ServiceMax フィールドサービスマネージメント
ServiceMax フィールドサービスマネージメント
SaaS サービス記述書
PTC のServiceMax SaaS オファリングの使用には、SaaS 基本契約(以下「本契約」といいます)の諸条件のほか、以下の追加の諸条件が適用されます。以下に定義されていない用語は、本契約で定義されている意味を有します。
はじめに
PTC 又はその関連会社は、Asset 360、Core 及びFieldFX という3 種類のフィールドサービスマネージメント(以下「FSM」といいます)製品スイート、並びに一部のプラットフォームを対象としたアドオンアプリケーション及びダウンロード可能なモバイルアプリケーションを提供しています。
オファリングに関する基本事項
以下に各FSM スイートの概要を示します。
▪ Core FSM Suite – 資産集約型産業向けに構築されたCore FSM Suite は、最適化された対面及びリモートでのサービスによる資産のアップタイム(稼働時間)の改善、モバイルツールによる技術的生産性の向上、確信に満ちた意思決定のための指標の提供に役立つ機能、サービス及び統合を提供します。
▪ FieldFX FSM Suite – FieldFX FSM Suite は、石油・ガス及び環境サービス産業の事業に従事する企業向けに構築されました。ジョブ、見積り、フィールドチケット、機器、契約、価格表、労働力を整理・管理する機能を、顧客別の電子フォームとともに顧客に提供します。
▪ Asset 360 Suite – 標準的なSalesforce データオブジェクトに基づいて構築され、固有のプラットフォーム機能を使用する Asset 360 Suite は、Salesforce Service Cloud 及び Salesforce Field Service との倂用を目的としており、これらのサブスクリプションが必要です。
FSM スイートは、Software-as-a-Service(以下「SaaS」といいます)サブスクリプションとして提供されています。各スイートで使用できる主要な製品とサポートは次のとおりです。
Core FSM Suite | FieldFX FSM Suite | Asset 360 FSM Suite |
使用できる製品 • Enterprise Edition • Read-only • Partner / Customer Community • Service Board 及びComplex Jobs • Optimization • Engage • Engage White-labeling* • DataGuide • Zinc • サンドボックス* • 標準/ プレミアムサポート • API Calls* • Storage* • Language* • Event Monitoring* • Platform Encryption* • Field Audit Trail* • SMS Text Messaging* • Salesforce Shield* • Additional Look-ups* | 使用できる製品 • E-Ticketing • EAM • Timecards • Schedule & Dispatch • Rental* • Trucking • CPQ* • Invoicing* • パートナーセルフサービス • サンドボックス* • サポートはサブスクリプション価格に含まれます。 • API Calls* • Storage* • Additional Look-ups* | 使用できる製品 • Asset 360 for Salesforce • Asset 360 for Contractors / Contractors Plus • Asset 360 for Partner / Customer Community • Asset 360 for Sales & Service Cloud • Asset 360 for All Other Clouds • サポートはサブスクリプション価格に含まれます。 |
上表のうち、アスタリスクの付いた ServiceMax FSM SaaS 製品は環境単位で使用許諾され、アスタリスクの付いていない製品は登録ユーザー単位で使用許諾されます。
ライセンスプロファイル
お客様による ServiceMax FSM の使用には、該当する見積書/製品スケジュールに規定された追加又は異なる制限事項が適用される場合があります(例えば、見積書/製品スケジュールにおいて登録ユーザーの年間ログインを特定の回数に制限する場合がありますが、これに限定されません)。
FSM スイート内でデータにアクセスし、又はデータを受信する各個人は、スイート内のデータへのアクセス方法に拘らず、当該 FSM スイートのライセンスを保有していなければなりません。登録ユーザーは、インスタンスからデータを密かに抽 出して当該データを他者と共有してはいけません。ただし、共有先の各個人が当該 FSM スイートのライセンスを保有して いる場合はこの限りでありません。
バージョンサポート
本契約に記載されているサポート条件は ServiceMax オファリングには適用されず、代わりに、ServiceMax サポートポリシー(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxxxx-xxxxxx)が適用されます。お客様は、ServiceMax FSM スイートのステータスに関する自動メッセージをxxxxx://xxxxxxxxxx.xxxxxxxxxx.xx/ で登録できます。
規制対象業種
医療機器製造や軍事防衛製品製造など、規制の対象となっている業界では、ソリューション環境へのアクセス、セキュリティ、変更を定義、追跡及び管理し、該当する規制当局による検証を行うための、独自の要件が存在する場合があります。 PTC は、いくつかのオファリングに関して、これらの要件の遵守を義務付けられているお客様をサポートすることができます。PTC は、(顧客の ServiceMax FSM スイートの特定の使用に関係なく)PTC の顧客全般に対し、 ServiceMax FSM ス
イートの提供に適用される法律及び政府の規制に従い、ServiceMax FSM スイートを提供します。お客様による ServiceMax FSM スイートの使用が適切であるかは、お客様が判断しなければなりません。
データのエクスポート
本契約の終了又は満了の発効日から 30 日以内にお客様から要請があり、当該ServiceMax FSM スイートにお客様データがある場合、PTC は、そのお客様データをエクスポート又はダウンロードできるよう、圧縮されたアーカイブ形式でお客様に提供します。上記の 30 日の期間経過後、PTC は、いかなるお客様データも維持又は提供する義務を負わず、またお客様データが破壊されたことに起因してPTC が責任を負うこともないものとします。
バックアップ及び災害復旧
Salesforce 環境:Salesforce に保存されているお客様データには、Salesforce のバックアップ及び災害復旧に関する条件が適用されます。PTC は、お客様が特別にアクセスを許可した場合を除き、お客様データにアクセスすることはできません。
AWS 環境:PTC は、事業継続・災害復旧ベストプラクティスを支持する包括的なデータバックアップポリシーを維持しています。 データバックア ップは 毎日行われ ます 。 ServiceMax レジリエンス プロセスに関する詳細は、 xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/xxxxxxxxxx で提供しています。大規模なサービス停止が発生した場合、PTC は、影響を受けたお客様と連携して動きます。
セキュリティ及びデータプライバシー
ServiceMax FSM ス イ ー ト 及 び 関 連 す る ServiceMax ア プ リ ケ ー シ ョ ン は 、 レ ジ x x ン ス 条 件
(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/xxxxxxxxxx)及びセキュリティ条件(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/xxxxxxxx)に従って提供されます。
本契約との相違点
本契約の以下の項目は、FSM スイートのみを対象として、以下のとおり変更されます。これらの変更は、本契約でこれらと相違する文言に優先し、置き換えられるものとします。
項目 | 代替条件 |
SLA/定義 | 本契約で定義されている「サービスレベルアグリーメント(SLA)」という用語は、 ServiceMax FSM スイートには適用されません。ServiceMax ソフトウェアは、第三者によって制御・管理されている当該第三者のホスティング機器にインストールされ、そこで稼動しています。PTC はこれらの環境のアップタイムを制御できないため、本契約で定める SLA がある場合には、当該 SLA は FSM には適用されません。 しかしながら、ServiceMax FSM スイート及び関連アプリケーションについて、PTC は、オンライン購入されたFSM スイートを 1 日 24 時間、週 7 日使用可能な状態にするため商業上合理的な努力を払います。ただし、以下の(i) 及び(ii) の場合を除きます。(i) 購入されたFSM スイートの計画的ダウンタイム及び緊急メンテナンス。(ii) PTC の合理的な制御の範囲を超えた事情(例として、天災、政府の行為、洪水、火災、地震、暴動、テロ行為、ストライキその他の労働問題(PTC 従業員が参加するもの以外)、PTC 及びその請負業者以外の者による作為・不作為、購入された FSM スイートとともに使用されている第三者製品又はサービス、連続 5 分未満の停止状態(モニターの接続性の問題など)、インターネット、ホスティング又はプラットフォームサービスプロバイダーの不履行又は履行遅滞、DoS 攻撃を含みます)により生じた使用不能状態。 |
サポート | ServiceMax FSM スイート及び関連アプリケーションに対するテクニカルサポートは、上掲の「オファリングに関する基本事項」の表に示されるとおり、含まれる場合と別に購入される場合があります。 |
非PTC アプリケーションとの統合 | 相互運用性に関し、FSM は、当該Salesforce プラットフォームとの相互運用を目的としています。お客様は 、FSM スイートをインストールして当該 Salesforce プラットフォーム上で稼動させるため、PTC プロフェッショナルサービスを利用することができます。ServiceMax FSM スイートは、 Salesforce ソフトウェアと相互運用できますが、Salesforce 環境に関してお客様に責任を負うのは Salesforce であり、PTC ではありません。 |
お客様による第三者ソフトウェアの使用 | お客様が本サービスとの相互運用を希望する第三者ソフトウェアをお客様の Salesforce 環境内に導入している場合、お客様は、当該第三者製品又はサービスと ServiceMax FSM スイートとの相互運用のために、当該第三者及びそのプロバイダーによる、お客様データ及びお客様による当該第三者製品又はサービスの使用に関する情報への適宜のアクセスを認めることを PTC に許可するものとします。お客様は、PTCがお客様に対する義務を履行できるように PTC に当該権利を付与するため、当該第三者ソフトウェアに対して適用法に基づく十分な権利を有していることを確認する責任を負うものとします。 |
購入されたサービスのサブスクリプション期間 | 本契約に矛盾する規定があったとしても、該当する本注文書式に自動更新が明記されていないかぎり、 ServiceMax のサブスクリプションは自動更新されません。お客様は、 ServiceMax 製品及びサービスのサブスクリプションを更新する場合、PTC との間で新たな本注文書式に署名する必要があります。 |
本サービスの中止 | PTC は、 FSM スイートの本サービス(又は関連する重要な機能)を中止する場合、12 か月以上前にお客様に通知します。ただし、PTC が中止する本サービス又は機能を実質的に同等の別の本サービス又は機能に引き継ぐ場合はこの限りでありません。本項の内容は、PTC による適用法の遵守、重大なセキュリティリスクへの対応、又は相当な経済的負担若しくは重大な技術的負担の回避に必要な変更を行うことを制限するものではありません。本項は一般向け販売前の本サービス、オファリング又は機能には適用されません。 |
項目 | 代替条件 |
通知方法 | PTC は、製品のステータスについて Xxxxxxxxxx.xxxxxxxxxx.xx でお客様に通知します。お客様は、このサイトでプッシュ通知の登録を行うことができます。また、PTC は、 ServiceMax Trust Center に対する変更 (サブプロセッサーのリストに対する変更を含みます)について xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/xxxxxxx ですべてのお客様に通知します。お客様は、このサイトでプッシュ通知の登録を行うことができます。 |
FSM スイート及びアドオンモジュールに固有の条件
Asset 360 Suite
Asset 360 は、 SFDC ホスティングセンターにより提供されている既存のインフラストラクチャー及びサービス上でホストされています。お客様がServiceMax Asset 360 を使用するには、Salesforce Service Cloud のサブスクリプション及び 1 つ以上の Salesforce Field Service ライセンスが必要となります。お客様は、Asset 360 を使用するための PTC との契約期間中、有効なSFDC サービス契約を締結し維持しなければなりません。
Core FSM Suite
ServiceMax Core は、SFDC ホスティングセンターにより提供されている既存のインフラストラクチャー及びサービス上でホストされています。お客様は、「Org」(Salesforce により定義されている用語)を稼動させる Salesforce ホスティングセンターの場所を選択できます。ServiceMax Core は、マネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Orgにインストールされます。
xxXxxxxxxxxx.xxx の必須文言がServiceMax Core 製品の使用に適用されます。
「Xxxxxxxxxx.xxx は、本項で定める条件の明示的な第三者受益者です。お客様は、 PTC が提供する Salesforce コンポーネントを本サービスの一環としてのみ使用できます。お客様は 、PTC がお客様に提供している形式で本サービスの機能を使用するためにのみ Salesforce コンポーネントを使用できます。注文書式に別段の記載がある場合を除き、お客様は、 PTC がお客様に提供している形式で本サービスに表示される以外のカスタムオブジェクトの作成又は使用に Salesforce コンポーネントを使用することはできません。お客様による本サービスへのアクセスによって、当該本ドキュメンテーションに記載される機能を超える、本サービス内の Salesforce 機能にアクセスできる場合、お客様は当該機能へのアクセス又はその使用を行わないことに同意します。お客様は、お客様の本項に定める条件の不遵守が基本契約及び当該 Salesforce 契約の重大な違反となることに同意します。本注文書式に基づくServiceMax Enterprise Edition 及びその他のSFDC/Force プラットフォーム製品の購入には、xxxxxxxxxxXxxxxxxxxx.xxx 利用規約の適用を受けます。
xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxx/xxx/xx_xx/xxx/xxxxxxxxx/xxxxx/Xxxxxxxxxx/xxxxxxxx-xxxxxxxxxx-xxx- terms/Reseller-Pass-Through-Terms.pdf」
ServiceMax Go – Core モバイルアプリ
ServiceMax Go は、現場作業向けに設計されたフィールドサービス管理用モバイルアプリです。iOS、Android 及び Windows で使用できる Go モバイルアプリは、作業及び資産を完全に可視化することにより技術者の生産性を最大限に高めます。ServiceMax Go により、現場に出ている技術者は、オンライン(ネットワーク)接続の可否に関係なく、 Core で設定された作業指示プロセスを使用できます。ServiceMax Go は、お客様の作業指示プロセスに対する高度な設定が可能で、スケジューリング、作業見積もり、チェックリスト、トラブルシューティング、作業指示報告などの機能を備えています。
Core に関する情報及びServiceMax Go を使用するための条件
Core の使用ライセンスを保有するお客様のユーザーは、ServiceMax Go を各自のモバイルデバイスにダウンロードすることができます。Go モバイルアプリにより、登録ユーザーはお客様の ServiceMax Core インスタンスをすべて使用できます。
モバイルアプリを使用して ServiceMax Core のデータにアクセスする又はデータを受信する各登録ユーザーは、 ServiceMax Core インスタンス内のデータへのアクセス方法に拘らず、PTC からのライセンスを保有していなければなりません。
お客様は、PTC から明示的な書面による許可を得た場合を除き、第三者モバイルアプリをServiceMax Core に統合することはできません。
ServiceMax 製品で使用されるマップテクノロジーについては、後項「マップテクノロジー」をご参照ください。
FieldFX FSM Suite
FieldFX は、SFDC ホスティングセンターにより提供されている既存のインフラストラクチャー及びサービス上でホストされています。お客様は、「Org」(Salesforce により定義されている用語)を稼動させる Salesforce ホスティングセンターの場所を選択できます。FieldFX Base Package は、マネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、特定のモジュールのライセンスを付与するために追加のパッケージもインストールされます。
xxXxxxxxxxxx.xxx の必須文言がServiceMax FieldFX 製品の使用に適用されます。注文書式に基づくServiceMax Enterprise Edition 及びその他のSFDC/Force プラットフォーム製品の購入には、xxxxxxxxxxXxxxxxxxxx.xxx 利用規約の適用を受けます。xxxxx://xxx.xxxxxxxxxx.xxx/xxxxxxx/xxx/xxx/xx_xx/xxx/xxxxxxxxx/xxxxx/Xxxxxxxxxx/xxxxxxxx-xxxxxxxxxx-xxx- terms/Reseller-Pass-Through-Terms.pdf」
A. FieldFX Schedule & Dispatch モジュール
FieldFX Schedule & Dispatch モジュールは、ディスパッチャーにすべてのジョブ関連データを逐次知らせ、人員及び機器を含むすべてのリソースをトラッキングする機能を提供するため、ジョブの重複や使用できない機器が割当てられることがなくなります。現在及び今後使用できるリソースをディスパッチャーが把握できるため、人員及び機器の有効活用が促進されます。
このモジュールにより、ディスパッチャーは従業員の資格もトラッキングできるため、予定されている機器の操作に必要な資格に加え、人員のスケジューリングやディスパッチ時にジョブ要件を満たす適切な人員のみが利用可能になります。また、ディスパッチャーはオーバーブッキングされている従業員も把握できます。
FieldFX Schedule & Dispatch はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、
ServiceMax FieldFX Base Package 及びFieldFX E-Ticketing パッケージとともに使用できます。
FieldFX Schedule & Dispatch を使用する各登録ユーザーは、有効な FieldFX Base Package、FieldFX Schedule & Dispatch 及びFieldFX E-Ticketing ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX Schedule & Dispatch は、1 人の登録ユーザーが FieldFX Schedule & Dispatch と FieldFX E-Ticketing の両方にアクセスする必要がある場合、登録ユーザー割引価格で提供されます。
FieldFX Schedule & Dispatch ライセンスは、FieldFX Schedule & Dispatch を使用する各登録ユーザーに必要です。
FieldFX Schedule & Dispatch は、FieldFX Base Package とFieldFX E-Ticketing パッケージに依存します。
FieldFX Schedule & Dispatch は米国の AWS でホストされている JavaScript ライブラリ、CSS 及び画像などのアプリケーション資産を保存して読み出します。いかなる場合でもお客様データが AWS に保存されることはありません。
ServiceMax 製品で使用されるマップテクノロジーについては、後項「マップテクノロジー」をご参照ください。
B. FieldFX E-Ticketing モジュール
FieldFX E-Ticketing モジュールは、FieldFX の主力モジュールであり、オペレーションから現場担当者、そして経理まで、フィールドチケット発行の全プロセスの合理化を実現します。オペレーション管理者は FieldFX でジョブ及びチケットを作成し、すぐに現場のクルーに情報を伝達します。現場担当者は、FieldFX をオンライン又はオフラインで使用し、契約を遵守した正確なフィールドチケットを更新(又は新規作成)して、リモートで作業をしながら署名を取得することができます。インターネットに接続可能な場所に戻ったところで FieldFX クラウドと同期させるボタンを押せば、事務所でも情報にアクセスできるようになります。経理は情報を見直し、会社の請求処理システムに当該情報を送り、フィールドチケットデータに基づいた請求書を作成します。
FieldFX E-Ticketing はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、ServiceMax FieldFX Base Package とともに使用できます。
FieldFX E-Ticketing を使用する各登録ユーザーは、有効な FieldFX Base Package ライセンス及び FieldFX E- Ticketing ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX E-Ticketing ライセンスは、FieldFX E-Ticketing を使用する各ユーザーに必要です。
FieldFX Mobile を使用する各登録ユーザーは、有効な FieldFX E-Ticketing ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX Schedule & Dispatch は米国の AWS でホストされている JavaScript ライブラリ、CSS 及び画像などのアプリケーション資産を保存して読み出します。いかなる場合でもお客様データが AWS に保存されることはありません。
FieldFX E-Ticketing はFieldFX Base Package に依存します。
C. FieldFX CPQ(Configure, Price, Quote)
FieldFX CPQ は、契約管理者に対し、ジョブの運用及び環境特性に基づき、特定の機器、サービス、労働者、資材の適用性に関する複雑なルールで契約をモデル化する機能を提供します。営業担当者及び現場担当者が見積もりの作成時又はジョブの実行時に簡単な質問に答えると、FieldFX CPQ はこれらの回答を使用して、ジョブ及び作業環境に固有の条件を考慮した上で適切な使用アイテムを推奨し、価格を設定します。これらはすべてインターネットに接続していない状態で実行されます。
FieldFX CPQ はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、ServiceMax FieldFX Base Package 及びFieldFX E-Ticketing パッケージとともに使用できます。
FieldFX CPQ を使用する各登録ユーザーは、有効なFieldFX Base Package ライセンス、FieldFX E-Ticketing ライセンス及びFieldFX CPQ ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX CPQ はACV(年間契約額)に対する追加料金として価格が設定されています。
FieldFX CPQ ライセンスはFieldFX CPQ を使用する各登録ユーザーに必要です。
ルール、ルールアクション、親価格設定又は条件付き価格設定メタデータ、並びに CPQ を管理・実行するためにその上に作られた UI にアクセスする各登録ユーザーは、有効な FieldFX CPQ ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX CPQ はFieldFX Base Package 及びFieldFX E-Ticketing パッケージに依存します。
D. FieldFX EAM(Enterprise Asset Management)
FieldFX EAM モジュールは、機器の信頼性の向上、体系的な予防・予知保全、効率的な規制遵守を可能にするプロセスや情報を提供することにより、物理的な資産管理を強化します。各資産は、当該資産に割り当てられた複数の予防保全スケジュールをもつことができ、高度な設定が可能なテンプレートから作業指示書を自動的に生成します。 FieldFX EAM 作業指示書は、各保全の実施に用いられる労働者、タスク、資材だけでなく、文書、証明書、写真などその他の情報もトラッキングします。
FieldFX EAM はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、ServiceMax FieldFX Base Package とともに使用できます。
FieldFX EAM を使用する各登録ユーザーは、有効なFieldFX Base Package ライセンス及びFieldFX EAM ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX EAM 作業指示書の作成はFieldFX モバイルによりサポートされています。
FieldFX EAM ライセンスはFieldFX EAM を使用する各登録ユーザーに必要です。
FieldFX EAM はFieldFX Base Package に依存します。
E. FieldFX Invoicing
FieldFX Invoicing モジュールは、契約書、見積書、チケット及び請求書の 4 つが一致することを確認し、Quote to Cash(見積もりから入金まで)のプロセスを完了させます。FieldFX Invoicing はERP システムに置き換わるものではありませんが、各顧客の複雑な請求処理要件をサポートし、特にレンタルジョブや機器の契約遵守を確保しつつ、 ERP との統合の複雑さを軽減します。FieldFX Invoicing は、顧客の使用可能なクレジットをトラッキングすることに加え、支払いをトラッキングし、クレジットメモの発行する機能を提供するため、これによって顧客の勘定残高をあらゆる角度から見渡すことができます。
FieldFX Invoicing は独立したマネージドパッケージではなく、FieldFX Base Package ライセンスに含まれています。セキュリティは許可セットとプロファイルを使って管理されます。
FieldFX Invoicing は ACV(年間契約額)に対する追加料金として価格が設定されています。
FieldFX Invoicing の登録ユーザーは全員FieldFX Base Package 及びFieldFX E-Ticketing ライセンスが必要です。
F. FieldFX Timecards
FieldFX Timecards は、リモート勤務中の従業員を含む従業員の支払い対象時間のトラッキングプロセスを簡素化、効率化します。インターネット接続の有無に関係なく、現場担当者がスマートフォンで時間をトラッキングできる使い勝手のよいソリューションにより、紙又はスプレッドシートベースの時間管理プロセスを一変させます。
FieldFX Timecards はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、アプリケーションを実行するメタデータがすべて含まれていますが、FieldFX Base Package ライセンスに依存します。
FieldFX Timecards を使用する各登録ユーザーは、有効な FieldFX Base Package ライセンス及び FieldFX Timecards
を保有していなければなりません。
FieldFX Timecards は、1 人の登録ユーザーがFieldFX Timecards とFieldFX E-Ticketing の両方のライセンスを必要とする場合、FieldFX E-Ticketing による登録ユーザー割引価格となります。
FieldFX Timecards にはメタデータが含まれており、FieldFX Base Package に依存します。
G. FieldFX Trucking
FieldFX Trucking モジュールは、ディスパッチャー及びトラックドライバーにシームレスな体験を提供する目的適合・セグメント特化型のアプリです。必要なすべての情報へのアクセスは 1 つの画面から提供されるため、ディスパッチャーはチケット作成のためにスケジューリング画面を離れる必要がなくなります。チケットは選択された輸送物に基づき、事前に設定された料金で自動的に生成されます。ドライバーは電話ベースのモバイルアプリケーションを使用し、GPS 座標、積み込み・荷下ろしの時間、数量などの輸送情報をオフラインでキャプチャできます。
FieldFX Trucking はマネージドパッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされ、ServiceMax FieldFX Base Package とともに使用できます。
FieldFX Trucking を使用する各登録ユーザーは、有効なFieldFX Base Package ライセンスを保有していなければなりません。
FieldFX Trucking ライセンスは、ディスパッチ及びモバイルアプリで FieldFX Trucking を使用する各登録ユーザーに必要です。
FieldFX Trucking にはメタデータが含まれていますが、FieldFX Base Package に依存します。
アドオンモジュール
A. Service Board
Service Board は Core プラットフォームで使用可能です。ジョブのスケジューリングやモニタリング、仕事量やスケジュールの管理、業種別の基準に基づくジョブに最適なリソースの見極めと割り当てのために必要なデータへの迅速かつ系統的なアクセスにより直感的なユーザー体験を提供するスケジューリングアプリケーションです。
Service Board はアイルランドのAWS でホストされています。
Service Board は以下のとおり使用許諾されます。1) Service Board に直接ログインしてアクセスする登録ユーザー、及び、2) Service Board を使用してディスパッチされるリソース(技術者、請負業者など)。Service Board に直接 ログインするユーザーは ServiceMax Core Enterprise Edition ライセンス及び関連する Salesforce ライセンスを保有 していなければなりません。ディスパッチされるリソースについては(ServiceMax Core Enterprise Edition ライセ ンスの有無に関係なく) Service Board ライセンスの保有が必要となります。また、Schedule Optimization と ServiceMax Core との間でデータを統合するにはAdmin レベルの登録ユーザーが必要になります。
ServiceMax 製品で使用されるマップテクノロジーについては、後項「マップテクノロジー」をご参照ください。
B. Schedule Optimization(Optimax)
Schedule Optimization は、Core プラットフォーム上で Service Board と連携し、技術者に対する最適な作業指示書のデ ィスパッチを実現します。Schedule Optimization は、ディスパッチに影響を与える様々な要因、各要因がディスパッ チ結果に与える影響の範囲を設定する機能を提供します。あらゆる規模のサービス組織において、運用コストの削減、利益率の拡大、生産性レベルの改善を目的として、Schedule Optimization を効果的に導入することが可能です。
Schedule Optimization は次の 2 つのモードのいずれかで動作するように設定できます。
Batch Optimization
Real Time Optimization(この機能を使用する場合、最適化されるデフォルトテリトリーの制限を受けることがあります)
ServiceMax 製品で使用されるマップテクノロジーについては、後項「マップテクノロジー」をご参照ください。
Schedule Optimization はアイルランドの AWS でホストされています。ユーザー数は、Schedule Optimization エンジンにより最適化されるリソース(技術者、請負業者、機器など)の数となります。Schedule Optimization をセットアップする各 Admin は ServiceMax Core Enterprise Edition ライセンス及び関連する Salesforce ライセンスが必要です。また、Schedule Optimization とServiceMax Core との間でデータを統合するにはAdmin レベルの登録ユーザーが必要になります。
C. Engage
ServiceMax Engage は、Core 及びAsset 360 プラットフォームで稼動し、直感的なターンキーモバイルアプリとして、サービス組織とエンドユーザー、すなわちサービス対象機器の所有者及びオペレーターを結びつけ、それにより顧客体験及び資産データの品質を向上させます。
Engage は、Core 又は A360 マネージドパッケージの拡張パッケージとしてお客様の Salesforce Org にインストールされます。
Engage は、Engage モバイルアプリ経由での ServiceMax データへのアクセスを可能にし、資産及び機器のエンドユーザー又はオペレーターを対象としたターゲットユーザー体験を提供します。
Engage がアクセスする情報はSalesforce Community に関連するものです。設定は、認証、アクセス制御、アプリケーション設定を含みます。
Engage モバイルアプリを使用する各登録ユーザーは、Engage ライセンス及び Customer Community Plus ライセン スを保有していなければならず、これらのモバイルアプリはパブリックアプリストアからダウンロードできます。
ServiceMax 製品で使用されるマップテクノロジーについては、後項「マップテクノロジー」をご参照ください。
D. DataGuide
DataGuide は、ServiceMax Core 及びFieldFX 製品品目用のマネージドパッケージとして提供されます。DataGuide は、高度な書式・文書生成機能を組み合わせて、技術者が点検、保守、安全性などの様々なタスクをサポートするためのデータを効率的にキャプチャし、表示できるようにします。DataGuide Forms & Reports(出力文書)の使いやすさに
加え、 Go モバイルアプリケーションで提供される統合されたServiceMax データの機能により、現場技術者の生産性を向上させ、事務処理時間を短縮し、サービスデータでの高くつくエラーの排除という体験が実現されます。
DataGuide を使用する各登録ユーザーは、有効な Core ライセンス又は FieldFX ライセンス及び DataGuide ライセンスを保有していなければなりません。
DataGuide ライセンスは DataGuide を使用する各登録ユーザーに必要であり、お客様は DataGuide ライセンスと各モバイルユーザーライセンスの比率を 1:1 に維持しなければなりません。
DataGuide は Go モバイルアプリに元々埋め込まれており、DataGuide Forms と DataGuide Documents の機能はどちらも Go モバイルアプリから直接アクセスできます。ユーザーはパブリックアプリストアから ServiceMax Goをダウンロードできます。
DataGuide は、すべてのお客様データを、DataGuide パッケージがインストールされる指定された Salesforce Org
に保存します。
DataGuide は、米国のAWS でホストされているJavaScript ライブラリ、CSS 及び画像などのアプリケーション資産を保存して読み出します。いかなる場合でもお客様データが AWS に保存されることはありません。
E. Zinc
ServiceMax Zinc は、ServiceMax Core プラットフォームで使用可能です。ServiceXxx Xxxx は、フィールドサービスのために考案されたコラボレーションツールです。Zinc は、サービスチームの各メンバーを、各自が自信をもって迅速かつ正確にジョブを遂行するために必要な人や情報にリアルタイムで結びつけることにより、組織の平均修理時間を短縮し、顧客満足度を向上させ、従業員エンゲージメントを改善させます。
Zinc 登録ユーザーは全員、Zinc を使用するための有効な Zinc ライセンスを保有していなければなりません。お客様がZinc に加えた各登録ユーザーが 1 つのライセンスを消費します。
Zinc 登録ユーザーがServiceMax Core データへのアクセスを必要としない場合には、ServiceMax Core ライセンスを保有していなくてもZinc を使用できます。Zinc 登録ユーザーが ServiceMax Core データへのアクセスを必要とする場合、当該登録ユーザーはServiceMax Core ライセンスも保有していなければなりません。
ライセンスを付与されたユーザーは、Zinc アプリをダウンロードしてサインインし、アプリの使用を開始できます。Zinc モバイルアプリは、iOS 又は Android アプリストアからダウンロードできます。デスクトップアプリは ServiceMax ウェブサイトからダウンロード可能です。また、登録ユーザーは各自のブラウザから Zinc ウェブアプリにアクセスできます。
Zinc は米国のAWS でホストされています。お客様データは米国のAWS サーバーに保存されます。
ServiceMax FSM 製品のマップテクノロジー
注意:一部の国では、マップテクノロジーの使用に関し条件や制限が設けられています。お客様が稼動を意図している場合、許可されているマップテクノロジーの使用について、並びに個人情報(地理位置情報など)がマップテクノロジーに含まれている、又はマップテクノロジーに関連して処理される個人に対する一切の必要な通知及びかかる個人からの必要な承諾の取得については、お客様が全責任を負います。
PTC が通常アプリケーションで使用するマッププロバイダーを以下に示します。ただし、PTC は、FSM サービスの効率性を高め、パフォーマンスを最適化するため、以下に列挙するマッププロバイダーをいずれか別のマッププロバイダーに代える場合があります。
A. Google
PTC は、通常以下のServiceMax 製品でGoogle マップを使用します。
Core Engage
Service Optimization(別名:Optimax) Service Board
Go
Google 規約PTC はGoogle マップ向けAPI の実装を開発しました。Google 利用規約(xxxxx://xxxxx.xxxxxx.xxx/xxxxx/)及びGoogle マップ追加利用規約(xxxxx://xxxx.xxxxxx.xxx/xxxx/xxxxx_xxxx/)がお客様のGoogle マップの使用に適用されます。
お客様は、お客様が自ら保有するGoogle マップのライセンスの使用をPTC が許可した場合、ServiceMax 製品に関連したGoogle マップの利用に関してお客様に適用されるGoogle の規約を遵守する責任を負います。
Google マップを使用するお客様は、お客様のプライバシー通知により、Google マップ API が特定の製品に関連して使用される可能性があることを ユーザーに通知し 、 Google の 最 新 の プ ラ イ バ シ ー ポ リ シ ー
(xxxx://xxx.xxxxxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxx)を参照により組み込む必要があります。お客様のプライバシー通知では、ユーザーに地理位置データの収集について通知しなければなりません。
B. GraphHopper
Schedule Optimization のデフォルトマッププロバイダーは GraphHopper です。お客様による GraphHopper 製品の使用には GraphHopper の利用規約(xxxxx://xxx.xxxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/)が適用されます。お客様は、GraphHopper を使用するためにお客様のライセンスキーを提供することができ、その場合、適用される GraphHopper 規約の遵守については、お客様が全責任を負います。
C. Mapbox
Service Board のデフォルトマッププロバイダーは Mapbox です。お客様による Mapbox 製品の使用には Mapbox の利用規約(xxxxx://xxx.xxxxxx.xxx/xxxxx/xxx)が適用されます。お客様は、Mapbox を使用するためにお客様のライセンスキーを提供することができ、その場合、適用される Mapbox 規約の遵守については、お客様が全責任を負います。