第一次事業計画として、クリーンサポート社の岡山県和気市工場用地に月産2000kl規模の新工場を建設・運営を行います。その稼働状況を踏まえ、同社と協議のうえ当面 は国内、将来的には国外を含む複数拠点にてBCFの製造・販売を行うこと、BC Fプラントの受注・製造を行うことなどを展開することを視野に入れております。
平成 20 年 9 月 19 日
各 位
会 社 名 株式会社NFKホールディングス代表者名 代表取締役社長 xx x
(JASDAQ・コード 6494)
問合せ先 役職・氏名 取締役 xx x電話 000-000-0000
バイオディーゼル燃料事業提携に関するお知らせ
当社は、平成20年6月19日付「バイオディーゼル燃料事業提携についての基本合意書締結に関するお知らせ」、平成20年7月24日付「バイオディーゼル燃料事業提携に関する基本合意書に付随する覚書締結に関するお知らせ」の通り、バイオディーゼル燃料事業提携についての基本合意書および覚書を締結し、3ヶ月間の検討期間を設け、バイオディーゼル燃料事業提携の実現に向けて精査・検討を行なってまいりました。
本日開催の取締役会において、下記のとおりバイオディーゼル燃料に関する事業提携についてクリーンサポート株式会社(本社:大阪市西区、代表者:xx xx、以下「クリーンサポート社」)と事業提携契約を締結することを決議し、本日、クリーンサポート社と事業提携契約を締結しましたのでお知らせいたします。
記
1.事業提携の目的
クリーンサポート社はバイオディーゼル燃料(BDF)に関する研究開発に取り組み、従来のBDF技術が抱える欠点である、低温流動性や動粘度をはじめとする品質や、原料となる植物油価格に左右されやすい製品コストなどの問題を解決する新たな製法の開発に取り組んでいましたが、これら諸問題を克服した技術・製品の開発に至り、平成19年8月に第1回目の特許申請、さらに本年2月1日に第2回目の特許申請を機に、新技術の事業化に関するパートナーの選定を始めていました。
クリーンサポート社の技術(バイオディーゼルフューエル技術)は、従来技術と異なりパームやし、ジャトロファ等の植物原料を加工しないままの状態で使用し、そのまま生成する為、従来の植物油を原料とする製法よりもコストパフォーマンスに優れており、また、その製品は低温流動性に優れ、保管も容易であるなどの特徴から既存の軽油と同様の使用が可能となります。同社では同製品をBDFとは異なるため、バイオクリーンフューエル
「BCF」と称し、現在、岡山県和気市にある同社の工場にて既にパイロット製造されています。
当社におきましては、熱処理を中心とした燃焼技術においてxx培った技術やノウハウを有しており、また近年エコロジーに対する社会的関心の高まりや化石燃料をベースとした燃料価格の高騰を受け、バイオマスガス化などの代替燃料の生成を含む、環境技術分野での事業展開を視野に研究開発や事業開発に力をいれてまいりました。今回の事業提携により、当社で培った技術とクリーンサポートの技術を互いに補完し、生成プラントの製造や代替エネルギー供給の分野に進出することを目的としております。
2.業務提携の内容
クリーンサポート社はバイオディーゼルフューエル製造技術およびノウハウや原料の安定確保、当社は事業資金及びプラント製造ノウハウをそれぞれ拠出し、植物燃料をベースにしたバイオディーゼルフューエル事業へ進出致します。なお、詳細は以下のとおりです。
(1)事業内容
第一次事業計画として、クリーンサポート社の岡山県和気市工場用地に月産2000kl規模の新工場を建設・運営を行います。その稼働状況を踏まえ、同社と協議のうえ当面は国内、将来的には国外を含む複数拠点にてBCFの製造・販売を行うこと、BC Fプラントの受注・製造を行うことなどを展開することを視野に入れております。
(2)事業形態
第一次事業計画である岡山工場については、両社共同にて建設・運営を行うものをします。その後のBCF製造拠点の展開については、その都度両社にて協議の上、決定いたします。
(3)業務分掌について
クリーンサポート社は工場用地の提供、ならびにBCF製造技術およびノウハウの供与、原料の安定確保等を行い、当社は契約金2000万円の支払い、初期投資費用ならびに運転資金の拠出(金額・時期については未定)、当社関連会社によるプラント製造を行います。
(4)利益配当と責任負担
第一次事業計画である岡山工場については、利益配当は償却後利益について、両社が各々50%を収受するものとし、責任(損失)についても同様に両社が各々50%を負担することとなります。その他の事業については、事業形態の特性にあわせ両社協議の上別途定めます。
3.提携先の概要
(1) 名 称 : クリーンサポート株式会社
(2) | 主な事業内容: | バイオ燃料の製造加工・輸出入販売 |
植物燃料精製装置の製造販売 | ||
石油製品の製造販売・輸出入 | ||
(3) | 設立年月日 : | 平成19年7月9日 |
(4) | 本店所在地 : | 大阪市西区xxx6-7-51 |
(5) | 代 表 者 : | 代表取締役社長 xx xx |
(6) 資本金の額 : 900万円
(7) 従業員数 : 25名
(8) 大株主構成および持株比率
発行済み株式の総数 :180株
氏名又は名称 | 所有株式数(株) | 持株比率 |
xx xxx | 80株 | 44.44% |
xx xx | 60株 | 33.33% |
xx xx | 40株 | 22.22% |
(9)当社との関係: ありません
(10) URL : xxxx://xxx.xxxxxxxxxxxx.xx/
4.日程
平成20年6月19日: 取締役会書面決議、事業提携に関する基本合意書締結
平成20年7月24日: 代表取締役決裁による、事業提携に関する基本合意書に関する覚書締結
平成20年9月19日: 事業提携契約締結
※今後のスケジュールに関しましては、決定次第改めてお知らせ致します。
5.今後の見通し
現時点において、事業形態や投資額、売上、利益などの見通しについては未確定のため、平成21年3月期の当社業績に与える影響は不明となっております。今後、判明次第改めてお知らせ致します。
以 上