「N-SHIP コミュニティ」参加規約(第 1 版)
「N-SHIP コミュニティ」参加規約(第 1 版)
この規約(以下、「本規約」という)は、株式会社志結舎(以下、「志結舎」という)がコーディネート及び運営・提供する
「コミュニティ」(以下、「本コミュニティ」という)について、「会員」としてこれに参加する者(以下、個人及び法人を問わず「参加者」という)と志結舎との間で、本コミュニティの趣旨を確認するとともに、本コミュニティ実施にともない発生する権利関係について定めることを目的としています。
本コミュニティの趣旨を十分理解のうえ、本コミュニティの各条項について同意することが、入会及び本コミュニティへの参加の要件となりますので、末尾の同意書にサインの上、志結舎に提出してください。
1.(本コミュニティの趣旨)
本コミュニティは、人材育成や組織開発の分野において、それらに関わる企業の人材もしくは個人が、共に交流・協働して新たな課題解決に挑戦することにより、会員相互が様々な学びや知見を得るとともに、本コミュニティで得られた人的ネットワークによる実際の活動を通じて、社会貢献をすることを目的としています。
本コミュニティに参加することそれ自体が新たな価値の創生であり、会員は本コミュニティを通じて社会課題や人材育成・組織開発における知見に触れ、相互に貢献・成長し合うことができます。
2.(既存の知的財産権について)
(1)本コミュニティに関連して、志結舎、参加者又は参加者以外の第三者(個人及び法人を問わない)から提供するドキュメント、ツール、機器やプログラム、図、ノウハウ、その他の既存の知的財産権は、それらを提供した志結舎、参加者、又は当該第三者にその権利が帰属します(志結舎が第三者からライセンスを受けている場合も含む)。
(2)本コミュニティでは、本コミュニティで提供された本項(1)の既存の知的財産権を侵害する行為を禁じます。
(3)会員の行為が本項(2)に規定する禁止行為に該当すると志結舎が判断した場合には、当該会員を退会処分とします。
3.(成果物の取扱いと禁止事項)
(1)本コミュニティでは、本コミュニティ内における参加者相互の交流・協働に重きをおいています。そのため、本コミュニティ内での交流過程及び実際の活動を通じて発生したあらゆる成果は、志結舎が運営・提供する本コミュニティの場におい て、参加者が他の参加者や企業から提供された様々な学びや知見を得た結果、発生した成果であると考えます。
(2)そのため、本コミュニティでの交流過程ないし活動過程で、参加者が新規に作成した文書、スケッチ、図、3Dデータ、 CGデータ、写真、音声、動画、ソフトウェア、ハードウェアのプロトタイプその他一切のもの(著作権、発明、アイデア、 ノウハウ、コンセプト等を含むがこれらに限定されないものとし、以下、「成果物」という)に係る知的財産xxの一切の権利については、原則として、参加者個々人には帰属せず、本コミュニティを運営・提供する志結舎に帰属し、志結舎がこれを管理します。もっとも、これは志結舎が、参加者相互の積極的な交流・協働により発生した成果物を独占する趣旨ではなく、本コミュニティにおいて、2者以上の参加者らが合意に基づき当該成果物を文書化した場合には、志結舎は、当該成果物の権利帰属に関する協議に参加する等、仲裁的な関与をすることで、成果物に係る紛争を防止 し、円滑な権利化を促します。
(3)本コミュニティは、社会課題や人材育成・組織開発における知見に触れ、社会貢献をすることを目的としていますから、参加者は、成果物について、当該参加者が属する企業内における人材育成・組織開発という目的の範囲内で、無償で、自由にそれらを「利用」(企業内での使用や複製、保存、改変、派生物の作成を含む、以下同じ。)することができます。ただし、成果物に関し、志結舎の事前の承諾なく、以下の行為をすることを禁じます。
① 当該参加者が属する企業外において、成果物を利用すること。
② 成果物を企業内で利用するにとどまらず、上映・公衆送信等を行い媒体を問わず「公表」(新聞、雑誌、ウェブメディア等へ掲載させることも含む。)すること。
③ 当該参加者が属する企業以外の、個人または第三者に対し成果物を利用させ又は発展させること。
➃ 成果物を、特許権、実用新案権(特許権及び実用新案権を受ける権利を含む)、意匠権、著作権(著作xx27条及び28条に定める権利を含む)等、知的財産権の対象となるべき発明、考案、創作又は著作とし て、これを権利化すること。
⑤ 成果物を、参加者個人又は当該参加者が属する企業のサービスとして商品化すること。
(4)本コミュニティは、会員相互が様々な学びや知見を得るとともに、コミュニティで得られた人的ネットワークによる実際の活動を通じて、相互に貢献・成長し合うことを目的としており、志結舎は、本コミュニティ内における会員相互のネットワーク作りを支援・促進します。
会員相互の自発的なネットワーク作りは無償で行うものとします。ただし、会員又は当該会員が属する企業からの具体的な依頼があれば、「志結舎」はビジネス上のニーズに合った他の会員や企業を有償で紹介します。
本コミュニティ内で、他の会員に対する勧誘行為や営業行為その他ビジネス上の働きかけの一切が禁じられるわけではありませんが、他の会員や当該会員が属する企業の利益を一方的に害することのないよう、本コミュニティの目的の範囲内の活動にとどめてください。
(5)本コミュニティにおいては、その方法の如何を問わず、誹謗中傷、名誉棄損その他の違法・不当な行為を禁じます。
(6)本コミュニティで提供された、文書、写真、動画等の志結舎、参加者又は参加者以外の第三者(個人及び法人を問わない)に権利が帰属する著作権・肖像権その他の権利を侵害する行為を禁じます。
(7)志結舎が運営・提供する交流会・勉強会・会議その他の空間において、志結舎の事前の承諾なく、これを撮影・録画する行為や本コミュニティ外部へ公表・公開する行為を禁じます。
(8)会員の行為が本項(3)~(7)に規定する禁止行為に該当すると「志結舎」が判断した場合には、当該会員を退会処分とします。
4.(秘密の保持)
(1)本規約において「秘密情報」とは、文書および音声、電子メール、映像、電子記憶媒体、その他形式を問わず、参加者が本コミュニティ内で他の参加者に開示する全ての情報で、開示の際に秘密である旨の明示されたものをいいます。
(2)参加者は、本コミュニティに参加する他の参加者から開示された、参加者及び当該参加者が属する企業の秘密情報を秘密として保持し、当該開示者の書面による事前の承諾なくして、これを第三者に開示し、漏洩してはなりません。但し、次のいずれかに該当するものについては、この限りではありません。
① 本規約に基づく開示の際、既に公知の事実となっているもの。
② 本規約に基づく開示後、参加者の責に帰しえない事由により、公知となったもの。
③ 本規約に基づく開示の際、参加者が既に所有し、且つ開示者から直接若しくは間接に知り得たものではないことを証明し得るもの。
➃ 本規約に基づく開示の後、参加者が守秘義務を負う事なく正当な権限を有する第三者から適法に開示されたもの。
⑤ 本規約に基づく開示の後、開示者の秘密情報を使用する事なく独自に開発したもの。
⑥ 法令または政府機関等の要請に基づき開示されるもの。但し、この場合、参加者は開示に先立って、開示者に対し相当な通知を行わなければなりません。
(3)参加者は、秘密情報を、開示者の書面による事前の承諾なくして、本コミュニティの目的以外に利用してはなりません。
(4)参加者は、秘密情報が不要となった場合、若しくは開示者から返還請求を受けた場合、または本コミュニティを退会した場合は、速やかに開示者の指示に従い、当該秘密情報に関する全ての書面、媒体、それらの加工品(複写物・複製物を含む)を開示者に返還しなければなりません。ただし、返還が不可能または困難な場合には、開示者の指示に従い、消去または破棄し、当該証明書を開示者に交付するものとします。
(5)会員の行為が本項(2)(3)(4)に規定する禁止行為に該当すると志結舎が判断した場合には、当該会員を退会処分とします。
5.(論文等の公表)
(1)参加者は、本コミュニティの成果物について、発表又は公開若しくは公表(以下、「学術発表」という)を行うことができ
ます。ただし、学術発表は、以下の各号に定めるところに従い行われるものとします。
① 参加者は、秘密情報についての秘密保持の義務を遵守した上で、学術発表を行うものとします。
② 参加者は、志結舎に対して、学術発表の予定日前の 20 日前までに書面にてその内容を付して通知するものとします。志結舎は、予定されている当該学術発表の内容に秘密情報が含まれていると判断したときは、その該当する部分について、発表者と合意の上、合理的な内容修正を求めることができるものとします。
③ 参加者は、学術発表を行う際、成果物が、本コミュニティで得られたものである旨を表示するものとします。その表示の方法及び内容については、「参加者」は「志結舎」の指定に応じるものとします。
➃ 参加者は、本コミュニティからの退会後も、成果物を発表する場合は本項を遵守するものとします。
(2)会員の行為が本項(1)に規定する禁止行為に該当すると志結舎が判断した場合には、当該会員を退会処分とします。
6.(個人情報等の取扱い)―プライバシーポリシー―
志結舎は「個人情報の保護と活用」の重要性を認識し、業務上取扱う参加者の個人情報について関係法令を遵守します。その上で、本方針に従い、適切な運用および管理に努めます。
(1)個人情報の取得と利用について
志結舎は、適正かつ適切な方法で参加者の個人情報を取得し、不正な収集は行ないません。 志結舎は、 個人情報を収集する際に利用目的を通知または明示し、 その範囲内で利用します。
(2)個人情報の第三者提供について
志結舎は、次の場合を除き、参加者の個人情報を第三者に提供することはしません。
① 本人の同意を得ている場合。
② 志結舎及び業務委託先に必要な情報を提供する場合。
③ 法令に基づく場合。
➃ 参加者の生命、身体または財産の保護のために必要な場合。
⑤ 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要な場合。
⑥ 国の機関、地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する場合。
(3)個人情報の管理について
志結舎は、個人情報の正確性を保ち、破壊・漏洩・改ざんの防止などの安全管理に万全を尽くします。
(4)個人情報の開示・訂正・利用停止・消去について
志結舎は、参加者から自己の個人情報について、開示・訂正・削除・利用停止・消去等を求められた場合、参加者が個人情報のご本人であることを確認したうえで、個人情報保護法に従い適切に対応します。
(5)実施風景にかかる肖像権放棄について
志結舎は、本コミュニティ及び志結舎が運営・提供する交流会・勉強会・会議その他の空間における活動の実施風景について、写真やビデオ等撮影し、当該映像等や成果物について、本活動の促進のため、善良な判断を持って広報や商業目的のために利用し、参加者の事前の承諾を得ることなく、これを公表することができるものとします。参加者は、志結舎に対し、右目的における撮影および利用・公表に同意し、肖像権その他の権利を放棄します。
(6)個人情報保護方針の変更について
本項の個人情報保護方針(プライバシーポリシー)の内容は、必要に応じて予告なく変更することがあります。
7.(反社会的勢力の排除)
(1)本規約において「暴力団」とは、その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいいます。
(2)本規約において「反社会的勢力」とは、次の各号のいずれかに該当する者をいいます。
① 暴力団及びその関係団体
② 暴力団及びその関係団体の構成員
③ 総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団その他これらに類する団体または個人
➃ 自ら又は第三者をして暴力、威迫、詐欺、名誉棄損その他の違法若しくは不当な手法を駆使して、経済的利益を追求し、又は相手方の事業運営に支障をきたす行為を行う団体又は個人
⑤ 全各号所定の団体又は個人と関係を有することを示唆して違法若しくは不当な要求を行い、経済的利益を追求する団体又は個人
⑥ その他前各号所定の団体又は個人に準ずる者
(3)志結舎及び参加者は、本規約に同意した時から本規約の有効期間中、相手方に対し、次に掲げる事項を表明し、かつ、保証します。
① 自らが反社会的勢力でないこと。
② 反社会的勢力との間において、取引、利用、交際その他何らの関係もないこと。
③ 取締役、執行役その他の自らの経営に実質的に関与する者が反社会的勢力でないこと及びそれらの者が反社会的勢力と何らの関係もないこと。
➃ 株主、出資者又は融資者であって自らの経営を実質的に支配する者が反社会的勢力でないこと及びそれらの者が反社会勢力と何らの関係もないこと。
(4)志結舎及び参加者は、本項(3)の規定に違反する事実を発見した場合には、直ちにその旨を相手方に通知しなければなりません。
(5)会員の行為が本項(3)(4)に規定する禁止行為に該当すると志結舎が判断した場合には、当該会員を退会処分とします。
8.(会員費および会員特典)
本コミュニティ参加にかかる会員費および会員特典のシステムの詳細については、別紙「会員費および特典に関する細則」によるものとし、本規約への同意をもって、別紙細則が適用されます。別紙細則の内容は、志結舎の判断により、修正または変更される場合があります。
9.(本コミュニティ会員サイト利用のためのコミュニティキーコード及びアカウント情報の取扱い)
(1)会員は、入会時に志結舎より通知されたコミュニティ会員サイトのコミュニティキーコード(以下、「コミュニティキーコード」という)並びに会員本人のアカウントのユーザー名およびパスワードを、自己の責任において、適切に管理するものとします。
(2)会員は、いかなる場合にも、コミュニティキーコードを第三者に開示すること、または、ユーザー名およびパスワードを第三者に譲渡または貸与し、もしくは第三者と共用することはできません。
(3)志結舎は、ログインされたユーザー名とパスワードの組み合わせが入会時に登録した会員情報と一致する場合には、そのユーザー名で登録している会員自身による利用として扱い、会員以外の者による不正ログインがあったとしても志結舎はその責任を負いません。
(4)会員は、退会時、通知されたコミュニティキーコードを速やかに破棄するものとします。
(5)コミュニティキーコード並びにユーザー名およびパスワードが第三者または退会後の元会員等によって不正に使用されたことによって損害が生じた場合であっても、志結舎は一切の責任を負わないものとします。
10.(退会)
(1)会員は、志結舎の定める退会手続により、任意に本コミュニティから退会できるものとします。
(2)本規約及び別紙の細則が定める禁止行為に会員が違反した場合、志結舎の判断により、退会処分とします。その場合、退会処分となった会員は、志結舎の定める退会手続きに応じます。
11.(中止、中断)
志結舎は、天災その他の原因で、本活動の運営上やむを得ない場合には、本コミュニティによる交流や活動を中止、中断または内容を変更することができるものとします。
12.(準拠法・裁判管轄)
(1)本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
(2)本コミュニティに関して紛争が生じた場合には、志結舎の本店所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。
13.(有効期間)
本規約の有効期間は、本コミュニティへの入会から退会までの期間とします。但し、本規約3.成果物の権利の取り扱い、同4.の秘密情報の取り扱い、同5.学術発表等に関する取り扱い、同9.本コミュニティ会員サイト利用のためのコミュニティキーコードおよびアカウント情報の取扱いについては、本規約終了後も、それぞれ指定された期間や権利有効期間が終了するまで、その効果が存続するものとします。
附則
この規約は、2022 年3月 1 日から施行する。
以 上