♙ は,建築施⼯会社 B との間で⾃宅の新築⼯事を 2000 万円で依頼する請負契約を締結した。建物(甲)の完成・引渡後,♙ と家族が甲で暮らしていたところ, 屋根の⼀部から⾬漏りが発⽣し,それによって天井板が腐⾷していることに気がついた。さらに,⾬漏りが⽣じていた部屋に敷いていた絨毯にもカビが発⽣していた。♙ が建築⼠に調査を依頼したところ,B の施⼯に不備があったことが原因で⾬漏りが⽣じていることが明らかになった。♙ は, B に対してどのような主張ができるだろうか。