IBM Cloud Garage with Watson
サ ービス記述書
IBM Cloud Garage with Xxxxxx
本「サービス記述書」は IBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、契約を結ぶ当事者、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受領者を意味します。適用される「見積書」および「証書 (PoE)」は、別途「取引文書」として提供されます。
クラウド・サービス
IBM は、以下のリモートから実施されるサービスを提供します。本「サービス記述書」において、これらを「クラウド・サービス」といいます。すべてのサービスは、別途記載がある場合を除き、IBM の所在地で提供されます。本契約で別途定義されていない鍵括弧付きの用語は、第 6 条で定義されています。
IBM Cloud Garage Design Thinking Workshop with Xxxxxx
本「クラウド・サービス」は、Design Thinking ワークショップにおいて、お客様のビジネス上の問題/ユース・ケースを検討します。この評価に応じて、IBM Watson AI Services およびその他の IBM ソリューションを活用したアプリケーションの構築を別途検討することができます。
本「クラウド・サービス」では、お客様は以下を提供する必要があります。
ワークショップに参加する部門横断的チーム
アイデアまたは「ユース・ケース」
本「クラウド・サービス」の間、IBM は、IBM Cloud Garage および IBM Watson Expert and Delivery Services のリソースで構成された共同プロジェクト実行チームを活用する IBM Design Thinking ワークショップを実施します。IBM Design Thinking ワークショップには、1 週間 (最大 5 日) 最大 3 名が含まれますが、これは IBM Cloud Garage またはその他の IBM 所在地における最大 96 人時間の提供ということを意味します。IBM Design Thinking ワークショップの「ユース・ケース」は、ワークショップ開始前に、お客様と IBM チームの間で協議して定義されます。
ハンズオン・ワークショップの間、IBM は、お客様が問題およびオポチュニティーまたはそのいずれかに関するステートメントについて、ならびに提供される背景資料や背景情報に関連する最大 3 名の関連ターゲット・ユーザーについて調査できるよう支援します。IBM は、IBM Design Thinking の概念と方法を適用して意図されたユーザー中心の成果を設計し、その成果を裏付けるための IBM Watson コグニティブ機能をマッピングすることで、ワークショップを促進します。
関連アクティビティーには以下が含まれる場合があります。
ユーザーの課題の特定
ユーザーの「モデル・ユーザー」の定義
ソリューション・ブレーンストーミング
仮説および実験の特定
Minimum Viable Product (MVP) の定義
IBM Cloud をソリューションのプラットフォームとして使用した、ハイブリッド・クラウド・アーキテクチャーおよび潜在的な統合ポイントを含む、テクニカル「ソリューション・アーキテクチャー」の調査
該当する場合、ワイヤーフレームを使用した概念デザインの作成
「クラウド・サービス」の成果は、1 つの Minimum Viable Product (MVP) プロジェクト定義、MVP を達成するための 1 つの「開発ロードマップ」、お客様が MVP を達成するために使用する関連した Watson Services の特定になります。
IBM Cloud Garage MVP Build-up with Xxxxxx
本「クラウド・サービス」は、IBM Cloud Garage またはその他の IBM 所在地で 1 週間にわたり IBM Cloud Garage および Watson Expert and Delivery Services 共同プロジェクト実行チームを提供して、IBM Cloud 上で Minimum Viable Product (MVP) を迅速に構築または拡張するものです。この IBM チームは以下の役割で構成され、それぞれの役割について必要な取り組みレベルは MVP について定義された適用範囲に基づいて IBM が決定します。
IBM Cloud の開発コンサルティングを提供することでお客様を支援することを目的に、プログラマーとして二人一組でお客様の開発者と作業する「IBM 開発者」(複数可)
「ユーザー・エクスペリエンス・デザイン」/ビジュアル・デザイン・コンサルティングを提供することでお客様を支援する「IBM デザイナー」
IBM Cloud 開発製品シニア・コンサルティングを提供することでお客様を支援する「IBM テクニカル・リード」
お客様のビジネス・ニーズをカスタマイズされた「IBM ソリューション」に変換するための「IBM ソリューション・アーキテクト」
Watson Service (複数可) をトレーニングするためにお客様の SME と協力する「IBM コグニティブ・エンジニア」
本「クラウド・サービス」が MVP 開発プロジェクトの第 1 週目に実施される場合、「インセプション」アクティビティーを実施し、その実施において、IBM Cloud Garage プロジェクト実行チームとお客様は、MVP アプリケーションの適用範囲を絞り込む「ユーザー・ストーリー」の優先リストについて合意します。この「ユーザー・ストーリー」のリストはチーム・リポジトリー・ツールに取り込まれます。「ユーザー・ストーリー」の優先順位は、IBM Cloud Garage Team と相談して、お客様の「製品オーナー」により、チーム・リポジトリー・ツール内で定期的にレビューと保守が行われます。
IBM Cloud Garage MVP Build-Up の成果物は、IBM Cloud で提供された、相互合意の一連の「ユーザー・ストーリー」とアプリケーション作成物になります。
コンテンツおよびデータ保護
お客様は、「EU 一般データ保護規則 (GDPR)」の対象となるお客様個人データを、IBM Cloud Garage Design Thinking Workshop with Xxxxxx の取引において IBM に提供しないものとします。
変更が生じた場合には、お客様は書面により IBM へ通知するものとし、xxxx://xxx.xxx/xxx にある IBM の「データ処理補足契約書」(DPA) が、本契約に適用され、本契約を補足します。さらに、IBM およびお客様は、「DPA 別表」(DPA の記載のとおり) に同意します。「DPA 別表」および該当する場合にはカスタム・サービスの DPA に対する修正が本取引に適用されます。
IBM Cloud Garage MVP Build-up with Xxxxxx が含まれる取引について、現行の EU 一般データ保護規則がお客様から提供される個人データに適用される場合に、その適用範囲に限り、xxxx://xxx.xxx/xxx にある IBM の「データ処理補足契約書」(DPA) および付随する「DPA 別表」が本契約に適用され、本契約を補足します。
エンタイトルメントおよび課金情報
課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
「エンゲージメント」は、サービスを取得する際の課金単位です。「エンゲージメント」は、「クラウド・サービス」に関連するプロフェッショナル・サービス、研修サービスまたはその両方のサービスで構成されます。それぞれの「エンゲージメント」をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
リモート・サービス料金
リモート・サービスの料金は、かかるリモート・サービスの「取引文書」に記載された料金で請求され、リモート・サービスが使用されたか否かにかかわらず、購入から 90 日後に満了となります。
請求頻度
選択された請求頻度に基づき、IBM は請求頻度期間の開始時点で支払い期日の到来している料金をお客様に請求します。ただし、後払いとして請求される種類の使用料金および超過料金は除きます。
追加条件
共通事項
お客様は、IBM が広報活動またはマーケティングのコミュニケーションにおいて、お客様を「クラウド・サービス」の利用者として公に言及できることに同意します。
お客様は、IBM が IBM の製品やサービスを拡張するよう提案できます (以下「フィードバック」といいます。)。お客様には「フィードバック」を提供する義務はなく、IBM はお客様が提供するすべての「フィードバック」を自由に使用できます。
成果物
お客様に引き渡される品目は、「プロジェクト資料」になります。「プロジェクト資料」はソフト・コピー形式で提供されます。
お客様は、「プロジェクト資料」の著作権を有します。
許諾されるライセンス
既存資料に対するライセンス
「既存資料」が「プロジェクト資料」に組み込まれているか、または本「サービス記述書」に基づいてお客様に納入される品目に組み込まれている限りにおいて、IBM は、「既存ライセンス資料」ではない「既存資料」について、使用、実行、複製、表示、実演および二次的著作物作成のための取り消し不能 ( お客様の支払い義務を条件とします) で非独占的な全世界にわたる使用権をお客様に許諾します。
定義
コンテンツ –「コンテンツ」は、お客様もしくは IBM またはその許可ユーザーが、「クラウド・サービス」に、提供、アクセスを承認、または入力する、すべてのデータ、ソフトウェアおよび情報で構成されます (それぞれ「お客様のコンテンツ」および「IBM のコンテンツ」といいます)。「コンテンツ」には、本「サービス記述書」に基づき、IBM Watson と共に当該資料を使用することを目的として、お客様もしくは IBM、またはそれらの代理人により提供されるデータ、データベース、コンテンツ・コーパス、辞書、質疑応答、およびその他アノテーション付トレーニング・データまたはその他情報が含まれますが、これらに限定されません。明確化のために付言すれば、一方当事者の「コンテンツ」には、一般に利用可能なコンテンツや他方当事者の「コンテンツ」は含まれません。各当事者の「関連コンテンツ」とは、当該当事者から提供されたか、または本「サービス記述書」に基づいて作成されたかにかかわらず、当該当事者の「コンテンツ」のみから作成され、当該当事者の「コンテンツ」を IBM Watson に取り込むために使用されるメタデータ、オントロジー、分類法、組織、構造、スキーマ、またはナレッジ・グラフ・インスタンスをいいます。「サービス記述書」に基づいて作成された「関連コンテンツ」は、お客様には納入されません。
開発ロードマップ – ソリューションを実装するために、および懸念事項の領域に対処するために、またはそのいずれかのために必要なものごとを記述した大まかな開発タスクのセット、ならびに詳細な開発計画の作成にインプットとして使用される関連する相互依存性。
既存資料 – 本「サービス記述書」のもとでお客様に納入されるもしくはアクセスが提供される (またはその両方)「IBM のコンテンツ」およびその他品目ではあるが、新たに創作されたのではない著作物、ならびに本「サービス記述書」のもとで当該著作物または品目に対して行われた改変または拡張をいいます。「既存資料」には、別の使用許諾契約またはクラウド・サブスクリプション契約が適用されるもの (以下「既存ライセンス資料」といいます。) があります。「既存ライセンス資料」の例には、Watson Enhancements ならびに「IBM のコンテンツ」および IBM の「関連コンテンツ」も含めた IBM Watson があります。IBM は、「既存資料」の独占的な所有者です。「既存資料」には、本「クラウド・サービス」の納入品目に行われた改変または拡張が含まれます。
IBM Cloud – IBM Cloud は、お客様が Watson Developer Cloud サービスを用いて開発したアプリケーションを導入する先となる、クラウド・プラットフォームです。
IBM Design Thinking – IBM Design Thinking は、エンタープライズの速度と範囲で複数のチームがよりよいユーザーの成果を理解し、提供するための枠組みです。IBM Design Thinking の使用は、ユーザーの成果への重点、部門横断的チーム、および絶え間ない改革の精神をもって開始します。IBM は、強力な行動モデルと主なプラクティス・セットにおいてこれらのピースを合わせて、非常に複雑なプロジェクトにまでデザイン思考を拡張してきました。
IBM Watson – 自然言語処理、テキスト、信号および画像処理、機械学習テクノロジーを使用したコグニティブ・システム・プラットフォーム、またはデータおよびコンテンツの分析および処理のためのその他のコグニティブ能力で構成される IBM のコンピューター・システムです。例を挙げると、IBM Watson には、IBM Watson コーパス、IBM Watson モデル、IBM Watson アルゴリズム、アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) および関連するソフトウェア、サービスおよびツール、ならびに前記に対する二次的著作物、改変または拡張が含まれます。本「クラウド・サービス」において、クラウド・サービスとして提供される IBM Watson のサブセットである、IBM ブランドのオファリングには、以下が含まれますが、これに限定されません。IBM Watson Assistant、IBM Watson Discovery、IBM Watson Knowledge Studio、IBM Watson Studio、IBM Watson Knowledge Catalog、および Watson Machine Learning。
ユーザー・モデル – エンタープライズ内のビジネス・プロセスに関連する特定の役割セットにおいて役割を果たす個人の典型的な記述。これらは、アクターまたはターゲット・ユーザーとしても知られています。この記述は、提供されたビジネス・プロセスに関与する個人の本質を表現したものになります。この本質には、次のようなトピックが含まれます。ビジネス上の責任の範囲および目的、それぞれの作業モード (例: 事務所での作業、出張)。
プロジェクト資料 – 本「サービス記述書」に基づいて、IBM がお客様のために創作し、お客様に納入した著作物をいいます。「プロジェクト資料」には「既存資料」は含まれません。
ソリューション・アーキテクチャー – エンタープライズ向けに区別された、重点を絞ったビジネス運用またはビジネス・アクティビティーをサポートする、IT コンポーネントの構造、相互作用および要件に関する記述。
ユース・ケース – 一般的にアクターとシステムの間の、意図された成果を達成するための一連の対策、イベント、またはステップ。アクターは、人間またはその他の外部システムになります。
サ ービス記述書
データ処理補足契約書別表
このデータ処理補足契約書別表 (以下「DPA 別表」といいます。) は、以下のサービスに対する DPA の詳細を規定するものです。
IBM Cloud Garage MVP Build-up with Xxxxxx
処理
IBM は、SD 等に記載され、かつ本 DPA 別表で補足される内容に基づき「サービス」のために「お客様個人データ」を処理します。
処理活動
「お客様個人データ」に関する処理活動は以下の通りとします。
結合 (Combines)
削除 (Deletes)
非表示 (Hides)
不明瞭化 (Obscures)
構文解析 (Parses)
読み取り (Reads)
受領 (Receives)
送信 (Sends)
共有 (Shares)
保存 (Stores)
変換 (Transforms)
更新 (Update)
お客様個人データ
データ主体カテゴリー
お客様の従業員 (パートタイム従業員、臨時雇用者、xxxxxx、赴任者 (xxxxx)、研修員、退職者、内定者および応募者を含みます。)
お客様子会社・関連会社の従業員 (パートタイム従業員、臨時雇用者、ボランティア、赴任者 (アサイニー)、研修員、退職者、内定者および応募者を含みます。)
お客様の (見込み) 顧客 (これら (見込み) 顧客が個人の場合)
お客様のビジネス・パートナー (これらビジネス・パートナーが個人の場合)
お客様への訪問者
お客様の購買取引先および従契約者 (これらが個人の場合)
お客様の代理人、コンサルタントおよびその他の専門家 (業務委託先)
上記に列記された情報は、「サービス」提供において一般的に処理される可能性のある「データ主体カテゴリー」のリストです。
お客様は、「サービス」の性質により、IBM が上記の「データ主体カテゴリー」を確認または維持管理できないことを了承するものとします。したがって、お客様は、上記リストに対する必要な変更について、電子メールにて IBM に通知するものとします。IBM は、上記に記載されたすべての「データ主体」の「個人データ」を TD に従い処理します。「データ主体カテゴリー」の変更により両当事者が合意した「処理」方法に変更が生じる場合、お客様は DPA に従い IBM に追加の指示を提供するものとします。
個人データの種類および個人データの特殊カテゴリー
個人データの種類
次のリストは、「サービス」提供において一般的に処理される可能性のある「お客様個人データ」の「種類」です。
個人の能力と資格
職業または雇用に関する情報
個人の特徴
意見
個人の嗜好および関心
個人の習慣および活動
行動
消費リソース
個人の身分
個人
オンライン・アクセスおよび認証資格情報
オンライン接続およびネットワーク接続データ
オンライン ID
個人名
テクノロジー ID
特殊カテゴリーの個人データ
次のリストは、「サービス」提供において一般的に処理される可能性のある「特殊カテゴリー」の「お客様個人データ」です。
該当なし
共通事項
上記の第 2.2.1 項および第 2.2.2 項のリストは、「サービス」提供において一般的に処理される可能性のある「お客様個人データ」の「種類」および「特殊カテゴリー」の「お客様個人データ」です。
お客様は、「サービス」の性質により IBM が上記の「お客様個人データ」の「種類」および「特殊カテゴリー」の「お客様個人データ」を確認または維持管理できないことを了承するものとします。したがって、お客様は、上記リストに対する必要な変更について、電子メールにて IBM に通知するものとします。IBM は、すべての「種類」の「お客様個人データ」および「特殊カテゴリー」の「お客様個人データ」すべてを本契約に従い処理します。「お客様個人データ」の「種類」および「特殊カテゴリー」の「お客様個人データ」の変更に伴い両当事者が合意した「処理」方法に変更が生じる場合、お客様は DPA に従い IBM に追加の指示を提供するものとします。
技術的および組織的措置と当事者の責任分担
「サービス」に適用される、各当事者の責任分担を含む技術的および組織的措置 (以下「TOMs」といいます。) は、プロジェクトの開始時に決定するものとします。
「お客様は、上記に記載の、または適用されるデータ保護法によって必要とされる範囲内において、適切な TOMs を導入・履行する義務があることを確認します。」
お客様個人データの削除および返却
お客様は、「サービス」が終了または解約されるまでの間、「お客様個人データ」を削除または複製することができます。IBM は「サービス」の終了時にすべての「お客様個人データ」を削除します。
各国間データ移転
該当なし
データ・プライバシー・オフィサーその他の管理者
お客様は、お客様のデータ・プライバシー・オフィサーおよび他の各「管理者」(他の「管理者」のデータ・プライバシー・オフィサーを含みます。) に関する完全、正確かつ最新の情報を電子メールにて提供する責任を負います。
IBM のプライバシーに関する窓口
IBM のプライバシーに関する窓口は、XXX.Xxxx.xxxxxxx@xx.xxx.xxx です。
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