API連携サービス利用規約
第 1 条 (API連携サービス)
1. API連携サービス(以下「本サービス」といいます。)とは、お客様が電子決済等代行業者(※1)との間で 契約を締結することにより、電子決済等代行業者が提供するサービスを通じて当金庫所定のAPI(※2)を利 用し、お客様の口座情報等を利用した機能がお客様に提供されるデータ連携サービスのことをいいます。なお、口座情報等とは以下をいい、電子決済等代行業者が提供するサービスにより、この口座情報等の一部またはすべてが利用されます。
(1) へきしんアプリ ~スマート管理ぷらす~ (以下「へきしんアプリ」といいます。)に登録した口座の店番、およびその店番にて取引のある預金種別(ここでは、普通預金・貯蓄預金・定期預金・定期積金のことをいいます。)、口座番号
(2) 上記(1)にかかる口座の残高、入出金明細
※1 信用金庫法第85条の5第1項に規定される「信用金庫電子決済等代行業者」であって、当金庫が本サービスの提供のために必要となるAPI連携を許諾している事業者をいい、以下同様とします。
※2 Application Programming Interface の略であり、あるアプリケーションの機能や管理するデータなどを他のアプリケーションから呼び出して利用するための接続仕様のことをいいます。
2. 本サービスを利用するにあたり、お客様は、電子決済等代行業者と契約したうえで第3条第1項の利用登録が必要となります。電子決済等代行業者との契約にあたっては、お客様が、自らの責任において電子決済等代行業者との契約内容を検討し、契約するものとします。
3. 本サービスにおけるデータの提供期間は、当金庫所定のものとしますが、電子決済等代行業者が提供するサービスにより提供期間は変更されることがあります。
4. 本サービスの利用にあたっては、当金庫のAPI連携サービス利用規約(以下「本利用規約」といいます。)お よび「へきしんアプリ~スマート管理ぷらす~利用規約」を適用するものとします。なお、本利用規約と「へきしんアプリ~スマート管理ぷらす~利用規約」が抵触する場合には、本利用規約が優先されるものとします。
5. 当金庫は、本サービスにより連携されたお客様情報について、電子決済等代行業者から提供を受け、市場調査ならびにマーケティング分析、アンケートの実施等による金融商品やサービスの研究・開発や金融商品やサービスに関する各種ご提案・ご案内等に利用することがあります。
第 2 条 (手数料等)
本サービスの利用は無料です。なお、電子決済等代行業者が提供するサービスを利用するにあたっては、電子決済等代行業者に対して料金の支払いが必要になる場合があります。
第 3 条 (本サービスの利用)
1. 本サービスの利用開始にあたっては、電子決済等代行業者が提供するサービスを経由して「へきしんアプリ~スマート管理ぷらす~利用規約」に定める本人確認を受け、電子決済等代行業者ごとに利用登録を行う必要があります。また、ご利用から当金庫所定の一定期間を超えた場合には、再度、同様の手続に基づき利用登録を行う必要があります。
2. 前項の利用登録完了後は、電子決済等代行業者経由で連携されたサービスの認証情報をもって本人確認を行うこととし、当金庫は当該本人確認をもって、お客様情報を本サービスの対象機能の利用にあたり必要な範囲で電子決済等代行業者と連携することについて、お客様の指示があったものとみなします。
3. 前2項の方法による本人確認を行ったうえで取引をした場合、電子決済等代行業者経由で連携されたサービスの認証情報につき不正使用その他の事故があっても当金庫は当該取引を有効なものとして取り扱うものとし、万一これによってお客様に損害が生じた場合でも、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当金庫は責任を負いません。
4. 電子決済等代行業者が提供するサービスの認証情報は、お客様の責任で厳重に管理し、他人に教えたり、紛失・盗難に遭わないよう十分注意するものとします。
5. お客様が電子決済等代行業者のサービス画面経由で本サービスをご利用いただく場合、当該電子決済等代行業者のセキュリティレベルでのご利用となることを了承するものとします。
6. 本サービスの利用にあたり、以下の各号に該当する事象が発生した場合は、当金庫は、当該電子決済等代行業者と連携して情報収集にあたるため、必要に応じ、口座情報等およびその他のお客様情報を電子決済等代行業者に対し開示することができるものとします。
(1) お客様の口座情報等が外部に流出・漏洩した場合、またはそのおそれがある場合
(2) 不正利用が発生した場合、またはそのおそれがある場合
7. 前項により当金庫が開示した情報において、電子決済等代行業者による管理不十分、使用上の過誤、不正使用等により発生した損害または損失は、当該電子決済等代行業者が負うものとし、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当金庫は一切の責任を負うものではありません。
8. 本サービスの利用に伴い、以下の各号に該当する事象が発生した場合に、お客様に損害が生じたり、お客様保護上のリスクが生じるおそれがあります。お客様は、かかるリスクを十分に理解し、同意したうえで、本サービスを利用するものとします。
(1) 電子決済等代行業者の提供するサービスの利用に必要となる認証情報が流出、漏洩しもしくは偽造され、電子決済等代行業者もしくは当金庫のシステムが不正にアクセスされ、または電子決済等代行業者のシステム障害等により、お客様情報の流出等が生じる場合
(2) 電子決済等代行業者の責めに帰すべき事由(内部役職員の不正行為、システム管理の不備、お客様保護態勢の不備等を含みますが、これらに限られません。)により電子決済等代行業者のサービス機能停止やお客様情報の流出等が生じる場合
第 4 条 (提供情報)
本サービスで提供される情報は、お客様の照会操作時点で当金庫のシステム上提供可能なものに限られ、必ずしも最新の情報あるいはすべての情報を反映したものとは限りません。
第 5 条 (本サービスの変更、利用の終了・停止)
1. お客様は、本サービスの変更又は利用の終了を希望する場合には、お客様がご契約された電子決済等代行業者が定める所定の方法により本サービスの変更又は利用の終了を申し込むものとします。かかる申し込みがなされたとしても、実際に本サービスの変更又は利用が終了されるまでの間、当金庫は当該利用契約が従前の内容にて有効なものとして本サービスの提供を行うことができるものとします。当金庫は、本サービスの変更又は利用の終了に関連して、お客様に発生したすべての損害について、お客様に対し、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、一切の責任を負うものではありません。
2. 当金庫は、電子決済等代行業者との間における本サービスに係る契約が解約、解除、有効期間の満了等の事由により終了した場合、当該電子決済等代行業者との間に係る本サービスの提供を終了させるものとします。当金庫は、かかる本サービスの提供の終了に関連して、お客様に発生したすべての損害について、お客様に対し、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、一切の責任を負うものではありません。
第 6 条 (反社会的勢力の排除)
お客様は、本条第1項各号のいずれかに該当し、もしくは本条第2項各号のいずれかに該当する行為をしたことが判明した場合には、本サービスの利用停止が行われても異議を申し立てないものとします。なお、これによりお客様に損害が生じた場合でも、当金庫に損害賠償請求することはできず、いっさいお客様の責任とするものとします。また、これにより、当金庫に損害を生じさせた場合には、当金庫に対してその損害額を支払うものとします。
1. お客様が、つぎのいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
(1) 暴力団
(2) 暴力団員
(3) 暴力団準構成員
(4) 暴力団関係企業
(5) 総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等
(6) その他前(1)から(5)に準ずる者
2. お客様は、自らまたは第三者を利用して次のいずれかに該当する行為を行わないことを確約するものとします。
(1) 暴力的な要求行為
(2) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(3) 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
(4) 風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当金庫の信用を毀損し、または当金庫の業務を妨害する行為
(5) その他前(1)から(4)に準ずる行為
第 7 条 (その他免責事項)
1. 当金庫は、電子決済等代行業者が提供するサービスに関し、本サービスとの連携が常時適切に行われること、お客様の利用目的に適合すること、正確性、適格性、信頼性、適時性を有することの保証を行うものではありません。また、電子決済等代行業者のシステム管理態勢その他のセキュリティレベル、顧客保護態勢、信用性等が十分であること、第三者の知的財産権その他の権利を侵害していないことの保証を行うものではありません。
2. 当金庫は、電子決済等代行業者の提供するサービスに起因してお客様に発生したすべての損害について、お客様に対し、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、一切の責任を負うものではありません。
3. 本サービスに関する技術上の理由または当金庫の業務上の理由もしくはセキュリティ、保守等の理由に基づき、お客様に事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の利用が一時的に制限、停止されることがあ ります。
4. 前3項により生じた損害については、当金庫の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当金庫は責任を負いません。
第 8 条 (関連規約の適用・準用)
本利用規約および「へきしんアプリ~スマート管理ぷらす~利用規約」に定めのない事項については、当金庫が別途定める関連諸規定を適用または準用するものとします。
第 9 条 (本サービス内容の変更)
当金庫は本サービスの内容を、何時でも任意に変更できるものとします。変更日以降は変更後の内容に従い取り扱うこととします。かかる変更内容は、へきしんアプリによる公表等、当金庫所定の方法によりお客様に通知します。かかる変更により万一お客様に損害が生じた場合でも、当金庫は責任を負いません。
第 10 条(本利用規約の変更等)
1. 本利用規約の各条項その他の条件は、金融情勢その他諸般の状況の変化その他相当の事由があると認められる場合には、当金庫ホームページへの掲載による公表その他相当の方法で周知することにより、変更できるものとします。
2. 前項の変更は、公表等の際に定める適用開始日から適用されるものとします。
3. 当金庫の責めによる場合を除き本利用規約の変更によって損害が生じたとしても、当金庫は一切責任を負いません。
第 11 条(準拠法・管轄)
本規約の準拠法は日本法とします。
本規約に基づく取引に関して訴訟の必要が生じた場合には、当金庫の所在地を管轄する裁判所を第xxの専属的合意管轄裁判所とします。
以 上
(2020年4月1日現在)