福島県の風景や食べ物の素晴らしさを伝えるフォトコンテストは他にもたくさんあり、すでに日本人だけでなく外国人も投稿している。一方、訪日リピーターたちが求めている のは、素晴らしい日本的風景よりも、地域の「伝統」「文化」「生活」「人と人とのふれあい」といった、都会にはなくなりつつある「Authenticな(正真正銘の)」 日本の原風景であり、「Authenticな」日本の原風景や、一枚の写真でその地域の素敵な文化などが分かるような写真を募集することにより、外国人を含めた県外客の...
資料2
別記
県北地方の魅力を伝えるフォトコンテスト実施業務委託契約仕様書
1 委託業務の目的
福島県の風景や食べ物の素晴らしさを伝えるフォトコンテストは他にもたくさんあり、すでに日本人だけでなく外国人も投稿している。一方、訪日リピーターたちが求めているのは、素晴らしい日本的風景よりも、地域の「伝統」「文化」「生活」「人と人とのふれあい」といった、都会にはなくなりつつある「Authenticな(正真正銘の)」日本の原風景であり、「Authenticな」日本の原風景や、一枚の写真でその地域の素敵な文化などが分かるような写真を募集することにより、外国人を含めた県外客の県北地域への旅の誘導を図り、集まった写真を活用して地域に昔からあった、新たな魅力を発信していくことを目的とする。
また、県北地方を訪れた外国人に「Authenticな」日本の原風景を撮影した写真を投稿してもらうことにより、県北地方の知名度アップを図ることも目的とする。
2 委託業務の内容
上述の目的に沿って、通年で県北地方の魅力を伝えるためのフォトコンテストを実施する。なお、実施に当たっては下記に沿った内容とする。
(1)全体の運営
ア 「Instagram」を利用したフォトコンテストを実施すること。
イ 「春」期分として、6月に4~5月の投稿作品から優秀作品を選定し、表彰を行うこと。ウ 「夏」期分として、9月に6~8月の投稿作品から優秀作品を選定し、表彰を行うこと。エ 「秋」期分として、12月に9~11月の投稿作品から優秀作品を選定し、表彰を行うこ
と。
オ 「冬」期分として、3月に12月~2月の投稿作品から優秀作品を選定し、表彰を行うこと。
カ フォトコンテストの事務局を運営し、問い合わせ等に対応すること。
(2)ウェブサイト
ア 作品の募集のために専用ウェブサイトを設置すること。
イ ウェブサイトのサーバーについてはレンタル等により県の外部のものを使用すること。ウ ウェブサイトは平成30年4月11日(水)までに運用をスタートすること。
エ ウェブサイトには日本語ページの他に、英語、繁体字中国語、タイ語のものも設置すること。(タブをクリックすることにより言語を切り替えられるようにすること。)
オ ウェブサイト運営開始時には日本語ページのみでスタートしてもよいが、日本語ページ掲載開始から10日程度で外国語ページもスタートさせること。
(3)賞及び副賞
ア 各季節、最優秀賞を含めて5つ程度の賞を設定すること。イ 副賞は宿泊券を中心に準備すること。
ウ 表彰状及び副賞については、乙が受賞者と連絡をとり受賞者に発送すること。
エ 受賞者が海外の方となった場合は、日本語の表彰状の他に少なくとも英語の表彰状を作成すること。
(4)受賞作品の活用
ア 受賞作品すべてを使用した、県北地方の観光PRポスターを作成すること。(印刷枚数300枚)イ 受賞作品すべてを紹介するショートビデオ(YouTube用)を作成すること。
(4)その他
ア フォトコンテストをPR(広報)するためのポスターを作成すること。(印刷枚数50枚)
イ 審査については甲が監修者の協力により実施するが、応募作品のサムネイルの出力等可能な限りの協力を行うこと。
ウ 審査員として甲が指定する監修者に対して、季節ごとの審査の際に監修料として5万円程度支払うこと。
エ 応募者を集めるための方策の一つとして、「Instagram」での広告を可能な限り実施すること。なお、この際の重点エリアについては甲と相談の上決定すること。
オ 応募者を集めるための方策の一つとして、大学の写真サークル等に対して働きかけを実施すること。
3 提出書類
乙は、委託契約書に定めるもののほか、次の各号に掲げる書類を甲の指定する日までに提出しなければならない。
(1)委託業務着手届(別記第1号様式)(委託契約後速やかに)
(2)委託業務完了報告書(別記第2号様式)
(3)実績報告書 別記第3号様式のとおりとし、委託期間終了後甲が別途指示する日までに提出すること。
4 成果品
成果品は次のとおりとする。
(1)事業実績報告書
(2)ウェブサイトのハードコピー
(3)受賞者一覧
( 4) フォトコンテストPR用のポスター1枚及び受賞作品を仕様して作成したPRポスター
1枚
(5)受賞作品を紹介するショートビデオ( DVD等データ)
(6)大学のサークル等、働きかけを実施した機関等の一覧
(7)その他甲が必要と認めるもの
5 仕様の変更等
(1)仕様の変更
乙がやむを得ない事情により本仕様書の変更を必要とする場合には、あらかじめ甲と協議し、甲の承認を得ること。
(2)仕様書記載外の事項
本仕様書に記載されていない事項又は本仕様書の記載内容に疑義が生じた場合は、必要に応じて甲と乙が協議して定めるものとする。
6 財産権の取扱い
乙の委託業務の実施に伴って取得した財産は、原則として甲に帰属するものであるが、次の全ての要件を満たした場合は、甲に申し立てて乙に帰属させることができるものとする。
(1) 財産に関して出願・申請の手続を行う場合、甲に報告すること。
(2) 甲が公共の利益のために要請する場合、甲に対し、当該財産を無償で利用する権利を許諾すること。
(3) 正当な理由なく取得した財産を相当期間活用していない場合、甲の要請に応じて第三者への実施許諾を行うこと。
(4) 乙が財産に関する事業を実施しなくなった場合、当該財産を事業の目的に従い、希望する地域の関係者に譲渡する等、公益かつxxな取扱を行うこと。
7 暴力団排除条項を確認するための書類
乙は次の書類を甲の指定する日までに提出しなければならない。
(1)暴力団等反社会的勢力でないことの表明・確約に関する同意書( 別記第5号様式)
(2)役員一覧( 別記第6号様式)
(3)団体の会則又は定款
8 業務上の留意事項
( 1) 乙は、受託業務の遂行上必要とする資料の収集に当たり、関係機関の協力を得る必要がある場合は、予めその趣旨を委託者に連絡した上でこれを行わなければならない。
( 2) 乙は、受託業務の執行に関して、本仕様書の内容に疑義が生じた場合は、遅滞なく甲に連絡し、指示を受けるものとする。
( 3) 受託業務の開始時期及び終了時期並びに受託期間内において、甲又は乙が必要と認める時期に随時打合せを行うものとする。
(4) 本事業の実施にあたり、甲が必要とする関係機関への諸手続については乙が代行するものとする。
9 その他
( 1) 委託費の支給事由と同一の事由により支給要件を満たすこととなる県等の交付金、補助金、助成金等との併給はできないこと。
(2)委託業務に関連する書類・領収書等は、契約締結後5年間保存するものとする。