Nikko Vietnam Fund
マンスリーレポート
日興ベトナム・ファンド
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基準日: 2017年07月31日
ケイマン籍オープン・エンド型契約型公募外国投資信託(円建)
ファンドの主要な投資目的は、投資対象ファンド運用会社であるビナキャピタル・インベストメント・マネジメント・リミテッド(以下、
「ビナキャピタル」といいます。)が運用し、ベトナムおよび周辺アジア諸国に対して主として投資する集団投資スキームへの投資および取引、ならびに、現金運用目的での短期金融証券、現金等価資産および/または銀行預金への投資および取引を通じて、リ スクを管理しつつリターンを最大化することです。
・ファンドは、主としてベトナムに対し、NVFマスター・ファンドを通じて投資を行うファンド・オブ・ファンズです。
・ファンドは、NVFマスター・ファンドを通じて、主としてLSEメイン市場※プレミアム・セグメントに上場されている投資対象ファンドに投資します。現在の投資対象ファンドは下記の通りです。
※ロンドン証券取引所上場証券メイン・マーケット
ビナキャピタル・ベトナム・オポチュニティ・ファンド・リミテッド(VOF)
ベトナム・インフラストラクチャー・リミテッド(プライベート・エクイティ株式:VNI)フォーラム・ワン-VCGパートナーズ・ベトナム・ファンド(VVF)
・ファンドは、ベトナムの大手資産運用会社の一つであるビナキャピタルが運用する投資対象ファンドに間接的に投資します。
ファンドの目的・特色
日興コード | 0422 |
1口当たり純資産価格 | 6,982円 |
純資産総額 | 37.23億円 |
設定日 | 2007年9月7日 |
信託期間 | 約10年(2017年8月31日まで) |
決算日 | 年1回、毎年6月最終ファンド営業日 |
運用実績
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 | |
2013年 | 20.63% | 1.81% | 2.21% | 2.78% | 6.28% | -2.82% | -0.58% | -0.68% | -3.69% | 6.03% | 6.75% | 3.26% | 48.08% |
2014年 | 2.36% | 2.65% | 3.18% | -1.90% | -5.88% | 5.93% | 3.77% | 3.17% | 7.60% | 0.50% | 7.08% | -5.86% | 23.76% |
2015年 | -0.26% | 0.51% | -2.27% | 1.84% | 2.37% | -1.58% | 8.09% | -14.24% | 2.10% | 8.69% | -1.73% | -5.52% | -4.00% |
2016年 | -4.20% | -0.11% | 3.98% | 5.39% | 1.99% | -7.72% | 6.51% | -0.02% | 0.24% | 1.51% | 7.75% | 5.67% | 21.79% |
2017年 | -0.49% | -0.72% | 1.19% | 0.92% | -0.29% | 0.91% | 0.03% | - | - | - | - | - | 1.54% |
月次騰落率
2007年9月7日~2017年07月31日
1口当たり純資産価格の騰落率 | |
1ヵ月 | 0.03% |
3ヵ月 | 0.65% |
6ヵ月 | 2.05% |
1年間 | 17.62% |
3年間 | 33.52% |
設定来 | -30.18% |
※ 設定来騰落率は2007年9月7日か
ら基準日までの騰落率。
※ 当ファンドの月次のパフォーマンスは投資対象ファンドの株価に基づき算出されています。使用されている株価の算出日は月末ではないため、当ファンドのパフォーマンスは、各投資先
ファンドにおける月次パフォーマンスの記載と乖離する場合があります。
※本書面後半部の「必ずお読みください。」をご確認ください。上記のコメントについては日興ベトナム・ファンドの管理会社シンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッドによります。
(円)
12,000
1口当たり純資産価格の推移
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(日付)
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2017年7月は、償還に向けた資産の売却によりポートフォリオの現金比率が高まったことから、当ファンドの1口当たり純資産価格は小幅な変動となりました。1口当たり純資産価格は前月比で0.03%上昇して、6,982円となりました。
1口当たり純資産価格
ベトナム株価指数は月間では小幅な変動となりました。ベトナム国家銀行は予想外の利下げを行い、政策金利を0.25%引き下げました。ベトナムの7月の消費者物価指数(CPI)は前年比でわずか2.5%の上昇にとどまりました。日経が発表した7月のベトナムの購買担当者景気指数(PMI)は、前月の52.5から51.7へと下落しました。ベトナムドンは安定を維持しました。(ベトナム市場の詳細な情報については次ページ以降をご参照ください)。
ベトナム株式市場・ベトナム経済
ベトナム株価指数の推移
1,300
1,100
900
700
500
300
100
円・米ドル相場の推移
120 円
110 円
100 円
90 円
80 円
70 円
7月の円・米ドル相場は、1.29%の円高米ドル安となりました。7月の円・英スターリング・ポンド相場は、0.46%の円xxスターリング・ポンド安となりました。
為替相場
2017年7月の投資先ファンドのロンドン証券取引所における取引価格ですが、VOFは3.96%、VNIは3.30%の上昇となりました
(VOF、VNIの騰落率は2017年6月29日および2017年7月28日付の取引価格より計算した値です)。
当ファンドは2017年8月31日に償還します。スムーズな償還を目指し、上記2ファンドの流動性が比較的低いことも考慮して、これらファンドの売却を7月も継続しました。7月はVNIおよびVVFの売却を完了し、7月末時点での組入れ比率は、VOFが2.27%、合計でも2.27%となりました。
VOF、VNI、VVFの状況
資産構成比 2017年7月31日現在
VOF, 2.27%
現金, 97.73%
以下は、VOF、VNI、VVFの運用を行っているビナキャピタル・グループのレポートを基に作成しました。
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◆ ベトナム資本市場・経済・債券市場
【ベトナム株式市場】
■7月は大きく下げた後戻す
2017年のベトナム株式市場は、4月の調整を除きこれまでほぼ一本調子に上昇してきましたが、7月は大きく上げ下げしました。7月のベトナム株価指数は760ポイントと783ポイントの間を上下しましたが、月間の騰落率は0.91%の上昇と小幅な変動にとどまりました。当レポート執筆時点では、ベトナム株式市場は再び上昇トレンドに回帰し、9年ぶりの高値水準にあります。外国人投資家は買い越しを継続しており、直接間接の外国人投資がいずれも高水準を維持し、これがベトナムドンを下支えし続けています。ベトナムドンの対米ドル為替相場は、2017年の最初の7カ月でわずか0.4%の米ドル安ベトナムドン高となっています。
【ベトナム経済】
2017年7月10日、ベトナム国家銀行(SBV)は市場の予想に反しベトナムの政策金利を0.25%引き下げました。GDP成長率を年間の政府目 標である6.7%に向けて加速させる狙いであると同行は説明しました。逼迫した財政事情を考えれば、積極的な財政出動により経済を刺激することは安易に行うべきではないことから、この政府目標達成のため、政府は財政政策ではなく金融緩和策を選択しました。のみならず、ベトナムの公的債務の対GDP比率はすでに法律上の上限である65%にすでにほぼ到達しています。ベトナムのGDP成長率は今年6.3~6.5%になると我々は予想しています。
7月のベトナムの消費者物価指数(CPI)は前年比でわずか2.5%の上昇にとどまりました。物価上昇が穏やかであることに加え、USDインデックスが年初来で10%下落し、ベトナムドンの対米ドル為替相場が前年末比でほぼ同水準となるなど米ドル安も手伝って、SBVは国内銀行に資金を潤沢に供給するための政策決定の自由度を確保できています。銀行システムに過剰流動性が生じれば、銀行は企業や個人に資金を貸し出し、それがGDPの成長を促すと、政府は期待しています。銀行に流入した流動性の目に見える影響は、1週間物銀行間取引金利が2017年当初に4.5%であったものが7月末には0.7%へと低下したことです。同金利は、7月だけで2%低下しました。
今年の経済成長を牽引しあるいは抑制してきた要因は全て7月も変わりませんでした。要するに、ベトナムの経済成長は現在消費と工業生産に後押しされると同時に、原油生産の縮小により足を引っ張られています。2017年初来7カ月間の小売売上高(消費の成長率の代表数値)は 前年比8.7%増となり、また製造業生産高も同10.6%増となって、2017年上半期の成長率がほぼ維持されました。
対照的に、ベトナムの鉱業生産は6月の前年比5.5%減から7月は同3.5%減へと減少幅が縮小しました。しかし、この見た目の改善は、原油生産の回復というよりはむしろ前年数値の変動が有利に働いたものであって、軟調な原油生産がGDP成長率の足かせとなる状況に変わりはありません。
7月のベトナムの購買担当者景気指数(PMI)は6月の52.5から51.7へと下落しました。ただし、景気の先行指標となる項目については2018年に向けて製造活動がさらに拡大することを示しています。7月の企業は、最終製品の在庫は減少し、しかも生産水準は過去6年間で最高の水準になっていると報告しました。さらに、2017年初来7カ月間の外国人直接投資(FDI)による資本流入は前年同期比6%増の90億米ドルに達し、計画されたFDIの大半は新工場およびその他生産設備の開発を目的としています。
◆ビナキャピタル・ベトナム・オポチュニティ・ファンド・リミテッド(VOF)
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VOFの株価は3.06%上昇の3.0325英スターリング・ポンドとなりました(VOFの株価の騰落率は、2017年6月30日および2017年7月31日付の取引価格より計算した概算値です)。また、VOFはベトナム株価指数をアウトパフォームしました。取引価格のNAVに対するディスカウント幅は15.4%に縮小しました。
7月は数多くのベトナム企業が2017年上半期の企業業績を発表しました。その平均的な利益成長率は20%程度でしたが、当ファンドに組み入れているベトジェットエア(VJC)を含め、そのなかでいくつかの企業がそれを上回る堅調な利益成長を公表しました。VJCの2017年上半期 は、売上および純利益がそれぞれ31%および45%の増加となりました。機体売却やリースバックの売上を除いた本業の売上が47%の増収となったことが主に寄与しました。20の新規路線の開設、3%の航空運賃の上昇、利用客の16%の増加が全て売上の増加に貢献しました。航空業界に関する5月のレポートでも指摘しましたとおり、航空業界はベトナム内外の旅行人口の高成長の恩恵を受け続けることから、VJCおよび他の航空会社における本業の利益成長は今後も継続すると我々は考えています。
xxxxが顕著であったもうひとつの会社は、堅調な売上の伸びと私募増資の成功を発表したxxxxxx・ジュエリー(PNJ)でした。同社の2016年は好業績となりましたが、2017年上半期も、全てのセグメントが好業績に寄与して、39%増収54%増益の非常に堅調な結果となりました。特に、金製品の小売売上は、既存店売上の28%の増加に加え、急速な店舗網の拡大も寄与して、46%増加しました。PNJは2017年上半期の間に20の新店舗をオープンし、全店舗数は240になりました。PNJは店舗数を2017年の末までに280店舗、2018年の末までに310店舗へと増やす計画です。
銀製品の売上も、新作のデザインや効果的な販売キャンペーンの奏功により、44%増加しました。販売網の拡大により増加する宝飾品需要を取り込むことができるばかりでなく、市場の80%を占める家族経営の宝飾店からマーケットシェアを奪っていくことにより、PNJの本業の利益成長は今後数年間堅調を維持すると我々は考えています。PNJの純利益は、2017年が前年比57%増の3,500万米ドル、2018年が同20%増の4,200万米ドルになると我々は予想しています。PNJは7月、私募増資により、4,300万米ドルの資金調達に成功しました。新規に発行された株式は、発行前株式総数の10%に相当し、その51%は1株あたり4.20米ドルの価格にて国内投資家に割り当てられ、49%は1株当たり4.80米ドルにて外国人投資家に割り当てられました。発行後の同社の時価総額は、4.20米ドルを使えば4億5,600万米ドル、4.80米ドルを使えば5億1,400万米ドルとなります。VOFは現在PNJの10%を保有する筆頭株主となっています。我々は決定された募集価格に満足しています。し かしながら、VOFのポートフォリオにおけるPNJの組入れ比率はかなりオーバーウェイトとなっていることから、今回の増資には参加しませんでした。外国人枠の半分以上が国内のxx機関投資家により取得されたと我々はみています。外国人向け募集価格の4.80米ドルを使うと、 PNJの資産価値は投資額の2.8倍ということになります。
2017年8月17日、VOFの取締役会は、xxxxにとって初めての配当を行うことを発表しました。中間配当の金額は1株当たり4.8米セントで、支払日は9月27日です。詳しくは当ファンドのホームページをご覧ください。
4.73米ドル
9.45億米ドル
VOFの1株当たり純資産価格 VOFの純資産総額
VOFの組入上位10銘柄 構成比 業種
ポートフォリオ内訳(アセットクラス)
Vietnam Dairy Products (VNM) 13.2% 食品・飲料
Hoa Phat Group (HPG) 10.7% 建築資材
Phu Xxxxx Jewelry (PNJ) 5.4% 消費財
Khang Dien House (KDH) 5.2% 不動産・建設
Airports Corporation of Vietnam (ACV) 5.0% 工業
Quang Ngai Sugar JSC (QNS) 4.8% 食品・飲料
Eximbank (EIB) 3.3% 金融サービス
Coteccons (CTD) 2.9% 不動産・建設
Novaland (NVL) 2.5% 不動産・建設
Vietjet Air (VJC) 2.3% 工業
上場株式
OTC株式プライベート・エクイティ
現金等不動産プロジェクト
債券等
売掛金、買掛金等
ホテル・宿泊
外国株式
12.5%
8.2%
6.7%
4.8%
4.4%
4.0%
1.3%
0.5%
57.7%
VOFの取引価格推移(Main市場)
£3.10
£2.90
£2.70
£2.50
£2.30
£2.10
£1.90
£1.70
計 55.3%
※Main市場に上場されて以降の株価の推移です(英スターリング・ポンド
建て)。
食品・飲料建設資材 不動産株式一般消費財
インフラ
現金等金融サービス
不動産プロジェクト
債券等
売掛金、買掛金等
工業鉱業/石油・ガス
農業ホテル・宿泊
製薬・ヘルスケア
ポートフォリオ内訳(業種)
15.2%
11.9%
7.2%
6.9%
6.7%
5.1%
4.8%
4.4%
4.0%
4.0%
2.9%
2.5%
1.3%
1.3%
21.9%
(注) 構成比およびポートフォリオの内訳は、VOFの純資産総額を100%として計算した値です。
※本書面後半部の「必ずお読みください。」をご確認ください。上記のコメントについては日興ベトナム・ファンドの管理会社シンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッドによります。
◆ ベトナム・インフラストラクチャー・リミテッド(VNI) 5/5 ページ 【ベトナム・インフラストラクチャー・リミテッド: プライベート・エクイティ株式(VNI) 】 2017年7月31日のVNIの純資産総額(NAV)は1,260万米ドルまたは1株当たり0.036米ドルとなりました。NAVは前月末からほとんど変化せ ず、その結果、1株当たりNAVの0.036米ドルも6月30日から変わりませんでした。 7月31日、VNIは、ファンドに残された最後の資産であるビル内携帯電話通信システム(IBS)の全ての権利を、JTOWER社および東南アジア成長ファンドの合弁企業であるVIBS Pte社と一人の国内投資家に売却したと発表しました。当ファンドは、2017年6月30日付の同資産の未監査純資産(NAV)である990万米ドルをわずかに上回る約1,020万米ドルの現金を受け取りました。当ファンドは任意清算手続きの開始前に株主に分配を行う予定です。分配に関する詳細はまもなく発表する予定です。 VNIの取引価格推移(AIM市場) VNIの1株当たり純資産価格 0.036米ドル $1.2 VNIの純資産総額 1,260万米ドル $1.0 $0.8 $0.6 $0.4 $0.2 $0.0 |
◆ フォーラム・ワン-VCGパートナーズ・ベトナム・ファンド(VVF) 7月末の当ファンドのAクラス株式の1株あたり純資産総額(NAV)は前月比2.8%下落し、ベトナム株価指数をアンダーパフォームしました。7月は、ベトナム投資開発銀行(BID)、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(SAB)、ペトロベトナムガス(GAS)といった大型株や、13.7%上昇したファロス建設(ROS)のようないくつかの投機的な銘柄がベトナム株価指数の上昇を牽引したことから、当ファンドに中小型株を多く組入れていることがベトナム株価指数に対して成績が劣後した主な要因となりました。 VVFの1株当たり純資産価格 13.30米ドル VVFの純資産総額 7,700万米ドル VVFの1株当たり純資産価格 $14.2 VVFの主な組入銘柄 $13.8 会社名 構成比 業種 FPT Corp (FPT) 9.2% テクノロジー $13.4 Vietnam Dairy Products (VNM) 8.8% 生活必需品 $13.0 Hoa Phat Group (HPG) 6.4% 建築資材 $12.6 Vietnam Container Shipping (VSC) 5.4% 工業 $12.2 Military Commercial Bank (MBB) 4.7% 金融サービス $11.8 Cotec Construction (CTD) 4.6% 工業 Can Don Hydro Power (SJD) 4.3% 公益 $11.4 DHG Pharmaceutical (DHG) 4.2% 製薬・ヘルスケア $11.0 Phu Xxxxx Jewelry Joint Stock Company (PNJ) 4.1% 消費財 Binh Minh Plastics (BMP) 4.0% 工業 (注) 構成比内訳は、VNI・VVFの各ファンドの純資産総額を100%として計算した値です。 |
※本書面後半部の「必ずお読みください。」をご確認ください。上記のコメントについては日興ベトナム・ファンドの管理会社シンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッドによります。 |
■お申込みメモ
名称: 日興ベトナム・ファンド
ファンド形態: ケイマン籍オープン・エンド型契約型公募外国投資信託
設定日: 平成19年9月7日
信託期間: 平成19年9月7日(設定日)より平成29年8月31日まで
決算日: 年1回、毎年6月最終ファンド営業日
収益分配: 当面は分配を行いませんが、管理会社の裁量により支払いを行うことも可能です。
ファンド営業日:
買付の申込:
買戻し(換金)の申込:
(ⅰ)ルクセンブルグの銀行、(ⅱ)ロンドン証券取引所のAIM市場、同証券取引所上場証券メイン・マーケットのプレミアム・セグメント(注)、ならびに(ⅲ)日本の銀行および第一種金融商品取引業者が営業を行っている日(土曜日、日曜日または祝日は除きます。)ならびに/または管理会社が(絶対裁量により)書面により随時指定す
るその他の日および/もしくはその他の場所をいいます。
(注)ファンドがNVFマスター・ファンドを通じて投資する投資先ファンドのうち、ビナキャピタル・ベトナム・オポチュニティ・ファンド・リミテッド
(「VOF」)については、ケイマン籍からガーンジー籍へ変更となり、取引市場がロンドン証券取引所のAIM市場から同証券取引所上場証券メイン・マーケットのプレミアム・セグメントへ移行し(これにより、VOFはメイン・マーケットでの取引上必要とされる厳格なコーポレート・ガバ ナンスならびに規制および報告上の義務が課されることとなりました。)、また取引価格が英ポンド建てとなりました(ただし、財務書類上の VOF資産は米ドル建てで変更ありません。)。
(注)現在、ファンドのお買付けはできません。
毎月第1営業日を買付日として買付が行われますが、買付日の2営業日前のお申込みを必要とし、買付のお申込みは当該日を含むその直前の日本における5営業日間とします。
毎月第1営業日を買戻日として買戻し(ご換金)が行われますが、買戻日の30暦日前の申込みを必要とし(ファンドの休業日の場合は直前の営業日)、買戻しのお申込みは当該日を含むその直前の日本における5営業日間に受け付けます。
買付価格: 買付日である評価日における受益証券1口当たり純資産価格(当初1口当たり10,000円)買戻価格: 買戻日である評価日における受益証券1口当たり純資産価格
買付/申込単位: 500口以上1口単位
ご換金(買戻し)単位: 1口以上1口単位
■ファンドに係る手数料等について
①お申込時に直接ご負担いただく費用
(注)現在、ファンドのお買付けはできません。
◇お申込手数料
・お申込手数料は、お申込口数に応じて、以下の通りです。 1万口未満 4.32%(税抜 4.00%)
1万口以上 5万口未満 2.70%(税抜 2.50%)
5万口以上 2.16%(税抜 2.00%)
・ただし、管理会社および販売会社が契約により別途合意する場合には、それに従うものとし、上記と異なる取扱いとすることができます。
※ご購入の際に交付された投資信託説明書(交付目論見書)の「手続・手数料等」の内容もあわせてご確認ください。
②ご換金(買戻し)時に直接ご負担いただく費用
◇買戻し手数料 ありません。
③投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
◇管理報酬等
日々の純資産総額に対して、年率1.65%を乗じた額(ただし、年間報酬額の上限額、下限額が適用される場合があります。)およびその他費用等がファンド資産より控除されます。管理報酬、代行協会員報酬、販売報酬、保管および管理事務代行報酬ならびに受託報酬は四半期毎に後払いされるものとします。以下、年率表示です。
(内訳) (年率 )
管理報酬 0.500%
代行協会員報酬 0.200%
販売報酬 0.800%
保管および管理事務代行報酬 0.135%
受託報酬 0.015%(上限額: 年30,000 米ドル、下限額:年15,000 米ドル)
◇NVFマスター・ファンドの報酬および費用
ファンドとNVFマスター・ファンドの間の費用に関する契約に基づき、NVFマスター・ファンドに関する一定の報酬および費用は、ファンドのレベルで計上されます。
◇その他費用・手数料
その他費用として、取引手数料やファンドの設立・開示に係る費用等(監査報酬、弁護士報酬、有価証券届出書・目論見書等の印刷費用を含みますが、これらに限られません。)をファンドより間接的にご負担いただいております。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。
さらに、ファンドは投資対象ファンド内で支払われることがあるすべての報酬および費用(投資対象ファンドの管理報酬年率上限2.0%およびハード ルレート8%またはハイ・ウォーター・マークのいずれか高いほうを超えた部分に対する成功報酬上限20%のほか、投資対象ファンドが独自に定める役員、エージェントおよびその他のサービス提供者に支払うべき報酬および費用を含みます。投資対象ファンドにおいては、投資信託説明書
(交付目論見書)の「ビナキャピタル・ベトナム・オポチュニティ・ファンド・リミテッド(VOF)の概要」、「ビナランド・リミテッド(VNL)の概要」※および「ベトナム・インフラストラクチャー・リミテッド(VNI)の概要」に記載の支払い方法に従った報酬が支払われます。)も間接的に負担します。
※2017年のファンドの償還に向けての売却が進められ、2016年12月28日現在においては全売却が完了しているため、2016年12月28日現在、ビナランド・リミテッ
ドは投資対象ではありません。
一方、ファンドは、投資対象ファンドの受益証券または投資証券をNVFマスター・ファンドを介してAIM市場(注)で取得しています。これら投資対象 ファンドの受益証券または投資証券の取引価格はAIM市場(注)の需給により価格形成されるため、ファンドが、投資対象ファンドの報酬および費用を、どの程度の割合で負担するのかを確定することができません。
(注)ファンドがNVFマスター・ファンドを通じて投資する投資先ファンドのうち、ビナキャピタル・ベトナム・オポチュニティ・ファンド・リミテッド(「VOF」)については、ケイマン籍からガーンジー籍へ変更となり、取引市場がロンドン証券取引所のAIM市場から同証券取引所上場証券メイン・マーケットのプレミアム・セグメントへ移行し(これにより、VOFはメイン・マーケットでの取引上必要とされる厳格なコーポレート・ガバナンスならびに規制および報告上の義務が課されることとなりまし
た。)、また取引価格が英ポンド建てとなりました(ただし、財務書類上のVOF資産は米ドル建てで変更ありません。)。
上記手数料の合計額については、お客様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
※ご購入の際に交付された投資信託説明書(交付目論見書)の「手続・手数料等」の内容もあわせてご確認ください。
④税金
・ご購入の際に交付された投資信託説明書(交付目論見書)の「手続・手数料等」の内容もあわせてご確認ください。
必ずお読みください。
■ファンドに係るリスクについて
ファンドは、主にベトナムの上場株式・未上場株式・不動産等を実質的な投資対象としますので、組入株式等の価格変動または流動性の予想外の変動があった場合や、投資先企業の財務状況等の悪化による影響によって重大な損失が生じるリスクがあり、ファンドの受益証券1口当たり純資産価格の下落によって、損失を被ることがあります。
また、外国為替相場が当該資産の表示通貨に対して円高になった場合には、ファンドの受益証券1口当たり純資産価格が値下がりする要因とな り、損失を被ることがあります。したがって、投資家の皆様の投資元本は保証されているものではなく、ファンドの受益証券1口当たり純資産価格の下落によって、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。これらの運用および為替相場の変動による損益は、すべて投資者の皆様に帰属します。投資信託は預貯金と異なります。
ファンドの受益証券1口当たり純資産価格の変動要因としては、主に「市場リスク」「信用および決済リスク」「流動性リスク」「為替リスク」「カントリーリスク」などがあります。
ファンドの買戻し(ご換金)が可能な日は限定されており、原則として月次の特定日のみご換金が可能となります。また、事前のお申込みも必要です。
※ご購入の際に交付された投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」の内容もあわせてご確認ください。一方、ファンドの間接的な投資対象ファンドは、以下のベトナム固有のリスクにさらされています。
・規制リスク
外国人保有割合規制、外国人投資業種規制、その他の規制の存在および変更リスク
・上場株式等の変動リスク
ベトナム上場株は値動きが激しく、ポートフォリオにベトナム上場株を組み込んだ場合、投資対象ファンドにおけるNAV(1口当たり純資産価格)および株価に影響を与え、更にはファンドの値動きが激しいものになるリスク
・流動性リスク
投資対象各ファンドのポートフォリオ構築や換金に相当の時間がかかるリスク
・価格評価リスク
ベトナムの上場株、未上場株、プライベートエクイティは評価が難しく、評価額が適正価値を反映していない可能性があるリスク
・政治リスク
改革開放政策が不成功となるリスクおよび将来的に外国資本の国有化が行われる可能性が完全には排除できないリスク
・法制リスク
ベトナムの法制は近年整備されつつあるとはいえ、先進国と同様の法的保護が受けられない可能性があり、また法改正が進まないリスク
・税務リスク
ベトナムの税制が未整備で、不透明であるリスク
・会計基準リスク
ベトナムの会計基準が未整備で、投資先の財務透明性が確保されていないことに起因するリスク
・為替変動リスク
ドン建投資にかかわる為替変動リスク
◇本資料は金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。本資料はファンドの運用状況を開示するため、シンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッドから提供された資料をもとに、SMBC日興証券株式会社が作成したものです。本資料に記載された運用実績は過去のものであり、将来の市場の動向等を保証するものではありません。本資料に記載された市場やポートフォリオの見通し等は本資料作成時点でのシンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッドの見解であり、将来の市場の動向等を保証するものではありません。
◇将来、予告なしに変更される場合もあります。騰落率は実際の投資家利回りとは異なります。
◇投資信託は金融機関の預金と異なり、元本および利息の保証はありません。
◇投資信託は、預金保険機構、貯金保険機構、保険契約者保護機構の対象ではありません。
■ファンドの関係法人
管理会社: シンプレクス・グローバル・インベストメンツ・リミテッド
受託会社: メイプルズ・エフエス・リミテッド
投資顧問会社: シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社
オペレーティング・アドバイザー: シンプレクス・アセット・マネジメント(香港)カンパニー・リミテッド保管会社/管理事務代行会社: SMBC日興ルクセンブルク銀行株式会社
代行協会員/販売会社: SMBC日興証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号
加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会