Contract
美幌町電子納品の手引き(案)委 託 編
平成25年4x
x 幌 町
【 目 次 】
................................................................................................ 5
..................................................................................... 6
................................................................................. 6
2.3.2. 電子データのファイルフォーマット(ソフト名、バージョンなど)の確認 6
2.3.3. 用地測量等が含まれる設計・調査委託について 7
................................................................................... 23
....................................................................... 28
改定履歴
制定 | 平成 25 年 4 月 |
美幌町独自の運用等を記載する箇所について、青枠で囲んで明示している。
「美幌町電子納品の手引き(案)【委託編】」(以下、「手引き【委託編】」という。)は、美幌町で実施する委託において、電子納品を円滑に実施するために、対象範囲、適用基準類、事前協議、電子成果品の作成、検査等で留意すべき事項等を示したものである。
手引き【委託編】は、置戸町における電子納品の運用をとりまとめたものである。
手引き【委託編】は、美幌町が発注する公共事業において、「電子納品対象」と発注者が指示した設計・測量・調査等の委託業務に適用する。また対象とする事業分野は、一般土木、電気通信設備、機械設備工事、建築、農業、林業、上下水道とする。
手引き【委託編】における電子納品の定義は、次のとおりとする。
「電子納品」とは、調査、設計、工事などの各委託段階の最終成果を電子データで納品することをいう。
納品媒体は原則 CD-R とするが、容量が大きくなり CD-R が 2 枚以上となる場合は DVD-R で納品することもできる。CD-R やDVD-R のフォーマットは、発注者が読み込みのできるフォーマットとする。
手引き【委託編】では、納品に利用することができる CD-R、DVD-R をあわせて「電子媒体」と記述する。
電子化に関する留意事項は以下のとおりである。
手引き【委託編】に従って事前に受注者と発注者で納品媒体について協議を行い、「電子データ」か「紙」のどちらかで納品する書類を明確にすることにより、二重納品を防 止することができる。
押印した打合せ簿やミルシート、カタログ等の紙データで、使用頻度が少ない資料はスキャニングによる電子化は行わない。
ただし、発注者から指示された資料はスキャニングを行うものとする。
最新のウイルス情報にアップデートされたウイルス対策ソフトを利用し、電子成果品のウイルスチェックを行う。
電子データの紛失及び漏洩に注意する。
電子データの消失及び毀損に備え、定期的にバックアップを行う。
手引き【委託編】における電子納品の流れを図 1-1 に示す。
委託成果品等の内容確認
特記仕様書の作成
測量や地質・土質調査成果等
・地形図(基図となるもの)
図面
契
約
電子データの受け渡し
提供資料の受領・確認
事 前 協 議
・電子納品対象項目
・使用するソフトウェア及びそのバージョン
委託遂行
時
情✲共有・交換
委託概要ファイルの作成
概要.XLS
✲告書の作成 報告書
図面の整理
図面
合意事項の決裁・管理
写真の整理
写真
電子成果品の作成・蓄積
電子成果品の作成と事前チェック
・電子成果品事前チェックシートによる確認
・目視によるチェック
電子成果品のチェック
電子成果品の提出
委託完了検査
電子成果品の保管管理
・電子メール
・CD-R/DVD-R などを 利用した情✲交換・共有
受 注 者
発 注 者
美幌町の委託に関する成果品の納品方法は、以下のとおりとする。
下表の分野に示す「土木等」とは、建築を除く土木、電気通信設備、機械設備工事、農業、林業、上下水道とする。
表 1-1 委託に関する納品方法
※「紙の成果品」の納品を基本とする
書類名 | 分野 | 納品方法 | |
紙の成果品 | 電子成果品 | ||
報告書 | 土木等 | 1 部 | 1 枚 |
建築 | 2 部 | ||
図面 | 土木等 | 1 部 | 1 枚 |
建築 | 1 部 | ||
写真 | 土木等 | 1 部 | 1 枚 |
建築 | |||
打合せ簿 | 土木等 | 1 部(※) | - |
建築 | |||
委託計画書 | 土木等 | - | - |
建築 | 1 部(※) | - | |
その他資料 | 土木等 | 1 部(※) | - |
建築 | |||
事前協議チェックシート | 1 部 | - | |
電子納品媒体書 | 1 部 | - | |
電子成果品事前チェックシート | 1 部 | - |
発注者
・ 発注者は、電子データとして受注者に提供する資料の内容確認を行う。
・ CAD図面については、CAD ソフト又はブラウザを利用して表示内容を確認するとともに、手引き【委託編】に従ったファイル名、レイヤ名であること、さらに図面一覧(表 2-6)の記載内容と整合がとれていることを確認する。
・ なお、要領・基準【国交省版】に従って作成された成果品は、ファイル名等を手引き【委託編】に従って修正する必要はない。
成果品を規定する共通仕様書等に、電子納品についての記載がない場合は、対象委託の特記仕様書に電子納品に関する事項を記載する。特記仕様書記載例を以下に示す。
第○○条(電子納品)
本業務は電子納品対象とする。電子納品にあたっては、美幌町電子納品の手引き(案)【委託編】(以下、「手引き【委託編】」という。)に基づき、担当員と協議のうえ、電子化の範囲等を決定しなければならない。
成果品は、手引き【委託編】に基づいて作成した電子データを電子媒体(CD-R 又は DVD-R)で 1 部提出する。なお、手引き【委託編】の解釈に疑義がある場合は、担当員と協議のうえ、電子化の是非を決定するものとする。
成果品の提出にあたっては、電子成果品事前チェックシート等による確認や目視による確認を行い、ウイルス対策を実施したうえで提出するものとする。
納品する電子成果品の作成に係る積算については、以下のとおりとする。
・測量業務成果品の電子納品に係る費用については、現行の諸経費率で対応する。※1
・地質調査及び設計業務成果品の電子納品に係る費用については「設計委託等標準積算基準書」※2に従って積算する。
積算の考え方については、「6.3.(2)積算の考え方(計算式)」を参考にする。
※1 「電子納品に係る積算上の取扱いについて」(平成 13 年 10 月 18 日付け国官コ第 4 号、国官技第 220 号)に
基づく。(「6.3 参考資料」参照)
※2 「設計業務等標準積算基準書 平成 21 年度版」(監修 国土交通省大臣官房技術調査課 発行 (財)経済調査会)
受注者
・ 受注者は、発注者から提供資料を受領後、受注者の所有するソフトでファイルが展 開すること及びファイルの記述内容を確認する。
・ CAD図面を受領した場合は、受注者が所有する CAD ソフト形式に正確に変換されること、印刷時に線や図形の変形・欠落、文字化け等がないことなどを確認する。
・ SXF形式※3でCAD図面を受領した場合も同様に、受注者の所有する CAD ソフ ト形式で正確に変換されること及びファイルの記述内容を確認する。
発注者
受注者
委託実施前に行う事前協議では、電子納品の対象書類や検査方法等の必要事項の確認を行い、電子成果品の作成にあたって手戻りが無いように努める。(図 2-1 様式1
「事前協議チェックシート」参照)
・ 電子成果品として納品する書類と従来どおり紙ベースで納品する書類を事前協議により明確にする。
・ 「報告書」「図面」「写真」を電子納品対象書類とし、その他の書類は受発注者協議
により決定する。
・ 利活用が高い書類は電子納品の対象とするものとし、利活用の可能性の低い書類は電子納品の対象としない。
・ 押印が必要な書類(契約関係書・押印のある協議簿類)や独自フォーマット(構造計算結果や鳥瞰図等)・カタログなどは「紙」でのみ提出することとし、スキャニン グ等は行わない。
2.3.2. 電子データのファイルフォーマット(ソフト名、バージョンなど)の確認
・ 受注者は委託受注後、ワードやエクセル、PDF作成ソフト等のバージョンを確認する。
・ PDFファイルを作成する場合は可能な限り、オリジナルデータから直接PDFフ ァイルを作成する。パソコンで作成したデータを紙で出力してスキャンニングすると、データの容量が増大する傾向があるので、極力行わない。
・発注者が所有してない専用ソフトで作成する資料は、PDF形式に変換して納品する。
※3 SXF 形式:異なる CAD ソフト間でデータの変換ができるルール(中間ファイルフォーマット:交換標準)のこと。(「6.2 用語解説」参照)
・ CADソフトは、CADデータの長期的な見読性及び利活用を考慮し、OCF 検定に合 格したSXF変換対応のソフトを利用することが望ましい。なお、対応が困難な場合は、受発注者間で見読性が確保できるフリーソフトを使用することができる。
用地測量等が含まれる設計・調査委託については、用地測量部分を除く委託範囲を電子納品するものとし、用地測量部分の成果は当面紙で提出する。(紙帳票の提出部数は担当員と協議)
事前協議チェ ッ クシート ( 委託用) ( 例)
( 1 ) 協議参加者 実施日 平成 年 月 日
委託名 | ||||
履行期間 | 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 | |||
委託番号 | ||||
発注者 | 事務所名 | |||
役職名 | ||||
参加者名 | ||||
受注者 | 会社名 | |||
役職名 | ( 管理技術者) | |||
参加者名 |
( 2 ) 適用要領・ 基準類
分類 | 名 称 | 適 用 | 備 考 |
北海道内 市町村版 | 美幌町電子納品の手引き(案)【市町村版】 | □ H25.4 | |
国土交通省版 | 各種電子納品に関する要領(案)・基準(案)・ガイドラ イン(案)・手引き(案)※1 | □ | ※1:北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】(H 21.6)版を利用して協議 |
農林水産省版 | 各種電子納品に関する要領(案)・基準(案)・ガイドラ イン(案)・手引き(案)※1 | □ | |
備 考 |
( 3 ) イ ンタ ーネッ ト 環境、 利用ソフト 等
発注者 | 電子メ ール添付フ ァ イ ルの容量制限 | □3Mbyt e以上 | □2~3Mbyt e | □2Mbyt e未満 | |||
使用電子メ ールアド レス | |||||||
受注者 | 使用回線 | □FTTH □ADSL | □I SDN | □アナログ □その他 | 最大回線速度 | ||
電子メ ール添付フ ァ イ ルの容量制限 | □5Mbyt e以上 | □3~5Mbyt e | □3Mbyt e未満 | ||||
使用電子メ ールアド レス | |||||||
基本ソフト | ソフト 名もし く はファ イ ル形式 | 発注者利用ソフト ( バージョ ンを含めて記載) | 受注者利用ソフト ( バージョ ンを含めて記載) |
文書作成等 | xxx | ||
Wor d | |||
Excel | |||
その他 | |||
CAD図面 | S X F 形式 | ||
オリ ジナル形式( 納品する場合のみ記載) | |||
写真 | JPEG形式( 写真ファイル) | ||
ビッ ト マッ プ形式( 参考図フ ァ イル) | |||
xx xx対策 | |||
その他 |
( 4 ) 委託中の情✲共有
電子的な情✲交換・ 共有方法 | □ 電子メ ール | ||||
情✲共有システム | □ ASP | ( システム名等: | ) | ||
□ 共有サーバ( 発注者所有) | |||||
□ 紙、 F A X | |||||
□ その他( | ) |
( 5 ) 電子納品対象項目
フォルダ名 | チェ ッ ク欄 | 納品データ名 | 作成者 | 協議時の合意内容 | ||
サブフォルダ名 | ○: 電子 △: 紙 ×: 不要 | 発注者 | 受注者 | |||
<r oot > | 委託概要. XLS | ○ | ||||
✲告書 | ○△ | ✲告書. PDF | ○ | |||
✲告書概要版. PDF | △ | 任意作成 | ||||
オリ ジナル | ✲告書オリ ジナルファイル | ○ | ||||
✲告書概要版オリ ジナルファイル | △ | 任意作成 | ||||
図面 | 図面一覧. XLS | ○ | ||||
CADソフト 情✲. XLS | ○ | |||||
図面( SXF形式) | ○ | |||||
ラスタファイル( 図面データとリ ンク) | ○ | リ ンクさせた場合に格納 | ||||
オリ ジナル | 図面( オリ ジナル形式) | △ | 作成した場合に格納 | |||
ラスタファイル( 図面データとリ ンク) | △ | リ ンクさせた場合に格納 | ||||
写真 | 写真一覧. XLS( DOC) | ○ | 作成した場合に格納 | |||
写真. JPG | ○ | |||||
説明文. TXT | ○ | |||||
説明図. BMP | ○ | |||||
○○○ | ( 写真一覧、 写真、 説明文、 説明図) | ○ | 写真を分類する場合に作成 | |||
その他 ※2 | その他の資料 |
△・ ・ ・ 任意作成項目
※2 : その他の資料は受発注者協議の中で、 上記以外の成果品を納める場合に作成する。
( 6 ) その他
図 2-1 様式1「事前協議チェックシート」
受注者
・ 文書等データを作成の都度、ハードディスク等に保存・整理する。
・ 電子データの管理にあたっては、電子納品をイメージしたフォルダ構成を作成し、各フォルダに日々作成した書類を整理する。
・ 電子データはxx管理し、最新データであることが明確に確認できるようにファイル名や保管方法を工夫する。(例:ファイル名の一部に日付を入れる等)
委託概要
委託概要ファイル
●委託概要(エクセル形式)
図 2-2 日常的な電子データの作成・整理のイメージ
・ 打合せ簿(手引き【委託編】では電子納品対象外)等の受発注者間で合意された資料は紙媒体で保存・整理するものとするが、電子データを保存する場合は、該当するフォルダを作成し、決裁の都度、フォルダに保存する。
受注者
電子納品対象委託の成果品のフォルダ及びファイル構成は、図 2-3 に示すとおりである。この構成に従って、電子成果品を所定のフォルダに格納して納品する。なお、特記仕様書等により発注者から別途指示があった場合は、この限りではない。
図 2-3 電子納品対象ファイルと格納フォルダのイメージ
・ 業務概要は、図 2-4 に示す委託概要記入シート(エクセル形式)に必要事項を記入し、ファイル名を「委託概要.xls」とし納品する。委託概要記入シートは、美幌町のホームページからダウンロードすることができる。
・ 委託概要記入シートは、発注者において電子成果品の保管管理時に利用するため、セルの追加は行わない。
c | 整理番号(発注者記入欄) | フォントは10ポイント、文字はゴシックを基本とする。 行や列(セルの高さ、幅)が、若干違っても問題はない。 | |
委 託 概 要 | |||
No | 項目 | 記入欄 | |
1 | 委託番号 | ||
2 | 委託名称 | ||
3 | 住所情報 | ||
4 | 委託位置 | ||
5 | 発注局・部署 | ||
6 | 課名 | ||
7 | 係等名 | ||
8 | 担当者名 | (xx調査員) | |
9 | (調査員) | ||
10 | (調査員) | 1セルには、1担当者を記入する。 | |
11 | 受注者名 | ||
12 | 担当者名 | (管理技術者) | |
13 | (担当者1) | ||
14 | (担当者2) | ||
15 | (担当者3) | 担当者が4名以上の場合は、1つのセルに複数名記入する。 | |
16 | 最終受注金額 | (円) | 1,000,000(¥マークや末尾の-マークや円は、不要) |
17 | 履行期間・着手 | 平成○○年○月○日 | |
18 | 履行期間・完了 | 平成○○年○月○日 (△△△日間) | |
19 | 委託概要 | 委託概要は、後日、検索するときのことを考えて委託内容を具体的に記入すること。なお、1セル内に記入できる範囲で以下(記入例)を参考に記述する。 (記入例) ① 本業務は、橋梁の概略設計であり、橋長50mに対して3案を提示した。A形式、B形式、C形式のうち、工事費と工期でC形式とした。 ②本業務は、重力式擁壁高7m・延長20mの詳細設計である。 (悪い例) ①道路設計1式。(設計内容が具体的にわかる要に記述) ②業務内容は擁壁設計。(形式や延長、高さなどを記述) ③地質調査業務。(ボーリング本数深度、地質断面図作成等を記載) ④橋梁詳細設計業務。(橋梁形式、延長、幅員などを記載) ⑤交通量調査業務。(調査内容、地点数、解析内容などを記載) | |
20 | 成果品 | 電子成果品 | 報告書、図面、写真など、電子媒体で納品している成果品名を記載。 |
紙書類 | 設計計算書、文献、地形図などの紙媒体で納品している成果品名を記載。 | ||
21 | その他 |
図 2-4 委託概要記入シートイメージ(様式2)
✲告書フォルダには、✲告書のPDF形式ファイルと、オリジナルファイル(ワードやエクセル等)を納めた「オリジナル」サブフォルダを格納する。
表 2-1 ✲告書におけるフォルダ構成
フォルダ | 格納する電子成果品 | ファイル形式 | |
✲告書 【✲告書フォルダ】 ✲告書に関する電子成果品を格納する。 | ✲告書 ✲告書概要版(任意作成) | ||
サブフォルダ | PDF形式 | ||
オリジナル 【オリジナルフォルダ】 ✲告書を作成したオリジナルファイルを格納する | ✲告書オリジナルファイル ✲告書概要版オリジナルファイル (任意作成) その他(参考資料・参考データ) |
ワード形式 エクセル形式 PDF形式
パワーポイント形式 xxx形式 |
(1) ✲告書オリジナルファイルの整理
・ 用紙のサイズは、A4縦を基本とする。
・ ファイル名は日本語名を基本とし、以下の例を参考に、受発注者双方で分かりやすい名前をつける。報告書ページ順に 01○○~nn△△と整理してもよい。
・ 20 文字以上の長いファイル名は閲覧性が悪いので、20 文字未満とする。
・ オリジナルファイル数が 20 以上になる等、ファイルの整理が必要な場合は、「オリジナル」フォルダの中にサブフォルダを作成し、ファイルを整理すること。なお、フォルダ名は、日本語とすること。
例)ファイル名でファイルの内容が推測できる名称にする。
例 1:委託概要、報告書、打合せ簿、線形計算書、数量計算書参考資料
例 2:01 委託概要、02 報告書、03 打合せ簿、04 線形計算書
05 数量計算書、06 参考資料
(2) ✲告書(PDF)の作成
・ ✲告書(PDF形式)は、極力各オリジナルファイルから直接作成する。これは、電子データを紙で出力したものをスキャンニングした場合、データの容量が増大する傾向があるためである。
・ 原則として、報告書製本時の1冊分を1つのPDF形式ファイルとする。
・ ✲告書(PDF形式)のファイル容量は 5MB 以内を目途とし最大でも 10MB 以内とする。超えた場合は、PDFファイル作成時に解像度を下げる等のファイル容量を小さくする工夫をした上で、区切りのよい章・編等で分割し、報告書(本文)、報告書(参考資料)・報告書(測量編)等とファイル名を記載する。
・ PDF形式ファイルの目次である「xxx(ブックマーク)」を報告書目次と同じ 章、節、項(見出しレベル 1~3)を基本として作成する。
・ 報告書の中に紙でのみ提出する書類がある場合は、その旨を記載する。
具体例は、見出しページに「2.4. 線形計算書 紙媒体のみで提出」と記載、紙媒体の成果品一覧等を作成する、目次に「紙媒体のみ」と記載する等がある。
・ 打合せ簿(手引き【委託編】では電子納品対象外)を電子納品する場合は、✲告書
(PDF)の末尾に、オリジナルファイルからPDFに変換したデータを添付するものとする。
紙媒体提出箇所(章・項)の見出しページの記載例
図 2-5 電子データと紙媒体が混在する場合の✲告書目次及び見出しページの記載例
(3) フォルダへの格納
・ ✲告書(PDF形式)を「✲告書」フォルダの直下に格納する。表 2-1 に参考を示す。
・ ✲告書オリジナルファイルを「オリジナル」サブフォルダに格納する。
CAD図面の納品は、図面フォルダの直下に図面一覧(エクセル形式)とSXF
(SFC)形式の図面ファイルを格納する。
なお、事前協議によりCADオリジナルファイル形式の図面を納品する場合は、「オリジナル」サブフォルダを作成し、CADオリジナルファイル形式の図面ファイルと、 CADソフト情✲(エクセル形式)を格納する。
表 2-2 図面フォルダの構成
(リンクさせた場合に格納)
図面一覧(エクセル形式)
SFC
○○○
【図面フォルダ】
図面に関するSXF(SFC)データを格納する。
CADソフト情✲(エクセル形式) SXF(SFC)形式の図面ファイル
ラスタファイル(地形図などのリンクファイル)
エクセル形式
(図面一覧)
SXF(SFC)形式
JPEG、TIFF形式
(地形図等ラスタファイル)
【任意提出】
(リンクさせた場合に格納)
CADオリジナルファイル形式の図面
ファイルを納める場 【オリジナルフォルダ】
CADオリジナル形式の図面ファイルラスタファイル(地形図などのリンク
○○○
○○○
合は、サブフォルダ 協議等によりCADオリジナ ファイル)
を作成する。
ルファイル形式を納品することとした場合に格納する。
エクセル形式 CAD JPEG、TIFF形式
(CADソフト情✲) オリジナル形式 (地形図等ラスタファイル)
サブフォルダ
ファイル形式
格納する電子成果品
フォルダ
オリジナル
図面
(1) CADオリジナルファイル形式の図面作成
1) CAD図面のファイル形式
・ 図面データとして納品するCADデータは、CADデータの長期的な見読性及び利 活用を考慮し、SXF変換の可能なOCF検定に合格したCADソフトで作成されたCADオリジナルデータとする。
・ なお、対応が困難な場合は、受発注者間で見読性が確保できるフリーソフトで作成されたオリジナルデータを納品することができる。
2) ファイル名の命名(ファイル命名規則)
・ 図面ファイル名は、nnn 図面名称.△△△とする(nnn は 001~999、△△△は CADソフトで自動的に付される拡張子)。1,000 枚以上の図面がある場合は、発注者と協議する。nnn は昇順を原則とし、連番である必要はない。
・ 図面ファイル名(図面名称)は、nnn○○○○○○○○とし、nnn を含まず日本語
20 文字未満とする。
3) xxxの命名(xxxの命名規則)
・ 表 2-3 に示すレイヤを最低限必須(1階層:図面オブジェクト)とし、それ以上のレイヤの分類は、「図面作成段階での効率」「将来の利活用等」を考慮して受発注者間で取決める。
表 2-3 作図におけるレイヤ名及び参考代表色(例)
レイヤ名 (1階層目:図面オブジェクト) | 備考 | 製図内容 | 参考代表色 (背景色が黒の場合) | |
日本語名 | アルファベット名の場合 | |||
図枠 | TTL | TiTLe | 外枠・区切り線・文字列等 | 黒(白) |
背景 | BGD | BackGroundDrawing | 現況地物·等高線 | 薄めの黒(白) |
基準 | BMK | Bench MarK | 基準点·用地境界·文字列等 | 橙 |
構造 | STR | STRucture | 計画線·構造物 | 黒·赤·青·緑·茶(等) |
寸法 | HTXT | HyperTeXT | 寸法・文字・旗上げ | 黒(白) |
材料 | MTR | MaTeRial | 材料表タイトル·材料表·文字列等 | 黒(白) |
測量 | SUV | SUrVey | 地形図等の測量成果データであり改変しないデータ | 黒(白) |
文章 | DOC | DOCument | 文章領域(説明事項、指示事項、参照事項、位置図) | 黒(白) |
【注意】白色や黒色はモノクロ印刷時に背景色の色により線色が反転することを確認する。
・ レイヤを追加することはできるが、必要以上にレイヤ分けを行う必要はない。
・ 各レイヤ名の 2 階層目(作図要素)以降は、任意でxx等(「図枠-1」「構造-2」)をつける。
例)設計委託における○○構造物のレイヤ名記入例
(1階層目) (2階層目)構造 - 1
作図要素(任意に命名):xx等(日本語可)により表示図面オブジェクト(必ず命名):構造物、計画線
図 2-6 レイヤ作成例
4) 図面の大きさ
・ 図面の大きさは、A1サイズ横を標準とし、平面・縦断図については事前に確認する。
5) 線種・線色・線幅
・ 線種・線色・線幅は、細かな取り決めは行わないが、白黒で紙に出力した際に見やすい図面であること。また、標準化の観点から、参考代表色はエラー! 参照元が見つかりません。に記載の色を推奨する。
なお、黄色、水色、薄緑色、背景色が白の場合の白色の線色については、白黒で紙に出力した際に見えにくいので注意する。
・ 全工種・全図面種類において同様の考え方とし、工種や図面種類ごとの取り決めは行わない。また、発注者の利活用例も参考に図面を作図する。
表 2-4 線種と主な用法(例)(CAD基準※4「1-5-8 線」参照)
線種 | 主な用法 |
実線 | 可視部分を示す線、寸法及び寸法補助線、引出線、破断線、輪郭線 |
破線 | 見えない部分の形を示す線 |
一点鎖線 | 中心線、切断線、基準線、境界線、参考線 |
二点鎖線 | 想像線、基準線、境界線、参考線などで一点鎖線と区別する必要があるとき |
表 2-5 線の太さの組み合わせ(例)(CAD基準「1-5-8 線」参照)
線グループ | 細線 | 太線 | 極太線 |
0.25 ㎜ | 0.13 ㎜ | 0.25 ㎜ | 0.5 ㎜ |
0.35 ㎜ | 0.18 ㎜ | 0.35 ㎜ | 0.7 ㎜ |
0.5 ㎜ | 0.25 ㎜ | 0.5 ㎜ | 1.0 ㎜ |
0.7 ㎜ | 0.35 ㎜ | 0.7 ㎜ | 1.4 ㎜ |
1.0 ㎜ | 0.5 ㎜ | 1.0 ㎜ | 2.0 ㎜ |
6) 文字
・ 作図に使用する文字は、原則として JIS Z 8313:1998「製図-文字」に準拠する。
CAD基準「1-5-9 文字」を参考とする。
・ 機種依存文字などは使用しない。
・ 利用者が独自に作成した外字は使用不可とする。
※4 CAD 基準:CAD 製図基準(案)【H20.5】(以下、同様に「CAD基準」という。)
【使用可能な文字】
全角英数字 :1,2,A,B,・・・(ただし、縦書きの場合は使用不可)日本語 :あ,ア,亜,・・・・・
ギリシャ文字 :α,β,γ,φ,・・・
【使用不可の文字】
半角カタカナ :ア,イ,ウ,エ,・・・・・・
○囲み文字 :①,②,③,④,・・・機種依存文字 :㌔,㍼,㈱,㎡,・・・
・ フォントは、文字化けが少ないゴシック体を基本とする。
・ サイズは、極力、A3 など縮小版で紙出力した場合でも読めるサイズを使用する。なお、A3 図面への縮小は、A1 図面から 50%に縮小するものとする。
(2) 図面一覧の作成
図面一覧をエクセル形式で作成する。記入例をに示す。
表 2-6 図面一覧の記入例
図面一覧表 平成○○年度 ○○○○○○ 委託(図面数:nnn 枚) | |||
ファイル名 | 図面名(補足等) | 備考 | |
001 平面図 | |||
002 縦断図 | |||
003 標準断面図 | |||
004 横断図 1 | 横断図(No.1~No.3) | ||
005 横断図 2 | 横断図(No.4~No.6) | ||
006 横断図(No.7~9) | 横断図(No.7~No.9) | ||
007○○○○○ | |||
008 ブロック積工1 | コンクリートブロック積み(1工区) | ||
009 舗装展開図 | 舗装展開図 | ||
nnn○○○○ | |||
※xxxx・xxxxxx等は任意
・ 図面フォルダの直下には、図面一覧(エクセル形式)とSXF(SFC)形式の図面ファイルを格納する。図面フォルダの構成は表 2-2 に示す。
・ 「オリジナル」サブフォルダに格納するCADソフト情報は、「CADソフト名称」
「CADソフトバージョン」「ファイル形式(拡張子)」を記入する。表 2-7 を参考に作成する。
・ 測量・調査業務などをあわせて発注された場合は、適宜サブフォルダを作成して図面を整理する。
CAD ソフト情✲
平成○○年度 ○○○○○ 業務 (図面数:nnn枚)
表 2-7 CAD ソフト情✲の記入例
項目 | 記入事項 |
使用した CAD ソフト名称 | ○○ソフト |
CAD ソフトのバージョン | Ver.△△ |
拡張子 | ××× |
(4) ラスタファイルの格納
・ 地形図等のデータ(ラスタデータ)を CAD データに読み込んで平面図等を作成している場合は、CAD データ(オリジナルファイル)と地形図ファイル(ラスタファイル)を同じフォルダ内(図面フォルダの直下)に格納する。CAD基準「1-5-4ラスタファイルの名称」を参考とする。
(5) (参考)図面データを SXF 形式で納める場合
1) SXF 形式への変換
・ ファイル形式は、SXF(SFC)形式のバージョン 2.0 以上とする。
・ オリジナルファイル作成に利用した CAD ソフトの変換機能を利用してSXF 形式に変換する。CAD ソフトは、発注者と同じ CAD ソフトを受注者が用意する必要はないが、OCF 検定で合格した CAD ソフトを利用することが望ましい。
・ SXF 形式に変換した CAD データは、国土交通省が無償で提供する SXF ブラウザを利用して目視確認を行う。(文字化け、紙図面との作図内容の相違の有無などについて確認する。)
・ CADオリジナルファイル名は、SXF(SFC)形式のファイルと同じ名称とし、
拡張子のみが異なるものとする。
2) サブフォルダへの格納
・ 図面フォルダの直下に「オリジナル」サブフォルダを作成し、CADオリジナルファイル形式の図面データを格納する。
写真データの格納は、原則として「美幌町電子納品の手引き【業務編】」に従い納品するが、受発注者による協議の上、国土交通省の「デジタル写真管理情報基準」に従い納品する事もできる。
・ 写真フォルダには、報告書に使用した写真等をJPEG形式で保存する。
・ 写真が多くなる場合(50 枚以上)や必要と判断した場合は、写真フォルダの中に適宜サブフォルダを作成し写真を整理する。フォルダ名の頭に数字(01、02・・・)を入れるなど工夫して管理する。
写真
表 2-8 写真フォルダの構成(美幌町電子納品の手引き【委託編】)
【写真フォルダ】
写真に関する電子成果品を格納する。
写真ファイル(JPEG形式)
写真一覧(エクセル又はワード形式)説明文(テキスト形式)
説明図(ビットマップ形式)
JPEG形式
(写真ファイル)
【任意作成】
写真枚数が多い、複数の工種が有るなど、フォルダを分けて管理する必要がある場合にサブ
フォルダを作成する。
写真ファイル(JPEG形式)
写真一覧(エクセル又はワード形式)説明文(テキスト形式)
説明図(ビットマップ形式)
JPEG形式
(写真ファイル)
(上記と同様のファイル)
(上記と同様のファイル)
(上記と同様のファイル)
(上記と同様のファイル)
サブフォルダ
ファイル形式
格納する電子成果品
フォルダ
_○○調査
nn
_○○調査
01
02_○○地区地質調査
✲告書
(1) 有効画素数
・ デジタルカメラの画素数は 100 万画素程度(300~500KB 程度)とする。
・ 発注者が別途指示した写真については、指定の画素数で撮影する。
・ 市販のデジタルカメラは 1,000 万画素(1.5MB~2.2MB)程度の機種も普及しているが、高画質データはパソコンへの負荷が大きいため、カメラの画質を 100 万画素程度に設定する。
記録画素数 | 有効画素数 | モード | 圧縮率 | 容量 | 備考 |
2048×1536 | 約300万 | ファイン | 1/5 | 1600KB | 容量が大きすぎる |
ノーマル | 1/10 | 820KB | 少し容量が大きすぎる | ||
1280×960 | 約100万 | ファイン | 1/4 | 840KB | 少し容量が大きすぎる |
ノーマル | 1/8 | 460KB | 推奨 |
【参考】
※1 「容量」とは、写真一枚あたりのデータ量。
※2 撮影距離等により、モードを変更する必要あり。
※3 「モード」は、カメラにより表現が異なる。
※4 「モード」と「圧縮率」の関係はカメラにより異なる。
・ 写真データの日付については、修正してはならない。
・ 写真の日付を間違った場合は、調査職員と協議の上、その結果を説明文ファイルに記述する。(「(6)補足説明文及び説明図」参照)
(2) 写真の日付設定
・ 常時デジタルカメラの日付設定の確認を行う。電池交換時等に日付がクリアになる場合があるので注意する。
(3) ファイルの命名(ファイル命名規則)
・ 写真ファイル名は、nnn.JPG とする(nnn は 001~999)。写真が 1000 枚を超える場合は、発注者と協議する。nnn は昇順を原則とし、連番である必要はない。
・ 類似の写真を何枚も提出しないよう、納品する写真の選別を行う。
(4) 写真の編集について
・ 写真の編集は、認めないが、明るさ補正や回転・パノラマ・つなぎ写真等は行ってもよい。
・ ただし、ファイル名の後ろに補正したことと補正内容を記載する。
例) 030 法面上部転石(補正、つなぎ).JPG
(5) 写真管理ソフトの利用について
・ 写真管理ソフトを利用して納品する写真を整理する場合は、写真の撮影内容が一覧 で表示できるスタイルシート等の検索・閲覧用ソフトも一緒に納めるものとする。
・ なお、スタイルシート等の写真ファイル名に要領・基準【国交省版】に基づいたファイル名を付している場合、撮影内容が一覧表示されるのであれば、ファイル名を変更する必要はない。
(6) 補足説明文及び説明図
・ 写真を補足する説明文はテキスト形式(TXT)で、説明図はビットマップ形式(BMP)で作成する。
・ 説明文(テキスト形式)や説明図(ビットマップ形式)のファイル名は、写真ファイル(JPEG形式)と同じ名称とし、写真ファイルと同じフォルダに格納する。
例) 写真ファイル(JPEG形式) :030.JPG説明文(テキスト形式) :030.TXT説明図(ビットマップ形式) :030.BMP
(7) 写真原本としての電子媒体と電子納品する電子媒体の区別について
・ 受発注者協議により、撮影した写真すべてを写真原本として提出する場合は、電子 納品する電子媒体とは別に納品する(この場合、同じ写真が何枚もある場合や明らかに失敗した写真は削除する)。
・ 写真原本として電子媒体に格納するオリジナル写真は、明るさ補正や回転・パノラマ・つなぎ写真等の編集は行ってはならない。
・ ファイル名についても変更を行ってはならず、デジタルカメラから取り出したデータをそのまま格納する。
・ 適宜日本語名でフォルダを作成し、写真を整理する(写真ファイル名等の変更は行わない)。フォルダ名の頭に数字(001、002・・・)を入れるなど工夫して管理する。
・ 写真管理ソフトを使用し、写真を管理している場合は、XML形式で出力(ソフトが作成)した写真管理ファイルを写真原本と一緒に電子媒体に格納する。
・ デジタルカメラを複数台使用した時で、同じ名前のファイルができた場合は、上書 きを避けるためにフォルダを分けて電子媒体に格納する。
(8) サブフォルダの活用について
・ 発注業者、工区、工種等により写真を分類したい場合は、写真フォルダの直下に作成するサブフォルダを利用する。
(9) 国土交通省の「デジタル写真管理情✲基準」に準拠する場合について
・ 写真フォルダに格納するデータは国土交通省の「デジタル写真管理情報基準」に従い納品する事もできる。
・ 国土交通省の「デジタル写真管理情報基準」に従い納品する場合は、発注者と事前協議を行い決定する。
・ フォルダ名称は国土交通省の「デジタル写真管理情報基準」に従い「PHOTO」とする。
フォルダ | 格納する電子成果品 | ファイル形式 | |
PHOTO 【写真フォルダ】 写真に関する電子成果品を格納する。 | 写真管理ファイル(XML) DTD | XML DTD PHOTO.XML PHOTO05.DTD (写真管理ファイル) | |
サブフォルダ | |||
PIC 【写真フォルダ】 | 写真ファイル(JPEG形式) | JPEG形式 (写真ファイル) | |
DRA 【参考図フォルダ】 | 参考図ファイル (JPEG・TIFF・他フファイル形式) | TIFF 他 JPEG・TIFF・他フファイル形式 (参考図) |
写真
表 2-9 写真フォルダの構成(国土交通省デジタル写真管理情✲基準)
そ✰他資料✰電子成果品は任意提出とするが、納品する場合は以下✰とおりとする。
・ そ✰他フォルダには、そ✰他一覧(エクセル形式)と、後工程で✰利活用が想定される設計基準書や、部品✰型番等✰ PDF 及びオリジナルファイル(ワード、エクセル等)を格納する。
・ ファイル名✰頭に数字(001、002・・・)を入れるなど工夫して管理する。
・ 格納するファイルがない場合は、フォルダを作成する必要はない。
表 2-10 その他フォルダの構成
フォルダ
格納する電子成果品
ファイル形式
【その他フォルダ】
その他資料の電子成果品を格納する。
後工程で利活用される設計で使用した指示書 等
エクセル形式 PDF形式 ワード形式
(その他一覧) (設計基準) (設計基準
オリジナルファイル)
サブフォルダ
【適宜作成】
各書類をフォルダごとに管理する場合に作成する。
01_電気関係
後工程で利活用される設計で使用した指示書 等
PDF形式
(設計基準)
ワード形式
(設計基準オリジナルファイル)
02_機械関係
後工程で利活用される設計で使用した指示書 等
(上記と同様のファイル)
nn_○○関係
後工程で利活用される設計で使用した指示書 等
(上記と同様のファイル)
その他
例) 001 設計基準.PDF
002 設計基準.DOC
003 部品✰型番.PDF
004 部品✰型番.DOC
(1) ファイル命名(ファイル命名規則)
・ ファイル名は任意とするが、以下✰例を参考に、受発注者双方で分かりやすい名前をつける。
・ ファイル名✰頭に数字(001,002・・)を入れるなど工夫して管理する。
・ 長いファイル名は閲覧性が悪い✰で、ファイル名は頭✰数字を含まず 20 文字以内とする。
(2) そ✰他一覧✰作成
・ そ✰他資料フォルダに電子データで納品する資料✰一覧表を作成する。(表 2-11
参照)
表 2-11 その他情✲の記入例
・ ファイル名は「000 そ✰他一覧」とする。
その他料名 | 拡張子 | サブフォルダ名 | 備考 | |
1 | 001 設計基準 | PD | ― | |
2 | 002 部品の型番 | DOC | ― | |
3 | 003 部品のメーカー | 03 建築関係 | ||
… | … | … | … | … |
受注者
電子納品する媒体は、CD-R 又は DVD-R とする。
・ 電子媒体には、必要事項をラベル面に直接印刷またはペンなどで書き込むこと。
・ 電子媒体✰ラベル面が損傷した場合、読み取り不能になることがあるため、記載にあたっては十分注意する。
・ ラベル印刷したシール等✰貼り付けは、ドライブ✰損傷✰おそれがあるため行わない。
・ 枚目/全体枚数✰数字には、写真原本を納めた電子媒体✰枚数は含めない。
・ 電子媒体✰ラベル面✰記載例を図 2-7、図 2-8 に示す。
委託番号:○○○○○○○○○ 枚目/全体枚数委託名称:○○○○○○○○○○○○○○業務平成○年○月
手引き【委託編】美幌町
発注者サイン
受注者サイン
発注者:美幌町長○○○○
受注者:△△△△コンサルタント
ウイルス対策ソフト名:○○○○
ウイルス定義:○○○○年○月○日版チェック年月日:○○○○年○月○日
図 2-7 電子納品媒体(直接印刷する場合)
委託番号:○○○○○○○○○
委託名称:○○○○○○○○○○○○○○業務
発注者サイン
受注者サイン
受注者:△△△△コンサルタント
図 2-8 電子納品媒体(ペンで書き込みの場合)
・ パソコン✰ハードディスク等に新たにフォルダを作成し、「2.5 電子成果品✰作成」に従って作成した「委託概要」「✲告書」「図面」「写真」等✰ファイル及びフォルダを格納する。(CD 格納イメージを図 2-9 に示す。)
・ 最新✰ウイルス情報にアップデートしたウイルス対策ソフトを利用してウイルスチェックを行い、問題が無いことを確認する。
C:\Documents and Settings\administer\デスクトップ\●●業務 ✲告書
点線✰中✰フォルダ及びファイル
を電子媒体に格納する。
委託概要.xsl
図 2-9 電子成果品のCD格納イメージ(パソコンの画面例)
・ 前項で作成した CD 格納イメージ✰フォルダ内に納められたフォルダ及びファイルを電子媒体(CD-R、DVD-R)に書き込む。
・ 書き込み後、最新✰ウイルス情報にアップデートしたウイルス対策ソフトを利用して、電子媒体✰ウイルスチェックを再度行う。
・ ウイルスチェック完了後、電子媒体ラベル面✰「受注者サイン」欄に、油性フェル
トペンで署名する。印鑑やスタンプは不可とする。
・ 電子媒体は、1 部を納品するも✰とする。なお、契約図書に別途定めが有る場合は、こ✰限りではない。
電子媒体納品書
納品日:平成○年○月○日
様
受注者 (住所)
(会社名)
(管理技術者名)
印
下記のとおり電子媒体を納品します。
記
備考
・xx調査員に提出
・1/2 ✲告書、図面
・2/2 写真
電子媒体が複数枚にわたる場合に、各電子媒体に格納されているフォルダ名を記載する。
受注者は電子媒体納品書(様式3)を作成し、押印✰上、電子媒体とともに提出する。
委託名 | 委託番号 | |||
電子媒体の種類 | 単位 | 数量 | 作成年月日 | 備考 |
CD-R | 枚 | |||
図 2-10 電子媒体納品書(様式3)
受注者
・ 電子成果品✰確認は、電子成果品事前チェックシート(様式4)を用いて行うも✰とする。
・ 電子成果品事前チェックシートでチェックする内容は、ファイル名や形式等である。
・ なお、電子成果品事前チェックシートは、美幌町✰ホームページよりダウンロードできる。
電子成果品 事前チェックシート(委託/工事)
チェック日:平成○年○月○日
委託/工事名)
発注部署名 )
受注者名 )
電子成果品について、受発注者双方で確認すべき最低限のものです。チェックシートで不具合が見つかった場合は、修正してください。
・ 電子成果品✰確認事項を以下に示す。
No | 事前確認項目 | 受注者チェック | 監督員xxxx |
1 | ウイルスチェックを実施した。 | □ | □ |
2 | フォルダの構成は、「美幌町手引き(案)」に従っている。 | □ | □ |
3 | ファイル名で、ファイルの内容が概ね推測できる。 | □ | □ |
4 | 各データの1ファイルの容量が10MBを超えてない。 | □ | □ |
5 | 委託/工事概要の概要欄が、具体的に記載してある。 | □ | □ |
6 | CAD図面のレイヤが、適切に分けられ作図されている。 | □ | □ |
7 | CAD図面を白黒印刷した際に、文字化けや不鮮明な線はない。 | □ | □ |
8 | CAD図面が事前協議で決定したファイル形式であり、容量が5MB以下となっている。(やむを得ない場合でも10MBを超えてない) | □ | □ |
9 | 写真がJPEG形式で保存されている。 | □ | □ |
10 | 電子媒体のラベルの表記に間違いはない。 (シールの貼り付けは不可) | □ | □ |
図 2-11 電子成果品事前チェックシート(委託/工事)(様式4)
(1) ウイルスチェックの確認
実施したウイルスチェック✰情報について、ラベル面に記載されていることを確認する。
(2) ファイル名・フォルダ構成等の確認
手引き【委託編】に従って委託概要及びフォルダが正しく作成されていること、ファイル名でファイル✰内容が概ね分かることを確認する。
(3) 対象書類の確認
手引き【委託編】及び事前協議において決定した電子納品対象書類が漏れなく格納されていることを確認する。
(4) 電子媒体の確認
電子成果品が手引き【委託編】に従った電子媒体に格納されていること、ラベル面
✰表示項目が正しく作成されていることを確認する。
(5) 電子納品データと紙資料との整合
電子納品データと印刷した紙資料(図面等)が同一であることを確認する。
(1) ✲告書(PDF)の確認
✲告書フォルダ✰直下にある✲告書(PDF形式)✰有無について確認する。✲告書概要版(PDF形式)(任意作成)についても、作成した場合はファイル✰有無を確認する。
(2) オリジナルファイルの確認
ファイル名でファイル✰内容が概ね分かることを確認する。
・ 図面ファイルが正しく閲覧できることを確認する。
・ レイヤ名が、手引き【委託編】に従って作成されていることを確認する。
・ 図面一覧✰記載内容、図面ファイル名と図面ファイル✰内容✰整合がとれていることを確認する。
・ ファイル名でファイル✰内容が概ね分かることを確認する。
・ 写真ファイル(JPEG形式)、説明文(テキスト形式)、説明図(ビットマップ形式)✰各ファイル名が、拡張子を除いて同じ名称であることを確認する。
・ 写真管理ソフトを用いた場合は、XML等✰記載内容と写真✰撮影内容✰整合がとれていることを、スタイルシートを利用して確認する。
・ ファイル名でファイル✰内容が概ね分かる事を確認する。
・ ファイル名と、ファイル✰内容✰整合がとれている事を確認する。
発注者
納品された電子媒体は、担当者がキャビネットに保管し、委託概要は、別途ファイリン グするか又はパソコンにて電子データとして保管する。
【 北海道庁建設部✰保管事例 】
「電子成果品保管帳」を用いて電子媒体を整理
手引き【委託編】に関する問い合わせ先は、美幌町総務部財務グループ( 電話
0000-00-0000)とする。
(1)手引き【工事編】と要領・基準【国交省版】との比較
手引き【委託編】と要領・基準【国交省版】と✰比較を表 5-1 に示す。
表 5-1 手引き【委託編】と要領・基準【国交省版】との比較
項目・内容 | 手引き【委託編】 | 要領・基準【国交省版】 | |
1 | ➚ォルダ・➚ァイル✰命名規則 | 日本語 | 8.3 形式✰半角英数字 |
2 | CAD✰形式 | CAD ソ➚トオリジナル➚ァイル形式 (SXF 変換対応✰ OCF 検定合格✰ ソ➚トを推奨) | SXF(P21) |
3 | 管理項目(委託概要・図面一覧など) | EXCEL 形式 | XML・DTD(業務・図面管理➚ァイル等) |
4 | 電子成果品✰チェック | チェックシートを用いて目視 | 電子納品チェックシステム |
5 | レイヤ | 日本語などを用いた名称、概略✰取り決め | 半角英数を用いた名称、各工種・図面で取り決め |
6 | 線種・線色・線幅 | 基本的には任意 | 標準的な取り決めあり |
7 | CAD図面に使用する文字 | JIS Z8313:1998「製図―文字」に準拠、➚ォントはゴシック体を基本 | JIS Z8313:1998「製図―文字」に準拠 |
8 | 打合せ簿 | 納品対象外 | 報告書✰一部として納品 |
(2)国土交通省と農林水産省の要領・基準の公表
現在公表されている要領・基準【国交省版】は表 5-2、要領・基準【農林水産省版】は表 5-3 ✰とおりである。
表 5-2 国土交通省の電子納品に関する要領・基準類(業務)
名 称 | 国土交 | 通省 | 適用年版 | 備考 | |||
河道公 | 電通 | 機械 | 営繕 | ||||
納品要領 | 土木設計業務等✰電子納品要領(案) | ○ | ○※ | H20.5 | |||
土木設計業務等✰電子納品要領(案)電気通信設備編 | ○ | H16.6 | |||||
土木設計業務等✰電子納品要領(案)機械設備工事編 | ○ | H18.3 | |||||
測量成果電子納品要領(案) | ○ | ○ | ○ | ○※ | H20.12 | ||
地質・土質調査成果電子納品要領(案) | ○ | ○ | ○ | ○※ | H20.12 | ||
建築設計業務等電子納品要領(案) | ○ | H14.11 | |||||
CAD基準 | CAD製図基準(案) | ○ | H20.5 | ||||
CAD製図基準(案)電気通信設備編 | ○ | H16.6 | |||||
CAD製図基準(案)機械設備工事編 | ○ | H18.3 | |||||
建築CAD図面作成要領(案) | ○ | H14.11 | |||||
デジタル写真基準 | デジタル写真管理情報基準(案) | ○ | ○ | ○ | ○※ | H20.5 | |
納品運用ガイドライン | 電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】 | ○ | H21.6 | ||||
電子納品運用ガイドライン(案)電気通信設備編 | ○ | H16.5 | |||||
電子納品運用ガイドライン(案)機械設備工事編【業務】 | ○ | H18.3 | |||||
電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】 | ○ | ○ | ○ | ○※ | H21.6 | ||
電子納品運用ガイドライン(案)【地質・土質調査編】 | ○ | ○ | ○ | ○※ | H22.8 | ||
官庁営繕事業に係る電子納品運用ガイドライン(案) | ○ | H14.11 | |||||
CADガイドライン | CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案) | ○ | H21.6 | ||||
CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)機械設備工事編 | ○ | H18.3 | |||||
手引き | 北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】 | ○ | ○ | H21.6 |
※測量及び地質調査業務の場合
表 5-3 農林水産省の電子納品に関する要領・基準類(業務)
名 称 | 農林水産省 | 適用年版 | 備考 | |||
農業 | 農電通 | 農機械 | ||||
納品要領 | 設計業務等✰電子納品要領(案)(農水省版) | ○ | H23.4 | |||
設計業務等✰電子納品要領(案)電気通信設備編(農水省版) | ○ | H17.4 | ||||
設計業務等✰電子納品要領(案)機械設備工事編(農水省版) | ○ | H19.4 | ||||
測量成果電子納品要領(案)(農水省版) | ○ | ○ | ○ | H24.4 | ||
地質・土質調査成果電子納品要領(案)(農水省版) | ○ | ○ | ○ | H24.4 | ||
CAD基準 | 電子化図面データ✰作成要領(案)(農水省版) | ○ | H23.4 | |||
電子化図面データ✰作成要領(案)電気通信設備編(農水省版) | ○ | H23.4 | ||||
電子化図面データ✰作成要領(案)機械設備工事編(農水省版) | ○ | H19.4 | ||||
デジタル写真基準 | 電子化写真データ✰作成要領(案)(農水省版) | ○ | ○ | ○ | H23.4 | |
納品運用ガイドライン | 電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(農水省版) | ○ | H24.4 | |||
電子納品運用ガイドライン(案)電子通信設備編(農水省版) | ○ | H17.4 | ||||
電子納品運用ガイドライン(案)機械設備工事編(農水省版) | ○ | H19.4 | ||||
電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】(農水省版) | ○ | ○ | ○ | H24.12 | ||
電子納品運用ガイドライン(案)【地質・土質調査編】(農水省版) | ○ | ○ | ○ | H24.12 | ||
CADガイドライン | 電子化図面データ作成運用ガイドライン(案) (業務・工事共通) (農水省版) | ○ | H24.4 | |||
電子化図面データ作成運用ガイドライン(案)機械設備工事編 (農水省版) | ○ | H19.4 |
(3)国土交通省と農林水産省の要領・基準の入手先
●要領・基準【国交省版】✰入手先
国土交通省✰「CALS/EC 電子納品に関する要領・基準」は次✰ web サイトから、ダウンロードすることができる。
URL: xxxx://xxx.xxxx-xx.xx.xx/xxxxx_xxxxxx.xxx
「北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)」は、次✰ web サイトからダウンロードすることができる。
URL: xxxx://xxx.xxx.xxxx.xx.xx/xxxxxx/xxxx_xx/xxxxx.xxxx
●要領・基準【農林水産省版】✰入手先
農林水産省✰「CALS/EC 電子納品に関する要領・基準」は次✰ web サイトから、ダウンロードすることができる。
URL: xxxx://xxx.xxxx.xx.xx/x/xxxxxx/xxxx/xxxxxx_xxxxxxx/
・ 電子成果品と紙成果品を二重に納品しない。(二重納品は避ける。)
1 2
3 4 5
1 2 3 4 5
・ 全資料をスキャニングしてPDF形式で納品してはいけない。
・ 電子納品は、原則的にはオリジナルデータによるも✰とする。
紙
・ 電子化✰困難な資料(ミルシート、カタログ等)✰無理な電子化(スキャニング)は行わない。
紙
工事打合せ簿、図面等 全資料のスキャニング→電子化
・ 工事関係✰写真管理基準等に示す提出頻度に従って整理された工事写真以外を納品してはいけない。
・ 写真データがたくさんあると、写真を検査するときに画面に表示されるまで時間がかかることがある。また、CD-R 又は DVD-R ✰枚数が多くなる。
1万枚
工事写真
CAD(キャド、Computer Aided Design)
設計者がコンピュータ✰支援を得ながら設計を行うシステム✰ことをいう。図形処理技術を基本としており、平面図形✰処理を製図用途に応用したも✰を 2 次元 CAD、3次元図形処理を製品形状✰定義に利用したも✰を3次元 CAD という。デザイン、製図、解析など設計✰様々な場面で活用される。
JPEG 形式(ジェーペグ、Joint Photographic Experts Group)
静止画像データ✰圧縮方式✰一つです。ISO により設置された専門家組織✰名称がそ✰まま使われている。圧縮✰際に、若干✰画質劣化を許容する(一部✰データを切り捨てる)方式と、まったく劣化✰ない方式を選ぶことができ、許容する場合はど✰程度劣化させるかを指定することができる。方式によりばらつきはあるが、圧縮率はおおむね 1/10~1/100程度である。
OCF(オーシーエフ)
一般社団法人オープン CAD ➚ォーマット評議会✰略称として使用されており、CAD ベンダー40 社✰参加によって 2003 年 6 月に設立された機関である。様々なデータなど✰仕様✰標準化活動を行っており、電子納品に関しては、主に CAD データ✰ SXF ✰仕様へ
✰互換性検証(検定)を行っている。(OCF 検定)
PDF 形式(ピーディーエフ、Portable Document Format)
PDF は、Adobe が 1993 年に公開した電子文書✰ため✰➚ォーマット。
OS ✰違いに関わらず文書✰作成、閲覧や印刷が行えるため、文書✰やり取りをする際
✰形式として広く一般に普及している。また、2008 年には「Portable Document Format
(PDF)1.7」として ISO 標準(ISO32000-1)として認定されている。
SXF 形式(エスエックスエフ、Scadec data eXchange Format)
異なる CAD ソ➚ト間でデータ✰交換ができる共通ルール(中間➚ァイル➚ォーマット:交換標準)。「CAD データ交換標準開発コンソーシアム」において開発された。こ✰交換標準はコンソーシアム✰英語名称である SCADEC(Standard for the CAD data Exchange format in the Japanese Construction field)にxxx、SXF (Scadec data eXchange Format) 標準と呼ばれている。SXF ✰➚ァイル形式は、国際規格である STEP/AP202(通称 STEP/AP202)に準拠し、電子納品で採用されている拡張子「.P21」
✰ STEP ➚ァイル(P21 ➚ァイルと呼ぶ)と、国内でしか利用できない➚ァイル形式である SFC ➚ァイル(Scadec Feature Commentfile ✰略、SFC ➚ァイルと呼ぶ)がある。
P21 ➚ァイルは国際規格である ISO10303/202 に則った形式であるため、自由なデータ交換が可能となるように、描画要素に特化した➚ィーチャから構成されるデータ構造をもっている。SFC ➚ァイルは➚ィーチャコメントと呼ばれる国内だけで利用できるローカルなデータ構造を持っている。データ構造✰違いから P21 ➚ァイルは SFC ➚ァイルに比べデータ容量が大きくなる。
SXF ブラウザ
SXF 対応 CAD ソ➚トによって作成された SXF 形式(P21、SFC)✰図面データを表示・印刷するため✰ソ➚トウエア。CAD ソ➚トと違い、編集✰機能はない。
国土交通省✰「CALS/EC 電子納品に関する要領・基準」web サイトから、無償でダウンロードすることができる。
xxxx://xxx.xxxx-xx.xx.xx/xxxxx_xx0.xxx
XML 形式(エックスエムエル、eXtensible Markup Language)
文書、データ✰意味及び構造を記述するため✰データ記述言語✰一種。
xxxが任意でデータ✰要素・属性や論理構造を定義できる。1998 年 2 月に W3C
(WWW コンソーシアム)おいて策定されている。
XSL 形式(エックスエスエル、Extensible Stylesheet Language)
XML 文書✰書式(体裁)を指定するスタイルシートを提供する仕様。XSL を使用すると、 XML 文章を表形式で見ることができる。1999 年 11 月に W3C(WWW コンソーシアム)において策定されている。
ウイルスチェック
ウイルスチェックソ➚トを用いてコンピュータウイルスを検出・除去する処置✰ことをいう。
拡張子
➚ァイル✰種類を示す 3~4 文字✰文字列✰こと。➚ァイル名✰うち、ピリオド「.」で区切られた一番右側✰部分を指す。
管理ファイル
電子成果品✰電子データを管理するため✰➚ァイル。データ記述言語として XML を採用している。
電子納品では、電子成果品✰再利用時に内容を識別するため、工事、委託に関する管理情報や報告書・図面等✰管理情報(管理➚ァイルと DTD)を電子成果品✰一部として納
品することにしている。
※XML⇒「XML」✰項、参照。
スタイルシート
HTML や XML など✰文章✰書式(体裁)を指定すること。スタイルシート✰標準として、CSS(Cascading Style Sheets)、XSL(Extensible Stylesheet Language)などがあり、要領(案)では、XSL を採用している。
ダウンロード
ネットワーク上✰他✰コンピュータにあるデータ等を、自分✰コンピュータへ転送し保存することをいう。ダウンロード✰反対語は、アップロードという。
テキスト形式
データが文字コード✰みで構成され、文字✰種類、色、大きさ、レイアウト情報などを持たない➚ァイル形式。
電子媒体
FD、CD、DVD 等、データを記録しておくため✰記録媒体を指す。
CD では、書き込み専用✰メディアである CD-R、読込み専用✰ CD-ROM、データ✰消去ができない CD-R に対してデータ✰消去を可能にし、書き換えができる CD-RW 等がある。
ビットマップ形式
画像を色✰ついた点(ドット)✰羅列・集合として表現したデータ。
有効画素数
デジタルカメラなどに内蔵された受光素子✰うち、実際に撮影に使用される素子✰数を指す。総画素数より若干少ない値となる。
xxx
xxxは、CAD 図面を作成する際に、作図要素を描画する仮想的なシートを意味する。一般的に、1 枚✰図面は複数✰レイヤで構成され、各レイヤに表示・非表示することが可能である。CAD 製図基準(案)では、電子納品された CAD 図面✰作図・修正及び再利用が効率的に行うことを目的に、工種毎に作図要素を描画するレイヤを定めている。
(1) 「電子納品に係る積算上の取扱いについて」(平成 13 年 10 月 18 日付け国官コ第
4 号、国官技第 220 号)
1) 測量作業
現行✰諸経費率とする。
「設計業務等標準積算基準書(平成21年度版)」✰「第1編 測量業務 第1章 測量業務積算基準 第1節 測量業務積算基準 1-4 測量業務✰積算方式」参照。
2) 地質調査業務
「設計業務等標準積算基準書(平成21年度版)」✰「第 2 編 地質調査業務 第 2 章 地質調査市場単価 第 8 節 電子成果品作成費 8-1 電子成果品作成費」参照。
なお、弾性波探査業務✰場合は、同編「第3章 地質調査標準歩掛 第1節 弾性波探査業務 1-7 電子成果品作成費」参照。
3) 設計業務
「設計業務等標準積算基準書(平成21年度版)」✰「第 3 編 設計業務 第 1章 設計業務等積算基準 第 3 節 電子成果品作成費 3-1 電子成果品作成費」参照。