(コード番号 3756 東証マザーズ)問合せ先 IR 担当
平成 17 年 11 月 29 日
各 位
会 社 名 株式会社豆蔵
代表者名 代表取締役社長 xx xx
(コード番号 3756 東証マザーズ)問合せ先 IR 担当
(TEL.03-5339-2100)
株式会社xxシステムマネジメントとの
合弁会社設立における基本合意に関するお知らせ
株式会社豆蔵(本店:xxx新宿区、代表取締役社長:xxxx、以下、豆蔵)は株式会社xxシステムマネジメント(本社:xx県xx市、代表取締役社長:xx xxx、以下:xxシステムマネジメント)と、新会社を共同で設立することに関して基本合意することを本日の取締役会で決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 基本合意の背景
豆蔵及びxxシステムマネジメントは各々有していたソフトウェア開発に関するノウハウをそれぞれソフトウェア開発支援ツールであるMASAMUN E(仮称)及びシステム可視化ツールである JUDEとして開発、販売を行ってまいりました。両製品はターゲットとするマーケット及び基本となるコンセプトが共通するものがあり、また日本のみならず北米をはじめとした海外のマーケットへの展開を視野に入れていることも共通しておりました。
しかし現状では日本のみならず海外展開を考慮した場合、ある程度大きな投資が必要となります。また、単独製品での小規模な投資では海外展開のスピードも限られてしまいます。
そのためターゲットとする市場及び製品コンセプトが近い製品を保有する両社が新会社のもと製品事業を統合する事で製品開発、マーケティングなどに対する投資を一本化し、より大きなそして効率的な事業展開を行うため新会社の設立を決断いたしました。これによりソフトウェア開発、マーケティング及び販売に関する投資効率を高め、さらに両社のソフトウェア開発に関するノウハウをあわせる事で製品ラインの拡大そして迅速にリリースできる競争力の高い事業体制を確立できるものと考えます。
2. 基本合意の概要
ソフトウェア製品開発販売会社を 2006 年 2 月を目処に設立、新会社へ両社が開発販売しているソフトウェア製品であるMASAMUNE 及び JUDE を移管し、新会社にて開発販売を行う予定です。
新会社の商号・代表者・所在地・資本の額等は、今後両社協議の上決定してまいりますが、豆蔵の持株比率は 50%を超える予定です。詳細が決定次第お知らせいたします。
3. 新会社における事業のコンセプト及び方向性について
新会社では“見える化”と言う基本コンセプトを中心に事業を展開します。見える化は自動車業界をはじめとする日本の製造業における競争力の基盤となりつつある考え方です。新会社は IT を通して “業務の流れ、業務そのもの、ソフトウェア”を見える化する(=複雑なものを正しく把握し、問題点を抽出する。)事で様々な業務、プロジェクトの円滑な進行を支援する製品に特化した事業展開を図ります。業務の見える化及びシステムの見える化は日本でも施行が予定されている企業統治に関する法制度においても重要な概念となっております。
設立当初はソフトウェア開発プロジェクトを支援する“プロジェクトの見える化”製品として豆蔵 にて現在開発中であります MASAMUNE、そして“システム及び業務の見える化”製品としてxxシ ステムマネジメントで開発、販売されている JUDE を中核に事業を展開してまいります。また、設立 当初より日本及び北米、アジアの IT 業界をターゲットにして事業展開を図ります。豆蔵及びxxシス テムマネジメントは既に発表済みであるシステム開発及びコンサルティング・教育分野での協業に加 えて新企業から提供されるソフトウェア製品をベースとしたサービスを共同で展開していく予定です。
4. MASAMUNE(マサムネ)とは
MASAMUNE はソフトウェア開発プロジェクトのなかで共有されている様々な情報を統合的に管理するツールです。また、管理した情報をプロジェクトのメンバーが理解しやすい様な表現で表示し、問題発生時には適切な行動を示唆する“ソフトウェア開発プロジェクトの見える化”を実現する製品となっております。また、XXXXXXX E は 2005 年 11 月に開催された日本最大級の技術カンファレンスである J avaOne へ参考出展し、“ソフトウェア開発プロジェクトの見える化”と言うキーワードのもと、参加者より非常に高い評価を得ました。
5. JUDE(ジュード)とは
XXXX は UML を使った業務及び情報システムのモデリングツールとして既に多くのユーザーを獲得しているツールで、使いやすさと安価な導入費用で利用者から評価されております(平成 16 年度「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウェア部門優秀賞を受賞、無償版を含んだ累計出荷ライセンスは 50,000 ライセンス)。2005 年からは、マインドマップを使った思考プロセスの支援機能を追加、世界市場での英語版提供も開始し、特に南米市場では多くの利用者を有しております。
6. xxシステムマネジメントの概要
(1) | 商 | 号 | 株式会社xxシステムマネジメント | |
(2) | 代 | 表 | 者 | xx xxx |
(3) | 所 | 在 | 地 | xxxxxxxxx0xx000xx |
(4) | 設 | 立 年 | 月 日 | 昭和 55 年 8 月 |
(5) | 主な事業の内容 | 1. コンピューターソフトウェアの開発並びに販売 | ||
2. コンピューター要員の教育並びに派遣 | ||||
3. 業務の改善並びに各種事務機械化についての指導および斡旋 | ||||
4. コンピューターおよび関連機器、用品等の販売 | ||||
5. 前各号に附帯関連する一切の業務 | ||||
(6) | 決 算 期 | 3 月 | ||
(7) | 資 本 金 | 6,168 万円 | ||
(8) | 当 社 と の 関 係 | 資本関係 なし、人的関係 なし、取引関係 あり |
7. 日程
取締役会決議、基本合意 平成 17 年 11 月 29 日契約締結日 平成 17 年 2 月まで
設立日 未定
8. 今後の見通し
当合弁会社は、第18年3月期決算より当社の連結子会社となる予定です。なお、豆蔵の今期売上、利益への影響は軽微です。来期以降の見通しにつきましては現段階では未定です。
以 上