Contract
2024 年3月 14 日
各 位
会 社 名 | ア ン ジ ェ ス 株 式 会 社 | |
代表者名 | 代表取締役社長 | x x x |
(コード:4563 東証グロース) | ||
問合せ先 | 広報・IR グループ | |
当社子会社によるライセンス契約締結並びに
2024 年 12 月期連結業績予想の修正に関するお知らせ
本日当社は、当社子会社の EmendoBio Inc.(以下、「EmendoBio 社」という)が開発したゲノム編集のための OMNI ヌクレアーゼ OMNI-A4 の非独占的使用権について、EmendoBio 社とスウェーデンの Anocca AB(Xxxxxxxxxxxx 00X 000 00 Xxxxxxxxxx, Xxxxxx:代表:Xxxxxx Xxxxxx CEO, Scientific founder 以下、「Anocca 社」という)がライセンス契約を締結することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.ライセンス契約の概要
EmendoBio 社は、ゲノム編集における課題である「オフターゲット効果」を回避できる独自の OMNI- A4 ヌクレアーゼの非独占的使用権を Anocca 社に供与することといたしました。
Anocca 社は、EmendoBio 社が独自に開発した OMNI-A4 ヌクレアーゼを使用し、固形がんにおける細胞の増殖にかかわる KRAS タンパク質の変異を標的とした TCR-T 細胞療法の開発を進めることになります。
当該契約は非独占的ライセンス契約であり、EmendoBio 社としては今後のライセンス活動に自由度を確保する一方、契約一時金、開発マイルストーン等の収益が見込まれ、契約一時金として 50 万 USD、開発マイルストーンとの総額は最大で約 100 百万 USD(145 億円:145 円/1USD としての参考値)となる可能性があります。さらに、製品が販売された場合にはロイヤリティを受け取る可能性があります。
当該契約に関する詳細は、別紙のプレスリリースをご参照ください。
2.契約相手先の概要
(1) | 名称 | Anocca AB |
(2) | 所在地 | Xxxxxxxxxxxx 00X 000 00 Xxxxxxxxxx, Xxxxxx |
(3) | 代表者の役職・氏名 | Xxxxxx Xxxxxx CEO, Scientific founder |
(4) | 事業内容 | バイオテクノロジー |
(5) | 資本金 | 開示の同意を得られていないため記載しておりません |
(6) | 設立 | 2014 年 |
(7) | 大株主及び持株比率 | 開示の同意を得られていないため記載しておりません |
(8) | 当事会社間の関係 | |
資本関係 | 該当事項はありません | |
人的関係 | 該当事項はありません | |
取引関係 | 該当事項はありません | |
関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません |
3.今後の見通し
当該契約に伴い当第2四半期において契約一時金が計上されることから、2024 年 12 月期の当社連結業績予想を以下のとおり修正いたします。
2024 年 12 月期連結業績予想(2024 年1月1日~2024 年 12 月 31 日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 1株当たり当期純利益 | |
前 回 発 表 予 想 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 円 銭 |
530 | △8,500 | △8,500 | △8,700 | △43.84 | |
今 回 発 表 予 想 | 600 | △8,450 | △8,450 | △8,650 | △43.58 |
増 減 額 | 70 | 50 | 50 | 50 | 0.26 |
増 減 率 ( % ) | 13.2 | - | - | - | - |
(ご参考)前期連結実績 2023 年 12 月期 | 152 | △11,967 | △5,651 | △7,437 | △39.29 |
以 上
Anocca AB、XxxxxxXxx から遺伝子編集技術のライセンス供与を受ける
Anocca AB の TCR-T 治療薬の豊富なパイプラインの開発を可能にするテクノロジー
T細胞受容体改変T細胞(TCR-T)細胞治療薬のリーディングカンパニーである Anocca AB(Anocca社)と、ヌクレアーゼ探索及び遺伝子編集治療薬の EmendoBio Inc.(EmendoBio 社)は本日、治療が困難な固形がんに対する Anocca 社の TCR-T 細胞治療薬の豊富なパイプラインの製造と開発を加速するために、EmendoBio 社の新規ヌクレアーゼ OMNI-A4 を使用する非独占的ライセンス契約を締結したと発表しました。
「EmendoBio 社のヌクレアーゼを当社の製造プロセスに組み込むことは、最高品質の細胞治療製品を生み出すという Anocca 社の目標をサポートします。この次世代遺伝子編集システムは、高精度の製造工程で、増え続ける TCR-T 製剤のライブラリーの生産規模を拡大するために必要な精度と効率を提供します。治療が困難な固形がんにおける KRAS ドライバー変異を標的とした初の臨床プログラムに向け、EmendoBio 社と協力して遺伝子編集 TCR-T 細胞療法を開発できることを嬉しく思います」と Anocca 社の CEO 兼共同設立者である Xxxxxx Xxxxxx は述べました。
「この非独占的なライセンス契約は、T細胞治療の分野における重要なマイルストーンとなります。」と EmendoBio 社の取締役 xx xは述べました。「私たちは Anocca 社とともに、遺伝子編集と細胞治 療の可能性を活用し、患者の治療結果に大きな影響を与えるというビジョンを共有しています。私た ちの専門知識を組み合わせることで、治療法開発の新たな道を切り開き、先端医療で可能なことの限 界を押し広げることができます。」
Anocca 社は最近、スウェーデンの規制当局から、北欧で最大規模の細胞治療製造施設の GMP 適合証明と製造ライセンスを取得しました。EmendoBio 社の技術は、Anocca 社の製造能力を強化し、治療困難な癌のxx的な遺伝的要因を標的とした個別化治療を、より多くの患者に迅速に提供するという野心的な目標に向けた基盤を提供します。ライセンス供与された遺伝子編集技術は、EmendoBio 社の細胞治療用に開発された高活性で特異的な独自のヌクレアーゼのポートフォリオの一部です。
Anocca 社と EmendoBio 社の技術革新と科学的卓越性へのコミットメントは、T細胞治療におけるxxなxxの舞台を用意するものです。今回の合意は、バイオテクノロジー分野における共同研究の重要性を強調するだけでなく、世界的な医療成果の向上に対する両社の献身的な取り組みを強化するものです。
EmendoBio 社とは
EmendoBio 社は次世代 CRISPR 遺伝子編集企業であり、独自の技術を駆使して高精度の遺伝子編集を可能にし、ゲノム編集の安全な医療応用の開発に不可欠です。最先端の計算生物学、新規の遺伝子編集戦略、最新のタンパク質工学ツールを活用した EmendoBio 社の新規ヌクレアーゼ探索プラットフォーム「OMNI」は、ゲノムの標的範囲を広げ、ターゲット固有の最適化プラットフォームにより高い効率を維持した高精度の編集を可能にします。また、EmendoBio 社独自の OMNI ヌクレアーゼは、標的遺伝子以外の場所でを切断してしまう「オフターゲット」効果を減らすように設計されています。このようなピンポイントの精度を達成することは、ゲノム編集療法にとって大きな挑戦です。
OMNI プラットフォームの能力は、ゲノム医療とタンパク質工学の深い専門知識とともに、血液学、心臓血管学、眼科学、腫瘍学、その他の疾患領域を含む適応症に取り組む際に、EmendoBio 社に独自の優位性を提供します。
Anocca 社とは
Anocca 社は、固形癌の治療を再定義するために、T細胞受容体改変T細胞(TCR-T)療法のライブラリーを開発する総合バイオ医薬品企業です。Anocca 社独自の技術は、TCR-T の開発を大幅に拡大するように設計されており、最も治療が困難な固形がんに対する免疫系を備え、最も幅広い患者集団に対する治療法の体系的な創出を可能にしています。
Anocca 社は、カスタムソフトウェアエコシステムと社内臨床製造・プロセス開発施設に支えられた高度な研究開発インフラを運営しています。その独自の探索プラットフォームは、プログラム可能なヒト細胞を使ってT細胞免疫を操作し、再現します。