株式会社 ZE エナジー との資本提携合意に関するお知らせ
平成 25 年４月 30 日
各 位
会 社 名 トレイダーズホールディングス株式会社代表者名 代表取締役社長 xx x
（ＪＡＳＤＡＱ・コード 8704）問合せ先 取締役 xx xx
（TEL 00-0000-0000（代表））
株式会社 ZE エナジー との資本提携合意に関するお知らせ
当社は、平成 25 年４月 30 日開催の取締役会において、バイオマス発電プラントの製造販売を主要業務とする株式会社 ZE エナジー（以下「ZE エナジー社」といいます。）との間で、当社を割当先とする ZE エナジー社普通株式の第三者割当増資に関する資本提携契約（以下「本資本提携契約」といいます。）の締結を承認決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
１．資本提携の理由・目的
当社グループは、子会社であるトレイダーズ証券株式会社（以下「トレイダーズ証券」といいます。）を中心に『みんなの FX』及び『みんなのバイナリー』の外国為替取引サービス提供等を事業の核とし、金融システム事業、投資助言・代理業等の事業を展開しておりますが、更なるグループ経営の安定及び拡大を図るため、将来的に大きな成長が見込まれる事業への投資による新たな収益源の検討を行ってまいりました。今般、再生可能エネルギーの一つであるバイオマス発電のプラント製造において高い技術を有する ZE エナジー社と本資本提携契約を締結することといたしました。
本資本提携契約を機に、ZE エナジー社の取引先が必要とするプラント建設費用及び ZE エナジー社が計画する自社直営発電事業に係るプラント建設費用の資金調達をトレイダーズ証券の市場仲介機能を利用し支援するなど、当社グループにおける現業との相乗効果を図ってまいります。
ZE エナジー社は、平成 20 年８月に設立され、同社の取締役であるxxxxxが 20 数年にわたり培った高度な炭化技術を基にバイオマス発電装置の設計・開発・製造を事業化し、プラント建設コスト、発電効率において、非常に高い競争優位性を有しています。
現在、バイオマス発電はxxx発電、風力発電と同様に化石エネルギーの代替エネルギー、原子力発電の代替エネルギーとして注目されており、平成 24 年７月より「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」（「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により制定）がスタートし、電気事業者がバイオマスで発電された電気を 20 年間固定価格で全量買取ることが義務付けられたことから、全国の企業・自治体等においてバイオマス発電事業への参入に対する関心が高まっており、今後、バイオマス発電プラントの建設需要が大きく伸びることが予想されます。
当社グループは、ZE エナジー社の取締役に当社取締役を 1 名派遣し、資金・経営面において緊密な関係を構築することで、同社のバイオマス発電のプラント製造事業の拡大を支援し、当社グループの持分法による投資利益等の増加及びトレイダーズ証券による同社あるいは同社顧客への資金調達に関連する仲介手数料収益の増大を図ってまいります。
２．資本提携の内容
ZE エナジー社、当社の両社は、本資本提携契約を締結し、当社を割当先とする ZE エナジー社普通株式の第三者割当増資を実施します。本資本提携契約に基づき、ZE エナジー社は、当社を割当先として ZE エナジー社普通株式 210 株（第三者割当後に当社が所有する議決権割合 20.0％）を発行し、当社は当該株式を引き受けます。発行価額は１株につき 150,000 円、発行価額に引受株数を乗じた 31,500,000
円を平成 25 年４月 30 日に払い込みます。発行価額につきましては、当社におきまして同社株式の評 価をDCF 方式に基づき独自に試算を行い、1 株につき150,000 円を上回る価値があると判断致しました。
３．資本提携先の概要
(１) | 商号 | 株式会社 ZE エナジー | |||
(２) | 本店所在地 | xxx港区芝大門一丁目２番１８号 | |||
(３) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役 xxxx | |||
(４) | 主要な事業内容 | バイオマス発電プラントの製造販売バイオマス燃料の製造販売 環境関連装置の製造販売 熱分解ガス化装置の製造販売 バイオマスボイラー・ストーブの製造販売環境コンサルティング リサイクルシステム研究研究・調査・分析サービス | |||
(５) | 資本金の額 | 42,000 千円（平成 25 年３月 31 日現在） | |||
(６) | 設立年月 | 平成 20 年８月 | |||
(７) | 純資産 | ９百万円（平成 24 年６月 30 日現在） | |||
(８) | 総資産 | 57 百万円（平成 24 年６月 30 日現在） | |||
(９) | 大株主及び持株比率 | xxxx 800 株 （95.2％）xxxx 40 株 ( 4.8％) （平成 25 年３月 31 日現在） | |||
(10) | 上場会社と当該会社の関係等 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | ||
人的関係 | 該当事項はありません。 | ||||
取引関係 | 該当事項はありません。 | ||||
(11) 当該会社の最近３年間の経営成績及び財政状態 | |||||
決 算 期 | 平成 22 年６月期 | 平成 23 年６月期 | 平成 24 年６月期 | ||
純資産 | △34,109 千円 | 23,573 千円 | 9,069 千円 | ||
総資産 | 174,064 千円 | 58,361 千円 | 57,726 千円 | ||
売上高 | －千円 | 242,504 千円 | 8,494 千円 | ||
営業損益 | △41,928 千円 | 13,956 千円 | △10,871 千円 | ||
経常損益 | △35,485 千円 | 27,863 千円 | △11,258 千円 | ||
当期純損益 | △35,485 千円 | 27,683 千円 | △14,504 千円 | ||
４．日程
(１) | 取締役会決議 | 平成 25 年４月 30 日（本日） |
(２) | 資本提携契約の締結 | 平成 25 年４月 30 日（本日） |
(３) | 第三者割当新株式発行 | 平成 25 年４月 30 日（本日） |
５．今後の見通し
本資本提携契約により、当社は ZE エナジー社の議決権のある発行済株式数の 20％を保有する見込みであるため、ZE エナジー社は当社の持分法適用関連会社に該当する見込みです。従って、当社は今後、 ZE エナジー社の業績を持分比率に応じて当社の連結業績に反映させる会計処理を行います。当社グループの連結業績に与える影響は現段階では未定でありますが、ZE エナジー社が今後バイオマス発電のプラント製造事業の受注を拡大し業績を伸ばしていくことで、当社グループにも好影響を及ぼすことが見込まれます。
以上