Contract
(2023年12月31日現在)
(単位:百万円)
科目 | 金額 | 科目 | 金額 |
資産の部 | 負債の部 | ||
【流動資産】 現金及び預金 受取手形、売掛金及び契約資産関係会社短期貸付金 その他 貸倒引当金 【固定資産】 【有形固定資産】建物 工具、器具及び備品その他 減価償却累計額 【無形固定資産】のれん ソフトウエア顧客関連資産技術資産 【投資その他資産】投資有価証券 関係会社株式 その他の関係会社有価証券関係会社長期貸付金 その他 貸倒引当金 | 7,194 4,184 1,200 410 1,413 △13 59,561 1,342 933 788 358 △738 55,053 37,383 2,218 12,966 2,484 3,166 444 1,729 338 572 653 △572 | 【流動負債】買掛金 1年内返済予定の長期借入金未払金 契約負債その他 【固定負債】長期借入金 繰延税金負債 その他 | 7,066 647 200 1,007 4,550 660 8,679 6,730 809 1,140 |
負債合計 | 15,746 | ||
純資産の部 | |||
【株主資本】資本金 資本剰余金 資本準備金 その他資本剰余金利益剰余金 その他利益剰余金繰越利益剰余金 【評価・為替差額等】 その他有価証券評価差額金 【新株予約権】 | 50,947 100 55,871 100 55,771 △5,023 △5,023 △5,023 3 3 59 | ||
純資産合計 | 51,010 | ||
資産合計 | 66,756 | 負債及び純資産合計 | 66,756 |
(注)当期純損失(△) △5,023百万円
個別注記表
1. 重要な会計方針に関する注記
(1) 資産の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しています。その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算定)を採用しています。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しています。
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)
組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっています。
(2) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しています。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しています。
主な耐用年数は次のとおりです。建物 10年
工具、器具及び備品 3年~15年
② 無形固定資産
定額法を採用しています。 償却期間は次のとおりです。
のれん 20年
ソフトウェア(自社利用分) 5年(社内における利用可能期間)顧客関連資産 17年
技術資産 15年
(3) 引当金の計上基準貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しています。
(4) 重要な収益及び費用の計上基準
当社は、「経営スピードを上げる情報プラットフォーム」(「SPEEDA」、「INITIAL 」、「FORCAS」、
「News Premium 法人契約プラン」、「NewsPicks Enterprise 」等のSaaSプロダクト)や、ソーシャル経済メディア「NewsPicks 」における有料課金ユーザー向けサービス及び法人向けブランド広告サービス等を主に提供しています。
SaaSプロダクト及び有料会員向けサービスにおける主な履行義務は、顧客との契約期間においてサービスを提供することです。当該履行義務は時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて契約に基づく取引価格を按分し、収益を認識しています。
法人向けブランド広告サービスにおける主な履行義務は自社メディア等に広告を掲載し、配信することです。顧客との契約に基づいて掲載により履行義務が充足されるものは、掲載時点で顧客に支配が移転すると判断し収益を認識しています。また、配信により履行義務が充足されるものは、保証配信数の進捗度に応じて履行義務が充足されるため、当該進捗度に応じて収益を認識しています。なお、当社の役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る対価の総額から他の当事者へ支払う額を控除した純額で収益を認識しています。
(5) その他計算書類作成のための基本となる重要な事項外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理をしています。
2. 貸借対照表に関する注記
(1) 担保に供している資産(帳簿価額)
現金及び預金 4,169 百万円
関係会社短期貸付金 410 百万円
関係会社株式 623 百万円
関係会社長期貸付金 572 百万円
計 5,775 百万円
(2) 担保に係る債務(帳簿価額)
1年内返済予定の長期借入金 200 百万円
長期借入金 6,730 百万円
計 6,930 百万円
(3) 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)短期金銭債権 992 百万円
短期金銭債務 672 百万円
(4) 偶発債務
当社が運営しているソーシャル経済メディア「NewsPicks 」において、NewsPicks 上での報道機関・メディアのコンテンツ利用に関して、一般社団法人日本新聞協会より著作権侵害の指摘を受け、精査した結果、利用許諾を得ていない一部コンテンツを下記の箇所に掲載したことに関して、著作権侵害が認められました。
・アプリ、ウェブの「ワールド」「ビジネス」「金融・経済」等のカテゴリタブに編成した記事の写真等
・アプリ、ウェブの「今日のニュース」「話題をまとめ読み」に編成した記事の写真等
・編成した記事へのコメントが表示されるページ(PCxxxのみ)の該当記事の写真等
また、NewsPicks 上に掲載するために、元の写真・画像をトリミングしたことについて、同一性保持権の侵害が認められました。
著作権侵害による経済的補償等に関しては、一部の報道機関・メディアの皆様と誠実に協議し、対応してまいります。
なお、一部の報道機関・メディアの皆様との経済的補償等の協議の今後の進捗次第では当社の翌事業年度以降の業績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点でその影響額を合理的に見積ることが困難なため、計算書類に反映していません。
3. 税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
(単位:百万円)
税務上の繰越欠損金 4,429
減価償却超過額 30
資産除去債務 101
貸倒引当金 202
関係会社株式 1,466
投資有価証券 75
その他 70
繰延税金資産小計 6,376
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 -
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △1,744
評価性引当額 △1,744
繰延税金資産合計 4,632
繰延税金負債
資産除去債務に対する除去費用 △86
企業結合により識別された無形資産 △5,344
その他 △10
繰延税金負債合計 △5,441
繰延税金負債の純額 △809
4. 関連当事者との取引に関する注記子会社及び関連会社等
(単位:百万円)
属性 | 会社等の名称 | 議決xxの所有 (被所有) 割合 | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 取引金額 | 科 目 | 期末残高 |
子会社 | 株式会社ミーミル | 所有直接 100% | 管理業務受託資金の貸付 役員の兼任 | 管理業務の受託・設備の賃貸借(オフィスの間貸し) (注) | 169 | その他の流動資産 | 145 |
子会社 | 株式会社NewsPicks Studios | 所有直接 66.7% | x x 業 務 受 託 | 管理業務の受託・設備の賃貸借(オフィスの間貸し) (注) | 85 | その他の流動資産 | 87 |
子会社 | 株式会社アルファドライブ | 所有直接 100% | x x 業 務 受 託資金の貸付 役員の兼任 | 管理業務の受託・設備の賃貸借(オフィスの間貸し) (注) | 168 | その他の流動資産 | 96 |
子会社 | 株式会社NewsPicks for Busines s | 所有直接 100% | x x 業 務 受 託 | 管理業務の受託・設備の賃貸借(オフィスの間貸し) (注) | 71 | その他の流動資産 | 44 |
(注)管理業務の受託及びオフィスの間貸しを行っています。業務受託料につきましては、業務内容を勘案し、また、オフィス賃貸料については市場価格を勘案し、両社協議の上、合理的に決定しています。
5. 1株当たり情報に関する注記
(1) 1株当たり純資産額 4,551円55銭
(2) 1株当たり当期純損失(△) △534円11銭
(注)当社は、2023年10月31日付で普通株式1株に対し普通株式10株の割合で株式分割を行いました。1株当たり情報の各金額は、当事業年度の期首に株式の分割をしたと仮定して算定しています。
6. 重要な後発事象に関する注記子会社の異動
当社は、2024年2月7日、子会社である株式会社アルファドライブ(以下、「アルファドライブ」という。)の一部事業(アルファドライブの子会社4社を含む)を対象にしたカーブアウト実施の基本合意を、アルファドライブ代表取締役のxxxxx(以下、「xxx」という。)との間で締結しました。本カーブアウトによって、アルファドライブの株式50.1%をxxxが実質的に支配する法人に売却(以下、「第一クロージング」という。)します。
残り49.9%の株式は、2024年10月31日を目処に追加売却(以下、「第二クロージング」という。)し、アルファドライブとの資本関係の解消を目指します。
なお、現在アルファドライブ及びその子会社が運営する、コーポレートトランスフォーメーション事業、
「NewsPicks Learning 」「NewsPicks Enterprise 」「NewsPicks +d」「JobPicks」およびメディアプロデュース事業は、当社グループ内に新設する新会社に5月1日付で移管し、引き続き当社グループの一員として、従前通りのサービス提供体制を維持しながら、当社とのシナジーを通じた顧客価値の最大化に邁進していきます。
(1) 本異動の理由
アルファドライブは、2019年11月に当社の100%子会社として当社グループに参画しました。その後、新規事業開発コンサルティングや、ソーシャル経済メディア NewsPicks の法人向けソリューション「NewsPicks Enterprise 」を中心に、ユーザベースグループの成長に貢献してきました。
今後のアルファドライブの成長戦略を議論する中で、新規事業開発コンサルティング事業については、xxxxリーダーシップの下に単独で事業を推進し、その他のNewsPicks 関連のプロダクトを中心とする事業については、 NewsPicks ・ユーザベースとの一体経営を強めることが、両事業のさらなる成長に向けて最も適切な形であると判断し、今回のカーブアウト実施に至りました。
「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」という当社のパーパス実現に向け、アルファドライブとは今後も、共に顧客価値を創造するパートナーとして事業連携していく方針です。
(2) 異動する子会社の概要
① 名称 | 株式会社アルファドライブ |
② 所在地 | xxxxxxxxxxxxx00x0xxxxx0x |
③ 代表者の役職・氏名 | 代表取締役 xx xx、xx xx |
④ 事業内容 | 新規事業創出・人的資本経営・地域創生のコンサルティング、ソリューションの提供等 |
⑤ 資本金 | 30 百万円 |
⑥ 設立年月日 | 2018 年2月 23 日 |
(3) その他取引の概要
① 売却価額 | 当事者間の守秘義務により非開示となります。 |
② 売却後の持分比率 | 第一クロージング後: 49.9%第二クロージング後: 0% |
③ 売却の時期 | 第一クロージング日: 2024 年5月1日(予定) 第二クロージング日: 2024 年 10 月 31 日(予定) |