テクノエーピーと日立GEがシンチレーションファイバを利用したガンマ線空間線量当量❹測定システム「D-phod」の販売で合意。
ガンマ線空間線量当量❹測定システム
D-phod
テクノエーピーと日立GEがシンチレーションファイバを利用したガンマ線空間線量当量❹測定システム「D-phod」の販売で合意。
株式会社テクノエーピーと日立GEニュークリア・エナジー株式会社は、このたび、シンチレーションファイバ*1を活用し、最大20m長さのガンマ線空間線量当量率(以下、空間線量率)を数秒間で測定できるシステム「D-phod(ディー・フォッド)」を開発し*2、テクノエーピーが5月25日から 販売を開始することで合意しました。
*1 シンチレーションファイバとは、放射線に反応して発光する光ファイバ
*2 本システムの開発には、日立GEの開発取り纏めのもと、株式会社テクノエーピーは信号処理回路等、レモジャパン株式会社はシンチレーションファイバのバンドル化等、株式会社クラレはシンチレーションファイバの供給をそれ
ぞれ担当しています。
2012/05/24 日経プレスリリースより
除染作業:線量測定時間を大幅短縮
従来方式: サーベイメータによる多点測定
新方式: 線状スキャニング測定により面測定を実現
最大20m線状の空間線量率分布を数分で高速測定
システム構成
パソコン
GPS
線状測定結果
信号処理部
位置分解能 1 m
最小取得データ 0.1m
シンチレーションファイバー
光検出部
GPS連動による広域線量率マッピング表示が可能 *3
項 目 | 仕 様 [型式:DP100] |
測定線種 | ガンマ線 |
検出器 | プラスチックシンチレーションファイバ(PSF) |
測定上限 *4 | 低感度型: ~約120μSv/h(PSFバンドル1本) 重量1.5kg標 準 型: ~約16μSv/h (PSFバンドル7本) 重量2.5kg高感度型: ~約8μSv/h (PSFバンドル12本)重量4kg |
測定長 | 5m / 10m(標準)/ 15m / 20m(最長) |
光検出部サイズ | L=160, φ49, 重量580g |
信号処理部サイズ | 180mm[W]×130mm[D]×60mm[H], 重量550g |
電 源 | パソコンのUSB電源から給電(350mA/5V) |
稼動時間 | 連続4時間以上:パソコンに指定外部バッテリ使用時 |
GPS 精度 | 5m |
樹木側面の空間線量当量率測定の様子
*3: マッピングソフトは別会社の取扱いとなります。
*4: 標準 PSF 長さ(10m) の線量当量率測定上限。PSFの長さによって測定上限は変わります。
※記載内容は予告なく変更することがあります。
TechnoAP
【放射線・放射能測定装置 設計・開発・販売】
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更新 2016/07/15