Ver.2.45
Enterprise Cloudサービス機能説明書
【日本ローカルサービス】 NTT コミュニケーションズ株式会社
Ver.2.45
(2016/8/1 版)
本書は、Enterpise Cloud サービスのメニューやそれぞれの機能を解説するための資料です。ご契約者さま限りの文章となりますので、取扱いにはご注意ください。本冊子は日本ローカルサービスについて記載しています。サービス利用にかかわる共通条件等は「グローバル共通サービス編」を参照ください。
内容に不明な点がありましたら、弊社営業担当者もしくはサポート窓口までご連絡ください。サポート窓口の連絡先は、本書内に記載しています。
なお、カスタマーポータルの利用方法の詳細については「Enterprise Cloud ご利用ガイド」をあわせてご利用ください。サービスの機能追加・変更などに伴い、本書の記載内容とは異なっている場合があります。本書の最新版や、ご利用ガ イドは下記のホームページよりダウンロードできます。
⚫ ご契約者さま向け限定情報
ご利用の際は、開通時、もしくは別途ご連絡しているID/パスワードを利用してアクセスをお願いします。 xxxx://xxx.xxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxxx/xxxxx/xxxx/xxxxxxxxxx-xxxxx/xxxxxxx.xxxx
⚫ 一般公開情報(Knowledge Center)
【 目次 】
8.1 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年11 月-2016 年3 月の間にご利用開始の場合) 6
8.1.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 20
8.2 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2016 年2 月以降にご利用開始の場合) 22
8.2.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 51
8.3 DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年2 月以降にご利用開始の場合) 53
8.3.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 80
8.4 AP Server ライセンス:WebLogic SE(2015 年11 月以降にご利用開始の場合) 82
8.4.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 95
8.5 MS SQL SE for Cluster(2015 年11 月以降にご利用開始の場合) 97
8.5.4 本サービスの保守運用について 123
8.5.5 制約事項 123
8.6 ブロックストレージPremium++(2015 年11 月以降にご利用開始の場合) 126
8.6.1 利用できる機能 126
8.6.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 128
8.6.3 制約事項 137
8.6.4 提供データセンター 139
8.6.5 本サービスの運用保守 139
8.7 ECL Power オプション 140
8.7.1 利用できる機能・サービス 140
8.7.2 各種サービスのご利用条件について 142
8.7.3 メニュー 145
8.7.4 Power コンピュートリソースの上限値および下限値 148
8.7.5 提供データセンター 152
8.7.6 設定・変更 152
8.7.7 保守・運用 152
8.7.8 納期、最低利用期間 154
8.7.9 リソース変更時の留意点 154
8.7.10 その他 155
8.8 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年10 月以前にご利用開始の場合) 168
8.8.1 概要 168
8.8.2 提供機能について 168
8.8.3 利用・設計時の注意点について 169
8.8.4 本サービスの保守運用について 175
8.8.5 制約事項 176
8.9 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年10 月以前にご利用開始の場合) 178
8.9.1 概要 178
8.9.2 提供機能について 178
8.9.3 利用・設計時の注意点について 180
8.9.4 本サービスの保守運用について 186
8.9.5 制約事項 186
8.10 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年11 月-2016 年1 月の間にご利用開始の場合) 189
8.10.1 利用できる機能・サービス 190
8.10.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 191
8.10.3 制約事項 213
8.10.4 提供データセンター 215
8.10.5 本サービスの運用保守 216
8.10.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 216
8.11 DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年1 月以前にご利用開始の場合) 217
8.11.1 利用できる機能・サービス 218
8.11.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 219
8.11.3 制約事項 239
8.11.4 提供データセンター 241
8.11.5 本サービスの運用保守 242
8.11.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) 242
8.12 ブロックストレージ(2015 年10 月以前にご利用開始の場合) 243
8.12.1 概要 243
8.12.2 提供機能について 244
8.12.3 利用・設計時の注意点について 246
8.12.4 本サービスの保守運用について 250
8.12.5 制約事項 250
8.13 MS SQL SE for Cluster(2015 年10 月以前にご利用開始の場合) 252
8.13.1 概要 252
8.13.2 提供機能について 252
8.13.3 利用・設計における注意点について 253
8.13.4 本サービスの保守運用について 265
8.13.5 制約事項 266
【改版履歴】 268
8.1 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年11 月-2016 年3 月の間にご利用開始の場合)
DB ライセンス(Oracle SE One)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用しOracle ® Database Standard Edition One
(以下、Oracle SE One)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。2015 年10 月以前にご利用開始の場合は「8.8 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年10 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。2016 年4 月以降にご利用開始の場合はサービス機能説明書(グローバル共通サービス)編を参照ください。
※ Oracle は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。
機能・サービス | 概要 |
Oracle Database 用仮想サーバー | Oracle SE One 専用のコンピュートリソースプール上に、 仮想サーバーを作成し、ご提供します。 |
Oracle Database ソフトウェアライセンス | Oracle SE One 稼働に必要なOracle Database Standard Edition One ライセンスをご提供します。 |
Oracle Database ソフトウェアサポート | Oracle Database ソフトウェアに対する技術問い合わせおよび修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support によるナ レッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能です。 |
1) Oracle Database 用仮想サーバー
⚫ お客様指定パラメータに基づき、Oracle SE One 専用のコンピュートリソースプール(以下、SE One リソース)上に、Oracle Databaseソフトウェアをインストールした仮想サーバー(以下、SE One仮想サーバー)を作成し、ご提供します。
⚫ SE One リソースは、1 つの Zone※1に配置されます。SE One リソースには、複数のZone を設定できません。
※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第3 章 コンピュート機能」をご参照ください。
⚫ SE One 仮想サーバーは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloud サービスの仕様に準じ
ます。
⚫ SE One仮想サーバーにインストールされるOracle Databaseは、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご提供時点での最新Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)※1または Critical Patch Update(CPU)※1が適用されている場合があります。
※1 Windows プラットフォームでは、Windows Bundle Patch が適用されます。
⚫ お引渡し時は、Oracle Database パッケージインストール済みの状態です。お客様は、SE One 仮想サーバーにアクセスし、Database Configuration Assistant(DBCA)や create database コマンドでデータベースを作成する必要があります。
⚫ SE One 仮想サーバーへ割り当て可能なリソースは、Enterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備によっては、上限値が制限される場合があります。
2) Oracle Database ソフトウェアライセンス
⚫ SE One リソースには、Oracle Corporation より弊社がライセンス許諾されたOracle Database ソフトウェアライセンス(Oracle Database Standard Edition One)が適用済みです。新たにOracle Database ソフトウェアライセンスを購入する必要はありません。
3) Oracle Database ソフトウェアサポート
⚫ 弊社が Oracle Corporation から提供されるOracle Database ソフトウェアのサポート範囲に限り、Oracle Databaseソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。
⚫ 技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。
⚫ 本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。
⚫ 弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードするSE One 仮想サーバーのアカウントを借用させて頂く場合があります。
⚫ お客様がご希望の場合、お客様自身がMy Oracle Supportにてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えません。技術問い合わせは、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。
本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。
1) サービスの構成要素
本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
サービス名 | 機能概要 |
コンピュートリソース※1 | SE One 仮想サーバー稼働に必要なSE One リソースをご提供します。 コンピュートクラス:Guaranteed※2ストレージクラス:Premium |
OS ライセンス | SE One 仮想サーバーの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server Red Hat Enterprise Linux |
※1 本サービスで利用するSE One リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、SE One リソースを作成することはできません。
※2 ご利用環境によってはStandard コンピュートでご提供する場合があります。
2) お客様指定パラメータ
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
プール名 | ○ | コンピュートリソースプールにつける任意の名前。 | |
CPU サイズ(GHz) | サイズ(GHz) | ○ | コンピュートリソースプールのCPU リソースサイズ。 GHz 単位。 |
メモリーサイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | コンピュートリソースプールのメモリーリソースサイズ。 GB 単位。 |
ディスク(GB) | サイズ(GB) | ○ | コンピュートリソースプールのディスクリソースサイズ。 |
お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。 SE One リソース(コンピュートリソースプール)
SE One 仮想サーバースペック
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
vCPU 数 | 個数 | ○ | SE One 仮想サーバーのvCPU 数。 |
メモリーサイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | SE One 仮想サーバーのメモリーサイズ。GB 単位。 |
ルートディスクサイズ (GB) | サイズ(GB) | ○ | SE One 仮想サーバーのルートディスクサイズ。 GB 単位。Windows Server の場合80GB、Red Hat Enterprise Linux の場合45GB で固定。 |
データディスク1 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 1 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク2 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 2 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク3 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 3 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク4 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 4 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク5 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 5 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク6 サイズ (GB) | サイズ(GB) | データディスク 6 のサイズ。GB 単位。 |
SE One 仮想サーバーネットワーク接続
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
サーバーセグメント 1 への接続 | vNIC1 IP アドレス | ○ | サーバーセグメント 1 接続用vNIC1 の IP アドレス。 |
サーバーセグメント 2 への接続 | vNIC2 IP アドレス | サーバーセグメント 2 接続用vNIC2 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 3 への接続 | vNIC3 IP アドレス | サーバーセグメント 3 接続用vNIC3 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 4 への接続 | vNIC4 IP アドレス | サーバーセグメント 4 接続用vNIC4 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 5 への接続 | vNIC5 IP アドレス | サーバーセグメント 5 接続用vNIC5 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 6 への接続 | vNIC6 IP アドレス | サーバーセグメント 6 接続用vNIC6 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 7 への接続 | vNIC7 IP アドレス | サーバーセグメント 7 接続用vNIC7 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 8 への接続 | vNIC8 IP アドレス | サーバーセグメント 8 接続用vNIC8 の IP アドレス。 |
SE One 仮想サーバーOS(Red Hat Enterprise Linux の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | SE One 仮想サーバーの OS。 Red Hat Enterprise Linux で固定。 |
バージョン | ○ | SE One 仮想サーバーの OS のバージョン。 |
キーボードレイアウト | ○ | SE One 仮想サーバーのキーボードレイアウト。 |
タイムゾーン | ○ | SE One 仮想サーバーの OS のタイムゾーン。 |
SE One 仮想サーバーOS(Microsoft Windows Server の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | SE One 仮想サーバーの OS。 Microsoft Windows Server で固定。 |
バージョン | ○ | SE One 仮想サーバーの OS のバージョン。 |
エディション | ○ | SE One 仮想サーバーの OS のエディション。 |
言語 | ○ | SE One 仮想サーバーの言語。 |
タイムゾーン | ○ | SE One 仮想サーバーの OS のタイムゾーン。 |
Oracle Database
項目 | 必須 項目 | 備考 |
Oracle Database エディション | ○ | インストールするOracle Database のエディション。 |
Oracle Database メジャー・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database のメジャー・リリース 番号。 |
Oracle Database メンテナンス・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database のメンテナンス・リリ ース番号。 |
3) Oracle ソフトウェア設定
お客様指定パラメータ以外のOracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定の設定は、変更できません。
データベース・ソフトウェア名、バージョン
項目 | 内容 |
データベース・ソフトウェア | Oracle Database Standard Edition One |
バージョン | 11.2.0.4.X※1, 12.1.0.1.X※1 |
OS 名およびバージョン |
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版)※1 |
Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版) |
※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。 SE One 仮想サーバーOS
※1 Oracle Database バージョン 12.1.0.1.X は、Microsoft Windows Server 2012 R2 非対応です。
Oracle Database ソフトウェア所有者アカウント
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | Administrators, ora_dba, Users | Oracle インストール・ユーザー |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba | Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | Administrators, xxx_xxx, XXX_XXXXXX, XXX_XxxXX00Xxxx0_XXXXXXXXX, XXX_XxxXX00Xxxx0_XXXXX, XXX_XxxXX00Xxxx0_XXXXX, Xxxxx | Xxxxxx xxxxxx・ユーザー |
oraclehome | ORA_INSTALL, ORA_OraDB12Home1_DBA, Users | Oracle ホーム・ユーザー |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba, oper, backupdba, dgdba, kmdba | Oracle インストール・ユーザー |
Oracle ソフトウェア名・ソフトウェア格納場所
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\oracle\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\oracle\product\11.2.0\dbhome_1 | |
Oracle Grid Infrastructure | C:\OracleProduct\grid\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct\client\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Gateways | C:\OracleProduct\gateways\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Examples | C:\OracleProduct\examples\ | インストーラを格納。 |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_ 1 | |
Oracle Grid Infrastructure | /oracle_product/grid/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (64bit) | /oracle_product/client/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Gateways | /oracle_product/gateways/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Examples | /oracle_product/examples/ | インストーラを格納。 |
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\oraclehome\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\oraclehome\product\12.1.0\dbho me_1 | |
Oracle Grid Infrastructure | C:\OracleProduct\grid\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct\client\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (32bit) | C:\OracleProduct\client32\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Gateways | C:\OracleProduct\gateways\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Examples | C:\OracleProduct\examples\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Global Service Manager | C:\OracleProduct\gsm\ | インストーラを格納。 |
Oracle Fusion Middleware Web Tier Utilities | C:\OracleProduct\ofm_webtier\ | インストーラを格納。 |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_ 1 | |
Oracle Grid Infrastructure | /oracle_product/grid/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (64bit) | /oracle_product/client/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (32bit) | /oracle_product/client32/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Gateways | /oracle_product/gateways/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Examples | /oracle_product/examples/ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Global Service Manager | /oracle_product/gsm/ | インストーラを格納。 |
SE One 仮想サーバーOS に対するOracle Database 向けパラメータ設定
<Oracle Database 11.2 および 12.1> Microsoft Windows Server
パラメータ名 | 値 |
カーネル・パラメータ | |
fs.aio-max-nr | 1048576 |
fs.file-max | 6815744 |
kernel.shmall | 2097152 |
kernel.shmmax | 536870912 |
kernel.shmmni | 4096 |
kernel.sem | 250 32000 100 128 |
net.ipv4.ip_local_port_range | 9000 65500 |
net.core.rmem_default | 262144 |
net.core.rmem_max | 4194304 |
net.core.wmem_default | 262144 |
net.core.wmem_max | 1048576 |
Oracle ユーザーのリソース制限パラメータ | |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のソフトリミット(soft nproc) | 2047 |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のハードリミット(hard nproc) | 16384 |
オープン・ファイル記述子数のソフトリミット(soft nofile) | 1024 |
オープン・ファイル記述子数のハードリミット(hard nofile) | 65536 |
プロセスのスタック・セグメントのサイズのソフトリミット(soft stack) | 10240 |
Oracle Database 用パラメータ設定なし。 Red Hat Enterprise Linux
Oracle Database インストール・パラメータ
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | 単一インスタンス・データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition One |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\oracle\product\11.2.0\dbhome_1 |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | 単一インスタンス・データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition One |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1 |
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | 単一インスタンス・データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition One |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\oraclehome |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\oraclehome\product\12.1.0\dbhome_1 |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | 単一インスタンス・データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition One |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1 |
Oracle Database 修正パッチ格納場所 Microsoft Windows Server
格納場所 |
C:\OracleProduct\patches |
Red Hat Enterprise Linux
格納場所 |
/oracle_product/patches/ |
本サービスのご利用にあたっての制約事項は、以下の通りです。
1) Oracle Database ソフトウェア
本サービスでご提供するOracle Database ソフトウェアに関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ 利用ソフトウェアに対するOracle Corporation から弊社へのサポートプログラム終了時には、本サービスの提供を終了します。
2) 利用が制限される機能、サービス
本サービスを利用した場合、Enterprise Cloud サービス機能でご利用が制限されるものがあります。制限内容は、以下の通りです。
プライベートカタログ
⚫ SE One 仮想サーバーに対して、プライベートカタログが利用可能です。ただし、取得したSE One 仮想サーバーイメージは、Enterprise Cloud サービスがご提供するSE One リソースのみで利用可能です。SE One リソース以外のコンピュートリソースおよびEnterprise Cloud 以外のコンピュートリソース対してデプロイできません。実施した場合、ライセンス違反となります。
⚫ プライベートカタログから作成されたSE One仮想サーバー上のOracle Databaseの動作およびデータの整合性は、保証されません。
⚫ 弊社は、プライベートカタログから作成したSE One 仮想サーバー復旧の責を負いません。
イメージバックアップサービス
⚫ SE One仮想サーバーに対して、イメージバックアップが利用可能です。ただし、取得されたイメージの動作およびデータの整合性は、保証されません。
⚫ 弊社は、イメージバックアップを用いたSE One 仮想サーバー復旧の責を負いません。
3) 故障復旧
⚫ お引渡し後、SE One 仮想サーバーが故障した場合、弊社はSE One 仮想サーバー、インストールされたすべてのソフトウェアおよびデータの復旧の責を負いません。
4) 性能保証
⚫ 本サービスは、性能を保証しません。本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十分な性能が得られない場合があります。
5) 納期、課金
本サービスのおける納期と課金に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ SE One 仮想サーバーの作成は、弊社構築開始時から、1 仮想サーバーに付き、最大5 営業日必要です。
⚫ 納期は、申込を行った各サービスのうち、最も長い納期と同一とします。
⚫ DB ライセンス(Oracle SE One)(本サービス)、コンピュートリソース、OS ライセンスの課金期間は、弊社による構築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。
本サービスをご利用いただけるデータセンターは、以下の通りです。
国 | 略称 | 名 |
日本(Japan) | JP | 横浜第1 データセンター(Yokohama No.1 Data Center)関西1 データセンター(Kansai1 Data Center) 埼玉第1データセンター(Saitama No.1 Data Center) |
本サービスでご提供するSE One 仮想サーバーの運用保守内容は、以下の通りです。
⚫ SE One 仮想サーバーは、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第10 章 Enterprise Cloud サービスの保守運用(日本契約の場合)」に準じ、サポートされます。
⚫ 上記に加え、本サービスでご提供するOracle 製品に関する技術問い合わせを受け付け、調査、回答します。技術問い合わせに対する調査・回答時間は、ビジネスタイム 10:00~17:00(JST)です。ビジネスタイムとは、日本 標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(12/29~1/3)を除く月~金曜日を指します。
8.1.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL)
お手持ちのOracle 製品ライセンス(Oracle Database Standard Edition One)を SE One リソースに持ち込むこと
(Bring Your Own License(以下、BYOL))により、本サービスの利用料金を減額することができます。詳細は、以下の通りです。
⚫ BYOL 可能な Oracle 製品(プログラム)は、以下の通りです。
⚫ Oracle Database Standard Edition One
⚫ BYOL対象ライセンスの数量の単位は、Processorのみです。Named User Plus(NUP)を持ち込むことはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスの最小単位は、1Processor です。ライセンスを 1Processor 未満に分割することはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、SE One リソースのみ割り当てできます。通常のコンピュートリソースプールへの割り当てはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンス(Processor)は、何れかの SE One リソースに割り当てられます。あるライセンスは、複数の SE One リソースに同時に割り当てることはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、Enterprise Cloud とEnterprise Cloud 以外の環境で併用できません。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、1 ヶ月単位で算出します。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、以下の計算式で算出されます。
(本サービスの 1 ヶ月の使用料金)- 16GHz ×(本サービスの月額単価)×(BYOL されたOracle ライセンス数量
(Processor))
⚫ BYOL による 1 ヶ月の減額は、本サービス1ヶ月の使用料金を上限とします。
⚫ 減額の次月繰り越しはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、製品サポート契約(Software Update License & Support)が締結された有効な契約である必要があります。製品サポート契約が締結されていないライセンスをBYOL することはできません。
⚫ 本サービス契約時に、以下のBYOL 対象ライセンス情報を確認させて頂きます。
-BYOL 対象コンピュートリソースプール名
-Oracle 製品(プログラム)名
-ライセンス数量(単位:Processor)
-ライセンス番号(PUC 番号)
-ライセンス形態
-ライセンス有効期間(開始年月日、終了年月日)
-エンドユーザー契約名(会社名)
-Oracle 代理店名
-サポート ID(CSI 番号)
-サポート契約期間(開始年月日、終了年月日)
⚫ BYOL 対象ライセンスのOracle 製品サポートは、お客様がOracle 社またはOracle 販売代理店と締結したライセンスの契約に準じます。お客様は、引き続きBYOL 対象ライセンスのサポート契約で定められたサポート窓口をご利用ください。
⚫ BYOL サービスは、Oracle 製品ライセンスの持ち込みサービスです。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)を持ち込むサービスではありません。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)の持ち込みについては、「Enterprise Cloud サービス 3.3 プライベートカタログ」の「仮想サーバーイメージインポート機能」を参照ください。
8.2 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2016 年2 月以降にご利用開始の場合)
DB ライセンス(Oracle SE RAC)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用しOracle ® Database Standard Edition Real Application Clusters(以下、Oracle SE RAC)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。2015 年10 月以前にご利用開始の場合は「8.9DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年10 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。 2015 年11 月から 2016 年1 月の間にご利用開始の場合は「8.10DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年11 月-2016 年
1 月の間にご利用開始の場合)」を参照ください。
※ Oracle は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。
機能・サービス | 概要 |
Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ | Oracle SE RAC専用のコンピュートリソースプール上に、2つの仮想サーバーで Oracle Clusterware を構成し、ご提 供します。 |
Oracle Database ソフトウェアライセンス | Oracle SE RAC 稼働に必要なOracle Database Standard Edition ライセンスをご提供します。 |
Oracle Database ソフトウェアサポート | Oracle Database ソフトウェアに対する技術問い合わせおよび修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support によるナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能 です。 |
1) Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ
⚫ お客様指定パラメータに基づき、Oracle SE RAC 専用のコンピュートリソースプール(以下、SE RAC リソース)上に、Oracle Database ソフトウェアをインストールした 2 つの仮想サーバー(以下、SE RAC ノード)を作成し、 Oracle Clusterware を構成し、ご提供します。
⚫ SE RAC リソースは、2 つの異なるZone※1に配置されます。
※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第3 章 コンピュート機能」をご参照ください。
⚫ 2 つのSE RAC ノードからなるSE RAC のセットは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloudサービスの仕様に準じます。
⚫ SE RAC ノードにインストールされるOracle Database は、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご提供時点での最新Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)※1またはCritical Patch Update(CPU)※1が適用されている場合があります。
※1 Windows プラットフォームでは、Windows Bundle Patch が適用されます。
⚫ お引渡し時は、Oracle Clusterware構成済み、Oracle Databaseパッケージインストール済みの状態です。データベースは、作成されていません。お客様は、Oracle SE RAC ノードアクセスし、Database Configuration Assistant
(DBCA)やcreate database コマンドでデータベースを作成する必要があります。
⚫ SE RAC ノードへ割り当て可能なリソースは、Enterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備によっては、上限値が制限される場合があります。
2) Oracle Database ソフトウェアライセンス
⚫ SE RAC 用リソースには、Oracle Corporation より弊社がライセンス許諾されたOracle Database ソフトウェアライセンス(Oracle Database Standard Edition ライセンス)が適用済みです。新たにOracle Database ソフトウェアライセンスを購入する必要はありません。
3) Oracle Database ソフトウェアサポート
⚫ 弊社が Oracle Corporation から提供されるOracle Database ソフトウェアのサポート範囲に限り、Oracle Databaseソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。
⚫ 技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、ポータルのチケットをご利用ください。
⚫ 本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。
⚫ 弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードするSE RACノードのアカウントを借用させて頂く場合があります。
⚫ お客様がご希望の場合、お客様自身がMy Oracle Supportにてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えません。技術問い合わせは、ポータルのチケットをご利用ください。
本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。
1) サービスの構成要素
本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
サービス名 | 機能概要 |
コンピュートリソース※1 | SE RAC ノード稼働に必要な SE RAC リソースをご提供します。コンピュートクラス:Guaranteed ストレージクラス:Premium |
OS ライセンス | SE RAC ノードの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server Red Hat Enterprise Linux |
ブロックストレージ | Oracle SE RAC 構成のための共有ストレージをご提供します。 Premium++ |
※1 本サービスで利用するSE RAC リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、SE RAC リソースを作成することはできません。
2) SE RAC ノードの構成、配置
⚫ 1 つの Oracle Clusterware を構成するSE RAC ノード数は、2 です。SE RAC ノードの追加(スケールアウト)は行えません。
⚫ 各Oracle SE RAC ノードは、異なる 2 つの Oracle SE RAC リソース(Zone A、Zone B)に分散して配置されます。 1 つの Oracle Clusterware を構成するために、サーバーセグメント上に以下の①と②の IP アドレスが必要です。
① SE RAC ノード1 台ごとに代表仮想ネットワークアダプタ(以下、Primary vNIC)用IP アドレスと、1 つのVIP 用
IP アドレスの計2 つの IP アドレス。SE RAC サービスでは、SE RAC ノード数は、2 であるため、計4 つの IPアドレス。
② Oracle SCAN(Single Client Access Name)用の 3 つの IP アドレス(以下、SCAN VIP)。
⚫ Oracle Client がOracle SCAN ホスト名を解決するためには、DNS サーバーが必要です。Grid Naming Service
(GNS)は使用しません。DNS サーバーは、SE RAC ノード上で起動したDNS サーバーを使用します。
⚫ Oracle Client のDNS サーバー参照設定を各RAC ノードで実施する必要があります。
⚫ 各SE RAC ノードは、サーバーセグメントの他にインターコネクトに使用するネットワーク(以下、インターコネクトセグメント)および共有ストレージと接続するためのネットワーク(以下、ストレージセグメント)に接続します。これら接続は、Enterprise Cloud が標準でご提供するサーバーセグメントとは別に提供されます。
⚫ インターコネクトセグメントは、2 つ存在します。各SE RAC ノードは、それぞれこのセグメントに接続します。
⚫ ストレージセグメントは、共有ストレージのコントローラA に接続するストレージセグメント 1 とコントローラB に接続するストレージセグメント2 が存在します。各SE RAC ノードは、それぞれこの2 つのセグメントに接続します。
⚫ インターコネクトセグメント、ストレージセグメントに関わるIP アドレスは、以下に記載するIP アドレス帯から、弊社が設定、割当てを行います。サーバーセグメントおよびSE RAC が到達可能なセグメントの IP アドレスブロックには、以下IP アドレスブロックと重複するものは指定できません。
データセンター | 「サーバーセグメント」で利用できない IP アドレス帯 |
横浜第1 | 00.00.000.0/00 000.000.000.0/00 |
関西1 | 00.00.000.0/00 000.00.000.0/00 00.000.0.0/00 00.000.0.0/00 |
埼玉第1 | 00.000.0.0/00 00.000.0.0/00 |
⚫ SE RAC ノードと共有ストレージの接続には、iSCSI プロトコルを使用します。
⚫ Oracle RAC ノードの共有ストレージ接続設定は、弊社が実施します。お客様にて変更は行えません。
共有ストレージの性能を十分に発揮させるには、十分なリソース割当が必要です。SE RAC ノードに割り当てる CPU・メモリーの推奨構成は、以下の通りです。
コンピュートリソース | 最低値 | 推奨値 |
CPU | 4 コア | 8 コア以上 |
メモリー | 4GB | 8GB 以上 |
SE RAC ノードのルートディスク(ローカルディスク)のサイズは、以下の通りです。 Windows Server
項目 | サイズ |
ルートディスク(ローカルディスク) | 80GB |
Red Hat Enterprise Linux
項目 | サイズ |
ルートディスク(ローカルディスク) | 横浜第1DC、関西1DC: 80GB 埼玉第1DC: 100GB |
※ ルートディスクサイズは、変更できません。
SE RAC ノードの仮想メモリーサイズおよび swap サイズは、以下の通りです。 Windows Server
標準設定から変更なし。
Red Hat Enterprise Linux
項目 | サイズ |
swap | 16GB |
3) お客様指定パラメータ
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
Zone A-コンピュートリソースプール | プール名 | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールに つける任意の名前。 |
CPU サイズ(GHz) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールの CPU リソースサイズ。GHz 単位。 | |
メモリーサイズ(GB) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 | |
ディスク(GB) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。 | |
Zone B-コンピュートリソースプール | プール名 | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールにつ ける任意の名前。 |
CPU サイズ(GHz) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールの CPU リソースサイズ。GHz 単位。 | |
メモリーサイズ(GB) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 | |
ディスク(GB) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。 |
お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。以下のパラメータ以外の指定はできません。 SE RAC リソース(コンピュートリソース)
サーバーセグメント
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
サーバーセグメント1 | ネットワークアドレス | ○ | サーバーセグメント1 のネットワークアドレス。 ※RAC ノードのPrimary vNIC が接続するセグメント。 |
サブネットマスク | ○ | サーバーセグメント1 のサブネットマスク。 | |
サーバーセグメント2 | ネットワーク アドレス | サーバーセグメント2 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント2 のサブネットマスク。 | ||
サーバーセグメント3 | ネットワーク アドレス | サーバーセグメント3 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント3 のサブネットマスク。 | ||
サーバーセグメント4 | ネットワークアドレス | サーバーセグメント4 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント4 のサブネットマスク。 |
既存のネットワークセグメント
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
既存のネットワークセグメント 1 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 1 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 1 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 2 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 2 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 2 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 3 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 3 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 3 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 4 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 4 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 4 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 5 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 5 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 5 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 6 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 6 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 6 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 7 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 7 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 7 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 8 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 8 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 8 つ目。 |
共有ストレージ
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
CRS 領域(CRS) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | CRS 領域のサイズ。GB 単位。サイズ固定。 12GB。 |
DATA 領域(DATA) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | DATA 領域(DATA)のサイズ。GB 単位。 |
REDO 領域(REDO1) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | REDO 領域(REDO1)のサイズ。GB 単位。 |
REDO 領域(REDO2) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | REDO 領域(REDO2)のサイズ。GB 単位。 |
Archive ログ領域 (ARCH1)サイズ(GB) | サイズ(GB) | Archive ログ領域(ARCH1)のサイズ。GB 単位。※1 | |
Archive ログ領域 (ARCH2)サイズ(GB) | サイズ(GB) | Archive ログ領域(ARCH2)のサイズ。GB 単位。※1 | |
バックアップ領域 (BACKUP)サイズ (GB) | サイズ(GB) | バックアップ領域(BACKUP)のサイズ。GB 単位。 |
※1 Archive ログ領域をご利用の場合は、ARCH1 とARCH2 両方の指定が必要になります。
Oracle SE RAC
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
Oracle Database エディション | ○ | インストールするOracle Database のエディション。 | |
Oracle Database メジャー・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database のメジャー・リリー ス番号。 | |
Oracle Database メンテナンス・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database のメンテナンス・リ リース番号。 | |
Oracle Single Client Access Name(SCAN) | IP アドレス1 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの1 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 |
IP アドレス2 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの2 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 | |
IP アドレス3 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの3 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 | |
ポート番号 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)のポート 番号。 | |
Oracle Grid Infrastructure インストール言語 | インストール言語1 (固定) | ○ | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 1 つ 目。English で固定。 |
インストール言語2 (固定) | ○ | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 2 つ 目。Japanese で固定。 | |
インストール言語3 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 3 つ 目。 | ||
インストール言語4 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 4 つ 目。 | ||
インストール言語5 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 5 つ 目。 | ||
インストール言語6 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 6 つ 目。 | ||
インストール言語7 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 7 つ 目。 | ||
インストール言語8 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 8 つ 目。 |
SE RAC ノードスペック
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
SE RAC ノード数 | ○ | SE RAC ノードの台数。 2 で固定。 | |
SE RAC ノード スペック | vCPU 数 | ○ | SE RAC ノードのvCPU 数。 |
メモリーサイズ(GB) | ○ | SE RAC ノードのメモリーサイズ。GB 単位。 |
SE RAC ノード OS(Red Hat Enterprise Linux の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | SE RAC ノードの OS。 Red Hat Enterprise Linux で固定。 |
バージョン | ○ | SE RAC ノードの OS のバージョン。 |
キーボードレイアウト | ○ | SE RAC ノードのキーボードレイアウト。 |
タイムゾーン | ○ | SE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 |
ホスト名 | SE RAC ノードの OS のホスト名。※1 | |
ドメイン名 | SE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 |
※1 ホスト名・ドメイン名にお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。
SE RAC ノード OS(Microsoft Windows Server の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | SE RAC ノードの OS。 Microsoft Windows Server で固定。 |
バージョン | ○ | SE RAC ノードの OS のバージョン。 |
エディション | ○ | SE RAC ノードの OS のエディション。 |
言語 | ○ | SE RAC ノードの言語。 |
タイムゾーン | ○ | SE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 |
ホスト名 | SE RAC ノードの OS のホスト名。※1 | |
ドメイン名 | SE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 |
項目 | 必須 項目 | 備考 |
デフォルトゲートウェイ IP アドレス | ○ | デフォルトゲートウェイ IP アドレス。 |
※1 ホスト名・ドメイン名にお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。 SE RAC ノードネットワーク接続
各SE RAC ノードリソース
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
ルートディスク (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | ○ | ルートディスク(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 |
データディスク1 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク1(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク2 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク2(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク3 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク3(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク4 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク4(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク5 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク5(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク6 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク6(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 |
各SE RAC ノードネットワーク接続
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
サーバーセグメント1への接続 | vNIC1 IP アドレス (プ ライマリ) | ○ | サーバーセグメント1 接続用vNIC1 の IP アドレス。 |
vNIC1 IP アドレス (VIP) | ○ | サーバーセグメント1 接続用vNIC1 のVIP アドレス。 | |
サーバーセグメント2 への接続 | vNIC2 IP アドレス | サーバーセグメント2 接続用vNIC2 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント3 への接続 | vNIC3 IP アドレス | サーバーセグメント3 接続用vNIC3 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント4 への接続 | vNIC4 IP アドレス | サーバーセグメント4 接続用vNIC4 の IP アドレス。 |
4) Oracle ソフトウェア設定
お客様指定パラメータ以外のOracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定の設定は、変更できません。
データベース・ソフトウェア名、バージョン
項目 | 内容 |
データベース・ソフトウェア | Oracle Database Standard Edition |
バージョン | 11.2.0.4.X※1, 12.1.0.1.X※1 |
OS 名およびバージョン |
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版)※1 |
Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版)※2 |
Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版) |
※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。 SE RAC ノード用OS
※1 Oracle Database バージョン 12.1.0.1.X は、Microsoft Windows Server 2012 R2 非対応です。
※2 カスタマーポータルよりお申込みいただける OS はRed Hat Enterprise Linux 6 のみです。その他の OS をご希望の場合には弊社営業担当までお問合せください。。
Oracle Grid Infrastructure 所有者アカウント
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ora_dba, Users | Oracle Grid Infrastructure インストール用Oracle インストール・ユーザー |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
grid | oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper | Oracle Grid Infrastructure インストール用Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, | Oracle Grid Infrastructure |
ORA_ASMADMIN, | インストール用Oracle | |
ORA_ASMDBA, | インストール・ユーザー | |
ORA_DBA, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSKM, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSKM, | ||
Users | ||
LocalSystem | - | Oracle Grid Infrastructure インストール用Oracle ホーム・ユーザー |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
grid | oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper | Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Database ソフトウェア所有者アカウント
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ora_dba, Users | Oracle RAC インストール用Oracle インストール・ユーザー |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba, oper, asmdba | Oracle RAC インストール用Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, | Oracle RAC インストール用Oracle |
ORA_ASMADMIN, | インストール・ユーザー | |
ORA_ASMDBA, | ||
ORA_DBA, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSKM, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSKM, | ||
Users | ||
LocalSystem | - | Oracle RAC インストール用Oracle ホーム・ユーザー |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba, oper, backupdba, dgdba, kmdba, asmdba | Oracle RAC インストール用Oracleインストール・ユーザー |
Oracle ソフトウェア名・ソフトウェア格納場所
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | C:\app\grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | C:\app\[version]\grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\Administrator\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[versio n]\dbhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | /u01/app/grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | /u01/app/[version]/grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1/packages※ | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | C:\app\grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | C:\app\[version]\grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\Administrator\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[versio n]\dbhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples | ||
Oracle Database Global Service Manager |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | /u01/app/grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | /u01/app/[version]/grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1/packages※ | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples | ||
Oracle Database Global Service Manager |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
SE RAC ノード OS に対するOracle Database 向けパラメータ設定
<Oracle Database 11.2 および 12.1> Microsoft Windows Server
パラメータ名 | 値 |
カーネル・パラメータ | |
fs.aio-max-nr | 1048576 |
fs.file-max | 6815744 |
kernel.shmall | 横浜第1DC、関西1DC 2097152 埼玉第1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024/4096 |
kernel.shmmax | 横浜第1DC、関西1DC 536870912 埼玉第1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024 |
kernel.shmmni | 4096 |
kernel.sem | 250 32000 100 128 |
net.ipv4.ip_local_port_range | 9000 65500 |
net.ipv4.conf.eth3.rp_filter (埼玉第1DC) | 2 |
net.ipv4.conf.eth4.rp_filter (埼玉第1DC) | 2 |
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 (埼玉第1DC) | 1 |
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 (埼玉第1DC) | 1 |
net.core.rmem_default | 262144 |
net.core.rmem_max | 4194304 |
net.core.wmem_default | 262144 |
net.core.wmem_max | 1048576 |
Oracle ユーザーのリソース制限パラメータ | |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のソフトリミット(soft nproc) | 2047 |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のハードリミット(hard nproc) | 16384 |
オープン・ファイル記述子数のソフトリミット(soft nofile) | 1024 |
オープン・ファイル記述子数のハードリミット(hard nofile) | 65536 |
Oracle Database 用パラメータ設定なし。 Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
プロセスのスタック・セグメントのサイズのソフトリミット(soft stack) | 10240 |
プロセスのスタック・セグメントのサイズのハードリミット(hard stack) | 10240 |
共有ディスク向け設定 | |
I/O スケジューラ― | noop |
※1 「memtotal_mb」は、free –m で取得される合計メモリー量(単位:MByte)です。
Oracle Grid Infrastructure インストール・パラメータ
パラメータ名 | 値 |
インストール場所 | |
Oracle インベントリ | C:\Program Files\Oracle\Inventory |
Grid ベース | C:\app\grid |
Grid ホーム | C:\app\[version]\grid※ |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
GNS の使用 | 使用しない |
ストレージフォーマット | ASM |
IPMI の使用 | 使用しない |
ディスク・グループの冗長性 | 外部 |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール場所 | |
Oracle インベントリ | /u01/app/oraInventory |
Grid ベース | /u01/app/grid |
Grid ホーム | /u01/app/[version]/grid※ |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
GNS の使用 | 使用しない |
ストレージフォーマット | ASM |
IPMI の使用 | 使用しない |
ディスク・グループの冗長性 | CRS:標準 他:外部 |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプションの選択 | クラスタ用のOracle Grid Infrastructure のインストールおよび構成 |
Grid プラグ・アンド・プレイの情報 | |
GNS の構成 | 構成しない |
記憶域オプションの情報 | 標準の ASM を記憶域として使用 |
ASM ディスク・グループの作成 | |
ディスク・グループ:CRS | 冗長性:標準 |
ディスク・グループ:その他 | 冗長性:外部 |
障害の分離のサポート | Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない |
管理オプションの指定 | Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録しない |
Oracle ホーム・ユーザーの指定 | Windows 組込みアカウントの使用 |
インストール場所の指定 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所 | C:\app\[version]\grid※ |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプションの選択 | クラスタ用のOracle Grid Infrastructure のインストールおよび構 成 |
Grid プラグ・アンド・プレイの情報 | |
GNS の構成 | 構成しない |
グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリの構成 | 構成しない |
記憶域オプションの情報 | 標準の ASM を記憶域として使用 |
ASM ディスク・グループの作成 | |
ディスク・グループ:CRS | 冗長性:標準 |
ディスク・グループ:その他 | 冗長性:外部 |
障害の分離のサポート | Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない |
管理オプションの指定 | Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録しない |
インストール場所の指定 | |
Oracle ベース | /u01/app/grid |
ソフトウェアの場所 | /u01/app/[version]/grid※ |
インベントリ・ディレクトリ | /u01/app/oraInventory |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle Database インストール・パラメータ
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[version]\dbhome_1※ |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbhome_1※ |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[version]\dbhome_1※ |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Standard Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbhome_1※ |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversion の示す文字列
Oracle Database メジャーバージョン | DC 拠点 | version の示す文字列 |
11.2 | 横浜第1DC、関西1DC | 11.2.0 |
埼玉第1DC | 11.2.0.4 | |
12.1 | 横浜第1DC、関西1DC | 12.1.0 |
埼玉第1DC | 12.1.0.1 |
格納場所 |
C:\OracleProduct\patches |
Oracle Database 修正パッチ格納場所 Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
格納場所 |
/u01/oracle_product/patches/ |
共有ディスク構成(ASM※1ディスク・グループ構成)
領域種別 | ASM ディスク・ グループ名 | 領域種別 | AU※6 サイズ | 容量 |
OCR、Vote ディスク | +CRS | Oracle ASM※1 | 4MB | 4GB×3 |
データ領域 | +DATA | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
REDO ログ領域1 | +REDO1 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
REDO ログ領域2 | +REDO2 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
アーカイブログ領域1 | +ARCH1 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(任意)※3 |
アーカイブログ領域2 | +ARCH2 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(任意)※3 |
バックアップ領域 | BACKUP | Oracle ACFS※2 | 4MB | お客様指定(任意)※4,5 |
※1 Oracle ASM: Oracle Automatic Storage Management
※2 Oracle ACFS: Oracle ASM Cluster File System
※3 ARCHIVELOG モードでご使用の場合は、必須です。
※4 バックアップ領域は、必須ではありません。
※5 バックアップ設定は、お客様作業です。
項目 | 値 |
領域種別 | Oracle ASM Cluster File System(ACFS) |
用途 | General Purpose File System |
マウントポイント | /u01/app/grid/acfsmounts/backup |
※6 AU: Allocation Unitバックアップ領域
その他特記事項
⚫ お客様指定パラメータに基づいて作成された共有ストレージ上のOracle Database 領域は、弊社により適宜、共有ストレージ上のLogical Unit(以下、LU)適宜分割され、ASM ディスク・グループとして再統合されます。
データ領域(+DATA)、REDO ログ領域1(+REDO1)、REDO ログ領域2(+REDO2)、アーカイブログ領域1
(+ARCH1)、アーカイブログ領域2(+ARCH2)、バックアップ領域(BACKUP)
⚫ Multipath デバイスを構成するスペシャルデバイス(「/dev/sd」というプレフィックスを持つ)に直接書き込みを行うとシステム故障・不具合の原因になります。
⚫ お客様作業を起因とする不具合・故障の場合の弊社復旧作業は有償となります。
5) システム変更
システムお引渡し後の OS およびOracle Database など OS 上にインストールされたソフトウェアの変更は、原則お客様実施となります。お客様の依頼に基づき弊社で作業を実施する場合は有償となります。設定変更におけるシステムへの影響について、弊社は責を負いません。お客様に変更を実施頂く際の注意点は、以下の通りです。
共有ディスク領域の拡張・縮小
⚫ 共有ストレージ上のOracle Database 領域(Oracle ASM ディスク・グループ)の拡張は、お客様作業となります。ご希望の際には、弊社にて、Oracle Database 領域拡張に必要な共有ストレージ上の論理ユニット(以下、LU)を作成し、お引渡しします。
⚫ LU は、RAW 形式(未フォーマット状態)です。お客様にて LU をASM ディスクとして登録、ASM ディスク・グループに組み込む必要があります。
⚫ 共有ストレージ領域の縮小・解放はできません。
SE RAC ノードのネットワーク構成変更
⚫ システムお引渡し後、SE RAC ノードのvNIC の作成・削除、接続サブネットの変更などあらゆるネットワーク構成の変更はできません。
⚫ Windows OS において提供後にActive Directory ドメイン環境へ参加するとホスト名が変更されるなどにより、システム故障・不具合の原因となります。
インストール済みパッケージの削除
⚫ iSCSI/Multipath パッケージなどのストレージ接続やOracle Database パッケージなどOracle Database 動作に関連するあらゆるパッケージの削除はシステム故障・不具合の原因となります。
⚫ お客様作業を起因とする不具合・故障の場合の弊社復旧作業は有償となります。
本サービスのご利用にあたっての制約事項は、以下の通りです。
1) Oracle Database ソフトウェア
本サービスでご提供するOracle Database ソフトウェアに関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ 利用ソフトウェアに対するOracle Corporation から弊社へのサポートプログラム終了時には、本サービスの提供を終了します。
2) 利用が制限される機能、サービス
本サービスを利用した場合、Enterprise Cloud サービス機能でご利用が制限されるものがあります。制限内容は、以下の通りです。
カスタマーポータル
カスタマーポータルからのSE RAC ノードへの操作が制限されます。制限される具体的な内容は、以下の通りです。
- SE RAC ノードの作成・削除。
- vCPU 数の変更。※1
- メモリー容量の変更。※1
- データディスクの追加・削除。※1
- vNIC の作成・削除・変更。
- Powered On、Powered Off、Reboot、Reset、Shutdown、Suspend の操作。※1
- コンソール接続。
※1 作業が必要な場合は、カスタマーポータルのチケットにて作業をご依頼ください。
プライベートカタログ
⚫ SE RAC ノードに対して、プライベートカタログを利用できません。
イメージバックアップサービス
⚫ SE RAC ノードに対して、イメージバックアップを利用できません。
3) 故障復旧
⚫ お引渡し後、SE RAC ノードが故障した場合、弊社はSE RACノード、インストールされたすべてのソフトウェアおよびデータの復旧の責を負いません。
4) 性能保証
⚫ 本サービスは、性能を保証しません。本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十分な性能が得られない場合があります。
5) 契約
本サービスでの契約に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ SE RAC リソースの削除は、別途書面による廃止申込が必要です。該当リソース上で動作するSE RAC ノードの削除は、弊社にて実施します。
6) 納期、課金
本サービスのおける納期と課金に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ SE RAC ノードの作成は、弊社構築開始時から、1 ノードに付き、最大5 営業日必要です。
⚫ 納期は、申込を行った各サービスのうち、最も長い納期と同一とします。
⚫ DB ライセンス(Oracle SE RAC)(本サービス)、コンピュートリソース、OS ライセンス、ブロックストレージ Premium++の課金期間は、弊社による構築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。
本サービスをご利用いただけるデータセンターは、以下の通りです。
国 | 略称 | 名 |
日本(Japan) | JP | 横浜第1 データセンター(Yokohama No.1 Data Center)関西1 データセンター(Kansai1 Data Center) 埼玉第1データセンター(Saitama No.1 Data Center) |
本サービスでご提供する SE RAC ノードの運用保守内容は、以下の通りです。
⚫ SE RAC ノードは、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第10 章 Enterprise Cloud サービスの保守運用
(日本契約の場合)」に準じ、サポートされます。
⚫ 上記に加え、本サービスでご提供するOracle 製品に関する技術問い合わせを受け付け、調査、回答します。技術問い合わせに対する調査・回答時間は、ビジネスタイム 10:00~17:00(JST)です。ビジネスタイムとは、日本 標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(12/29~1/3)を除く月~金曜日を指します。
8.2.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL)
お手持ちのOracle 製品ライセンス(Oracle Database Standard Edition)を SE RAC リソースに持ち込むこと(Bring Your Own License(以下、BYOL))により、本サービスの利用料金を減額することができます。詳細は、以下の通りです。
⚫ BYOL 可能な Oracle 製品(プログラム)は、以下の通りです。
⚫ Oracle Database Standard Edition
⚫ BYOL対象ライセンスの数量の単位は、Processorのみです。Named User Plus(NUP)を持ち込むことはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスの最小単位は、1Processor です。ライセンスを 1Processor 未満に分割することはできません。
⚫ BYOL対象ライセンスは、SE RACリソースのみ割り当てできます。通常のコンピュートリソースプールへの割り当てはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンス(Processor)は、何れかのSE RAC リソースに割り当てられます。あるライセンスは、複数の SE RAC リソースに同時に割り当てることはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、Enterprise Cloud とEnterprise Cloud 以外の環境で併用できません。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、1 ヶ月単位で算出します。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、以下の計算式で算出されます。
⚫ (本サービスの1 ヶ月の使用料金)- 16GHz ×(本サービスの月額単価)×(BYOL されたOracle ライセンス数量(Processor))
⚫ BYOL による 1 ヶ月の減額は、本サービス1ヶ月の使用料金を上限とします。
⚫ 減額の次月繰り越しはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、製品サポート契約(Software Update License & Support)が締結された有効な契約である必要があります。製品サポート契約が締結されていないライセンスをBYOL することはできません。
⚫ 本サービス契約時に、以下のBYOL 対象ライセンス情報を確認させて頂きます。
-BYOL 対象コンピュートリソースプール名
-Oracle 製品(プログラム)名
-ライセンス数量(単位:Processor)
-ライセンス番号(PUC 番号)
-ライセンス形態
-ライセンス有効期間(開始年月日、終了年月日)
-エンドユーザー契約名(会社名)
-Oracle 代理店名
-サポート ID(CSI 番号)
-サポート契約期間(開始年月日、終了年月日)
⚫ BYOL 対象ライセンスのOracle 製品サポートは、お客様がOracle 社またはOracle 販売代理店と締結したライセンスの契約に準じます。お客様は、引き続きBYOL 対象ライセンスのサポート契約で定められたサポート窓口をご利用ください。
⚫ BYOL サービスは、Oracle 製品ライセンスの持ち込みサービスです。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)を持ち込むサービスではありません。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)の持ち込みについては、「Enterprise Cloud サービス 3.3 プライベートカタログ」の「仮想サーバーイメージインポート機能」を参照ください。
8.3 DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年2 月以降にご利用開始の場合)
DB ライセンス(Oracle EE RAC)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用しOracle ® Database Enterprise Edition Real Application Clusters(以下、Oracle EE RAC)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。2016 年1 月以前にご利用開始の場合は「8.10DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年1 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。
※Oracle は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。
機能・サービス | 概要 |
Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ | Oracle EE RAC 専用のコンピュートリソースプール上に、2 つ 以上の仮想サーバーで Oracle Clusterware を構成し、ご提供します。 |
Oracle Database ソフトウェアライセンス | Oracle EE RAC 稼働に必要なOracle Database Enterprise Edition ライセンスをご提供します。 |
Oracle Database ソフトウェアサポート | Oracle Database ソフトウェアに対する技術問い合わせおよび修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support によるナレ ッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能です。 |
1) Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ
⚫ お客様指定パラメータに基づき、Oracle EE RAC 専用のコンピュートリソースプール(以下、EE RAC リソース)上に、Oracle Database ソフトウェアをインストールした2 つ以上の仮想サーバー(以下、EE RAC ノード)を作成し、 Oracle Clusterware を構成し、ご提供します。
⚫ EE RAC リソースは、2 つの異なるZone※1に配置されます。
※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第3 章 コンピュート機能」をご参照ください。
⚫ 2 つ以上のEE RAC ノードからなるEE RAC のセットは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloud サービスの仕様に準じます。
⚫ EE RAC ノードにインストールされるOracle Database は、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご提供時点での最新Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)※1またはCritical Patch Update(CPU)※1が適用されている場合があります。
※1 Windows プラットフォームでは、Windows Bundle Patch が適用されます。
⚫ お引渡し時は、Oracle Clusterware構成済み、Oracle Databaseパッケージインストール済みの状態です。データベースは、作成されていません。お客様は、Oracle EE RAC ノードアクセスし、Database Configuration Assistant
(DBCA)や create database コマンドでデータベースを作成する必要があります。
⚫ EE RAC ノードへ割り当て可能なリソースは、標準のEnterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備によっては、上限値が制限される場合があります。
⚫ EE RAC ノード数は、ブロックストレージPremium++サービスの制限に準じます。
2) Oracle Database ソフトウェアライセンス
⚫ EE RAC用リソースには、Oracle Corporationより弊社がライセンス許諾されたOracle Databaseソフトウェアライセンス(Oracle Database Enterprise Edition ライセンスとそのオプションであるOracle Real Application Clusters ライセンスおよびOracle Partitioning ライセンス)が適用済みです。新たにOracle Database ソフトウェアライセンスを購入する必要はありません。
⚫ 本サービスで提供されるライセンスは、Oracle Database Enterprise Edition、Oracle Real Application Clusters、 Oracle Partitioning です。これらのライセンスで提供される機能のみ利用可能です。これらのライセンスで利用可能な機能以外の機能を使用した場合は、ライセンス違反となります。
3) Oracle Database ソフトウェアサポート
⚫ 弊社が Oracle Corporation から提供されるOracle Database ソフトウェアのサポート範囲に限り、Oracle Databaseソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。
⚫ 技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、ポータルのチケットをご利用ください。
⚫ 本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。
⚫ 弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードするEE RACノードのアカウントを借用させて頂く場合があります。
⚫ お客様がご希望の場合、お客様自身がMy Oracle Supportにてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えません。技術問い合わせは、ポータルのチケットをご利用ください。
本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。
1) サービスの構成要素
本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
サービス名 | 機能概要 |
コンピュートリソース※1 | EE RAC ノード稼働に必要なEE RAC リソースをご提供します。コンピュートクラス:Guaranteed ストレージクラス:Premium |
OS ライセンス | EE RAC ノードの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server Red Hat Enterprise Linux |
ブロックストレージ | Oracle EE RAC 構成のための共有ストレージをご提供します。 Premium++ |
※1 本サービスで利用するEE RAC リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、EE RAC リソースを作成することはできません。
2) EE RAC ノードの構成、配置
⚫ 1 つのOracle Clusterware を構成するEE RAC ノード数は、2 以上です。EE RAC ノードの追加(スケールアウト)が可能です。
⚫ 各Oracle EE RAC ノードは、異なる2 つのOracle EE RAC リソース(Zone A、Zone B)に分散して配置されます。 1 つのOracle Clusterwareを構成するために、サーバーセグメント上に以下の①と②のIP アドレスが必要です。
① EE RAC ノード1 台ごとに代表仮想ネットワークアダプタ(以下、Primary vNIC)用IP アドレスと、1 つのVIP 用
IP アドレスの計2 つの IP アドレス。EE RAC サービスでは、(EE RAC ノード数 × 2)個の IP アドレス。
② Oracle SCAN(Single Client Access Name)用の 3 つの IP アドレス(以下、SCAN VIP)。
⚫ Oracle Client がOracle SCAN ホスト名を解決するためには、DNS サーバーが必要です。Grid Naming Service
(GNS)は使用しません。DNS サーバーは、EE RAC ノード上で起動したDNS サーバーを使用します。
⚫ Oracle Client のDNS サーバー参照設定を各RAC ノードで実施する必要があります。
⚫ 各EE RAC ノードは、サーバーセグメントの他にインターコネクトに使用するネットワーク(以下、インターコネクトセグメント)および共有ストレージと接続するためのネットワーク(以下、ストレージセグメント)に接続します。これら接続は、Enterprise Cloud が標準でご提供するサーバーセグメントとは別に提供されます。
⚫ インターコネクトセグメントは、2 つ存在します。各EE RACノードは、それぞれこれらのセグメントに接続します。
⚫ ストレージセグメントは、共有ストレージのコントローラA に接続するストレージセグメント 1 とコントローラB に接続するストレージセグメント2 が存在します。各EE RACノードは、それぞれこの2 つのセグメントに接続します。
⚫ インターコネクトセグメント、ストレージセグメントに関わるIP アドレスは、以下に記載するIP アドレス帯から、弊社が設定、割当てを行います。サーバーセグメントおよびEE RAC が到達可能なセグメントの IP アドレスブロックには、以下IP アドレスブロックと重複するものは指定できません。
データセンター | サーバーセグメントで利用できない IP アドレス帯 |
関西1 | 00.00.000.0/00 |
000.00.000.0/00 | |
00.000.0.0/00 | |
00.000.0.0/00 | |
埼玉第1 | 00.000.0.0/00 00.000.0.0/00 |
⚫ EE RAC ノードと共有ストレージの接続には、iSCSI プロトコルを使用します。
⚫ Oracle RAC ノードの共有ストレージ接続設定は、弊社が実施します。お客様にて変更は行えません。
共有ストレージの性能を十分に発揮させるには、十分なリソース割当が必要です。EE RAC ノードに割り当てる CPU・メモリーの推奨構成は、以下の通りです。
コンピュートリソース | 最低値 | 推奨値 |
CPU | 4 コア | 8 コア以上 |
メモリー | 4GB | 8GB 以上 |
EE RAC ノードのルートディスク(ローカルディスク)のサイズは、以下の通りです。 Windows Server
項目 | サイズ |
ルートディスク(ローカルディスク) | 80GB |
Red Hat Enterprise Linux
項目 | サイズ |
ルートディスク(ローカルディスク) | 関西1DC: 80GB 埼玉第1DC: 100GB |
※ ルートディスクサイズは、変更できません。
EE RAC ノードの仮想メモリーサイズおよびswap サイズは、以下の通りです。 Windows Server
項目 | サイズ |
swap | 16GB |
標準設定から変更なし。 Red Hat Enterprise Linux
3) お客様指定パラメータ
お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。以下のパラメータ以外の指定はできません。
EE RAC リソース(コンピュートリソースプール)
中項目 | 小項目 | 必須項目 | 備考 |
Zone A-コンピュートリソースプール | プール名 | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールに つける任意の名前。 |
CPU サイズ(GHz) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールのCPU リソースサイズ。GHz 単位。 | |
メモリーサイズ(GB) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 | |
ディスク(GB) | ○ | Zone A に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。 | |
Zone B-コンピュートリソースプール | プール名 | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールに つける任意の名前。 |
CPU サイズ(GHz) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールのCPU リソースサイズ。GHz 単位。 | |
メモリーサイズ(GB) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 | |
ディスク(GB) | ○ | Zone B に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。 |
サーバーセグメント
中項目 | 小項目 | 必須項目 | 備考 |
サーバーセグメント 1 | ネットワークアドレス | ○ | サーバーセグメント 1 のネットワークアドレス。 ※EE RAC ノードのPrimary vNIC が接続するセグメント。 |
サブネットマスク | ○ | サーバーセグメント 1 のサブネットマスク。 | |
サーバーセグメント 2 | ネットワークアドレス | サーバーセグメント 2 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント 2 のサブネットマスク。 | ||
サーバーセグメント 3 | ネットワークアドレス | サーバーセグメント 3 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント 3 のサブネットマスク。 | ||
サーバーセグメント 4 | ネットワークアドレス | サーバーセグメント 4 のネットワークアドレス。 | |
サブネットマスク | サーバーセグメント 4 のサブネットマスク。 |
既存のネットワークセグメント
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
既存のネットワークセグメント 1 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 1 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 1 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 2 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 2 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 2 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 3 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 3 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 3 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 4 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 4 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 4 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 5 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 5 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 5 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 6 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 6 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 6 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 7 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 7 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 7 つ目。 | ||
既存のネットワークセグメント 8 | ネットワークアドレス | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 8 つ目。 | |
サブネットマスク | 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 8 つ目。 |
共有ストレージ
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
CRS 領域(CRS)サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | CRS 領域のサイズ。GB 単位。サイズ固定。 12GB。 |
DATA 領域(DATA)サ イズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | DATA 領域(DATA)のサイズ。GB 単位。 |
REDO 領域(REDO1) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | REDO 領域(REDO1)のサイズ。GB 単位。 |
REDO 領域(REDO2) サイズ(GB) | サイズ(GB) | ○ | REDO 領域(REDO2)のサイズ。GB 単位。 |
Archive ログ領域 (ARCH1)サイズ(GB) | サイズ(GB) | Archive ログ領域(ARCH1)のサイズ。GB 単位。※1 | |
Archive ログ領域 (ARCH2)サイズ(GB) | サイズ(GB) | Archive ログ領域(ARCH2)のサイズ。GB 単位。※1 | |
バックアップ領域 (BACKUP)サイズ (GB) | サイズ(GB) | バックアップ領域(BACKUP)のサイズ。GB 単位。 |
※1 Archive ログ領域をご利用の場合は、ARCH1 とARCH2 両方の指定が必要になります。
Oracle EE RAC
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
Oracle Database エディション | ○ | インストールするOracle Database のエディション。 | |
Oracle Database メジャー・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database の メジャー・リリース番号。 | |
Oracle Database メンテナンス・リリース番号 | ○ | インストールするOracle Database の メンテナンス・リリース番号。 | |
Oracle Single Client Access Name(SCAN) | IP アドレス 1 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの1 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 |
IP アドレス 2 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの2 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 | |
IP アドレス 3 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの3 つ目。サーバーセグメント1 のアドレス。 | |
ポート番号 | ○ | Oracle Single Client Access Name (SCAN)の ポート番号。 | |
Oracle Grid Infrastructure インストール言語 | インストール言語1(固 定) | ○ | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 1 つ目。 English で固定。 |
インストール言語2(固 定) | ○ | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 2 つ目。 Japanese で固定。 | |
インストール言語3 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 3 つ目。 | ||
インストール言語4 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 4 つ目。 | ||
インストール言語5 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 5 つ目。 | ||
インストール言語6 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 6 つ目。 | ||
インストール言語7 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 7 つ目。 | ||
インストール言語8 | Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 8 つ目。 |
EE RAC ノードスペック
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
EE RAC ノード数 | ○ | EE RAC ノードの台数。 EE RAC の場合は、2 以上。 | |
EE RAC ノードスペック | vCPU 数 | ○ | EE RAC ノードのvCPU 数。 |
メモリーサイズ(GB) | ○ | EE RAC ノードのメモリーサイズ。GB 単位。 |
EE RAC ノード OS(Red Hat Enterprise Linux の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | EE RAC ノードの OS。 Red Hat Enterprise Linux で固定。 |
バージョン | ○ | EE RAC ノードの OS のバージョン。 |
キーボードレイアウト | ○ | EE RAC ノードのキーボードレイアウト。 |
タイムゾーン | ○ | EE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 |
ホスト名 | EE RAC ノードの OS のホスト名。※1 | |
ドメイン名 | EE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 |
※1 ホスト名・ドメイン名のお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。
EE RAC ノード OS(Microsoft Windows Server の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | EE RAC ノードの OS。 Microsoft Windows Server で固定。 |
バージョン | ○ | EE RAC ノードの OS のバージョン。 |
エディション | ○ | EE RAC ノードの OS のエディション。 |
言語 | ○ | EE RAC ノードの言語。 |
タイムゾーン | ○ | EE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 |
ホスト名 | EE RAC ノードの OS のホスト名。※1 | |
ドメイン名 | EE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 |
※1 ホスト名・ドメイン名のお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。
EE RAC ノードネットワーク接続
項目 | 必須 項目 | 備考 |
デフォルトゲートウェイ IP アドレス | ○ | デフォルトゲートウェイ IP アドレス。 |
各EE RAC ノードリソース
中項目 | 小項目 | 必須項目 | 備考 |
ルートディスク (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | ○ | ルートディスク(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 |
データディスク 1 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 1(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク 2 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 2(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク 3 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 3(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク 4 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 4(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク 5 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 5(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 | |
データディスク 6 (ローカルディスク)サイズ | サイズ(GB) | データディスク 6(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 |
各EE RAC ノードネットワーク接続
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
サーバーセグメント 1への接続 | vNIC1 IP アドレス (プ ライマリ) | ○ | サーバーセグメント 1 接続用vNIC1 の IP アドレス。 |
vNIC1 IP アドレス (VIP) | ○ | サーバーセグメント 1 接続用vNIC1 のVIP アドレス。 | |
サーバーセグメント 2 への接続 | vNIC2 IP アドレス | サーバーセグメント 2 接続用vNIC2 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 3 への接続 | vNIC3 IP アドレス | サーバーセグメント 3 接続用vNIC3 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント 4 への接続 | vNIC4 IP アドレス | サーバーセグメント 4 接続用vNIC4 の IP アドレス。 |
4) Oracle ソフトウェア設定
お客様指定パラメータ以外のOracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定の設定は、変更できません。
データベース・ソフトウェア名、バージョン
項目 | 内容 |
データベース・ソフトウェア | Oracle Database Enterprise Edition |
バージョン | 11.2.0.4.X※1, 12.1.0.2.X※1 |
OS 名およびバージョン |
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版)※1 |
Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版) |
※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。 EE RAC ノード用OS
※1 カスタマーポータルよりお申込みいただける OS はRed Hat Enterprise Linux 6 のみです。その他の OS をご希望の場合には弊社営業担当までお問合せください。
Oracle Grid Infrastructure 所有者アカウント
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ora_dba, Users | Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
grid | oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper | Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ORA_ASMADMIN, ORA_ASMDBA, | Oracle Grid Infrastructure インストール用Oracle インストール・ユーザー |
ORA_DBA, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSKM, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSKM, Users | ||
LocalSystem | - | Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle ホーム・ユーザー |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
grid | oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper | Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー |
Oracle Database ソフトウェア所有者アカウント
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ora_dba, Users | Oracle RAC インストール用Oracle インストール・ユーザー |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba, oper, asmdba | Oracle RAC インストール用Oracleインストール・ユーザー |
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, ORA_ASMADMIN, | Oracle RAC インストール用Oracleインストール・ユーザー |
ORA_ASMDBA, | ||
ORA_DBA, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraDB12Home1_SYSKM, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSDG, | ||
ORA_OraGI12Home1_SYSKM, Users | ||
LocalSystem | - | Oracle RAC インストール用Oracle ホーム・ユーザー |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle Databaseソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ), dba, oper, backupdba, dgdba, kmdba, asmdba | Oracle RAC インストール用Oracleインストール・ユーザー |
Oracle ソフトウェア名・ソフトウェア格納場所
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | C:\app\grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | C:\app\[version]\grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\Administrator\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[version]\ dbhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct\client\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Gateways | C:\OracleProduct\gateways\ | インストーラを格納。 |
Oracle Database Examples | C:\OracleProduct\examples\ | インストーラを格納。 |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | /u01/app/grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | /u01/app/[version]/grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbho me_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbho me_1/packages※ | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | C:\app\grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | C:\app\[version]\grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | C:\app\Administrator\ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[versio n]\dbhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | C:\OracleProduct | インストーラを格納。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples | ||
Oracle Database Global Service Manager |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
Oracle ソフトウェア名 | Oracle ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース) | /u01/app/grid | Oracle Grid Infrastructure ソフトウェアインストール、構成済み。 |
Oracle Grid Infrastructure (Grid ホーム) | /u01/app/[version]/grid※ | |
Oracle Database (Oracle ベース) | /u01/app/oracle/ | Oracle Database ソフトウェアのみインストール済み。 |
Oracle Database (Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1※ | |
Oracle Database Client (64bit) | /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1/packages/※ | インストーラ格納用ディレクトリ。 |
Oracle Database Client (32bit) | ||
Oracle Database Gateways | ||
Oracle Database Examples | ||
Oracle Database Global Service Manager |
※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
EE RAC ノード OS に対するOracle Database 向けパラメータ設定
<Oracle Database 11.2 および 12.1> Microsoft Windows Server
パラメータ名 | 値 |
カーネル・パラメータ | |
fs.aio-max-nr | 1048576 |
fs.file-max | 6815744 |
kernel.shmall | 関西1DC: 2097152 埼玉第1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024/4096 |
kernel.shmmax | 関西1DC: 536870912 埼玉第1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024 |
kernel.shmmni | 4096 |
kernel.sem | 250 32000 100 128 |
net.ipv4.ip_local_port_range | 9000 65500 |
net.ipv4.conf.eth3.rp_filter(埼玉第1DC のみ) | 2 |
net.ipv4.conf.eth4.rp_filter(埼玉第1DC のみ) | 2 |
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6(埼玉第1DC のみ) | 1 |
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6(埼玉第1DC のみ) | 1 |
net.core.rmem_default | 262144 |
net.core.rmem_max | 4194304 |
net.core.wmem_default | 262144 |
net.core.wmem_max | 1048576 |
Oracle ユーザーのリソース制限パラメータ | |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のソフトリミット(soft nproc) | 2047 |
単一ユーザーが使用可能なプロセス数のハードリミット(hard nproc) | 16384 |
オープン・ファイル記述子数のソフトリミット(soft nofile) | 1024 |
オープン・ファイル記述子数のハードリミット(hard nofile) | 65536 |
プロセスのスタック・セグメントのサイズのソフトリミット(soft stack) | 10240 |
プロセスのスタック・セグメントのサイズのハードリミット(hard stack) | 10240 |
共有ディスク向け設定 | |
I/O スケジューラ― | Noop |
Oracle Database 用パラメータ設定なし。 Red Hat Enterprise Linux
※1 「memtotal_mb」は、free –m で取得される合計メモリー量(単位:MByte)です。
Oracle Grid Infrastructure インストール・パラメータ
パラメータ名 | 値 |
インストール場所 | |
Oracle インベントリ | C:\Program Files\Oracle\Inventory |
Grid ベース | C:\app\grid |
Grid ホーム | C:\app\[version]\grid※ |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
GNS の使用 | 使用しない |
ストレージフォーマット | ASM |
IPMI の使用 | 使用しない |
ディスク・グループの冗長性 | 外部 |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール場所 | |
Oracle インベントリ | /u01/app/oraInventory |
Grid ベース | /u01/app/grid |
Grid ホーム | /u01/app/[version]/grid※ |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
GNS の使用 | 使用しない |
ストレージフォーマット | ASM |
IPMI の使用 | 使用しない |
ディスク・グループの冗長性 | CRS:標準 他:外部 |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプションの選択 | クラスタ用のOracle Grid Infrastructure の インストールおよび構成 |
Grid プラグ・アンド・プレイの情報 | |
GNS の構成 | 構成しない |
記憶域オプションの情報 | 標準の ASM を記憶域として使用 |
ASM ディスク・グループの作成 | |
ディスク・グループ:CRS | 冗長性:標準 |
ディスク・グループ:その他 | 冗長性:外部 |
障害の分離のサポート | Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない |
管理オプションの指定 | Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録し ない |
Oracle ホーム・ユーザーの指定 | Windows 組込みアカウントの使用 |
インストール場所の指定 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所 | C:\app\12.1.0\grid |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプションの選択 | クラスタ用のOracle Grid Infrastructure の インストールおよび構成 |
Grid プラグ・アンド・プレイの情報 | |
GNS の構成 | 構成しない |
グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリの構成 | 構成しない |
記憶域オプションの情報 | 標準の ASM を記憶域として使用 |
ASM ディスク・グループの作成 | |
ディスク・グループ:CRS | 冗長性:標準 |
ディスク・グループ:その他 | 冗長性:外部 |
障害の分離のサポート | Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない |
管理オプションの指定 | Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録し ない |
インストール場所の指定 | |
Oracle ベース | /u01/app/grid |
ソフトウェアの場所 | /u01/app/[version]/grid※ |
インベントリ・ディレクトリ | /u01/app/oraInventory |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle Database インストール・パラメータ
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Enterprise Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[version]\dbhome_1※ |
<Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Enterprise Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbhome_1※ |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Enterprise Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | C:\app\Administrator |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | C:\app\Administrator\product\[version]\dbhome_1※ |
<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
インストール・オプション | データベース・ソフトウェアのみインストール |
Grid インストール・オプション | Real Application Cluster データベースのインストール |
製品言語の選択 | 日本語、英語 |
データベース・エディションの選択 | Enterprise Edition |
インストール場所 | |
Oracle ベース | /u01/app/oracle |
ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) | /u01/app/oracle/product/[version]/dbhome_1※ |
※ 「version」には、インストールされているOracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の示す値は「8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversionの示す文字列」の表をご確認ください。
Oracle ソフトウェア格納パスに含まれるversion の示す文字列
Oracle Database メジャーバージョン | DC 拠点 | version の示す文字列 |
11.2 | 横浜第1DC、関西1DC | 11.2.0 |
埼玉第1DC | 11.2.0.4 | |
12.1 | 横浜第1DC、関西1DC | 12.1.0 |
埼玉第1DC | 12.1.0.2 |
Oracle Database 修正パッチ格納場所 Microsoft Windows Server
格納場所 |
C:\OracleProduct\patches |
Red Hat Enterprise Linux
格納場所 |
/u01/oracle_product/patches/ |
共有ディスク構成(ASM※1ディスク・グループ構成)
領域種別 | ASM ディスク・ グループ名 | 領域種別 | AU※6 サイズ | 容量 |
OCR、Vote ディスク | +CRS | Oracle ASM※1 | 4MB | 4GB×3 |
データ領域 | +DATA | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
REDO ログ領域1 | +REDO1 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
REDO ログ領域2 | +REDO2 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(必須) |
アーカイブログ領域1 | +ARCH1 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(任意)※3 |
アーカイブログ領域2 | +ARCH2 | Oracle ASM※1 | 4MB | お客様指定(任意)※3 |
バックアップ領域 | BACKUP | Oracle ACFS※2 | 4MB | お客様指定(任意)※4,5 |
※1 Oracle ASM: Oracle Automatic Storage Management
※2 Oracle ACFS: Oracle ASM Cluster File System
※3 ARCHIVELOG モードでご使用の場合は、必須です。
※4 バックアップ領域は、必須ではありません。
※5 バックアップ設定は、お客様作業です。
項目 | 値 |
領域種別 | Oracle ASM Cluster File System(ACFS) |
用途 | General Purpose File System |
マウントポイント | /u01/app/grid/acfsmounts/backup |
※6 AU: Allocation Unitバックアップ領域
その他特記事項
⚫ お客様指定パラメータに基づいて作成された共有ストレージ上のOracle Database 領域は、弊社により適宜、共有ストレージ上のLogical Unit(以下、LU)適宜分割され、ASM ディスク・グループとして再統合されます。
データ領域(+DATA)、REDO ログ領域1(+REDO1)、REDO ログ領域2(+REDO2)、アーカイブログ領域1
(+ARCH1)、アーカイブログ領域2(+ARCH2)、バックアップ領域(BACKUP)
⚫ Multipath デバイスを構成するスペシャルデバイス(「/dev/sd」というプレフィックスを持つ)に直接書き込みを行うとシステム故障・不具合の原因になります。
⚫ お客様作業を起因とする不具合・故障の場合の弊社復旧作業は有償となります。
5) システム変更
システムお引渡し後の OS およびOracle Database など OS 上にインストールされたソフトウェアの変更は、原則お客様実施となります。お客様の依頼に基づき弊社で作業を実施する場合は有償となります。設定変更におけるシステムへの影響について、弊社は責を負いません。お客様に変更を実施頂く際の注意点は、以下の通りです。
共有ディスク領域の拡張・縮小
⚫ 共有ストレージ上のOracle Database 領域(Oracle ASM ディスク・グループ)の拡張は、お客様作業となります。ご希望の際には、弊社にて、Oracle Database 領域拡張に必要な共有ストレージ上の論理ユニット(以下、LU)を作成し、お引渡しします。
⚫ LU は、RAW 形式(未フォーマット状態)です。お客様にて LU をASM ディスクとして登録、ASM ディスク・グループに組み込む必要があります。
⚫ 共有ストレージ領域の縮小・解放は、できません。
EE RAC ノードのネットワーク構成変更
⚫ システムお引渡し後、EE RAC ノードのvNIC の作成・削除、接続サブネットの変更などあらゆるネットワーク構成の変更はできません。
⚫ Windows OS において提供後にActive Directory ドメイン環境へ参加するとホスト名が変更されるなどにより、システム故障・不具合の原因となります。
インストール済みパッケージの削除
⚫ iSCSI/Multipath パッケージなどのストレージ接続やOracle Database パッケージなどOracle Database 動作に関連するあらゆるパッケージの削除はシステム故障・不具合の原因となります。
⚫ お客様作業を起因とする不具合・故障の場合の弊社復旧作業は有償となります。
本サービスのご利用にあたっての制約事項は、以下の通りです。
1) Oracle Database ソフトウェア
本サービスでご提供するOracle Database ソフトウェアに関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ 利用ソフトウェアに対するOracle Corporation から弊社へのサポートプログラム終了時には、本サービスの提供を終了します。
2) 利用が制限される機能、サービス
本サービスを利用した場合、標準のEnterprise Cloud サービス機能でご利用が制限されるものがあります。制限内容は、以下の通りです。
カスタマーポータル
カスタマーポータルからのEE RAC ノードへの操作が制限されます。制限される具体的な内容は、以下の通りです。
- EE RAC ノードの作成・削除。
- vCPU 数の変更。※1
- メモリー容量の変更。※1
- データディスクの追加・削除。※1
- vNIC の作成・削除・変更。
- Powered On、Powered Off、Reboot、Reset、Shutdown、Suspend の操作。※1
- コンソール接続。
※1 作業が必要な場合は、カスタマーポータルのチケットにて作業をご依頼ください。
プライベートカタログ
⚫ EE RAC ノードに対して、プライベートカタログを利用できません。
イメージバックアップサービス
⚫ EE RAC ノードに対して、イメージバックアップを利用できません。
3) 故障復旧
⚫ お引渡し後、EE RAC ノードが故障した場合、弊社はEE RAC ノード、インストールされたすべてのソフトウェアおよびデータの復旧の責を負いません。
4) 性能保証
⚫ 本サービスは、性能を保証しません。本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十分な性能が得られない場合があります。
5) 契約
本サービスでの契約に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ EE RAC リソースの削除は、別途書面による廃止申込が必要です。該当リソース上で動作するEE RAC ノードの削除は、弊社にて実施します。
6) 納期、課金
本サービスのおける納期と課金に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ EE RAC ノードの作成は、弊社構築開始時から、1 ノードに付き、最大5 営業日必要です。
⚫ 納期は、申込を行った各サービスのうち、最も長い納期と同一とします。
⚫ DB ライセンス(Oracle EE RAC)(本サービス)、コンピュートリソース、OS ライセンス、ブロックストレージ Premium++の課金期間は、弊社による構築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。
本サービスをご利用いただけるデータセンターは、以下の通りです。
国 | 略称 | 名 |
日本(Japan) | JP | 関西1 データセンター(Kansai1 Data Center) 埼玉第1データセンター(Saitama No.1 Data Center) |
本サービスでご提供するEE RAC ノードの運用保守内容は、以下の通りです。
⚫ EE RAC ノードは、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第10 章 Enterprise Cloud サービスの保守運用
(日本契約の場合)」に準じ、サポートされます。
⚫ 上記に加え、本サービスでご提供するOracle 製品に関する技術問い合わせを受け付け、調査、回答します。技術問い合わせに対する調査・回答時間は、ビジネスタイム 10:00~17:00(JST)です。ビジネスタイムとは、日本 標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(12/29~1/3)を除く月~金曜日を指します。
8.3.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL)
お手持ちのOracle 製品ライセンス(Oracle Database Enterprise Edition)を EE RAC リソースに持ち込むこと(Bring Your Own License(以下、BYOL))により、本サービスの利用料金を減額することができます。詳細は、以下の通りです。
⚫ BYOL 可能な Oracle 製品(プログラム)は、以下の通りです。 Oracle Database Enterprise Edition
※上記ライセンスに加え、同数のオプションライセンスOracle Real Application Clusters およびOracle Partitioning を BYOL する必要があります。
⚫ BYOL対象ライセンスの数量の単位は、Processorのみです。Named User Plus(NUP)を持ち込むことはできませ
ん。
⚫ BYOL 対象ライセンスの最小単位は、1Processor です。ライセンスを 1Processor 未満に分割することはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、EE RAC リソースのみ割り当てできます。通常のコンピュートリソースプールへの割り当てはできません。
⚫ BYOL対象ライセンス(Processor)は、何れかのEE RACリソースに割り当てられます。あるライセンスは、複数の EE RAC リソースに同時に割り当てることはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、Enterprise Cloud とEnterprise Cloud 以外の環境で併用できません。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、1 ヶ月単位で算出します。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、以下の計算式で算出されます。
⚫ (本サービスの 1 ヶ月の使用料金)- 4GHz ×(本サービスの月額単価)×(BYOL されたOracle ライセンス数量(Processor))
⚫ BYOL による 1 ヶ月の減額は、本サービス1ヶ月の使用料金を上限とします。
⚫ 減額の次月繰り越しはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、製品サポート契約(Software Update License & Support)が締結された有効な契約である必要があります。製品サポート契約が締結されていないライセンスをBYOL することはできません。
⚫ 本サービス契約時に、以下のBYOL 対象ライセンス情報を確認させて頂きます。
-BYOL 対象コンピュートリソースプール名
-Oracle 製品(プログラム)名
-ライセンス数量(単位:Processor)
-ライセンス番号(PUC 番号)
-ライセンス形態
-ライセンス有効期間(開始年月日、終了年月日)
-エンドユーザー契約名(会社名)
-Oracle 代理店名
-サポート ID(CSI 番号)
-サポート契約期間(開始年月日、終了年月日)
⚫ BYOL 対象ライセンスのOracle 製品サポートは、お客様がOracle 社またはOracle 販売代理店と締結したライセンスの契約に準じます。お客様は、引き続きBYOL 対象ライセンスのサポート契約で定められたサポート窓口をご利用ください。
⚫ BYOL サービスは、Oracle 製品ライセンスの持ち込みサービスです。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)を持ち込むサービスではありません。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)の持ち込みについては、「Enterprise Cloud サービス 3.3 プライベートカタログ」の「仮想サーバーイメージインポート機能」を参照ください。
8.4 AP Server ライセンス:WebLogic SE(2015 年11 月以降にご利用開始の場合)
AP Server ライセンス(WebLogic SE)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用し Oracle ® WebLogic Server Standard Edition(以下、WebLogic SE)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。
※ Oracle は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。
機能・サービス | 概要 |
WebLogic Server 用仮想サーバー | WebLogic SE 専用のコンピュートリソースプール上に、 仮想サーバーを作成し、ご提供します。 |
WebLogic Server ソフトウェアライセンス | WebLogic SE 稼働に必要なOracle WebLogic Server Standard Edition ライセンスをご提供します。 |
WebLogic Server ソフトウェアサポート | WebLogic Server ソフトウェアに対する技術問い合わせおよび修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support によるナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能 です。 |
1) WebLogic Server 用仮想サーバー
⚫ お客様指定パラメータに基づき、WebLogic SE 専用のコンピュートリソースプール(以下、WebLogic SE リソース)上に、WebLogic Server ソフトウェアをインストールした仮想サーバー(以下、WebLogic SE 仮想サーバー)を作成し、ご提供します。
⚫ WebLogic SE リソースは、1 つのZone※1に配置されます。WebLogic SE リソースには、複数のZone を設定できません。
※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第3 章 コンピュート機能」をご参照ください。
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloud サービスの仕様に準じます。
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーにインストールされるWebLogic Server は、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご提供時点での最新Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)またはCritical Patch Update(CPU)が適用されている場合があります。
⚫ お引渡し時は、WebLogic Serverパッケージインストール済みの状態です。お客様は、WebLogic SE仮想サーバーにアクセスし、Fusion Middleware Configuration Wizard でドメインを作成する必要があります。
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーへ割り当て可能なリソースは、Enterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備によっては、上限値が制限される場合があります。
2) WebLogic Server ソフトウェアライセンス
⚫ WebLogic SE リソースには、Oracle Corporation より弊社がライセンス許諾されたWebLogic Server ソフトウェアライセンス(Oracle WebLogic Server Standard Edition)が適用済みです。新たにWebLogic Server ソフトウェアライセンスを購入する必要はありません。
3) WebLogic Server ソフトウェアサポート
⚫ 弊社がOracle Corporation から提供されるWebLogic Serverソフトウェアのサポート範囲に限り、WebLogic Serverソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。
⚫ 技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。
⚫ 本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。
弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードするWebLogic SE 仮想サーバーのアカウントを借用させて頂く場合があります。
⚫ お客様がご希望の場合、お客様自身がMy Oracle Supportにてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えません。技術問い合わせは、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。
本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。
1) サービスの構成要素
本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
サービス名 | 機能概要 |
コンピュートリソース※1 | WebLogic SE 仮想サーバー稼働に必要なWebLogic SE リソースをご提供します。 コンピュートクラス:Guaranteed ストレージクラス:Premium |
OS ライセンス | WebLogic SE 仮想サーバーの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server Red Hat Enterprise Linux |
※1 本サービスで利用するWebLogic SE リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、 WebLogic SE リソースを作成することはできません。
2) お客様指定パラメータ
お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。
WebLogic SE リソース(コンピュートリソースプール)
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
プール名 | ○ | コンピュートリソースプールにつける任意の名前。 | |
CPU サイズ | サイズ(GHz) | ○ | コンピュートリソースプールのCPU リソースサイズ。 GHz 単位。 |
メモリーサイズ | サイズ(GB) | ○ | コンピュートリソースプールのメモリーリソース サイズ。GB 単位。 |
ディスクサイズ | サイズ(GB) | ○ | コンピュートリソースプールのディスクリソース サイズ。 |
WebLogic SE 仮想サーバースペック
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
vCPU 数 | 個数 | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの vCPU 数。 |
メモリーサイズ | サイズ(GB) | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーのメモリーサイズ。 GB 単位。 |
ルートディスクサイズ | サイズ(GB) | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーのルートディスクサイ ズ。GB 単位。Windows Server の場合80GB、Red Hat Enterprise Linux の場合45GB で固定。 |
データディスク1 サイズ | サイズ(GB) | データディスク1 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク2 サイズ | サイズ(GB) | データディスク2 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク3 サイズ | サイズ(GB) | データディスク3 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク4 サイズ | サイズ(GB) | データディスク4 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク5 サイズ | サイズ(GB) | データディスク5 のサイズ。GB 単位。 | |
データディスク6 サイズ | サイズ(GB) | データディスク6 のサイズ。GB 単位。 |
WebLogic SE 仮想サーバーネットワーク接続
中項目 | 小項目 | 必須 項目 | 備考 |
サーバーセグメント1 への接続 | vNIC1 IP アドレス | ○ | サーバーセグメント1 接続用vNIC1 の IP アドレス。 |
サーバーセグメント2 への接続 | vNIC2 IP アドレス | サーバーセグメント2 接続用vNIC2 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント3 への接続 | vNIC3 IP アドレス | サーバーセグメント3 接続用vNIC3 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント4 への接続 | vNIC4 IP アドレス | サーバーセグメント4 接続用vNIC4 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント5 への接続 | vNIC5 IP アドレス | サーバーセグメント5 接続用vNIC5 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント6 への接続 | vNIC6 IP アドレス | サーバーセグメント6 接続用vNIC6 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント7 への接続 | vNIC7 IP アドレス | サーバーセグメント7 接続用vNIC7 の IP アドレス。 | |
サーバーセグメント8 への接続 | vNIC8 IP アドレス | サーバーセグメント8 接続用vNIC8 の IP アドレス。 |
WebLogic SE 仮想サーバーOS(Red Hat Enterprise Linux の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの OS。 Red Hat Enterprise Linux で固定。 |
バージョン | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの OS のバージョン。 |
キーボードレイアウト | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーのキーボードレイアウ ト。 |
WebLogic SE 仮想サーバーOS(Microsoft Windows Server の場合)
項目 | 必須 項目 | 備考 |
OS 名 | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの OS。 Microsoft Windows Server で固定。 |
バージョン | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの OS のバージョン。 |
エディション | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの OS のエディション。 |
言語 | ○ | WebLogic SE 仮想サーバーの言語。 |
WebLogic Server
項目 | 必須 項目 | 備考 |
WebLogic Server エディション | ○ | インストールするWebLogic Server のエディション。 Standard Edition 固定。 |
WebLogic Server マイナー・バージョン番号 | ○ | インストールするWebLogic Serverのメンテナンス・リ リース番号。3 桁の番号。12.1.3 など。 |
3) Oracle ソフトウェア設定
お客様指定パラメータ以外のOracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定の設定は、変更できません。
データベース・ソフトウェア名、バージョン
項目 | 内容 |
データベース・ソフトウェア | Oracle WebLogic Server Standard Edition |
バージョン | 12.1.3.0.X※1 |
OS 名およびバージョン |
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版) |
Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版) |
※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。 WebLogic SE 仮想サーバーOS
WebLogic Server ソフトウェア所有者アカウント
WebLogic Serverソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
Administrator | Administrators, Users | Oracle インストール・ユーザー |
<WebLogic Server 12.1.3 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
WebLogic Serverソフトウェア 所有者アカウント | 所属グループ | 備考 |
oracle | oinstall(プライマリグループ) | Oracle インストール・ユーザー |
WebLogic Server インストール・パラメータ
<WebLogic Server 12.1.3 の場合> Microsoft Windows Server
パラメータ名 | 値 |
Oracle Home | C:\Oracle\Middleware\Oracle_Home |
インストレーション・タイプ | 完全および例 |
Red Hat Enterprise Linux
パラメータ名 | 値 |
Inventory ディレクトリ― | /u01/oraInventory |
オペレーティングシステムグループ | oinstall |
Oracle Home | /u01/Oracle/Middleware/Oracle_Home |
インストレーション・タイプ | 完全および例 |
WebLogic Server ソフトウェア格納場所
ソフトウェア名 | ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle WebLogic Server (Oracle ホーム) | C:\Oracle\Middleware\Oracle_Home | WebLogic Server ソフトウェアの みインストール済み。 |
Inventory | C:\Program Files\ Oracle\Inventory | インベントリー用フォルダ。 |
Oracle JDK 8(Windows x64) | C:\Program Files\ Java\jdk1.8.XX_XX | Java SE Development Kit 8 (Windows x64)インストール済み。 ※最新版ではない場合がありま す。 |
Oracle JDK 7u79(Windows x64) | C:\OraclePackages\jdk | JDK7(Windows x64)最終パブリック・アップデート(Critical Patch Update(CPU))。 インストーラを格納。 |
Oracle HTTP Server | C:\OraclePackages\ofm_ohs | インストーラを格納。 |
Oracle WebLogic Server Proxy Plug-in | C:\OraclePackages\wls_plugins | インストーラを格納。 |
Oracle JDeveloper Studio | C:\OraclePackages\jdev_suite | インストーラを格納。 |
<WebLogic Server 12.1.3 の場合> Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
ソフトウェア名 | ソフトウェア格納場所 | 備考 |
Oracle WebLogic Server (Oracle ホーム) | /u01/Oracle/Middleware/Oracle_Hom e | WebLogic Server ソフトウェアの みインストール済み。 |
Inventory | /u01/oraInventory | インベントリ用ディレクトリ―。 |
Oracle JDK 8(Linux x64) | /usr/java/jdk1.8.XX_XX | Java SE Development Kit 8 (Linux x64)インストール済み。 ※最新版ではない場合があります。 |
Oracle JDK 7u79(Linux x64) | /u01/oracle_packages/jdk | JDK7(Linux x64)最終パブリック・アップデート(Critical Patch Update(CPU))。 インストーラを格納。 |
Oracle HTTP Server | /u01/oracle_packages/ofm_ohs | インストーラを格納。 |
Oracle WebLogic Server Proxy Plug-in | /u01/oracle_packages/wls_plugins | インストーラを格納。 |
Oracle JDeveloper Studio | /u01/oracle_packages/jdev_suite | インストーラを格納。 |
格納場所 |
C:\OraclePackages\patches |
WebLogic Server 修正パッチ格納場所 Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
格納場所 |
/u01/oracle_packages/patches/ |
WebLogic Server インストール済みパッケージ
ソフトウェア名 | カテゴリ | パッケージ名 | 備考 |
Oracle WebLogic Server | Core Server | Core Application Server | |
Coherence Product Files | 本サービスでは、Oracle Coherence は、ライセンス提供されません。 | ||
Web 2.0 HTTP Pub-Sub Server | |||
WebLogic SCA | |||
WebLogic Client Jars | |||
Administrative Tools | Administration Console Additional Language Help Files | ||
CIE WLS Config | |||
Database Support | Thirdparty JDBC Drivers | ||
WebLogic Evaluation Database | |||
Open Source Components | Third Party Jackson | ||
Third Party Jersey | |||
Third Party Maven Apache | |||
Examples | Server Examples | ||
Coherence Examples | 本サービスでは、Oracle Coherence は、ライセンス提供されません。 | ||
Oracle Installation Infrastructure | OPatch | ||
JDK | - | Oracle Java SE Development Kit 8 (JDK8)x64 | インストール済み。最新版で はない場合があります。 |
Oracle Java SE Development Kit 7 (JDK7u79)x64 | インストーラを格納。 JDK7(Linux x64)最終パブリック・アップデート(Critical Patch Update(CPU))。 | ||
Oracle Web Tier | - | Oracle HTTP Server | WebLogic SE リソース内での 使用が前提。 |
Oracle WebLogic Server Proxy Plug-in | WebLogic SE リソース内での 使用が前提。 | ||
Oracle JDeveloper Studio | - | Oracle JDeveloper Studio | WebLogic SE リソース外でも使用可。 |
その他特記事項
⚫ 本サービスで提供されるライセンスは、Standard Edition です。Enterprise Edition ライセンスで提供される「クラスタリングのサポート」、「Oracle Virtual Assembly Builder」などの機能および「Oracle Java SE Advanced」といった追加サポートは、利用できません。Enterprise Edition ライセンスで提供される機能を使用した場合にはライセンス違反となります。ただし、パブリックアップデートが終了したJava SE でもOracle Premier Support またはExtended Support 期間であれば、アップデートの入手が可能です。アップデートの入手には、My Oracle Support の利用登録が必要です。
⚫ 本サービスでOracle Coherence ライセンスは提供されません。Oracle Coherence を使用した場合は、ライセンス違反となります。
⚫ WebLogic SE仮想サーバーにインストール済みもしくはインストール・プログラムが提供されるJDKは、最新版ではない可能性があります。セキュリティの観点から、最新版のダウンロード・更新をお奨めします。
⚫ Oracle HTTP ServerおよびOracle WebLogic Server Proxy Plug-in などのOracle Web Tier 製品は、WebLogic SEリソース上に作成された仮想サーバーでのみ利用可能です。
⚫ JDeveloper Studio は、WebLogic SE リソース以外のコンピュートリソース上に作成された仮想サーバー上で利用可能です。
本サービスのご利用にあたっての制約事項は、以下の通りです。
1) WebLogic Server ソフトウェア
本サービスでご提供するWebLogic Server ソフトウェアに関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ 利用ソフトウェアに対するOracle Corporation から弊社へのサポートプログラム終了時には、本サービスの提供を終了します。
2) 利用が制限される機能、サービス
本サービスを利用した場合、Enterprise Cloud サービス機能でご利用が制限されるものがあります。制限内容は、以下の通りです。
プライベートカタログ
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーに対して、プライベートカタログが利用可能です。ただし、取得したWebLogic SE 仮想サーバーイメージは、Enterprise Cloud サービスがご提供するWebLogic SE リソースのみで利用可能です。 WebLogic SE リソース以外のコンピュートリソースおよびEnterprise Cloud 以外のコンピュートリソース対してデプロイできません。実施した場合、ライセンス違反となります。
⚫ プライベートカタログから作成されたWebLogic SE 仮想サーバー上のWebLogic Server の動作およびデータの整合性は、保証されません。
弊社は、プライベートカタログから作成したWebLogic SE 仮想サーバー復旧の責を負いません。
イメージバックアップサービス
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーに対して、イメージバックアップが利用可能です。ただし、取得されたイメージの動作およびデータの整合性は、保証されません。
⚫ 弊社は、イメージバックアップを用いたWebLogic SE 仮想サーバー復旧の責を負いません。
3) 故障復旧
⚫ お引渡し後、WebLogic SE 仮想サーバーが故障した場合、弊社はWebLogic SE 仮想サーバー、インストールされたすべてのソフトウェアおよびデータの復旧の責を負いません。
4) 性能保証
⚫ 本サービスは、性能を保証しません。本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十分な性能が得られない場合があります。
5) 納期、課金
本サービスのおける納期と課金に関する制約事項は、以下の通りです。
⚫ WebLogic SE仮想サーバーの作成は、弊社構築開始時から、1 仮想サーバーに付き、最大5 営業日必要です。
⚫ 納期は、申込を行った各サービスのうち、最も長い納期と同一とします。
⚫ AP Server ライセンス(WebLogic SE)(本サービス)、コンピュートリソース、OS ライセンスの課金期間は、弊社による構築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。
本サービスをご利用いただけるデータセンターは、以下の通りです。
国 | 略称 | 名 |
日本(Japan) | JP | 埼玉第1データセンター(Saitama No.1 Data Center) |
本サービスでご提供するWebLogic SE 仮想サーバーの運用保守内容は、以下の通りです。
⚫ WebLogic SE 仮想サーバーは、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第10 章 Enterprise Cloud サービスの保守運用(日本契約の場合)」に準じ、サポートされます。
⚫ 上記に加え、本サービスでご提供するOracle 製品に関する技術問い合わせを受け付け、調査、回答します。技術問い合わせに対する調査・回答時間は、ビジネスタイム 10:00~17:00(JST)です。ビジネスタイムとは、日本 標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(12/29~1/3)を除く月~金曜日を指します。
8.4.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL)
お手持ちのOracle 製品ライセンス(Oracle WebLogic Server Standard Edition)を WebLogic SE リソースに持ち込むこと(Bring Your Own License(以下、BYOL))により、本サービスの利用料金を減額することができます。詳細は、以下の通りです。
⚫ BYOL 可能な Oracle 製品(プログラム)は、以下の通りです。
⚫ Oracle WebLogic Server Standard Edition
⚫ BYOL対象ライセンスの数量の単位は、Processorのみです。Named User Plus(NUP)を持ち込むことはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスの最小単位は、1Processor です。ライセンスを 1Processor 未満に分割することはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、WebLogic SE リソースのみ割り当てできます。通常のコンピュートリソースプールへの割り当てはできません。
⚫ BYOL対象ライセンス(Processor)は、何れかのWebLogic SE リソースに割り当てられます。あるライセンスは、複数の WebLogic SE リソースに同時に割り当てることはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、Enterprise Cloud とEnterprise Cloud 以外の環境で併用できません。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、1 ヶ月単位で算出します。
⚫ BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、以下の計算式で算出されます。
⚫ (本サービスの1 ヶ月の使用料金)- 16GHz ×(本サービスの月額単価)×(BYOL されたOracle ライセンス数量(Processor))
⚫ BYOL による 1 ヶ月の減額は、本サービス1ヶ月の使用料金を上限とします。
⚫ 減額の次月繰り越しはできません。
⚫ BYOL 対象ライセンスは、製品サポート契約(Software Update License & Support)が締結された有効な契約である必要があります。製品サポート契約が締結されていないライセンスをBYOL することはできません。
⚫ 本サービス契約時に、以下のBYOL 対象ライセンス情報を確認させて頂きます。
-BYOL 対象コンピュートリソースプール名
-Oracle 製品(プログラム)名
-ライセンス数量(単位:Processor)
-ライセンス番号(PUC 番号)
-ライセンス形態
-ライセンス有効期間(開始年月日、終了年月日)
-エンドユーザー契約名(会社名)
-Oracle 代理店名
-サポート ID(CSI 番号)
-サポート契約期間(開始年月日、終了年月日)
⚫ BYOL 対象ライセンスのOracle 製品サポートは、お客様がOracle 社またはOracle 販売代理店と締結したライセンスの契約に準じます。お客様は、引き続きBYOL 対象ライセンスのサポート契約で定められたサポート窓口をご利用ください。
⚫ BYOL サービスは、Oracle 製品ライセンスの持ち込みサービスです。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)を持ち込むサービスではありません。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)の持ち込みについては、「Enterprise Cloud サービス 3.3 プライベートカタログ」の「仮想サーバーイメージインポート機能」を参照ください。
8.5 MS SQL SE for Cluster(2015 年11 月以降にご利用開始の場合)
DB ライセンス(MS SQL SE for Cluster)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用しMicrosoft SQL Server フェールオーバークラスタ(以下、SQL Server クラスタ構成)およびActive Directory の実行環境を提供するサービスです。 2015 年10 月以前にご利用開始の場合は「8.13MS SQL SE for Cluster(2015 年10 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。
以下の機能を提供します。
提供機能 | 機能概要 |
Active Directory 構成済み仮想サーバーの提供 | SQL Server クラスタ専用コンピュートリソース上に、2 台の仮 想サーバーを作成し、Active Directory ドメイン環境を提供します。仮想サーバーはOS ライセンスのみ利用します。 |
SQL Server クラスタ構成済み仮想サーバーの提供 | SQL Server クラスタ専用コンピュートリソース上に、2 台の仮想サーバーを作成し、SQL Server クラスタ構成を提供しま す。仮想サーバーはOS ライセンスサービスと組み合わせて 提供します。 |
SQL Server ライセンスの提供 | SQL Server クラスタ構成の稼働に必要なSQL Server ライセ ンスを提供します。 |
1) Active Directory 構成済み仮想サーバーの提供
指定パラメータに基づき、異なる 2 つのコンピュートリソース(以下、SQL Server 専用コンピュートリソース)上に、 Active Directory機能をインストールした2 台の仮想サーバーを作成し、SQL Serverクラスタ構成に必要なドメイン環境を提供します。
お客様がEnterpise Cloud サービス上で利用されているActive Directory がすでにある場合には、お客様のActive Directory を利用することも可能です。
その場合、構築時にはお客様Active Directory からDomain Admins 権限を持ったユーザーを払い出していただき、構築作業を実施します。
2) SQL Server クラスタ構成済み仮想サーバーの提供
指定パラメータに基づき、異なる 2 つの SQL Server 専用コンピュートリソース上に、2 台の仮想サーバー(アクティブサーバー、スタンバイサーバー)にSQL Server をインストールし、SQL Server クラスタ構成を作成し提供します。アクティブサーバーに故障が発生した場合、自動的にフェールオーバーが行われます。ただし、フェールオーバー実施中は一時的にサービスが利用できなくなります。
3) SQL Server ライセンスの提供
SQL Server クラスタ構成の実行に必要なSQL Server ライセンスを提供します。
本サービスで提供するSQL Server ライセンスはMicrosoft 社SPLA ライセンス規約間で締結した契約に基づき弊社で独自にサービス化したものを提供します。
1) サービスの構成要素について
本サービスを利用するためには、以下の表に示すサービスの申込みが必要です。
サービス名 | 機能概要 |
DB ライセンス | SQL Server ライセンスとソフトウェアを提供します。 ・MS SQL SE for Cluster |
コンピュートリソース※ | SQL Server の実行に必要な仮想サーバーリソースを提供します。 ・コンピュートクラス:Guaranteed ※横浜第1 データセンターの一部コンピュートリソースに限りPremium・ストレージクラス:Premium |
OS ライセンス | 仮想サーバーの OS ライセンスとソフトウェアを提供します。 ・Microsoft Windows Server |
ブロックストレージ | SQL Server クラスタ構成に必要な共有ディスクを提供します。 ・Premium++ |
※本サービスで利用するコンピュートリソースは弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、コンピュートリソースを作成することはできません。
2) 構築について
指定のパラメータに基づきActive Directory ノード、SQL Server ノードの設定を行います。
指定パラメータは、サービス申込み後、別途ご案内するパラメータ入力画面より入力頂きます。サービス引渡し時に、お客様指定パラメータと弊社指定パラメータをまとめてお客様に通知します。
3) 仮想サーバーの構成、配置について
以下の構成にて提供します。
Active Directory ノード数の合計 | 2 (お客様Active Directory を利用する場合は必要ありません。) |
SQL Server ノード数の合計 | 2 |
用語の定義
No | 用語 | 定義 |
1. | Active Directory ノード | SQL Server クラスタ構成に必要なドメイン環境を提供する 仮想サーバー |
2. | SQL Server ノード | SQL Server クラスタ構成を提供する仮想サーバー |
3. | サーバーセグメント | クライアントが接続する際に利用するセグメント |
4. | ハートビートセグメント | SQL Server ノード間でデータ交換する際に利用するセグメント |
5. | ストレージセグメント | 共有ディスクとiSCSI 接続する際に利用するセグメント |
6. | WSFC | Windows Server フェールオーバークラスタリング |
7. | MSDTC | Microsoft 分散トランザクション コーディネータ |