保有するxxや大手売電事業者等にxxx発電モジュールを販売するビジネスモデルを中心に据えて営業活動を行っておりますが、今後は当社自らがxxx発電所を建設したうえで、同発電所を一括して転売する、若しくは分譲や証券化の手法でxxに分散して販売する方法によって収益を得るビジネスモデルの展開を検討しております。なお、自社でxxx発電所を建設した場合、売電収入によって収益を得ることも可能ですが、投下した資本の回収が長期間に渡ることなどの理由から、基本的には上述のとおり売却またはxxでの販売を行い、資金効率を高めることを計画しております。
当社グループは、(ⅲ)の大型発電施設向けの営業の一環として、当社グループによる発電所建設事業社に対する出資、もしくは当社グループ自体が事業主となり発電所を建設していく意向を固め、このたびの基本合意契約の締結に至りました。
イースタジア社は、国際貿易事業・投資銀行業務・環境事業を行っており、xxx事業につきましては、平成 24 年8月に中国建材国際工程集団有限公司(以下「中国建材社」と称します。)と業務提携を締結し、48 メガワットのxxx発電設備の設置及び運営に関する事業を共同で行っており、再生可能エネルギー全量買取制度(xxxで発電した電力を 20 年間にわたって電力会社が固定価格で買取る制度)において、今年の3月が期限である固定価格 42 円/KWH に関する申請
が既に完了している案件を抱えております。
2.基本合意契約の概要
① 各プロジェクトごとにxxx発電所に特化したプロジェクト会社を共同で運営する。
② クレア株式会社のプロジェクト会社への出資割合は20%以上とし、出資割合、費用負担割合、利益分配割合は個別に協議して決定する。
③ EPC事業(※1)においては、中国建材社(※2)に再委託する。
※1. EPC事業とは、設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)までを一括して請け負う事業のこと
※2. 中国建材社の概要
会 社 名 | 中国建材国際工程集団有限公司 |
英 文 社 名 | China Triumph International Engineering Company (CTIEC) |
所 在 地 | 上海市xx北路2000 号 |
代 表 者 | xx(Xxxx Xxxx) |
主な事業内容 | 研究開発、工程設計、工事請負、製造加工、コンサルタント |
3.イースタジア社の概要
イースタジア社は平成 16 年に設立され、日中経済新聞日本語版を発行し、日本と中国の企業の業務提携及び企業 M&A の仲介、新規事業開発、ファイナンススキーム構築支援などを行なうコンサルティング事業を主たる業務として行ってきた企業です。その取り組みの中で、中国の国営企業である中国建材社に対しても3年に渡り、様々な支援を行なった関係から、今回のxxx発電の EPC 事業を行なう契約を締結するに至り、環境事業分野に進出されています。
会 社 名 | 株式会社イースタジアグループ |
所 在 地 | xxx港区 海岸 1-2-20 汐留ビルディング |
代 表 者 | xx xx |
主な事業内容 | 国際貿易事業・投資銀行業務・環境事業 |
当社との関係 | 資本関係、人的関係及び取引関係はありません |
4.基本合意契約の締結日平成25年1月16日
5.当社事業の展開について
本合意の目的は、平成24年8月27日にイースタジア社と中国建材国際工程集団有限公司との間で締結した「ソーラー発電所ゼネコン契約書、及びEPC契約基本合意契約書」に基づき、日本国内において、総出力10MWのメガソーラー発電所の建設・運営、及びEPC事業を当社とイースタジア社が共同で行うことにより、当社の大型xxx発電施設の分野における事業基盤を強固にするものです。10MWのメガソーラー発電所は、複数のプロジェクトに分けて実施し、プロジェクト毎に発電所運営に特化したプロジェクト会社をSPCもしくはLLCとして共同で運営し、当社グループは総事業費に対し、エクイティの性質を持つものとして一定の資金拠出を行うことにより、リスクを最大限回避しつつ、大型xxx発電施設の分野における収益拡大を目指してまいります。
現在、イースタジア社は中国建材社との第1号案件として、xx県においてxxx発電所用地の確保、系統連携の事前申請、設備認定登録を完了し、2メガワットの発電能力を有するxxx発電施設の建設、運営プロジェクトを平成25年11月の運転開始を目処に進められております。
当社グループといたしましては、本基本合意書を締結し、この第一号案件を最有力候補地として、諸条件について個別契約締結に向け協議を進めてまいります。
6.今後の見通し
本基本合意契約に伴う業績への具体的な影響は未定でありますが、現時点においては、基本合意書を締結した段階であり、諸条件については今後の最終的な合意形成を得るための協議を進めるものであるため、業績に与える影響が判明した段階で必要に応じてお知らせいたします。
以 上