(TEL 058 - 293 - 0007 )
平成20 年1 月23 日
各 位
会 社 名 株式会社KVK
代 表 者 名 代表取締役社長 xx xx
(コード番号 6484)
問い合わせ先 企画経理部長 xx xx
(TEL 058 - 293 - 0007 )
事業の譲受け契約締結のお知らせ
当社は、平成19 年12 月20 日付で開示いたしました「事業の譲受けに関する基本合意書締結のお知らせ」に基づき協議を進めてまいりましたが、本日開催の取締役会において、平成20 年3月1日(予定)をもって株式会社xxx合金製作所およびその関連会社の株式会社タツタマ、有限会社ロイヤル興産(以下総称して「MYM」という)の事業譲受けを内容とする契約を締結することを決議し、本契約締結を完了したとともに、本契約締結に伴い譲受け資産、負債の項目および日程の概要が確定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.事業譲受けの理由
当社は、創業以来給排水金具の製造販売の専業メーカーとして事業を展開してまいりました。
当社を取り巻く経営環境は、原材料高と熾烈な価格競争のなか新設住宅着工戸数が伸び悩むものの、高機能・高付加価値な商品に対するお客様ニーズの高まりとともに、リフォーム需要がxxな市場として期待され、当社では、将来にわたり、持続的成長を遂げ市場競争を勝ち抜くため、原価低減・生産性の向上によるコスト競争力の強化に加え、多様化するお客様のニーズをスピーディーかつ的確に把握し商品化につなげ、強固な経営基盤の構築に取り組んでまいりました。
一方、同業のMYMは、このような状況下、単独での事業継続が困難になることを予測し、事業の存続に向け様々な選択肢を検討し、再生に向けた取り組みを模索しておりました。
今回、双方の利害が一致し、MYMの強みであるシングルレバー式混合栓・継手事業の一部譲受けにより、当社は新顧客基盤の取り込みによる販路拡大をはじめ、アフターサービス体制の集約化に伴うサービスの向上、商品の統廃合・生産の効率化による生産・調達コストの削減、製造ノウハウ・コア技術の付加による商品開発 力の強化など競争力強化と事業の拡大が図れ、収益の改善が実現できるものと判断し譲受けることといたしま した。
さらに、雇用、商品の安定供給といった視点から地場産業の一つである水栓金具事業の活性化、地域経済の発展につながるものと考えております。
2.事業の譲受けの内容
(1)譲受け事業の内容 給排水金具・継手の一部の製造および販売
(2)譲受け資産、負債の項目
事業譲受け日において対象事業の遂行に必要な次の資産および負債の一部を承継することを予定しております。
【譲受け資産】
〔株式会社xxx合金製作所〕
①現預金
②受取手形および売掛金(ただし、事業譲受け日において当社が株式会社xxx合金製作所の取引先と新たに取引契約を締結済みか、または締結が見込まれる当該取引先に関するもの)
③その他の短期金銭債権(ただし、当社が必要と認めたもの)
④在庫(原材料、製品、部品、仕掛品)(ただし、当社が必要と認めたもの)
⑤機械設備 富加工場所在の施設および設備の一切(鋳造機械および自動倉庫を除く)並びにxx工場所在の当社が必要と認めたもの
⑥不動産 富加工場およびその関連施設の土地および建物並びに社員寮施設の土地および建物
⑦知的財産権 事業に関係する特許権、実用新案権、意匠権、商標権など
〔株式会社タツタマ〕
①現預金
②在庫(原材料、製品、部品、仕掛品)(ただし、当社が必要と認めたもの)
③機械設備(ただし、当社が必要と認めたもの)
〔有限会社ロイヤル興産〕
①現預金
【譲受け負債】
MYMについて、事業譲受け日において既に発生している、買掛金、支払手形、未払金、未払費用など日常的に発生する金銭債務(MYM相互間のもの、労働契約上の債務、租税債務および銀行などの金融機関の借入債務を除く。)を原則として全て譲受ける予定であります。
(3)譲受け価額および決済方法
①譲受け価額
平成20 年2月29 日時点の譲受け資産の時価合計額から譲受け負債の時価合計額を控除した金額に、別途協議して合意する調整額を加減した後の金額を予定しております。
②決済方法
x受け資金は、主要取引銀行からの借入金により対応する予定ですが、現時点では決定しておりません。
3.日程
平成19 年12 月20 日 基本合意書締結
平成20 年 1月23 日 事業譲受け契約締結
平成20 年 2月20 日(予定) 事業譲受け承認臨時株主総会平成20 年 3月 1日(予定) 事業譲受け期日
4.今後の見通し
事業譲受けの資産・負債の金額、譲受け価額および決済方法、会計処理の概要など諸条件につきましては、現在精査中で、その詳細および当社の業績に与える影響につきましては、確定次第、速やかに公表いたします。
以上