要求仕様書別添 SLA (service level agreement)
要求仕様書別添 SLA (service level agreement)
保健医療関係免許事務システムのサービスレベルの設定項目を以下に示します。
1 サービス提供の範囲
業務システム | 利用端末数 |
保健医療関係免許事務システム | 40 |
2 サービスレベル
サービスレベル設定項目 | 内容 | 設定値 | |
サービス提供時間 | サービスの利用が可能な時間 (システムメンテナンス時間を除く) | 24時間365日 | |
稼働率 | サービス提供時間のうち、実際に利用できる時 間 | 99%以上 | |
同時接続可能数 | システムに同時にログインできる端末数 | 20台程度 | |
登録情報保存期間 | システムにデータを入力した年度から換算した (メインサーバーでの)データ保存期間 | 10年以上 | |
定期メンテナンス | 障害を未然に防ぐための設備導入、整備作業の実施回数 | 年1回以上 | |
システムを停止する場合の事前通知 | システムの停止を伴う作業を行う場合、作業日の何日前に通知を要するか | 遅くとも3日前 | |
障害対応 | 通知時間 | 障害検知時から回復予定時刻を通知するまでの 時間 | 8時間以内 |
駆け付け時間 | 現地対応が必要な場合の駆け付け時間 | 2時間以内 | |
復旧回復時間 | 障害検知時から復旧までの時間 | 48時間以内 | |
リカバリポイント | 障害発生後にリカバリが実施された際の回復されたデータの開始時点(障害発生時から遡り、どの時点(リカバリポイント)のデータを復旧するか) | 障害発生時の直前のデータ | |
セキュリティ | ウイルスの検知 | ウィルス発生の検知から対処を開始するまでの時間 | 6時間以内 |
不正アクセスの認識と対 策 | 不正アクセスを受けてから、状況を検出し、通知するまでの時間 | 6時間以内 | |
ウイルス定義ファイルの 更新 | ソフトウェアメーカー等がウィルス定義ファイルもしくはセキュリティパッチのリリースを発表後からウイルスチェックソフトのウィルス定義ファイル) 更新までの時間 | 48時間以内 | |
セキュリティパッチの手当て | ソフトウェアメーカー等がウィルス定義ファイルもしくはセキュリティパッチのリリースを発表後から対応を完了するまでの時間 | 24時間以内 | |
サポート (ヘルプデスク) | 受付時間 | SEが対応している時間 | 9:00~17:00(月曜日~金曜日) |
放棄率 | サービス利用者が電話をかけてから、オペレーターや音声応答システムが対応するまでに、待ちきれずに電話を切った件数の全件数に対する割合 | 全コールの10%以内 |
3 評価項目測定方法
項目名 | 測定方法 |
稼働率 | (サービス提供時間 - 停止時間) ÷ サービス提供時間) × 100[%] |
放棄率 | 放棄コール数 ÷ 全コール数 × 100[%] |