IT・デジタル化やDX 戦略に真摯に向き合うと同時に、規模は大きく営業地域も広域になりますが、Face to Face を大切にしこれまで以上に地域に寄り添える信用金庫となります。
合併趣意書
この度、xxxx信用金庫と東栄信用金庫は、令和7年10月を目処として合併することで合意いたしました。
両信用金庫ならびに主たる取引先である中小企業を取り巻く環境は、コロナ禍を乗り越えたものの依然として厳しい状況にあります。また、将来を展望いたしましても、高齢化の進行や人口減少といった社会構造上の大きな課題にも真摯に向き合う必要があります。
このような状況の中、両信用金庫が地域密着型金融を強化し、地域の活性化と中小企業金融の円滑化を推し進めていくとともに、お客様の多様化するニーズに応え、ご満足いただける金融サービスを今後も提供していくためには、時代の変化を敏感に捉え経営の変革を図ることが不可欠であると考えております。
両信用金庫は、創業以来の⻑き歴史の中で、経営努力と地域からのご支援の下、それぞれに地域のお客様から「健全な金融機関」と評価、信頼していただき今日に至っていると自負しております。しかしながら、時代の変化を踏まえて将来を見据えると、個々の信用金庫でさまざまな経営課題に対処していくよりも同じ理念、目的を持った者同士が手を携え、そのxxを結集することによって、地域のお客様の多様化するニーズに的確に対応することができ、また、経営基盤を強化することができるという共通認識を得て、合併の合意に至りました。
本合併は、単なる規模の拡大を求めるものではなく、地域経済の担い手として、事業者支援やお客様に提供する金融サービスの充実等を図るためのものであり、その目的とポイントは次のとおりと考えております。
(1) 新しい信用金庫の創設
本合併は、過去の両信用金庫の歴史を尊重しつつ、「新しい信用金庫」を創設し、営業推進拠点をxx区及び葛飾区の2か所に設け、事業者支援を柱に、創業支援、各種補助金制度の活用促進、課題解決支援などを通じて地域経済の活性化を図るとともに、地域住⺠に対する資産形成等きめ細かな金融コンサルを行い、地域内における最良の金融サービスを提供することを実現いたします。
(2) 新しい信用金庫がめざすところ
①中小企業金融の円滑化と健全かつ強固な経営基盤の構築
スケールメリットを活かした効率経営によって収益力を強化することにより、地元中小企業の方々に対する円滑な資金供給を図るとともに、健全かつ強固な経営基盤の構築が可能となります。
②質の高い事業者支援の実行ならびにお客様ニーズに即した金融商品・金融サービスの提供
両信用金庫の有する職員の再配置等による人材の有効活用を図ることにより、事業者に対しては、創業者支援や販路開拓・拡大支援、後継者👉成支援など課題解決に向けた質の高い支援活動を行うことが可能となります。
また、個人のお客様には、資産形成支援や相続支援など多様化するニーズに対応した質の高い金融商品・金融サービスの提供が可能となります。
③事業者の海外進出支援
事業者支援の具体策として、両信用金庫は若手経営者を主体とした合同海外視察団を速やかに組成いたします。アジア諸国に視察団を派遣することで、見聞を広めることと併せて、工場等の進出や従業員確保の参考の一助といたします。
④変化する社会インフラへの対応と顧客接点の強化
IT・デジタル化やDX 戦略に真摯に向き合うと同時に、規模は大きく営業地域も広域になりますが、Face to Face を大切にしこれまで以上に地域に寄り添える信用金庫となります。
以上のように、合併後発足する信用金庫といたしましては、更なる経営体質の強化を図り、地域金融機関として確固たる経営基盤を構築し、お客様の利便性向上と地域社会の発展に貢献していく所存であります。
今後は、xx所定の手続きを進めるとともに、お客様をはじめ各方面の方々からの協力を得て、一日も早く合併効果を発揮できるよう、役職員xxとなって努力する覚悟でございますので、どうか本合併の趣旨をご理解いただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
令和 6年 | 3月 | 1日 |
xxxx信用金庫 理事⻑ | xx | xx |
東栄信用金庫 理事⻑ | xx | xx |
合併の基本事項
1. 合 | 併 | 期 | 日 | 令和7年10月を目処とする。 |
2. 合 | 併 の | 方 | 法 | 対等合併とし、合併手続き上はxxxx信用金庫を存続金庫とする。 |
3. 名 | 称 | 合併後の金庫の名称は、協議のうえ決定する。 | ||
4. 合 | 併 後 | の 本 | 店 | xxxx信用金庫の本店とする。 |
5. 合 | 併 後 | の 本 | 部 | xxxx信用金庫の本部および東栄信用金庫の本部の 2か所とする。 |
6. 合 | 併 後 | の 役 | 員 | 会 ⻑ xx xx(東栄信用金庫 理事⻑) 理事⻑ xx xx(xxxx信用金庫 理事⻑)その他の役員については、別途協議する。 |
7. 職 | 員 の | 引 継 | ぎ | 存続金庫において引き続き雇用する。 |
8. そ の 他 主 要 事 項
(1) 合併後の出資
(2) 合併の効力
(3) 合併準備委員会
合併比率は対等とし、出資1口の金額は50円とする。
令和7年6月に開催予定の通常総代会決議および関東財務局⻑の認可を条件とする。
合併に関する細目を協議するため、合併準備委員会を設ける。
9. 両 金 庫 の 概 要
沿 革 ・ 営 業 地 域 別紙のとおり
(別紙)
1.両金庫の概要(令和5年3月末現在) (単位:百万円)
xxxx信用金庫 | x x x 用 金 庫 | 計 | |
本 店 所 在 地 | xxxxx 0-0-00 | xxxxxx 0-00-0 | ― |
本 部 所 在 地 | 同 上 | 同 上 | ― |
理 事 長 | xx xx | xx xx | ― |
預 x x 金 | 577,851 | 143,796 | 721,647 |
貸 出 金 | 299,234 | 69,661 | 368,895 |
有 価 証 券 等 | 167,104 | 50,194 | 217,298 |
預 貸 率 (%) | 51.78 | 48.44 | 51.11 |
預 証 率 (%) | 28.91 | 34.90 | 30.11 |
自 己 資 本 | 26,290 | 10,501 | 36,791 |
リスクアセット | 258,047 | 89,141 | 347,188 |
自己資本比率 (%) | 10.18 | 11.78 | 10.59 |
x x 金 | 2,199 | 605 | 2,804 |
会 員 数 (人) | 30,452 | 13,017 | 43,469 |
役 職 員 数 (人) | 433 | 144 | 577 |
店 舗 数 (店) | 23 | 10 | 33 |
都内預金順位 | 16 位 | 23 位 | 13 位 |
2. 沿革
xxxx信用金庫
大正15年11月 有限責任千住信用組合として設立
昭和18年 6月 市街地信用組合法により千住信用組合に改組昭和26年10月 信用金庫法に基づきxx信用金庫に改組
平成14年12月 xx信用金庫とxx信用金庫が合併し、xxxx信用金庫へ名称変更
東栄信用金庫
昭和13年 9月 有限責任下xxxx組合として設立
昭和24年 4月 市街地信用組合法により下xx信用組合に改組昭和27年 5月 信用金庫法に基づき東栄信用金庫に改組
3. 営業地域
xxxx信用金庫
xxx23区、埼玉県(xx市、八潮市、三郷市、xx市、越谷市、xxx市、xx市、さいたま市岩槻区、北葛飾郡松伏町)、xx県xx市
東栄信用金庫
xxx(葛飾区、江戸川区、xx区、墨田区、xx区、xxx区、中央区、港区、台東区、xx区)、xx県(xx市、船橋市、xxx市、浦安市、xx市)、
埼玉県(三郷市、八潮市)
◎本件に関する問合せ先 | ||
xxxx信用金庫 | 次世代戦略室 | 電話:00-0000-0000(代) |
東栄信用金庫 | 総務部 | 電話:00-0000-0000(代) |