https://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/
7-2 サービスレベル契約
サービスレベルアグリーメント
xxxxx://xxxxx.xxxxxxxxx.xxx/xx-xx/xxxxxxx/xxxxx/xxx/
参考
7-2
サービスレベル契約は、Microsoft Azureが提供するサービスレベルに関する取り決めです。この節では、サービスレベル契約とサービスのライフサイ
クルについて学習します。
▼サービスレベルアグリーメントWeb サイト
1 Azure サービスレベル契約
私たちが業務で使用するシステムがMicrosoft Azureのリソースとして稼働している場合、データセンターのトラブルで利用できない時間帯があると業務に支障
をきたします。そこで、マイクロソフトでは、一定の時間以上Azure のサービス 7
稼働とサービスへの接続を保証することで、安心してAzure を利用できるような取り決めを契約の中に盛り込んでいます。このようなサービス稼働とサービスへの接続に関する取り決めをサービスレベル契約(SLA:Service Level Agreement)と呼びます。
SLAは稼働した時間を割合(パーセンテージ)にして表現します。
たとえば、SLAを99% と表現する場合、1 か月全体の時間を720 時間とするならば、712.8 時間(720 ×99%)以上の稼働を保証するという意味になります。なお、それぞれのSLA におけるダウンタイムは(サービスが稼働しなかった時間の割合)、以下のとおりです。
▼ダウンタイム
SLAは月間の単位で計算します。月間の稼働率がSLAで定めた割合を下回る場合、サービスクレジットと呼ばれる値引きが適用されます。前述のAzure App Service の場合、月間稼働率がSLA で定めた99.95% を下回る場合は10% のサービスクレジット、99% を下回る場合は25% のサービスクレジットが適用されます。
99% | 7.2 時間 |
99.9% | 43.2 分 |
99.95% | 21.6 分 |
99.99% | 4.32 分 |
SLA
月間のダウンタイム
2 SLA に与える影響を与える要素
SLA はAzure リソースをどのように実装するかによってパーセンテージが変わります。SLA に影響を与える要素として次のようなものがあります。
Azure ではサービスの種類ごとに異なるSLAを保証しており、Azure App Serviceの場合、99.95% の稼働(1 か月当たり719.64 時間以上の稼働)を保証します。それぞれのサービスにおけるSLA については、以下の「サービスレベルアグリーメント」をご覧ください。
(1)サービス構成
サービス構成とは、個々のAzure のサービスの中で設定可能なオプションのことを指します。第3 章でも解説した可用性ゾーンは、Azure 仮想マシンのサービス構成として選択可能なもので、可用性ゾーンを利用することで、リージョン内の存在する複数のデータセンターに分散して、Azure 仮想マシンを稼働させます。
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