(TEL.03-6367-8822)
平成 23 年 8 月 3 日
各 位
会 社 名 株式会社JALUX
代表者名 代表取締役社長 x x x x
(コード 2729、東証第一部)問合せ先 経営企画部x x x x
(TEL.00-0000-0000)
日本空港ビルデング株式会社との
空港リテール事業等に関する業務提携に関するお知らせ
当社は、平成 23 年 8 月 3 日開催の取締役会にて、日本空港ビルデング株式会社(以下「日本空港ビル」という。)との間で、以下のとおり、空港リテール事業等に関する業務提携を行うことについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1. 業務提携の理由
日本空港ビルグループ(日本空港ビル及びその関係会社)は、羽田空港において、国内線旅客ターミナルビルの建設、管理運営を行うとともに、平成 22 年 10 月に供用開始された国際線旅客ターミナルビルの運営会社である東京国際空港ターミナル株式会社の筆頭株主として、同社が管理する国際線旅客ターミナルビルの主要な運営業務の一括受託などを行っております。一方、羽田空港、xx国際空港、関西国際空港並びに中部国際空港において物品販売業等を営み、その収益を基盤として航空業界の急速な発展に即応した旅客ターミナルビルの拡充整備に努め、事業規模の拡大を図ってまいりました。現在では、これまでのターミナルビル運営の実績とノウハウを日本国内のみならず、海外においても活かすべく、平成 23 年 6 月、中国 成都空港に店舗を出店いたしました。また、その他では、韓国空港公社(韓国 ソウル金浦)、大連周水子機場集団公司(中国 大連)、首都機場集団公司(中国 北京)とも人事交流をはじめ、旅客ターミナルビルの管理・運営に関する業務協力などを行っております。
JALUXは、昭和 37 年 3 月に日本航空株式会社の商事・流通系子会社として誕生し、創立以来、航 空・空港を主体とした航空・サービス事業を基軸に、空港店舗運営や通信販売等のリテール事業からフー ズ・ビバレッジ事業に至るまで、幅広い事業領域で事業を推進しております。特に、空港店舗運営事業では、子会社を通じて国内 24 空港に店舗「BLUE SKY(ブルースカイ)」を配し、空港免税店を含めると国内 85 店
舗(平成 23 年 7 月現在)のネットワークを構築して、各種サービスを展開しております。
日本空港ビルとJALUXは、空港リテール事業では羽田空港国内線第 1 ターミナルビル内の物品販売業や飲食業を中心に、共通する事業を営んでおります。両社が協働することで、羽田空港をご利用になられるお客様に、より一層ご満足いただけるサービスや品揃えをご提供すること及びターミナルビルの安全対策の強化、更には両社事業の効率化・合理化を図ること等を目的として、今般の業務提携契約を締結するものであります。
なお、両社は、将来的にアジアを中心とした海外における空港ビジネスも視野に入れ、諸施策の検討するにあたり、当社の筆頭株主である双日株式会社(以下「双日」という。)と関係強化を図ることが、両社の成長と発展に資するものと考えております、日本空港ビルは、当社との本業務提携とは別に、平成 23 年
8 月 3 日付にて双日との業務提携に関する基本契約を締結しております。
2.業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
日本空港ビルとJALUXは、以下の分野における業務提携について詳細な協議を進めるとともにその推進を図ることを予定しております。
a) 空港店舗運営事業における顧客満足度を高めるための品揃えやサービス向上とターミナルビルの安全対策強化
b) 商品の共同仕入れ
c) 空弁等の弁当の共同生産 ※
d) 取扱商品の通販・WEB販売
e) 羽田空港周辺等の不動産分野における協業
f) 海外展開に関する相互の経営資源・情報の共有
g) その他日本空港ビル及びJALUXが別途合意する事項
※上記c)については、本日、別途当社と日本空港ビルで開示しております「合弁会社設立に関する基本合意に関するお知らせ」をご参照下さい。
(2)資本提携の内容
・日本空港ビルによる当社株式の取得
日本空港ビルは、当社筆頭株主の双日から当社普通株式 1,022,000 株(発行済株式総数に対する割合
8.0%)を市場外の相対取引により取得する予定です。
なお、当該株式取得により、日本空港ビルは当社の第3位株主となる見込みです。
3.業務提携の相手先の概要
平成 23 年 3 月 31 日現在
(1) | 名 | 称 | 日本空港ビルデング株式会社 | ||
(2) | 所 | 在 | 地 | xxxxxxxxxxxxx0x0x | 第 1 旅客ターミナルビル |
(3) | 代 | 表 | 者 | 代表取締役社長 xx x | |
(4) | 事 | 業 内 | 容 | ・羽田空港旅客ターミナルビルの建設、管理運営 ・物品販売業務 ・その他のサービス業務 | |
(5) | 資 | 本 | 金 | 17,489 百万円 | |
(6) | 設立年月日 | 昭和 28 年 7 月 20 日 | |||
(7) | 大株主及び 持 株 比 率 | 株式会社日本航空インターナショナル 5.47 % 、 全日 本空輸 株 式会社 5.47%、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(住友信託銀行再信託分・京浜急行電鉄株式会社退職給付信託口)4.33%、株式会社三菱東京 UFJ銀行 4.23%、三菱地所株式会社 3.87%、株式会社xxxコーポレート銀行 3.73%、xx建設株式会社 3.52%、日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)3.33%、日本通運株式会社 2.90%、東京海上日動火災保険株式会 社 2.57% | |||
(8) | 上場会社と 当該会社の 間 の 関 係 | 資 本 関 係 | 当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及 び関係会社の間には、特筆すべき資本関係はありません。 | ||
人 的 関 係 | 当社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はありませ ん。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間には、特筆すべき人的関係はありません。 |
取 引 関 係 | 当社と当該会社との間の平成 22 年度取引実績は、売上 58 百 万円・仕入 456 百万円・費用 503 百万円となっています。内容は主に不動産関連の取引であります。 | ||
関連当事者への該 当状況 | 当該会社は、当社の関連当事者には該当しません。また、当該会社の関係者及び関係会社は、当社の関連当事者には該当しません。 | ||
(9) | 当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財務状態 (単位:百万円、特記を除く) | ||
決算期 | 平成 21 年 3 月期 | 平成 22 年 3 月期 | 平成 23 年 3 月期 |
連 結 純 資 産 | 122,557 | 103,331 | 102,562 |
連 結 x x 産 | 186,364 | 186,384 | 199,045 |
1 株当たり連結純資産( 円) | 1,197.40 | 1,261.44 | 1,252.82 |
連 結 売 上 高 | 132,307 | 121,008 | 134,776 |
連 結 営 業 利 益 | 6,397 | 5,107 | 4,189 |
連 結 経 x x 益 | 6,764 | 4,991 | 3,102 |
連 結 当 期 x x 益 | 3,981 | 2,584 | 935 |
1 株当たり連結当期純利益(円) | 39.64 | 29.64 | 11.64 |
1 株当たり配当金 ( 円 ) | 13 | 13 | 7 |
※ 株式会社日本航空インターナショナルは、平成 23 年 4 月 1 日、商号を日本航空株式会社に変更しております。
※ (7)の持株比率は、発行済株式総数から自己株式を控除して計算しております。
4.日程
平成 23 年 8 月 3 日 取締役会決議
業務提携契約の締結(日本空港ビル=JALUX間)
合弁会社設立に関する基本合意書の締結(日本空港ビル=JALUX間)株式譲渡契約の締結(日本空港ビル=双日間)
平成 23 年 8 月 22 日 日本空港ビルによるJALUX普通株式の取得(予定)
5.今後の見通し
本業務提携による業績への影響が見込まれる場合には、確定次第公表いたします。
以 上