オファー説明書:Cisco Webex
オファー説明書:Cisco Webex
本オファー説明書(Offer Description)は、Cisco Webex について説明するものです。お客様のサブスクリプションには、本オファー説明書とシスコ エンド ユーザ ライセンス契約(xxx.xxxxx.xxx/xx/xxxx参照)またはお客様とシスコとの間で締結された同様の規約(以下「本契約(Agreement)」)が適用されるものとします。本オファー説明書にて大文字の英字で始まり、本オファー説明書で別途定義されていない用語は、本契約内で定められた意味を持つものとします。
1.3. Cisco Webex Meetings FedRAMP 2
個人使用のためのアカウント 5
付属書 A:教育関連のユーザ向けオファー説明 書補足資料 7
付属書 B:Webex Meetings FedRAMP に関するオファー説明書補足資料 8
2.2. PSTN トラフィックに関連するシスコの 責任に関する免責事項 8
付属書 C:Webex Assist に関するオファー説明書補足資料 9
付属書 D:Webex Work に関するオファー説明書補足資料 10
1. 説明
1.1. Cisco Webex
Cisco Webex サブスクリプションには、Webex Meetings、Webex アプリ、Webex Messenger のクラウド サービスが含まれます。さらに、Webex Work バンドルには、1)Webex Calling または 2)Webex Calling for SP のいずれかを選択して含めることができます。本クラウドサービスは、Named User ライ センスモデル(ユーザ単位で課金されるモデル)、Active User ライセンスモデル(実際の使用に応 じて課金されるモデル)、Employee Count ライセンスモデル(企業全体での使用に対して課金され るモデル)、Ports ライセンスモデル(共有アカウントに対して課金されるモデル)で利用できます。各ライセンスモデルについては、第 2 項で詳しく説明します。また、お客様が認定販売元
(Approved Source)に対して行う注文には、各ライセンスモデルが反映されます。
1.2. 教育関連のユーザ
シスコが本クラウドサービスを教育関連のユーザに提供する場合、付属書 A に記載の補足条項が適用されます。
1.3. Cisco Webex Meetings FedRAMP
シスコは、付属書 B に記載されているように、Federal Risk and Authorization Management Program
(FedRAMP)認定バージョンのWebex Meetings(「Webex Meetings FedRAMP」)を提供しています。
1.4. Cisco Webex Assist
シスコが Webex Assist Services を Webex Meetings のユーザに提供する場合、付属書 C に記載の補足条項が適用されます。
2. ライセンスモデル条項
2.1. Named User
お客様の支払い義務ならびに本クラウドサービスを使用する権利は、使用状況に関係なく、注文 書上の Named User の数に基づいて決まります。「Named User」とは、本クラウドサービスにア クセスできる従業員または請負契約者を意味します。各 Named User には、指定された従業員/請 負契約者以外は共有/使用できない専用アカウントが付与されます。Named User のアカウントは、
(a)Named User 従業員の雇用が終了するか、(b)シスコから事前に書面による承認を得た場合を除き、他の人員に譲渡することができません。Named User の作為または不作為、もしくは Named User に起因するすべての費用については、お客様が全責任を負うものとします。
2.2. Active User
お客様の支払い義務は、本クラウドサービスにアクセスしてミーティングを 1 つ以上主催している従業員(「Active Users」)の数に基づいて決まります。「従業員(Employees)」とは、お客様の全従業員および、次の条件を満たす請負契約者を意味します。(a)お客様のために働く、
(b)お客様の管理または監督の下で、コンサルティング、人材派遣、またはその他の類似する書面による契約に従って業務を行う、(c)通常のサービス提供の範囲内でお客様のシステムまたはネットワークにアクセスできる。お客様の従業員の数には、お客様の注文書に含まれているすべての関連会社の従業員も含まれます。「ミーティング」とは、(d)Webex Meetings または Webex アプリで開始されるミーティング、もしくは、(e)Webex パーソナル会議番号を使用して電話で開始されるミーティングを意味します。起動されているサービスが Webex Meetings と Webex アプリのいずれであるかは問いません。Webex アプリの 1 対 1 スペースから開始される予約なしのミーティングは、「ミーティング」には含まれません。
お客様の注文書の Active User 数には、(f)75 人、(g)従業員の 15%、(h)既存のサブスクリプションから移行する場合は既存のサブスクリプションに関連する注文書上の Active User 数、のうちの、一番大きな数値を反映させる必要があります。サブスクリプションの 2 年目からお客様の支払い対象となる最小 Active User 数は、(i)75 人、(j)従業員の 15% または平均 Active User数のどちらか大きな数値になります。「平均 Active User 数(Average Active Users)」とは、お客様の前年のサブスクリプション期間の 9 ヵ月目、10 ヵ月目、11 ヵ月目の月間 Active User 数を平均した値を意味します。この値によってActive User 数が減ることはありません。
2.3. Employee Count
Employee Count ライセンスモデルでは、すべての従業員(上記第 2.2 項の定義参照)が企業全体で使用するサブスクリプションを購入する必要があります。注文書には、(d)お客様企業全体の従業員数、または(e)100 人のいずれか大きな数値を反映させる必要があります。
注文書に指定された従業員の最大 120%(「増加割り当て分(Growth Allowance)」)まで、追加料金なしで本クラウドサービスにアクセスできます。プロビジョニングされた従業員数が増加割り当て分を超えた時点で、超過した従業員数分を支払う義務が発生します。「例外的なイベント
(Extraordinary Event)」とは、合併や買収などの 1 回限りのイベントの結果、従業員数が増加割り当て分を超えて増加することを意味します。例外的なイベントが発生した場合、その後増加した従業員数に合わせて注文書を変更する必要があります。
2.4. Ports
お客様の支払い義務ならびに本クラウドサービスを使用する権利は、注文書上の共有アカウント または「Ports」の数に基づいて決まります。ミーティングの参加者数が注文書上の Ports 数を超 えない限り、従業員(数は無制限)は Ports ライセンスを使用してミーティングを開催できます。ミーティングの参加者が Ports 数を超過した時点で、その超過使用分の料金を支払う義務が発生 します。必要に応じて、お客様の認定販売元が、注文書上の Ports 数を超えるミーティング参加 者数に対する請求書を作成します。
3. 補足条項
3.1. 期間
1 回目の契約期間は、(a)本クラウドサービスの一部でもプロビジョニングできるようになったことをシスコがお客様に通知してから 30 日、または(b)本クラウドサービスのいずれかがプロビジョニングされた日のうち、いずれか早い日を開始日として始まります。
3.2. 未xx者による利用の制限
本クラウドサービスは、関連する司法管轄区域で法的に同意できる年齢(例:米国の 1998 年オ
ンラインプライバシー保護法においては 13 歳、EU 加盟国の法においては 16 歳または 13 歳)に達していない方(「未xx者(Minor Children)」)が利用することを想定していません。未xx者がアカウントを作成して本クラウドサービスを利用することはできません。お客様は未xx者に対し、本クラウドサービスにアクセスすることを認めないものとします。
3.3. 地域的な条件および制限事項
本クラウドサービスは、グローバルの電気通信に関する法令に基づき、こちらに記載されている国で現在利用可能です。
パキスタンで統合 VoIP を利用して本クラウドサービスにアクセスする場合、ご利用のインターネット サービス プロバイダーが VoIP の提供に必要な認可を得ていることを確認する責任はお客様側にあり、シスコはこのような確認について責任を負いません。
3.4. PSTN に関する免責事項
シスコが Webex Meetings オファーに関連してダイヤルイン番号(有料/無料)およびコールバック機能を備えている場合、シスコは、基盤となる通信設備自体を運用しない場合があります。その場合、シスコは卸売業者として、認定通信事業者から通信基盤機能を取得します。そのためシスコは、PSTN 関連の規制の遵守については、基盤となる通信設備を運営している認定事業者に委ねています。
3.5. Cisco Webex ハイブリッドサービス
Cisco Webex ハイブリッドサービスを利用して、既存のオンプレミス インフラストラクチャを Webex クラウドプラットフォームに接続することができます。Cisco Webex ハイブリッドサービ スを利用する場合は、お客様のオンプレミスにソフトウェア アプリケーションをダウンロード してインストールし、Cisco Webex との統合( 以下「ハイブリッドソフトウェア( Hybrid Software)」)を有効にする必要があります。自社環境内でのハイブリッドソフトウェア管理は、専門の人員によって実施するものとします。お客様は、ハイブリッドソフトウェアを、お客様が 承認した第三者またはユーザのみがアクセスできる安全な環境で維持するものとします。ハイブ リッドソフトウェアの新しいリリースが利用可能になったときは、お客様はハイブリッドソフト ウェアを更新するか、パッチを適用するものとします。お客様は、ハイブリッドソフトウェアを、万が一の喪失、破壊、改ざん、不正アクセス、または違法な廃棄から保護するための適切な技術 的措置および組織的措置を実装して維持するものとします。
シスコは、お客様が次の措置を講じることをお勧めします。(i)一般的に適用されるデータプライバシーおよびセキュリティ関連法令に準拠し、お客様の活動やサービスの特性および範囲に適した情報セキュリティプログラムを備える、(ii)お客様(またはお客様の再委託先)の情報セキュリティプログラムに対して定期的なリスク評価を実施する、(iii)業界最先端のウイルス/マルウェア防御ソフトウェアの最新バージョンを定常的に導入する、(iv)その他の方法で業界ベストプラクティスを採用し、自社のネットワーク環境を保護する。
一部の国では、本ハイブリッドソフトウェアの稼動が規制対象と見なされる可能性があります。お客様は、お客様がハイブリッドソフトウェアを稼働するために必要なすべての権限を保有して
3.3
いることを表明し、保証します。お客様は、上記第 項の定めに基づき、本クラウドサービス
が提供され、その利用を制限されていない国においてのみ、本ハイブリッドソフトウェアを稼動させることに同意します。
お客様は、お客様が本項に違反した、または対応できなかった結果としてお客様または他の当事者に生じたすべての損失、損害、責任、和解、費用、および経費(法的費用および他の専門家の費用を含みます)について、シスコが責任を負わないことに同意するものとします。
4. データ保護
該当のプライバシーデータシートでは、本クラウドサービスを提供する際にシスコが収集して処理する個人情報について説明しています。シスコがすべてのカテゴリのデータを処理、使用、保護する方法の詳細については、シスコの Security and Trust Center のページを参照してください。
個人的な使用のために本クラウドサービスにアカウントを作成している場合、お客様が本クラウド サービスの使用中に共有するデータには、お客様の雇用者のポリシーは適用されません。ただし、 お客様が雇用者によって発行された従業員用電子メールアドレスを使用しており、お客様の雇用者 が後から本クラウドサービスをシスコから購入した場合は、アカウントに関連付けられた電子メー ルアドレスを個人の電子メールアドレスに更新するように要求される場合があります。シスコでは、個人的な使用の場合は、個人の電子メールアドレスを使用して本クラウドサービスにアクセスする ことを推奨しています。電子メールアドレスを変更するには、こちらの手順に従ってください。お 客様が何もしない場合、お客様のアカウントおよび個人情報はお客様の雇用者が管理し、利用に際 してはお客様の雇用者のポリシーに従うことになります。
5. サポート
本クラウドサービスには、基本的なオンラインサポートおよび電話サポートが含まれています。シスコは、下記の表に記載されているとおりの対応でサポートを実施します。その際、サービスの問題を解決するためにお客様に情報提供を依頼する場合があります。お客様は、依頼された情報をシスコに提供することに合意し、情報の提供が遅れた場合には問題解決および対応までの時間が遅くなる可能性があることを了解するものとします。
オンラインサポートでは、オンラインツール、電子メール、Web によるケースの送信を通じてのみサポートとトラブルシューティングを利用できます。電話によるサポートは提供されていません。ケースの重大度またはエスカレーション ガイドラインは適用されません。シスコは、送信されたケースに対し、遅くとも翌営業日の標準営業時間内に応答します。
電話サポートでは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)が 24 時間 365 日サポートを提供します。お客様は使用方法や問題のトラブルシューティングについて電話で問い合わせできるほか、オンラインツールで Web ケースを送信できます。重大度 1 および 2 のコールの場合、シスコは連絡を受けてから 1 時間以内に応答します。重大度 3 および 4 のコールについては、遅くとも翌営業日に応答します。
シスコ製品に関する有用な技術情報および一般情報を提供する Xxxxx.xxx へのアクセス、ならびに、シスコのオンラインナレッジベースやフォーラムへのアクセスもできます。なお、シスコによるアクセス制限が随時適用される場合があります。
次の表は、送信されたケースに対するシスコの応答目標をケースの重大度別にまとめたものです。シスコは、割り当てられたケースの重大度を、以下に示す重大度の定義に合わせて調整する場合があります。
Software Support サービス | Technical Support のカバレッジ | 重大度 1 または 2 の ケースにおける応答時間目標 | 重大度 3 または 4 の ケースにおける応答時間目標 |
電話によるBasic サポート | 電話、Web により 24 時間 365 日 | 1 時間以内に応答 | 翌営業日内に応答 |
オンラインによる Basic サポート | Web | 翌営業日の標準営業時間内にすべてのケース に応答 |
本第 5 項には次の定義が適用されます。
応答時間:ケースマネジメントシステムでケースが送信されてからサポートエンジニアが連絡するまでの時間を意味します。
重大度 1:本クラウドサービスが使用できないもしくはダウンしている、またはお客様の業務に対して重大な影響もしくは著しい影響が生じている状態を意味します。お客様とシスコは、事態を解決するためにフルタイムのリソースを投入します。
重大度 2:本クラウドサービスのパフォーマンスが低下しているか、許容できないソフトウェアパフォーマンスによってお客様の業務の重要な部分に悪影響が及んでいる状態を意味します。お客様とシスコは、事態を解決するために、標準営業時間中にフルタイムのリソースを投入します。
重大度 3:クラウドサービスに障害が発生しているが、ほとんどの業務が正常に機能している状態を意味します。お客様とシスコは、事態を解決するために、標準営業時間中にリソースを投入するように努めます。
重大度 4:機能またはパフォーマンスに関する軽微かつ断続的な問題が発生したか、本クラウドサービスに関する情報が必要な状態を意味します。業務への影響はほとんどないか、まったくありません。お客様とシスコは、要求された情報または支援を提供するために、標準営業時間中にリソースを投入するように努めます。
営業日:サポートが実施される関連地域内において、1 週間のうちで一般的に営業活動があるものと受け入れられている日を意味します。ただし、現地の休日やシスコが定めた休日は除きます。
現地時間:ヨーロッパ、中東、アフリカで提供されているサポートの場合は中央ヨーロッパ時間を、オーストラリアで提供されているサポートの場合はオーストラリアの東部標準時を、日本で提供され ているサポートの場合は日本標準時を、それ以外のすべての場所で提供されるサポートの場合はxx x標準時を意味します。
標準営業時間:営業日の午前 8 時から午後 5 時(Cisco TAC 所在地における現地時間)を意味します。
1. ライセンスモデルに関する補足条項
次の段落は、本オファー説明書の第 2.2 項「Active User」および第 2.3 項「Employee Count」の最後に挿入されます。
学生は、追加料金なしで本クラウドサービスにアクセスできます。「学生(Students)」とは、教育関連 ユーザの機関に現在登録しているフルタイムまたはパートタイムの学生を意味します。卒業生、元学生、入学希望者、および休学中の学生は、学生とは見なされません。
2. 補足条項
以下の段落は、本オファー説明書の第n 3 項の最後に挿入されます。
2.1. 教育関連のエンドユーザ
Cisco Webex for Education は、適用法令、規制、政府/地方自治体のその他の政策に基づいて、学校、短期大学、大学、その他の教育機関であると認められる公共または民間の機関(「教育関連のユーザ(Education Users)」)によって利用されることを想定しています。
2.2. 未xx者に関する義務
シスコと教育関連のユーザの間の責任境界
本クラウドサービスの提供に関連して教育関連のユーザおよびシスコが個人情報を収集、利用、処理することについて、未xx者の両親/保護者に通知して適切な同意を取得する責任は、教育関連のユーザが単独で負います。
教育関連のユーザは、未xx者の個人情報を収集、利用、その他の処理をする前に当該内容を通知し、当該同意を取得します。また、合理的な要求に応じて、当該通知および同意の証拠をすみやかにシスコに提供します。
さらに、教育関連のユーザは、未xx者から収集した個人情報に対してアクセス、訂正、削除、使用制限を求める権利を両親/保護者に付与します。
付属書 B:Webex Meetings FedRAMP に関するオファー説明書補足資料
1. ライセンスモデルに関する補足条項
1.1. Active User
本補足条項を適用するために、本オファー説明書の第 2.2 項「Active User」における第 2 段落を以下に置き換えます。
お客様の注文書のActive User 数には、(f)40 人、(g)従業員の 10%、(h)既存のサブスクリプションから移行する場合は既存のサブスクリプションに関連する注文書上の Active User 数、のうちの、一番大きな数値を反映させる必要があります。サブスクリプションの 2 年目からお客様の支払対象となる最小 Active User 数は、(i)40 人、(j)従業員の 10% または平均 Active User 数のどちらか大きな数値になります。「平均 Active User 数(Average Active Users)」とは、お客様の前年のサブスクリプション期間の 9 ヵ月目、10 ヵ月目、11 ヵ月目の月間Active User 数を平均した値を意味します。
1.2. Employee Count
本補足条項を適用するために、本オファー説明書の第 2.3 項「Employee Count」における第 2 段落を以下に置き換えます。
注文書には、(d)お客様企業全体の従業員数、または(e)250 人のいずれか大きな数値を反映させる必要があります。
2. 補足条項
本補足条項を適用するために、以下の段落を、本オファー説明書の第 3 項の最後に挿入します。
2.1. 米国政府のお客様
Cisco Webex Meetings FedRAMP は、米国連邦政府、州政府、地方自治体、および公立教育機関を含む米国政府機関および請負契約者によって利用されることを想定しています。
2.2. PSTN トラフィックに関連するシスコの責任に関する免責事項
米国以外の場所から Webex Audio に接続する場合、シスコは、お客様やお客様の会議参加者が統合 VoIP を使用することを強く推奨します。お客様は、PSTN 経由の通話は暗号化されず、各地域の法律に従うことを認識しているものとします。暗号化されていない PSTN 接続をお客様が使用したことで損害を被った場合、その責任はすべてお客様にあり、シスコはそれらの損害に関して一切の責任を負いません。
付属書 C:Webex Assist に関するオファー説明書補足資料
1. 補足説明
以下の段落は、Webex Assist に関連して、本オファー説明書の第 1.4 項の最後に挿入されます。
1.1. Cisco Webex Assist
Cisco Webex Assist Services は、専任のシスコリソースが提供するサービスです。お客様が本クラ ウドサービスを利用して Webex Meetings, Training、Events を実施する際にサポートします。 Cisco Webex Assist Services には、Event Assist や Lifecycle Assist などのサービスが含まれています。お客様の担当者は、サービスの提供中に対応できる必要があります。各サービスの詳細は、 注文書および確定済みの予約に記載されています。サービスを受けるには予約が必要です。 Cisco Webex Assist から書面による確認書が送信されるまで、予約の要求は確定されません。 サービスが追加された場合、追加料金が適用されます。お客様によって確定済みの予約がキャ ンセルされた場合、キャンセル料がかかる場合があります。お客様の支払い義務は、従業員に よる実際の使用状況と、適用されるキャンセル料の組み合わせに基づきます。
付属書 D:Webex Work に関するオファー説明書補足資料
1. ライセンスモデルに関する補足条項
以下の段落は、本オファー説明書の第 2 項に記載されている段落に代わるもので、Webex Work バンドルの購入者が利用できる唯一のライセンスモデルです。
1.1. Webex Work
Webex Work には、Webex アプリ(Messaging)、Webex Meetings(Webex Meeting Center 1,000 ライセンス)および、a)Webex Calling または b)Webex Calling for SP のいずれかが含まれます。お客様の支払い義務および本クラウドサービスを利用できるお客様の権利は、シスコが以下に規定する方法に従って計算した各月の Named User 数に基づきます。お客様の注文書には、コミットした Named User の月単位の最小数(「使用期間(Usage Term)」に対して合意した「コミットユーザ数
(Committed Users)」)が反映されます。お客様の認定販売元にサブスクリプションの変更を通知 することで、使用期間中のコミットユーザ数を増やすことはできますが、減らすことはできません。使用期間中にコミットユーザ数を超える Named User(「非コミットユーザ(Uncommited Users)」 または「ライセンス超過ユーザ(Overage Users)」)を追加または削除するには、認定販売元に通 知するか、Control Hub で非コミットユーザ数またはライセンス超過ユーザ数を変更します。
コミットユーザに対しては、実際の使用状況に関係なく、使用期間中に適用されるコミットユーザ 価格に基づいて月単位で課金されます。前月の非コミットユーザまたは超過ライセンスユーザに対 しては、非コミットユーザまたは超過ライセンスユーザに対して適用される日単位の価格で毎月請 求されます。非コミットユーザ数または超過ライセンスユーザ数は、前月の各日に Control Hub でプ ロビジョニングされ、Meetings または Calling を利用した非コミットまたはライセンス超過の Named User の最大数(ワークロード数の多い方)に基づいて計算されます。1 人のユーザに対して両方の サービスが導入されているかどうかは関係ありません。コミットユーザ、非コミットユーザ、ライ センス超過ユーザに対する価格は、認定販売元からの見積に記載されます。「Named User」とは、 本クラウドサービスにアクセスできる従業員または請負契約者を意味します。各Named User には、 指定された従業員/請負契約者以外は共有/使用できない専用アカウントが付与されます。Named User のアカウントは、(a)Named User 従業員の雇用が終了するか、(b)シスコから事前に書面に よる承認を得た場合を除き、他の人員に譲渡することができません。Named User の作為または不作 為、もしくはNamed User に起因するすべての費用については、お客様が全責任を負うものとします。
デバイス登録(Device Registration)、共通エリア(Common Areas)、イベントセンター(Event Center)を含むがこれらに限定されないアドオン製品および機能(「アドオン(Add-ons)」)のオプションライセンスは、Named User と同じコミットオファー/非コミットオファーおよび課金条件に従って利用できます。これらのアドオン機能の使用に対しては、お客様が各ステータスをコミットに変更しない限り、非コミット向けの日単位の価格に基づいて月単位で課金されます。ステータスをコミットに変更した場合は、使用期間の残りの期間について、該当のライセンスに対するコミット価格で課金されます。コミットしたアドオン機能とコミットしていないアドオン機能に対する価格は、認定販売元からの見積に記載されます。
Webex Work サブスクリプションと Collaboration Flex Plan サブスクリプションは同時に利用できません。
2. 補足条項
以下の段落は、Webex Work バンドルで購入したサービスに関する本オファー説明書の第 3.5 項の最後に挿入されます。
2.1. PSTN に関する要件
Webex Calling または Webex Calling for SP を利用するためには、PSTN ローカルサービス、長距離電話サービス、緊急通話サービス、直通社内通話サービスを、(1)シスコ認定サードパーティ サービス プロバイダーから購入するか、(2)Cisco Calling Plan の一部としてシスコから購入して本クラウドサービスと併用する必要があります。
シスコ認定サービスプロバイダーまたはシスコから PSTN と組み合わせて本クラウドサービスを導入した場合、お客様の司法管轄区域の要求に応じて、国または州指定の緊急電話番号に緊急通話する場合に備え、お客様のユーザの緊急対応場所情報を収集する必要があります。一部の司法管轄区域では、この緊急対応場所は、プライベートアドレスを使用して本クラウドサービスに直接プロビジョニング/登録した場合を除き、お客様のユーザの通話用デバイス、回線、場所に関係なく、お客様の会社所在地に限定される場合があります。
Cisco Calling Plan を通じてシスコから PSTN サービスを取得する場合、お客様は、サービス開始時に PSTN に接続しているすべてのユーザに関する緊急対応場所情報を収集する必要があります。また、シスコの緊急通話ポリシーおよび使用制限ポリシー(付属書 E を参照)についてお客様のユーザに 通知しなければなりません。さらに、シスコが提供する PSTN サービスにアクセスする際に使用す る機器をユーザが移転した場合に、緊急対応場所情報を更新する必要があることをユーザに通知す る必要もあります。シスコの「発信番号ポリシー(Numbering Policy)」は、お客様の Cisco Calling Plan に適用されます。
2.2. 緊急対応に関する免責事項
緊急通話する際の緊急対応場所は、お客様の会社の所在地に限定されます。お客様は、緊急サービスに電話する際に必ず現在地を伝えるよう、承認ユーザに勧告する責任を負います。ブロードバンド接続、PSTN サービスもしくは電力供給に不具合が生じ、または一時的に停止もしくは中断し、またはネットワーク接続が中断するその他の事由が生じた場合、本サービス(緊急通話を含む)も停止します。シスコは、ネットワーク接続の障害に起因するあらゆる要求に対して責任を負いません。
2.3. PSTN トラフィックに関連するシスコの責任に関する免責事項
米国以外の場所から本クラウドサービスに接続する場合、シスコは、お客様やお客様の会議参加者が統合 VoIP を使用することを強く推奨します。お客様は、PSTN 経由の通話は暗号化されず、各地域の法律に従うことを認識しているものとします。暗号化されていない PSTN 接続をお客様が使用したことで損害を被った場合、その責任はすべてお客様にあり、シスコはそれらの損害に関して一切の責任を負いません。
2.4. 責任の制限
緊急対応場所情報やお客様またはお客様のユーザの電話番号の送信機能など、特定の機能を利用できるかどうかは、各地域の緊急対応センターがそれらの機能をサポートしているかどうかなど、シスコの管理外の要因によって決まります。シスコは、各地域の緊急対応センター、緊急対応場所またはその他の所在地情報を更新するためにお客様が委託している第三者、および緊急対応サービスの提供に関与するその他すべての第三者の行為について、一切の責任を負いません。適用される法律によって認められている場合、お客様は、(1)該当の第三者または、緊急通話の処理もしくは対応に関与するその他の第三者の作為または不作為、(2)シスコ提供の PSTN サービスを使用して緊急サービスに連絡する対応をお客様ができない場合、(3)お客様が緊急サービスを利用するために必要な手配を怠ったことに起因する、または関係する一切の事項に関して、シスコ(シスコの取締役、幹部、従業員、請負契約者、ライセンス付与者、エージェントを含む)に対する権利を放棄し、責任を問わず、損害を与えないものとします。
次の文は、本オファー説明書の第 5 項の最初の段落の最後に挿入されます。
サポートはシスコが提供します。ただし、Webex Calling for SP のサポートは、お客様のサードパーティサービス プロバイダーが提供します。
付属書 E:Cisco Calling Plans ポリシー
1. 緊急通話に関するポリシー
Cisco VoIP サービスを利用した緊急通話の動作は、従来の緊急通話サービスとは異なります。Cisco VoIP サービスでは、インターネットを介して公衆電話交換網(PSTN)との間で電話の受発信ができます。VoIP サービスは従来の電話サービスに似ていますが、VoIP サービスの特性上、緊急通話には固有の制限や状況が発生します。
1.1. 登録場所
VoIP コールは、ユーザがインターネットに接続できる場所であればどこでも可能なため、発信 者の電話番号は発信者の物理的な場所と必ずしも一致しません。そのため、すべてのお客様は、 VoIP サービスの設定時に各ユーザの「登録場所(Registered Location)」をシスコに提示する必 要があります。「登録場所」は、ユーザがVoIP サービスを使用する住所です。
お客様またはお客様のユーザが VoIP コールに使用する機器を新しい場所に移した場合、お客 様またはお客様のユーザはすぐに、Control Hub 内の登録場所をデバイスの新しい物理的な場所 に変更する必要があります。登録場所が更新されない場合、デバイスから発信された緊急通話 が誤った緊急対応センターに転送されたり、誤った位置情報が緊急対応者に送信されたりして、お客様のユーザへの緊急対応が遅れる可能性があります。ユーザが複数いるお客様は、お客様 の責任で各ユーザの正確な登録場所を最新に維持し、ユーザに登録場所の変更方法を伝える必 要があります。なお、登録場所を更新してから、緊急通話センターへのルーティングに利用で きるようになるまでに時間がかかる場合があります。
お客様は、本ポリシーに記載されている VoIP サービスにおける緊急通話の特性および制限について、お客様の VoIP サービスのユーザまたは見込みユーザに通知する責任があることに同意し、通知する必要があります。
1.2. 緊急通話のルーティング
VoIP サービスでの緊急通話の処理は、従来の電話サービスとは異なります。お客様のユーザが緊急通話を発信すると、シスコやサードパーティのサービスプロバイダーは、お客様またはお客様のユーザのアカウントに関連づけられた登録場所に対応する緊急通話センターに、お客様の通話を自動的にルーティングしようとします。お客様のユーザの通話を指定の緊急通話センターにルーティングできない場合、通話は専用のコールセンターにルーティングされます。お客様のユーザは、名前、住所、電話番号を専門のコールセンターに示す必要があります。
シスコは、お客様またはお客様のユーザのアカウントに関連付けられた名前、登録場所、電話番号を、緊急通話センターのディスパッチャまたは緊急サービスオペレータに自動的に提示しようとします。ただし、通話を受信したディスパッチャがこの情報を取得または保持できない場合があります。そのため、緊急通話を発信する場合、発信者は常に自分の場所(自分が別の場所にいる場合は、緊急事態が発生している場所)をディスパッチャに即座に知らせる必要があります。発信者が会話できない場合に、場所の情報が最新でないと、ディスパッチャが発信者を見つけられない可能性があります。
発信者は、ディスパッチャが発信者の番号または連絡先情報を持っていない可能性があるため、ディスパッチャから切断するように指示されるまで、緊急通話をつないだままにしておきます。発信者が誤って切断してしまった場合、発信者はすぐに電話し直す必要があります。
ネットワークの輻輳などの技術的な理由から、緊急通話が話し中になったり、従来の緊急通話よりも接続に時間がかかったりする可能性があります。
1.3. サービスに関する制限事項
VoIP サービスを利用した緊急通話は、以下のような特定の状況では機能しません。
• お客様またはお客様のユーザが VoIP コールに使用する機器に障害が発生した場合、または機器が正しく設定されていない場合
• お客様またはお客様のユーザの拠点で停電が発生している、またはお客様のインターネットサービスが停止、中断、切断されている場合
• Cisco VoIP サービスが終了または中断している場合
お客様またはお客様のユーザが VoIP サービスを使用した緊急通話の制限を受け入れられない場合、お客様またはお客様のユーザは、従来の緊急通話サービスにアクセスするための代替手段を検討してください。
1.4. 責任
シスコはお客様に対し、緊急通話サービスに関するシスコの責任に関して、本オファー説明書に記載されている責任の制限事項を慎重に確認することをお勧めします。
2. Cisco Calling Plan の利用に関する制限
Cisco Calling Plan(「Cisco VOIP」)サービスの利用制限に関する本ポリシーは、本サービスに関連するデバイス、システム、ネットワーク、またはアカウントの使用を含む、Cisco VoIP サービスのすべての利用を対象としています。本ポリシーは、Cisco VoIP サービスのプロビジョニングおよび利用に関するエンドユーザライセンス契約、オファー説明書、サービス利用規約、またはその他の契約文書を補完するものです。お客様またはお客様のユーザが本ポリシーのいずれかの条件に違反した場合、シスコは単独の裁量により、事前の通知なしにただちにお客様のアカウントを終了する、アクセスを停止または終了するなどの適切な措置を講じることができます。また、シスコは単独の裁量により、xx 用制限ポ リシーを 随時変更 すること ができま す。その 際、変更 内容は 、 xxxxx://xxx.xxxxx.xxx/x/xx/xx/xxxxx/xxxxx/xxxxx-xxx-xxxxxxxx/xxxxxxxx-xxxxx.xxxx#xxxxxx-xxxxxxxxxxxx に掲載した時点で有効になります。
Cisco VoIP サービスは、合法的で、妥当かつ適切な目的にのみ使用できます。Cisco VoIP サービスを使用して、以下の禁止行為を行ってはなりません。同様に、お客様は、お客様の関連会社およびユーザに、Cisco VoIP サービスを使用して以下の活動を行わせないようにするものとします。さらに、第三者が Cisco VoIP サービスを使用して以下のような禁止行為を行うことを認めたり支援したりしないものとします。
• 中傷、嫌がらせ、脅迫、虐待、名誉毀損、悪意のある行為、不正行為、詐欺行為を含む違法な行為、または違法な行為や暴力を助長する行為
• ポルノやアダルト エンターテインメント業界の目的に関連する活動(そのような活動が法律で許可されているかどうかにかかわらず)
• 事業体または組織のアイデンティティまたは提携に関する不当表示
• 未xx者を脅迫する、搾取する、その他の方法で危害を加えるなどの活動、または人身売買やテロを助長する行為
• シスコまたは他者の知的財産や所有権を侵害する行為
• 不正なメッセージ、広告、スパム(以下を含む)
• Usenet などのニュースグループ、リストサーブ、フォーラム、メーリングリスト、またはその他の類似グループまたはリストに、内容が類似する複数のメッセージを投稿する
• 調査、コンテスト、ピラミッドスキーム、チャリティ要求、チェーンレターの実施または転送
• 匿名での電子メールの中継、または TCP-IP パケットヘッダーの偽造
• メールボム、フラッディング、オーバーローディング、攻撃、システムやネットワークへの干渉
• 承諾を得ずに実施することで苦情が発生することが合理的に予想される場合、または実際に発生する場合に、未承諾の通話、メッセージ、電子メールを送信すること(民間広告や情報通知を含むがこれに限定されない)
• 同意なしにユーザデータを抽出、収集、蓄積する
• Cisco VoIP サービスに有害な活動または破壊的な活動
• Cisco VoIP サービスのアクセス、使用、またはセキュリティの制限を回避しようとする行為
• 一括コールイン回線および自動ダイヤルまたは「予測」ダイヤル
• 同じ宛先または番号に、繰り返し、継続的にメッセージを送信したり、電話をかけたりする
(そのような活動によって苦情が発生することが合理的に予想される場合、または実際に発生する場合)
• 長期間通話(24 時間以内に同じ番号に連続して 4 時間を超える通話を行う、または累積で
4 時間を超える通話を行う)、第三者に対して、または第三者との間に料金を発生させる目的で特定の番号/宛先に電話をかける、トラフィックポンピングまたはアクセス刺激と解釈される可能性があるその他の通話行為
• 実際の人間の音声による継続的な会話、または人間間の音声による継続的な会話が含まれない方法での通話サービスの利用
• Cisco VoIP サービスまたはそのコンポーネントの販売、再販、サブリース、割り当て、ライセンス付与、サブライセンス付与、もしくはサービスビューロまたはタイムシェアリングベースでの利用または提供
• 業界標準またはサードパーティのポリシー( CTIA ( Cellular Telecommunications Industry Association)、Mobile Marketing Association、NENA(National Emergency Number Association)によって公開されている該当のすべてのガイドライン、業界団体で同意されて適用されているその他のガイドライン、通信事業者のガイドライン、その他の同様の業界標準、サードパーティのポリシーまたは司法管轄区域での要件を含むがこれに限定されない)に違反する方法での Cisco VoIP サービスの利用
• システムまたはネットワークの所有者の許可なく、次の行為を行う
• システムやネットワークにアクセスする
• データやトラフィックをモニタする
• ファイアウォールの調査、スキャン、テストを行う
• システムやネットワークの脆弱性をテストする
• システムやネットワークのセキュリティまたは認証ルーチンを侵害する、またはバイパスする
• 「オープンリレー」設定(メールサーバが、送信者も受信者もローカルユーザでない電子メールメッセージを処理する設定)でのサービスに関連したサーバを運用する
• モニタリング、インターコムなどのサービスとしてオープンな電話回線を利用する