Contract
2018 年 11 月2日
各 位
会 社 名 日本ライフライン株 式会 社代表者名 代 表 取 締 役 社 長 xxxx
(コード番号 7575)問合せ先 常務取締役管理本部長 xxxx
(TEL. 00-0000-0000)
CRM 関連製品に関する独占販売契約締結に関するお知らせ
当社は、ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社(以下、ボストン・サイエンティフィック ジャパン社という。)と、Boston Scientific Corporation(米国)(以下、ボストン・サイエンティフィック社という。)の製造する CRM(Cardiac Rhythm Management:心調律管理)関連製品に関する日本国内における販売について、長期的な協力関係を構築することに合意し、下記のとおり独占販売契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.独占販売契約締結の経緯及び目的
当社は、本年8月 30 日付の「CRM 関連製品の販売提携に関する基本合意のお知らせ」にてお知らせいたしました通り、ボストン・サイエンティフィック ジャパン社とCRM 関連製品の販売提携について契約締結に向けた協議を進めてまいりました。
本契約の締結は、当社が 1981 年に事業を開始して以来、日本全国に事業拠点を展開し、国内の医療関係者との緊密なネットワークを築くことで培ってきた販売力と、世界最大級の医療機器メーカーであるボストン・サイエンティフィック社の有する徐脈・頻脈治療領域の優れた製品群を組み合わせ、 CRM 事業における提携関係を構築することによって、価値ある医療機器を日本国内に広く普及させるとともに、両社の事業規模の一層の拡大を通じて、中長期的な成長を図ることを目的としております。
こうした基本方針のもとで、両社にとって提携の価値を最大限に高めるために、販売形態としては、一貫した販売戦略を立案し実行することが可能であるワンブランド体制が最適であるとの結論に至ったことから、本契約の発効後は販売体制を一本化し、当社が独占的に販売を行ってまいります。
販売体制の当社への一本化に伴い、ボストン・サイエンティフィック ジャパン社は、日本国内における CRM 製品の取扱いに関して、営業支援・マーケティング及び薬事関連業務を行います。特に、頻脈治療領域の製品群の取扱いには高度な専門知識が求められるため、同社がこれまで培ってきた専門知識を有する経験豊富な人材による営業支援を継続的に受けることで、早期の販売体制の構築を図ってまいります。
また、契約期間につきましては、CRM 製品は植込み型の医療機器であり、患者様や医療関係者への継続的なフォローアップが必須の商品であることから、安定的なサポート体制の構築が可能な、長期にわたる契約期間を設定することで合意いたしました。
2.独占販売契約の概要
(1)契 約 先 ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
(2)契約 締結 日 2018 年 11 月2日
(3)販 売 形 態 日本国内における独占販売
(4)契 約 期 間 2019 年9月1日から 10 年間(以後 2 年毎の自動更新)
(5)対 象 製 品 Boston Scientific Corporation のCRM 関連製品
(6)契 約 金 独占販売権の対価として 30 億円を支払う
(7)契約金支払日 契約締結日から 14 営業日以内
3.今後の見通し
本独占販売契約の発効は 2019 年9月1日を予定しており、本独占販売契約の締結によって、当社としてはxxの課題であった、徐脈だけでなく頻脈治療領域においても、優れた医療機器を医療現場に届けるということが可能となり、一層の販売規模の拡大につながるものと期待されます。また、長期的な観点においても、グローバルな医療機器市場で、新規性の高い製品を開発するボストン・サイエンティフィック社の製品パイプラインを確保することによって、CRM 事業における継続的な成長が期待されることから、当社の中長期的な業績に寄与するものと考えております。
なお、本件による 2020 年3月期業績への影響につきましては、現時点においては精査中であり、公表すべき事項が判明いたしましたら、速やかに開示いたします。
Boston Scientific Corporation について
Boston Scientific Corporation(ボストン・サイエンティフィック社)は、低侵襲治療(インターベンション)に特化した医療機器メーカーとして、1979 年に米国で誕生しました。現在の取扱製品は 13,000 種以上であり、グローバルで約 29,000 名の従業員、13 ヵ所の製造拠点を擁し、125 ヵ国近くのマーケットで確固たる地位を築いている世界最大級の医療機器メーカーとして、医療テクノロジーをリードし続けています。
世界第2位の医療機器市場である日本においては、心血管疾患領域をはじめ、不整脈・心不全疾患領域、末梢血管疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患領域、疼痛管理・パーキンソン病の治療領域で、患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組み、日本の医療に意義のあるイノベーションを起こしていきます。
以上