JCD♙ キャリアドック利用規約
JCD♙ キャリアドック利用規約
本規約は、特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(以下「JCD♙」)が提供する「キャリアドック」(以下「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。
第1条(適用)
1.本規約は、利用者と JCD♙ との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。
2.JCD♙ は本サービスに関し、本規約のほか、各種のルール(以下、「個別規定」といいます。)を定めることがあります。個別規定はその名称の如何に関わらず、本規約の一部を構成するものとします。
3.本規約が前項の個別規定と矛盾する場合には、矛盾する部分については、個別規定において特段の定めがない限り、個別規定が優先されるものとします。
第2条(本サービスの目的)
本サービスは、利用者が、ご自身の今後のキャリアを切り拓き、自分らしさを軸として、納得のいく選択や意思決定をしながら成⾧していく支援の提供を目的としています。
第3条(用語の定義)
本規約において使用される用語の定義は、それぞれ以下に掲げるとおりとします。 (1)キャリアドック 定期的にキャリアカウンセリングを受ける仕組。
※本サービスでは、初年は、約 1 か月の間を空けて 2 回のキャリアカウンセリング
を受け、翌年からは、毎年 1 回(希望によっては複数回)、継続して定期的にキャリアカウンセリングを受けていただきます。
(2)キャリアカウンセリング 1 回 60 分で行う、キャリアカウンセラーとの個別面談。
(オンライン)
(3)キャリアカウンセラー キャリアカウンセリングを実施する専門家(JCD♙ に登録
しているキャリア・デベロップメント・アドバイザー、国家資格キャリアコンサルタント)。
※なお、本サービスでは、初年の 2 回のキャリアカウンセリングは、原則として JCD♙が指定した同一のキャリアカウンセラーが担当します。基本的には翌年以降も同一のキャリアカウンセラーが担当しますが、利用者の要望等によって、JCD♙ が担当キャリアカウンセラーを変更することもあります。
(4)キャリアカルテ キャリアカウンセリングを受けた際に話された内容の概要を記録。
※本サービスでは、継続して定期的にキャリアカウンセリングを受けていただくため次回に向けた参考として記録を保存します。この記録はパスワードで保護されたコンピュータに保存され、機密情報(*)として扱われます。
本記録の保存期間は下記の通りです。
・本サービスを継続利用している場合:5 年経過後の年度末まで
・利用者から継続利用の中止の申し出があった場合:その年度の末日まで(*)本情報へのアクセス権限は、当該の担当カウンセラーおよび保存担当者のみとなります
第 4 条(本サービスの利用)
1.利用者は、本規約に同意頂いた上で JCD♙ の指定するWeb サイトから、希望するキャリアカウンセリングの実施日程を指定して申込み頂き、利用料金全額の着金をもって、申込み完了となります。
2.利用料金
本サービスの利用料金及び支払方法は別に定める利用申込書(Web フォーム等)に記載致します。
3.JCD♙ は、利用者が以下の事由があると判断した場合、利用を承認しないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
(1)利用の申込みに際し虚偽の事項の届出を行い、JCD♙ が適切なサービスの提供が困難と判断した場合。
(2)本規約に違反したことがある者からの申込みである場合
(3)その他、JCD♙ が本サービスの提供が困難であるもしくは適切ではないと判断した場合
第 5 条 (本サービスのキャンセル)
前条における申込み完了後にキャンセルのお申し出があった場合は、下記の通りキャンセル料を申し受けます。
①キャリアカウンセリングの実施日の 30 日前まで:キャンセル料なし(全額返金)
②キャリアカウンセリングの実施日の 29 日~15 日前まで:利用料金の 3 割
③キャリアカウンセリングの実施日の 14 日前~2 日前まで:利用料金の半額
④キャリアカウンセリングの実施日の前日以降:全額
第 6 条(規約の変更)
1.JCD♙ は、利用者の承諾を得ることなく、いつでも、民法 548 条の 4 第 1 項の範囲内において、本規約の内容を改定することができるものとし、利用者はこれを異議無く承諾するものとします。
2.JCD♙ は、本規約を変更するときは、本規約を変更すること、変更内容及び変更の効力発生時期について、Web サイトでの掲示その他の JCD♙ 所定の方法により、これらを利用者に周知します。
3.本規約の変更の効力は、前項の効力発生時期もしくは周知を行った時点のいずれか遅い時点から生じるものとします。
4.利用者は、本条第 1 項の範囲外の変更の場合であっても、本条第 2 項による本規約変更の周知後、本サービスを利用した時点で、変更後の本規約に異議無く同意したものとみ
なされます。
第 7 条(本サービスの内容)
JCD♙ は利用者に対し、以下の通りサービスを提供します。 (1)キャリアカウンセリングにおける相談
利用者ご自身のこれまでのキャリアを振り返り、意識してこなかった自分自身の軸を明確にすることを通じて、納得のいく選択や意思決定をしながら成⾧していくことを目的に行います。本プログラムでは、過去の経験を振り返り、どんな時に自身が満足や充実を感じるのか、あるいはモチベーションが高まり力を発揮しようとするのか、といった
『原動力』や『こだわり』を明確にしていきます。また、利用者ご自身が意思決定もしくは答えを見つけていくためのご支援をいたします。
※本サービスでは、仕事を紹介する支援は行っておりません。また、利用者の悩みの解決について保証するものではありません。尚、本サービスの提供中、利用者が精神的に不安定と推測される場合や以下の場合には、JCD♙ の判断により、相談の受付やサービスの提供をお断りする場合があります。
①相談内容がキャリアのテーマから大きく逸脱している場合
②専門医等の対面治療を受ける方が適切だと推測される場合、又は既に通院中の場合
③自傷行為や破壊行為に発展すると思われる場合
④法律的な解決が必要と推測される場合
⑤相談内容が法律や公序良俗に違反する場合
⑥JCD♙ 又は JCD♙ が指定したキャリアカウンセラー等に対する信用・名誉・プライバシーその他の法的利益を侵害する不適切な言動を行った場合
⑦本サービスの範囲を超えるサービスの提供を求めていると当協会が判断する場合
⑧法令又は本規約等に違反する行為があった場合
⑨その他 JCD♙ において、本サービスの提供の継続が困難もしくは適切に行えないと判断した場合
(2)キャリアカウンセラーの守秘義務とその限界について
キャリアカウンセラーは、キャリアカウンセリング業務ならびにこれに関連する活動に関して知り得た利用者の秘密に対して守秘義務を負っています。但し、利用者の生命・身体・財産の危険が察知される場合、又は法令もしくは個別規定を含む本規約に定めのある場合等は、この限りではありません。
なお、利用者の課題解決に対して必要であるとキャリアカウンセラーが判断した場合に他の分野の専門家から助言を受けたり(コンサルテーション)、経験豊富な指導者であるスーパーバイザーから指導を受けたり(スーパービジョン)することは、利用者の利益を守るための倫理的行為とされています。そのため、利用者の面談内容の一部について、スーパーバイザーや他の専門家と共有・検討する場合があります。共有する内容は、利用者の課題解決以外の用途で使用することは一切なく、また、個人が特定できる固有名詞は
一切含まれません。そして、スーパーバイザーや他の専門家にも共有する内容について守秘義務を厳守する措置を講じます。
利用者は、本サービスの申込みにより、利用者の秘密について上記の取扱が行われることに同意したものとみなされます。
(2)キャリアカウンセリングの実施時間 1 回の面談は 60 分を上限とします。 (3)カウンセリングの使用ツール
キャリアカウンセリングは Web 会議ツール Zoom を使用します。(ダウンロードや利用料は無料、通信料金は利用者の自己負担)。但し、将来的に上記会議ツールを変更することがあります。
利用者はご自身でパソコンやスマートフォンをご用意いただき、JCD♙ が指定する URL へ接続する等、キャリアカウンセリングが可能な状態にして頂きます。
利用者のインターネット接続の不具合や準備不備等によりキャリアカウンセリングができなかった場合は、当日にキャンセルされたものといたします。また利用者の事情により開始時間が遅れた場合は、次の通り取り扱います。
①Zoom に接続できずに開始予定時刻から 10 分経過した場合 当日キャンセル
②開始予定時刻から 10 分以内に Zoom がつながった場合は、60 分の内の残った時間でキャリアカウンセリングを行います。
(4)JCD♙ の責に帰すべき理由により、所定日時で本サービスの提供ができなかった場合には、利用者の同意を得て代替日時を定めて本サービスを提供いたします。
第 8 条(個人情報等の取扱い)
個人情報及び利用者情報については、本規約(個別規定を含みます)で定めるもの以外については、JCD♙ が定める「個人情報保護方針」に則り、適正に取り扱うこととします。
第 9 条(利用者の責任)
1.本サービスは、利用者の相談内容に応じて、キャリアカウンセラーが、利用者ご自身がご自分で意思決定もしくは答えを見つけていくための支援をする事を目的としております。また、キャリアカウンセラーから情報やアドバイスを提供させていただく事もありますが、実際に活用するかどうかは、利用者の自由な選択、判断、及び責任に基づいて行うものとします。
2.本サービスの利用の結果、万が一利用者が不利益を被ったり、第三者に損害を与えたりするなど、いかなる結果を生じても、JCD♙ に故意又は重過失がある場合を除き、JCD♙は責任を負わないものとします。
第 10 条(禁止行為)
利用者は、本サービスの利用にあたり、以下に掲げる行為が禁止されます。JCD♙ において、利用者が禁止事項に違反したと認めた場合、本サービスの一時停止、契約解除、禁止行為の差し止め請求、損害賠償請求その他 JCD♙ が必要と判断した措置をとることができま
す。
(1)本サービスにおいて、面談の録画・録音・撮影、面談内容の SNS への投稿等 (2)本サービスによって得られた情報を商業的に利用する行為
(3)本サービスを含む JCD♙ の事業の運営を妨害するおそれのある行為
(4)キャリアカウンセラー又は第三者に不利益、損害、不快感を与える行為(誹謗中傷を含むがこれに限られない)
(5)JCD♙ が許諾しない本サービス上での宣伝、広告、勧誘、または営業行為
(6)本サービスを含む JCD♙ の事業に関連して、反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
(7)その他、JCD♙ が不適切と合理的に判断する行為
第 11 条(免責事項)
1.JCD♙ の責めに帰すことができない事由(不可抗力)により、本サービスの全部又は一部の提供が不能となった場合には、利用者または第三者が被った如何なる不利益または損害についても、JCD♙ は一切の責任を負わないものとします。
2.JCD♙ の債務不履行(但し、故意又は重過失の場合を除きます)により利用者に本サービスの全部又は一部の提供が不能となり、これにより利用者に損害が発生した場合には、相当因果関係の範囲内で当該損害が発生した月に受領した利用料の額を上限として、 JCD♙ は責任を負います。
第 12 条(通知又は連絡)
利用者と JCD♙ との間の通知または連絡は、JCD♙ の定める方法によって行うものとします。JCD♙ は、利用者から JCD♙ が別途定める方式に従った変更届出がない限り、現在登録されている連絡先が有効なものとみなして当該連絡先へ通知または連絡を行い、これらは、発信時に利用者へ到達したものとみなします。
第 13 条(準拠法、管轄裁判所)
1.本規約および個別規定の準拠法は日本法とします。
2.本規約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。
2023 年 11 月 9 日 施行
2024 年 1 月 5 日 一部改訂
以上