会 社 名 ポ エ ッ ク 株 式 会 社 代表者名 代表取締役社長 釆女信二郎 (コード番号:9264 東証JASDAQ) 問合せ先 取締役管理部長 吉 本 貞 幸 (TEL. 084-922-8551)
2021年8月16日
各 位
会 社 名 | ポ エ ッ ク 株 式 会 社 | |
代表者名 | 代表取締役社長 | xxxxx |
(コード番号:9264 東証JASDAQ) | ||
問合せ先 | 取締役管理部長 | x x x x |
(TEL. 000-000-0000) |
株式会社マリンリバーの株式取得(子会社化)に係る基本合意書締結に関するお知らせ
当社は、2021年8月16日の取締役会において、下記のとおり、株式会社マリンリバー(以下、「マリンリバー」といいます。)の発行済株式の全株式を取得し、マリンリバーを完全子会社化することについての「基本合意書」の締結を決議いたしましたので、お知らせいたします。
なお、本件株式取得は、開示基準を下回る任意開示であるため、開示事項・内容を一部省略して開示しております。
記
1.株式の取得の理由
当社及び関係会社(以下、「当社グループ」といいます。)は、当社及び連結子会社3社(株式会社xxテスコ、東洋精機産業株式会社及び協立電機工業株式会社)により構成されており、環境・エネルギー関連機器の販売、動力・重機関連機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な事業内容としております。
このたびの株式取得の対象先であるマリンリバーは、同社の取締役会長である𠮷原敎 雄氏が1980年に養殖設備製造を目的として「マリンリバー」の屋号で個人創業したものを、業容の拡大に伴い1984年に「有限会社マリンリバー」に法人改組したのち、別途「株式会 社マリンリバー」を1987年に設立して事業を継承させたものであり、創業41年、設立34年 の業歴を有しております。
マリンリバーの主要製品は、海水用ヒートポンプチラー、チタン熱交換器、シェル&コイル熱交換器、シェル&チューブ熱交換器などとなっており、同社は主に水産試験場や活魚センターなどで使用される水産設備についての設計・製造・施工を行っております。
また、マリンリバーは製品の自社開発を手掛けており、xxの業歴の中で培い、かつ特許を取得した技術力については、業界内で高い評価を得ております。加えて、同社においては、競合先が少なく、その少ない競合先よりも低コストでの製造販売が可能なビジネスモデルとなっており、いわゆるニッチトップ企業でもあります。
本件株式取得後における、当社グループ企業としてのマリンリバーの成長余地及び相乗効果については、以下に掲げる内容を想定しております。
① 近年、養殖漁業の業界については、農林水産省が2030年の養殖魚輸出額を2018年比で10倍増加まで目指しているという環境もあり、そのために他業種からの参入も始まってきているなど、将来性に期待できる業界であります。その中でもマリンリバ
ーは専門性が高いニッチトップの企業であり、当社グループへ加入することによって、人員体制の拡大、技術力の向上、販路の拡大、財務基盤の安定などが見込まれ、同社の事業基盤の更なる成長が見込まれます。
② マリンリバーの主要製品については、当社の連結子会社での製造が一部可能な製品もあり、また、その製品納入先には当社の商品であるポンプやブロワなども付随して販売できる可能性があり、製造面及び販売面での相乗効果が見込まれます。
③ マリンリバーの代表取締役社長 xxxxxは、当社による本件株式取得後においても、同社の代表取締役社長を継続する予定となっております。当社は、同氏の優秀な経営能力や営業能力を高く評価しており、当社グループ加入後におけるグループ内連携によって、同氏にその能力を従来以上に存分に発揮していただき、マリンリバーのみならず当社グループ全体の企業価値向上に寄与していただけるものと想定しております。
以上のことから、マリンリバーを当社グループに迎え入れることは、当社グループにとって非常に有益であると考え、本件株式取得に向けた協議を進めることについて、「基本合意書」を締結いたしました。
2.異動する子会社の概要(予定)
(1)名 称 | 株式会社マリンリバー | ||||
(2)所 在 地 | 福岡県糟屋郡篠栗町大字xx828番地の1 | ||||
(3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 xx xx | ||||
(4)事 業 | x | x | 魚介類等水産物の養殖等に関する設備設計及び施工冷却加温装置・熱交換器の設計製作 | ||
(5)資 本 金 | 10,000千円 | ||||
(6)設 立 年 月 日 | 1987年10月1日 | ||||
(7)大株主及び持株比率 | 個人株主個人株主個人株主 個人株主 | 77.5% 11.5% 9.0% 2.0% | |||
(8)上場会社と当該会社と の 間 の 関 係 | 資 本 関 係 | 該当事項はありません。 | |||
人 的 関 係 | 該当事項はありません。 | ||||
取 引 関 係 | 当社において、一部の商製品の販売及び仕入取引関係があります。 | ||||
関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 | ||||
(9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 | |||||
決 算 期 | 2018年9月期 | 2019年9月期 | 2020年9月期 | ||
純 資 産 | 145,752千円 | 170,469千円 | 199,125千円 | ||
x x 産 | 172,477千円 | 199,313千円 | 265,925千円 | ||
1 株 当 た り 純 資 産 | 728,763円 | 852,347円 | 995,630円 | ||
売 上 高 | 216,157千円 | 171,315千円 | 198,363千円 | ||
営 業 利 益 | 46,843千円 | 32,276千円 | 39,240千円 | ||
経 x x 益 | 47,390千円 | 34,860千円 | 41,153千円 | ||
当 期 x x 益 | 32,075千円 | 24,716千円 | 28,656千円 | ||
1株当たり当期純利益 | 160,379円 | 123,583円 | 143,283円 | ||
1 株 当 た り 配 当 金 | - | - | - |
3.株式取得の相手先の概要
本件株式取得は、相手先が個人となり、相手先の要請により氏名及び住所は非開示とさせていただきます。なお、当社と当該個人との間、当社の関係者及び関係会社と当該個人との間には、特筆すべき資本関係、人的関係、取引関係及び関連当事者への該当状況はありません。
4.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 | - |
(2)取 得 株 式 数 | 200株(発行済株式数に対する割合:100%) |
(3)取 得 価 額 | 売主が個人であるため、差し控えさせていただきます。 ※取得価額は、財務・税務・法務・労務デューデリジェン スを実施した上で、客観的で合理的な評価方法に基づく評価額を考慮して合意する金額とする予定です。 |
(4)異動後の所有株式数 | 200株(発行済株式数に対する割合:100%) |
5.日程
(1)取 締 役 会 決 議 日 | 2021年8月16日 |
(2)基本合意書締結日 | 2021年8月16日 |
(3)株式譲渡契約締結日 | 2021年9月中旬から下旬(予定) |
(4)株 式 譲 x x 行 日 | 2021年9月中旬から下旬(予定) |
6.今後の見通し
本件株式取得により、2022年8月期からマリンリバーは当社の連結対象会社となる予定です。2022年8月期の連結業績に与える影響については精査中であり、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示いたします。
以 上