Weather Company Data Packages
サービス記述書
Weather Company Data Packages
本「サービス記述書(SD)」はIBM がお客様に提供する「クラウド・サービス」について規定するものです。お客様とは、契約を結ぶ当事者、その許可ユーザーおよび「クラウド・サービス」の受領者を意味します。適用される「見積書」および「証書 (以下「PoE」といいます。)」は、別個の「取引文書」として提供されます。
1. クラウド・サービス
このIBM Cloud Service for Weather Company Data Packages (「クラウド・サービス」) では、お客様が
「データ」を受け取ることを可能にするアプリケーション・プログラム・インターフェース (API) を使用します。「データ」とは、本 SD に記載されたとおり、「クラウド・サービス」により提供される、過去の気象データおよび予報される気象データ (予報、天気図、注意報・警報および図表を含みますが、これらに限定されません。) をいいます。
1.1 Weather Company Data – Core
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
2 日間の時系列予報 | 現在から向こう 48 時間における 1 時間ごとの予報。 | 世界共通 | JSON |
日々の予報 | 日中と夜の区分に対して行う、今日から向こう 3 日間、5 日間、7 日間 および 10 日間の予報。 (期間が短いほど、少ないペイロードを返します。) この予報には、予報に関する説明の文字列 (最大 256 文字) が含まれ、場所に対する適切な計測単位を備え、要求された言語で表示されます。 | 世界共通 | JSON |
1 日の予報 (朝、昼、晩、深夜) | 朝、昼、晩、深夜の区分に対して行う、今日から向こう 3 日間、5 日間、7 日間 および 10 日間の予報。(期間が短いほど、少ないペイロードを返します。) この予報には、予報に関する説明の文字列 (最大 256 文字) が含まれ、場所に対する適切な計測単位を備え、要求された言語で表示されます。 | 世界共通 | JSON |
地点観測 | アメリカの METAR と SYNOP の観測装置から集められる気象観測データ (気温、風向風速、湿度、気圧、露点温度、視程、紫外線指数)。それらに加えて Sensible Weather (天気) の表現 や、それに対応したアイコン。 | 世界共通 | JSON |
過去 24 時間の観測データ | 気象観測地点からの過去 24 時間の気象観測データ。 | 世界共通 | JSON |
気象警報 – ヘッドライン & 詳細(米国、カナダ、欧州) | 要求された言語による、政府発行 (米国、カナダおよび欧州) の警報のヘッドラインおよび詳細。 | 米国、カナダ、欧州 | JSON |
ロケーション・マッピング・サービス | 郵便番号、地域コード、市町村、国際国家、地域、特別区または都道府県に従って、場所を特定するためのユーティリティー API。 | 世界共通 | JSON |
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
日ごとの気象資料 | 日ごとの平均値や記録された気象状況 | U.S. | JSON |
月ごとの気象資料 | 月ごとの平均値や記録された気象状況 | 世界共通 | JSON |
実況および予報画像レイヤー | 本レイヤーは、実況や予報データに基づくラスター画像をタイル表示した製品を揃えた一式を特徴としています。そして、お客様の背景地図にすぐに適用するパレットを使用して事前に作成された IBM の最も一般的なマッピング・レイヤーに対するアクセスを提供します。レイ ヤーは、XYZ タイル・アドレス指定スキーマに従ってアドレス指定され、事前にカットされた 256x256 png タイルとして提供されます。 | 世界共通 | PNG |
気象レーダーおよび衛星画像レイヤー | 上記の「実況」および予報画像レイヤーと同様に、本レイヤーは、選択された気象レーダーおよび衛星画像のラスター製品を提供します。 | ● レーダー・レイヤー – アラスカ ● レーダー・レイヤー – 米国本土 ● xxxx・xxxx – ハワイ ● レーダー・レイヤー – レーダー – 北アメリカ ● レーダー・レイヤー – オーストラリア | PNG |
1.2 Weather Company Data – Enhanced Forecast
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
降水予報 | Precipitation Events Forecast API は、向こう 7 時間に始まりと偏差を表した 28 回の降水現象の予報を提供する。(降水現象は、雨、雪、凍雨、着氷性の雨。) | 世界共通 | JSON |
短時間予報 (15 分ごと) | 本 API は、向こう 7 時間の気象予報を 15 分ごとに返します。 | 世界共通 | JSON |
15 日間の時系列予報 | 現在から向こう 15 日間における時間単位の予報 | 世界共通 | JSON |
15 日間の予報– グリッド & ポリゴン | 格子状に分割された「Forecast on Demand (オンデマンド予報)」を解像度 4-km で提供します。これには関連する「気温、風、および降水」のフィーチャーが含まれます。 グリッド: 通常 256x256 ピクセルのタイルにより、さまざまなズーム・レベルで、格子状に分割されたラスター・データを提供します。 ポリゴン: 気象の数値が特定のしきい値を超える場所を示す、幾何学的なベクター・データ (線または多角形) を提供します。このデータにより、統計的な分析が容易になります。 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
1.3 Weather Company Data – Enhanced Current Conditions
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
Currents on Demand (COD) | 高解像度、高時間の最新状況。これらには、関連した気象表現や天気記号が含まれています。 | 世界共通 | JSON |
現況 – グリッドおよびポリゴン | 格子状に分割された「Currents on Demand (オンデマンド実況)」を解像度 4-km で提供します。これには関連する「気温、風、および降水」のフィーチャーが含まれます。 グリッド: 通常 256x256 ピクセルのタイルにより、さまざまなズーム・レベルで、格子状に分割されたラスター・データを提供します。 ポリゴン: 気象の数値が特定のしきい値を超える場所を示す、幾何学的なベクター・データ (線または多角形) を提供します。このデータにより、統計的な分析が容易になります。 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
時系列の環境ボックスを含む、パーソナル・ウェザー・ス テーションの観測 データ | パーソナル・ウェザー・ステーション (PWS) のグローバル・ネットワークには、20 万を超える観測地点のクラウドソーシングによるセン サー・ネットワークが含まれます。 | 世界共通 | JSON |
1.4 Weather Company Data – Severe Weather
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
停電指数 | 「停電指数」は、気象に起因する停電の可能性を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
15 日間のトロピカル・ストーム予報 | インド洋、北西太平洋、または北大西洋において、風速がしきい値を超える可能性を百分率で表示した最大確率。これは、12 時間ごとに更新される、解像度 80km の 15 日予報です。 | 西太平洋、大西洋 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
ストーム・レポート | 強風やひょうなどの観測された荒天被害や積雪の深さを NWS Local Storm Report (LSR) 速報から構文解析したテキスト・レポート。 | US | JSON |
StrikeZone | 30 分単位の落雷強度予報 | US | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
HailZone | 30 分単位のひょう害帯状予報 | US | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
ShearVision | 1 時間単位の竜巻進路予想図 | US | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
HailVision | 30 分、1 時間、2 時間、3 時間、6 時間、24 時間単位の降ひょう現象予想図 | US | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
RainVision | 1 時間、3 時間、6 時間、12 時間、24 時間単位の積算降雨量予想図 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
SnowVision | 1 時間、3 時間、6 時間、12 時間、24 時間単位の積算降雪量予想図 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
IceVision | 1 時間、3 時間、6 時間、12 時間、24 時間単位の積算着氷量予想図 | US | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
1.5 Weather Company Data – Lifestyle Indices
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
大気環境の履歴、観測、予報 | 複数の大気環境に関するネットワークからの過去や当日の観測を含む観測データ、および 24時間の大気環境の予報。特定の花粉、およびオゾン、PM2.5、一酸化炭素、二酸化窒素および二酸化硫黄などの主要カテゴリーに対する指数や量。 | US | JSON |
花粉観測 | 利用可能なアレルギー専門医のオフィスからの観測データ。休日を除いた平日のみ。花粉の数やすべての主要な花粉カテゴリー (樹木、草、雑草およびカビ) の指数を含む。 | US | JSON |
インフルエンザ発生観測 | インフルエンザの時期にわたり、CDC 経由で毎週配布されるインフルエンザの活動レベル。このデータでは、該当する州および地域のインフルエンザのレベルに関する説明とそれに対応する色が提供されます。 | US | JSON |
潮汐 | U.S. Tides API は、米国およびその領土の沿岸地域について、最大向こう 30 日間の海洋潮汐予報を返します。 | US | JSON |
疼きと痛み | 「疼きと痛み指数」は、天気の影響により個人が感じる疼きや痛みの指標を示します。 | 世界共通 | JSON |
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
呼吸 | 「呼吸指数」は、呼吸器が敏感な人々の呼吸機能に気象が与える影響を示します。 | 世界共通 | JSON |
乾燥肌 | 「乾燥肌指数」は、気象条件により肌の乾燥を感じる可能性を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
髪のうねり | 「髪のうねり指数」は、気象条件により髪がうねる可能性を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
霜予想 | 「霜予想指数」は、霜が降りる可能性を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
ゴルフ | 「ゴルフ指数」は、ゴルフをプレーする際の気象条件を示す指標を提供します。この指数は、向こう 360 時間の時間単位の数値としても入手できます。 | 世界共通 | JSON |
暖房および冷房 | 「暖房および冷房指数」は、気象条件に基づ き、室内を快適な温度に保つために必要な暖房/冷房量を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
レジャー旅行 | 「レジャー旅行指数」は、天気に左右される、屋外での旅行/観光の指標を提供します。この指数は、向こう 360 時間の時間単位の数値としても入手できます。 | 世界共通 | JSON |
ランニング天気 | 「ランニング天気指数」は、天気に左右され る、屋外での短距離および長距離のランニング条件の指標を提供します。この指数は、向こう 360 時間の時間単位の数値としても入手できます。 | 世界共通 | JSON |
スキー | 「スキー指数」は、天気に左右される、スキーのコンディションの指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
静電気 | 「静電気指数」は、天気に左右される、静電気発生の確率を示す指標を提供します。 | 世界共通 | JSON |
1.6 Weather Company Data – Cleaned Historical
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
補正された過去データ | Cleaned Historical パッケージでは、観測された過去データや、過去データに由来する気象に関するパラメーターへのアクセスを提供します。これには、気温、露点湿度、気圧、風向風速、相対湿度、度数変数のほか、土壌水分量、海面気圧、瞬間風速、雲量などの一連の特殊変数が含まれます。変数は、緯度/経度または特定のロケーション・コードで提供されます。 | 世界共通 | JSON、XML、 CSV |
1.7 Weather Company Data – Seasonal Forecast
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
季節予報 | Seasonal Forecast は、7 か月間と、現在の月から数えて 1 か月目、2 か月目と 3 か月目の 3 か月 平均および、2 か月目、3 か月目と 4 か月目の 3か月平均の気温と降水量の異常天候情報を提供します。本製品は、グローバル・グリッド・ データ・セットとして利用できます。 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
3 週目から 5 週目の長期予報 | Subseasonal Forecast は、3 週目、4 週目および 5週目 (現在の週を起点に計測) の気温と降水量の異常天候情報を提供します。本製品は、こうしたパラメーターを含むグローバル・グリッド・データ・セットとして利用できます。 | 世界共通 | GeoJSON、 SHP、KMZ、 XZipped、 MVT、JSON |
1.8 Weather Company Data – History on Demand
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
History on Demand (HoD) | History on Demand では、2011 年 7 月から現在までの期間にわたる包括的なデータ・セットが提供されます。本製品は、世界中を 35 平方キロメートルのグリッド上に設定し、地表面温 度、風速、風向、相対湿度、気圧、および露点に関する時間単位の値が含まれます。 | 世界共通 | CSV |
1.9 Weather Company Data – Renewable Energy
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
再生可能エネルギー | Renewable Energy パッケージは、10m から 120m の間の任意のレベルに関する風速、風向および密度について、15 日間の時間単位の予測を提供します。120m を超える予測については 9日目まで利用可能です。さらに、このパッケージでは、全天日射量 (GHI) に関する 15 日間の予測および直逹日射量 (DNI) に関する 9 日間の予測にもアクセスできます。 | 世界共通 | JSON |
1.10 Weather Company Data – Agriculture
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
農業 | Agriculture パッケージは、地下 0cm から 200cmの間の任意のレベルで土壌水分および地温について、15 日間の時間単位の予測を提供します。さらに、参照蒸発散量、農作物固有の参照蒸発散量および蒸発散量に関する 15 日間の時間単位の予測が提供されます | 世界共通 | JSON |
1.11 Weather Company Data – Probabilistic Forecast
本パッケージには、以下の「データ」に対するアクセスが含まれます。
フィーチャー | 説明 | 対象 | ファイル形式 |
確率的予測 | Probabilistic Forecast パッケージは、指定されたパラメーター値の範囲にわたるヒストグラムや蓋然性の統合、ならびに汎用のパーセンタイル値の抽出など、さまざまな統計予測の「コンテンツ」を提供します。時間単位の予測データ は、現在の時間の開始時、呼び出し時に開始 し、10 日目 (当日を含みます。) まで延長します。初期の予測パラメーターには、各時間の温度および積算降水量が、追加として計画された追加パラメーターと共に含まれます。 | 世界共通 | JSON |
2. セキュリティーの内容
本「クラウド・サービス」は、IBM の「クラウド・サービス」に関する「Data Security and Privacy Principles」(xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxx/xxxx-xxxxxxxx で入手可能) および本セクションの追加条件に従うものとします。IBM の「Data Security and Privacy Principles」が変更される場合であっても、それにより「クラウド・サービス」のセキュリティーのレベルが低下することはありません。
お客様は、本「クラウド・サービス」では、個人データ、センシティブ個人データ、または追加の規制要件の対象となるデータを含む「コンテンツ」を保護するためのフィーチャーが提供されないことを認識しています。お客様がお客様の「コンテンツ」にかかるデータを含める場合、お客様は、技術的および運用上のセキュリティー対策が保護対象のデータの性質および処理することにより提示されるリスクに対して適切だと判断した後、本契約に従ってかかるデータを処理するよう IBM に指示します。お客様は、IBM が、「コンテンツ」に含まれているデータのタイプを把握していないこと、および「クラウ ド・サービス」の適合性や適用中のセキュリティー保護に関して評価を行えないことに同意します。
3. テクニカル・サポート
「クラウド・サービス」に対するテクニカル・サポートが電子メールまたは電話で提供されます。IBM は、テクニカル・サポートの連絡先情報ならびにその他情報およびプロセスを規定する IBM Software as a Service Support Handbook (xxxxx://xxx-00.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxx/xxxxxxxx.xxxx に掲載) を提供します。テクニカル・サポートは「クラウド・サービス」と共に提供されるものであり、別個のオファリングとして提供されるものではありません。
4. エンタイトルメントおよび課金情報
4.1 課金単位
「クラウド・サービス」は、「取引文書」に記載された課金単位に基づいて提供されます。
a. 「100 万 API 呼び出し」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「API 呼び出し」は、プログラマブル・インターフェースによる「クラウド・サービス」の呼び出しです。お客様は、お客様の「PoE」または「取引文書」に定める課金期間中の「API 呼び出し」の総数(100 万単位で切り上げ) をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
b. 「100 万米ドル単位の総収益」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「総収益」とは、お客様が発行した最新の公的報告書に記載される、またはお客様が収益を公的に報告していない場合には、お客様の最新の監査済み会計報告書に記載される、お客様の年間売上高とその他の収入源の総額です。米ドル以外の通貨の「総収益」は、換算単位表Web サイトに掲載されている表に従って、米ドルに換算する必要があります。お客様が報告する「米ドル単位での総収益」 (100 万米ドル単位で切り上げ) の金額をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
c. 「1000 API 呼び出し」は、「クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「API 呼び出し」は、プログラマブル・インターフェースによる「クラウド・サービス」の呼び出しです。お客様の
「証書」または「取引文書」に定める課金期間中に、「API 呼び出し」の総数(1000 単位で切り上げ) をカバーするのに十分なエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
本「クラウド・サービス」において、Cleaned Historical の気象データの「API 呼び出し」は、任意の場所について最大 7 日間の値を要求する、プログラマブル・インターフェース経由の「クラウド・サービス」の呼び出しです。
d. 「100 万レコード行」は、「IBM クラウド・サービス」を取得する際の課金単位です。「レコード」とは、「IBM クラウド・サービス」によって管理される任意の物理的または電子的な文書に相当す るデータです。「レコード行」は、「IBM クラウド・サービス」を使用して処理される「レコード」内の行項目です。「100 万レコード行」のエンタイトルメントそれぞれは、100 万件の「レコード
行」に相当します。お客様の「証書(PoE)」または「取引文書」に定める課金期間中に「IBM クラ
ウド・サービス」によって処理される「レコード行」の総数をカバーするのに十分な「レコード行」のエンタイトルメントを取得しなければならないものとします。
本「クラウド・サービス」において、要求された場所に関する 1 日のパラメーターまたは 1 日のどこかの時点のパラメーターを取得することは、単一の「レコード行」としてカウントされます。
4.2 1 か月に満たない期間の料金
「取引文書」に記載された 1 か月に満たない期間の料金は、按分にて算定される場合があります。
4.3 超過料金
課金期間中のお客様の「クラウド・サービス」の実際の利用が、「PoE」に記載されるエンタイトルメント範囲を超える場合には、お客様は、「取引文書」の規定に従い、その超過分について請求されます。
4.4 検証
お客様は、i) IBM およびその独立監査人がお客様の本契約の遵守状況を確認するために合理的に必要と
なる記録、システム・ツールからの出力を維持し、要求に応じて提供し、お客様の施設にアクセスさせ、ならびに ii) 必要となるエンタイトルメントを、IBM のその時点で最新の料金ですみやかに注文して支払 うほか、当該確認の結果として決定されるその他の料金および債務を、IBM が請求書に記載するとおり
に支払うものとします。これらの遵守状況検証義務は、該当する「クラウド・サービス」の有効期間中、およびその後の 2 年間有効に存続します。
5. 期間および更新オプション
「クラウド・サービス」の期間は、「PoE」に記述されるとおり、「クラウド・サービス」へのお客様のアクセスについて、IBM がお客様に通知した日に開始します。「PoE」には、「クラウド・サービス」が自動的に更新されるか、継続利用ベースで続行されるか、期間満了時に終了するかが記載されます。
自動更新の場合には、お客様が期間満了日の少なくとも 90 日前までに書面により更新しないことを通知する場合を除き、「クラウド・サービス」は、「PoE」に定める期間につき自動更新されます。
継続利用の場合は、「クラウド・サービス」は、お客様が 90 日前までに書面により終了を通知するまで、
月単位で継続利用することができます。「クラウド・サービス」は、かかる 90 日の期間後の暦月末日まで引き続き利用することができます。
6. 追加条件
6.1 共通事項
お客様は、IBM が広報活動またはマーケティングのコミュニケーションにおいて、お客様を「クラウド・サービス」の利用者として公に言及できることに同意します。
6.2 サービスの終了
お客様のサブスクリプションの満了または終了と同時に、お客様は、直ちに「データ」の使用をすべて中止し、すべての「データ」をお客様のシステムから速やかに削除するものとします。
6.3 利用に関する制限
a. お客様は、「クラウド・サービス」や「データ」を、ターゲットを絞った広告やトリガー方式のx xとして使用すること、テクノロジーに接する消費者ユーザーの所在地に関連する「データ」に基 づいた広告 (天気が誘因になる広告など) を提供すること、また「クラウド・サービス」、「データ」をマーケティングやコンテンツ・ベースの意思決定のために利用することをしないものとします。
b. お客様は、「データ」および「派生コンテンツ」を、テレビやラジオ放送(無線、有線、衛星放送など)、または、あらゆる方法や媒体を通したり、使用したりして配信されたサブスクリプション
方式のストリーミング・サービス (Sling Television、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、HBO GO、またはラジオに相当するものなど) により提供される種類のオファリングの一部として使用しない
ものとします。
c. お客様は、i) 商業上合理的な努力をもって、「データ」の部分がお客様のコンピューター・システム、製品または管理下(以下、「お客様による管理」といいます。) から収集または抽出されることを防止し、ii) 「お客様による管理」から「データ」が収集または抽出されたことが明らかになったか、またはその合理的な疑いが生じた場合は、速やかに IBM に通知するものとします。これを受けて両当事者は、誠実に協議し、将来においてかかる行為を防止するための商業上合理的な一連の措置を決定するべく努めるものとします。最初の通知から 5 営業日以内に、両当事者がかかる商業上合理的な一連の措置に合意することや、またはそれらを実施することができなかった場合は、 IBM は、「お客様による管理」のもとにある「データ」を保護するために必要な措置が取られるまで、「データ」の提供を中止する権利を有します。
d. お客様は、「データ」の使用により、またはそれに関連して収集された情報に対するお客様のアクセス、それらの使用、共有および保存に関連するプライバシー・ポリシーを公表し、これを遵守するものとします。
e. お客様は、API ならびに関連する仕様および文書はIBM の機密情報であり、本SD の条件に従わない使用および開示は認められないことに同意します。
f. お客様は、IBM が、自己の裁量で、「データ」のスタイル、形式、または内容を随時変更したり、
「データ」の部分を除外または中止したりできることを了承します。ただし、IBM は、「データ」の重大な変更に関して、同様の立場にある顧客に連絡する際には、連絡先にお客様を含めるものとします。
g. お客様が第三者 (お客様の取引先、ビジネス・パートナー、または製品のエンド・ユーザーなど) がアクセスできる形式または方法で、「データ」を表示、転送、提示、配布、実演またはその他の方法で発信する場合(以下「第三者が接するアプリケーション」といいます。) は、お客様は以下のことに同意します。
(1) お客様は、現在または今後の気象や大気の状態を示すか、それらを分析することを基本的な目的とする「第三者アプリケーション」の一部として、またはかかるアプリケーションを作成するために、直接的または間接的に「データ」を使用することを禁じられます。
(2) お客様が Cleaned Historical の「データ」を使用している場合、当該「データ」を変換するか、その他の方法で元の形式から変更するものとします。
(3) IBM は、「第三者が接するアプリケーション」のための気象および気象関連のコンテンツや情報の独占的な提供者です。従って、(i) お客様は、「第三者が接するアプリケーション」のいかなる場所にも、「データ」以外の気象および気象関連のコンテンツを表示しないものとします。(ii) お客様は、「第三者が接するアプリケーション」のいかなる場所にも、主たる事業内容が気象または気象関連の情報の作成、配布または表示から成る第三者から提供されたコンテンツを含めないものとします。ただし、お客様は、連邦、州、もしくは地方の政府機関、または政府の管理下にある組織から直接受領した気象または気象関連のコンテンツを含めることができます。またお客様は、「第三者が接するアプリケーション」で表示される
「データ」に隣接して、IBM またはその関連会社(地域内、領域内、国内、または海外かを問わない。) 以外の気象サービスのプログラムまたはコンテンツの広告を表示しないものとします。
(4) お客様は、「データ」の部分に含まれるか、または掲載された、特定の気象情報、データ、または予報を変更することはできません。また、その他「データ」を編集、修正、変更、およびその二次的著作物を作成しないものとします。
(5) お客様は、お客様によって使用されるすべての「データ」と共に、お客様に随時提供される、
The Weather Company (IBM ビジネス) の埋め込みハイパーテキスト・リンク、商標、サービ ス・マーク、ロゴ、およびその他の権利表示(以下「マーク」といいます。) を含む、クリックできるハイパーテキスト/画像によるリンクおよびロゴを表示するものとします。 IBM は、その「データ」に関連して表示すべき「マーク」を指定する権利を有するものとします。お客様は、IBM の書面による同意なしに、「マーク」、およびそれらが「第三者が接するアプリケーション」で表示される方式(それらのサイズ、色、場所またはスタイルを含みますが、これらに限定されません。) を削除、改変、またはその他の方法で変更してはなりません。
(6) お客様は、「第三者が接するアプリケーション」または製品もしくはサービスに掲載される、
「データ」に隣接するその他の「コンテンツ」について、IBM が提供、是認、資金援助、保証、または承認したことを示唆することを、直接的にも間接的にも行わないものとします。
(7) お客様による「データ」の伝送および表示は、中断なく行われ、下記の技術仕様およびパ フォーマンス基準(随時、変更される場合があります。) に準拠していなければなりません。
(a) IBM は、データ・セットを要求する任意のロケーション ID に対してお客様がデータ・フィードを呼び出す頻度の上限を設定し、制限する権利を留保します。 データが更新されるまでの間に、データをキャッシュに保存しておくことはお客様の責任です。
(b) データの表示
お客様は、「第三者が接するアプリケーション」に対して、またはこれを通じて「データ」を提供する 5 営業日前までに、お客様による「データ」の利用を確認する機会を、 IBM に提供するものとします。IBM は、「第三者が接するアプリケーション」内に
「データ」が表示される方法を却下する権利を有します。ただし、IBM の確認および承認は、不合理に留保または遅延しないものとします。「第三者が接するアプリケーション」については、お客様は、下記表に基づき観察された「影響」を評価し、速やかに通知し、是正することができるように、「データ」の機能、パフォーマンスおよび体裁を監視するものとします。
(8) 第三者が接するアプリケーションのサポートの分類
分類 | 影響 | 初回応答時間 | 解決時間 |
重大 | ユーザーが、いずれの場所でも「データ」 (現況、予報、レーダー画像または重大な気象警報) を受信できないか、または、ユーザーの重大な気象警報の受信が、お客様が IBM から警報を受け取った時間より 1 分以上遅れる。 | < 1 時間 | 4 時間 |
分類 | 影響 | 初回応答時間 | 解決時間 |
重要 | ユーザーは、更新が (i) 実況またはレーダー画像について 2 時間以上行われなかった、(ii) 予報については 6 時間以上行われなかった、ような古い実況、予報もしくはレーダー画像を全ての場所において受信しています。 | < 2 時間 | 1 営業日 |
軽微 | 迂回策があるか、または「データ」の完全 性、正確性または適時性に大きな影響を及ぼさない、表面的な問題、パフォーマンスに関する問題、トレーニングや技術上の問題。 | 2 営業日 | 1 週間 |
お客様が、任意の 1 か月の間に、1 件以上の「重大」または「重要」な問題を「解決時間」内に是正できなかった場合は、IBM は、直近の不履行に対する「解決時間」の終了時に、お客様のサブスクリプションを解除することができます。
6.4 月間 API 使用の上限
Weather Company Data Packages – Enhanced Forecast、Enhanced Current Conditions、Severe Weather、 Lifestyle Indices および Seasonal Forecast は、それぞれ合計で月間最大 5 億 API 呼び出しをサポートしています。Weather Company Data Package – Core は、「取引文書」で指定された、月間にサブスクリプションを取得した回数のAPI 呼び出しをサポートしています。サブスクリプションの制限を超える呼び出しについては、超過料金が課されます。IBM は、利用について監査する権利を留保します。また、お客様がパッケージの制限を超過した場合は、利用制限を課すことができます。The Weather Company Data Package – Cleaned Historical は、「取引文書」で指定された、月間にサブスクリプションを取得した回数の API 呼び出しをサポートしています。各サブスクリプション・レベルに対して、月間API 呼び出しが適用されます。呼び出された Cleaned Historical API は、指定された場所に関する最大 7 日間のデータの 要求と定義されます。利用制限が強制的に実行された場合は、データ・ストリームの停止が生じることになります。 お客様は、利用を監視および管理する責任を負います。お客様のアプリケーションで、規定されたパッケージの制限を超える月ごとのAPI 呼び出しが必要になる場合は、IBM の営業担当者に連絡をしてください。月とは、標準的な米国の暦月をいいます。
6.5 データ・ソースの属性
「第三者が接するアプリケーション」に表示される「データ」には、以下の属性の表示が必要になります (API ごとの属性要件の詳細は、API 文書に記載されています)。
パッケージ | フィーチャー | 属性要件 |
Weather Company Data – Core | 気象警報 – ヘッドライン & 詳細(米国、カナダ、欧州) | お客様は、データが表示されるすべての場所でデータ・ソースの属性を示さなければなりません。表示される属性の文言は以下のとおりとします。「<オフィスの名称>発行 – <オフィスの行政区コード >、<オフィスの国別コード>、<ソース>、<責任の否認>」 ● 例: National Weather Service 発行 – ビスマーク、米国 ● 例: Central Institute for Meteorology and Geodynamics 発行– オーストリア、EMETNET-Meteoalarm |
Weather Company Data – Core | 気象レーダーおよび衛星画像レイヤー | お客様 (レーダー・レイヤー – オーストラリアに該当する) は、データが表示されるすべての場所でデータ・ソースの属性を示さなければなりません。表示される属性の文言は以下のとおりとします。 「Australian Bureau of Meteorology」ブランド/商標ロゴおよび Web リンク xxxx://xxx.xxx.xxx.xx |
Weather Company Data – Lifestyle Indices | 大気環境の履歴、観測、予報 | お客様は、データが表示されるすべての場所でデータ・ソースの属性を示さなければなりません。表示される属性の文言は以下のとおりとします。「発行元: EPA: AirNow」 |
6.6 国別の利用制限
お客様は、お客様による「データ」の使用が許可されるか否かを自ら判断し、必要な場合は、「データ」を実行または使用する国において、必要なすべての使用許諾、許可、承認もしくは認可を政府機関から
取得する責任を負います。またIBM の本 SD に基づく義務は、上記のことを条件とします。
6.7 現状有姿のデータ
気象および気象関連の情報、予報および注意報・警報はすべて、現状有姿 (情報が発表される時点のデータ) で提供されます。IBM は、かかるデータの正確性、信頼性、完全性、および可用性について責任を負いません。
6.8 第三者のサービスの使用
「クラウド・サービス」のアプリケーション層、ならびにお客様のデータおよび「コンテンツ」を、 IBM が管理していない、第三者クラウド・サービスのインフラストラクチャーおよびプラットフォーム上でホストできます。「クラウド・サービス」インフラストラクチャー、「クラウド・サービス」プ ラットフォームの特定の側面、および関連サービス(データセンター、サーバー、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションおよびデータのバックアップ、ファイアウォールおよび脅威検知、ならびにアプリケーション・デプロイメント、モニタリングおよび運用向けの API を含みます。) (以下、総称し
て「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」といいます。) は第三者プロバイダーによってホストおよび管理されるものとします。従って、本「サービス記述書」、または本「クラウド・サービス」の提供条件となる基本サービス契約(例:「クラウド・サービス契約書」) (以下「基本契約」といいま
す。) のいかなる規定にも関わらず、以下の定めが適用されます。
a. 「基本契約」における、データ・セキュリティーおよびデータ保護に関するIBM の義務、上記第 2項 (セキュリティーの内容) の「クラウド・サービス」のセキュリティー・プラクティスの記述に定めるIBM の義務、ならびに参照される「IBM Data Security and Privacy Principles」におけるIBM の義務は、「クラウド・サービス」が「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存する限りにおいて、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」にも「クラウド・サービス」にも適用されません。「クラウド・サービス」は、「保護医療情報(PHI)」または EU に居住する個人の個人データの送信、保管、処理に使用しないものとします。
b. 「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」のプロバイダーが、自らのサービスまたはIBM もしくはお客様のかかるサービスへのアクセスを中止または終了したことを IBM に通知した場合、 IBM は、お客様に終了通知を提供することにより第三者プロバイダーによるかかる終了の効力が発 生する日をもって「クラウド・サービス」を直ちに終了できます。
c. IBM は、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に関して、または「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」に依存している範囲における「クラウド・サービス」に関してお客様にいかなる責任も負わないものとし、明示または黙示を問わず、いかなる条件も設けず、いかなる保証責任も負わないものとします。
d. お客様は、以下に関して、「第三者クラウド・プラットフォーム・サービス」プロバイダーがIBMを相手に提起した請求に起因または関連するあらゆる請求、損害、損失、負債、費用、および経費 (合理的な範囲の弁護士費用を含みます。) についてIBM を補償、防御し、IBM を免責することに同意します。(a) お客様による「クラウド・サービス」の使用、(b) 本「サービス記述書」の違反、
「基本契約」の違反、またはお客様による適用法の違反、(c) お客様の「コンテンツ」、ならびにお客様の「コンテンツ」とその他のアプリケーション、「コンテンツ」またはプロセスとの組み合
わせ (お客様の「コンテンツ」による、またはお客様の「コンテンツ」の使用、開発、設計、生産、広告またはマーケティングによる、第三者の権利の侵害や濫用の申し立てがあった請求を含みま
す。)、または (d) IBM およびお客様の間の紛争。